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かもっち・あひるっぺからの挨拶
はじめまして、かもっち@hosyocomです。
皆さん、法律の勉強、お疲れ様です!!
法スタは、法律を学ぶすべての人に向けた法律の勉強法専門メディアです。
私は、司法試験受験生のあひるっぺ!
司法試験予備試験、法科大学院入試、法律書籍や人気予備校のレビュー。
必要なノウハウや勉強の進め方を、初心者にもわかりやすく解説しています。
姉妹サイトとして「法律書籍の口コミサイト」や「法科大学院の口コミサイト」も運営しています。
私たちは、合計370件以上の豊富なコンテンツを揃え、皆さんの法律学習を全力でサポートします。
知りたい情報が必ず見つかるはず!ぜひ一緒に学びましょう!
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです!
(挨拶おわり)
この記事は、こんな方におすすめです。
「私はロースクールに進学する決意をしたんですが、具体的に何をすれば良いのか分からないんです。不安でいっぱいです。」
「ロースクール入試までの時間が限られていて、どのように対策を立てて進めればいいのかを知りたい」
「早めに対策を始めるべきだというのは理解していますが、具体的に何をどうすればいいのか分からない」
皆さんこんにちは。法スタ運営事務局です。
ロースクール(法科大学院)入試は、人生を左右する大きな一歩。この記事では、そんな入試に向けた準備の進め方や、今から何をすればよいかを丁寧に解説していきます。
司法試験は、人生を賭ける勝負!不安になるのも当然だ。
ロースクールに行きたい!でも、今から何をしたら良いか分からないんだ…
この記事を読めば、何をすればよいかがサクッと分かるようになっているぞ!
ロースクールへの進学を決意したものの具体的に何をすれば良いのか分からない方や漠然とした不安感を抱いている方も多いかと思います。
その他にも、この記事を読まれている方は、ロースクール入試まで残り時間が少ない方、まだまだ余裕がある方や、ロースクールに進学しようか悩んでいる方等様々な方が居るかと思います。
今回の記事では、これからロースクール入試を控えている方や、ロースクールの進学を検討している方を対象にロースクール入試の対策方法について解説したいと思います。
試験対策は、早く着手した方が有利です。本記事を読んで法科大学院入試の対策方法についてその概要を把握したらすぐに対策に取りかかりましょう。善は急げです。
本記事では、ロースクール(法科大学院)入試を目指す皆さんに向けて、これから始めるべき対策のポイント6選と、過去問対策の際に注意したいポイントをわかりやすく解説しています。
試験対策は、早ければ早いほど有利になります。この記事を読み終えたら、すぐにでも対策に取りかかってください。まさに、「善は急げ」です!
みなさ~ん!
この記事の本題に入る前に、ちょっと耳寄りな情報をご案内します。
「これさえやりきれば、もう怖くない!」
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どこのロースクールに進学するかがいかに重要なことか理解しておこう。
ロースクール選びは、単なる「進学先」ではありません。これからの人生を左右する決断です。
そこで出会った教員や同期の仲間によって、あなたは大きな影響を受けることになります。また、ロースクールによって提供している授業やカリキュラムも異なります。
そこで、ロースクール入試の対策を始める前に、まずは、どのロースクールを志望するのか真剣に考える時間を設けてみましょう。
ロースクールに通う日々を想像してみてください…
・通学:実家から通えないから、一人暮らししてみたけど以外に良いな
・食事:晩御飯を早めに学食で食べて、夜は勉強しようかな
・授業:授業の内容は難しいな…また後で自主室で復習してみよう
・教授:学びたかった分野の教授に直接話を聞けるなんて嬉しいな
・就活:有名な事務所に勤めている先輩に話を聞いてみようかな
どこのロースクールに進学するかは非常に大切なことです。
ロースクールに2年通うとなると、その環境下でずっと過ごすことになります。
どこの学校も同じようなサービスや施設を持っているわけではないので、通うロースクールによっては想像通りに過ごすことができないかもしれません。地方や都市、建物の場所、教授や事業の内容、学校の設備等で、ロースクールそれぞれに特徴があります。
弁護士を目指すのであれば司法試験に合格するかなども非常に大切なことです。多角的にきちんと検討したうえで、志望校を選択するようにしましょう。
費用面(学費)やサポート面(合格者による指導の有無など)は、事前に確認しておきたいですね。
こんな方はこちらの記事も読んでみてください
「ロースクールの選び方が分からない」
「そもそも日本にロースクールが何校あるのかわからない」
ロースクールの選び方は、下記の記事で解説をしているので確認してみください
そもそも、どこの大学が法科大学院を設置しているのか分からないという方もいるかと思います。2023年現在について、法科大学院を設置し、学生を募集している法科大学院は以下の通りです。
北海道大学法科大学院 | |
東北大学法科大学院 |
千葉大学法科大学院 | |
学習院大学法科大学院 | |
慶應義塾大学法科大学院 | |
上智大学法科大学院 | |
創価大学法科大学院 | |
筑波大学法科大学院 | |
東京都立大学法科大学院 | |
一橋大学法科大学院 | |
明治大学法科大学院 | |
駒澤大学法科大学院 | |
専修大学法科大学院 | |
中央大学法科大学院 | |
東京大学法科大学院 | |
日本大学法科大学院 | |
法政大学法科大学院 | |
早稲田大学法科大学院 |
金沢大学法科大学院 | |
愛知大学法科大学院 | |
名古屋大学法科大学院 | |
南山大学法科大学院 |
京都大学法科大学院 | |
立命館大学法科大学院 | |
大阪公立大学法科大学院 ※2022年3月まで大阪市立大学 | |
関西学院大学法科大学院 | |
同志社大学法科大学院 | |
大阪大学法科大学院 | |
関西大学法科大学院 | |
神戸大学法科大学院 |
岡山大学法科大学院 | |
広島大学法科大学院 |
九州大学法科大学院 | |
福岡大学法科大学院 | |
琉球大学法科大学院 |
試験日程が重ならない限り、何校でも受験可能です。
ただし、国公立大学の入試は日程が重複することが多いため、出願前にしっかり確認しておくことが大切です。
大学入試では「本命一本勝負」という人も少なくありませんが、ロースクール入試では、そのような人は非常に稀です。
現実には、「本命に落ちたら滑り止めに進学する」という方が大半です。
さて、何校を受けるかですが、3校から5校は、受験しても良いかと思います。
確かに、受験料は安くはありませんが、試験慣れをしておく意味でも、少なくとも3校は受験しても良いかと思います。
ロー入試という目標があるからこそ、試験対策もメリハリが付き、効率よく勉強出来たりします。
試験日程が重なっている法科大学院は結構あります。受験校を決める際には、各ロースクールの公式サイトで試験日程を確認するようにしましょう。
「#ロースクールはいいぞ」では、2025年現在募集中の全34校のロースクールの情報を集約したページを公開しており、このページ内で各ロースクールの公式サイトへのリンクを貼り付けています。
司法試験の合格率なども掲載しているので、よかったら一度アクセスして確認してみてください。
ロースクールの入試は、夏頃に私立大学、秋頃に国公立大学で実施されることが一般的です。
まずは出願期間をチェックし、受験するロースクールを早めに絞り込むことが重要です。
志望校は、流動的になっても良いですが、出願期間も決められているので、かならず出願期間を見落とさないようにしましょう。
ロースクール入試の対策を始める時期については、早ければ早いほど有利です。
その理由は単に「余裕が持てるから」というだけではありません。
実は、ロースクール入試の勉強は、そのまま予備試験や司法試験の対策にも直結する内容になっています。
司法試験の合格を視野に入れている方にとっては、決して回り道ではなく、むしろ効率的なルートとも言えるのです。
法律の試験に共通して言えることは、「どれだけ早く、どれだけ長く継続して学べるか」が非常に重要であるということです。
最近では「短期合格」や「半年で逆転合格」などの成功例も見られますが、これはあくまでごく一部の例外に過ぎません。
実際のところ、多くの司法試験合格者は、大学在学中から数年間にわたって、しっかりと学習を積み重ねてきた人たちです。
学部1〜2年のうちから法学に触れ、コツコツと基礎を築き、ロースクール進学を経て司法試験に合格するまでには、4〜5年をかけてじっくりと取り組んでいるというのが一般的な道のりです。
このような実情を踏まえると、「今からでは遅いかも…」と感じる必要はまったくありません。
むしろ、今からスタートすることこそが、将来の合格を引き寄せる第一歩です。
ロースクールへの進学を検討している方の中には、公務員試験や民間企業への就職活動との併願を考えている方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、ここで注意したいのは、ロースクール入試は決して簡単な試験ではないということです。
特に、民間就職と並行して受験を目指す場合、どうしても準備が中途半端になりやすく、結果的にどちらも中途半端に終わってしまうリスクがあります。
一方で、公務員試験とロースクール入試に関しては、出題範囲に重複する部分があるため、うまく重なる範囲から着手することで、効率的に勉強を進めることも可能です。
何より大切なのは、「思い立った今が一番のスタートタイミング」だということです。
これからの受験生活を優位に進めるためにも、とにかく早く、そして着実に対策を始めることを強くおすすめします。
入試本番は、思っているよりもあっという間にやってきます。今の一歩が、未来の合格に繋がっていきます。
ロースクール入試では、司法試験でも出題される「基本7法」――すなわち、憲法、行政法、民法、会社法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法――のうち、論文式試験として出題されるケースが一般的です。
もちろん、すべての法科大学院が7科目を課しているわけではありません。
私立のロースクールでは、出題科目を3〜5科目に絞っているところもあります。
しかし、国立大学の入試を視野に入れている方であれば、初めから科目を限定せず、基本7科目すべての学習に取り組む方が良いでしょう。特に、複数のロースクールを併願する予定がある方にとっては、幅広く学んでおくことが有利に働きます。
その中でも、学習の優先度が高いのは、憲法・民法・刑法の3科目です。
この3科目については、どのロースクールでも出題されると考えて間違いありません。
さらに、これらは司法試験では短答式試験の対象にもなっているため、早期に学んでおくことで、今後の司法試験対策にもつながります。
では、この3科目をどの順番で学習するべきか。
おすすめの学習順序は、刑法 → 民法 → 憲法です。
ロースクール入試では、論文式試験が中心となります。
形式は司法試験・予備試験と同様で、六法の持ち込みは可能ですが、参考書やノートは使えません。
その場で問題を読み、論理的な答案を自力で書き上げる必要があります。
法律試験の大きな特徴のひとつが、この論文式試験というアウトプット形式です。
ただ理解するだけではなく、理解した内容を構造的に文章で表現する訓練が必要です。
論文式試験に対応できるようになるためには、**できるだけ多くの答案を書いてみること(起案)**が何よりも大切です。
この点で、最初に取り組む科目として刑法がおすすめです。
刑法は、条文構造が明快で、要件と効果がはっきりしています。そのため、法律の基本的な思考構造を理解しやすく、答案の書き方の型を学ぶのに最適な科目です。
まずは刑法から学習をスタートし、論文答案の型を身体にしみ込ませていきましょう。
刑法に一定の理解が深まったら、次は民法の学習に進みましょう。
民法は、「民法を制する者は司法試験を制す」とも言われるほど、法律試験において極めて重要な科目です。
範囲が広く、抽象度も高いため難易度は上がりますが、そのぶん法的思考力の土台を築くのに最適です。
民法で法的思考を鍛えておくと、他の科目の学習もスムーズに進むようになります。
まさに、民法はすべての基礎を支える「根幹」と言えるでしょう。
最後に、憲法の学習に取り組みましょう。
憲法は、人権や統治構造などを扱う抽象的な内容が中心となるため、論理的に主張を組み立てる力が試される科目です。
文章の表現力や、条文・判例のバランス感覚が問われるため、刑法・民法を学んだ後に取り組むと理解が深まりやすいです。
最後に、勉強を始めるにあたっての重要なアドバイスです。
いきなり専門的な「基本書」から始めるのではなく、まずは初学者向けの入門書を活用することが大切です。
法律学習は積み上げ型です。基礎を飛ばして難解な内容に飛びついても、理解できずに挫折してしまうリスクが高まります。
特にロースクール入試では、「正確な理解に基づいた論述」が求められるため、丁寧に段階を踏んで学習を進めることが、結果的に合格への近道となります。
前項では、刑法→民法→憲法の順に学習を進めることを推奨しました。
この順序で基礎を積み上げていけば、論文試験に対応するための土台が自然とできていきます。
しかし実際には、自分一人でペースを保ちながら効率よく勉強を進めていくのは、決して簡単なことではありません。
合格者の多くが予備校を活用している
実際、司法試験やロースクール入試に合格した多くの受験生が、何らかの形で司法試験予備校を活用しているという事実があります。
もちろん、市販の教材や基本書も充実しています。しかし、独学にはいくつかの限界があるのもまた事実です。
特に、独学の難しさは以下の点にあります:
これに対して、司法試験予備校では、「合格に必要な知識」と「必要な演習量」に関するノウハウが体系化されています。
つまり、どこまで勉強すればよいのか、どのような順序で進めれば効率的かが、明確に可視化されているのです。
この「学習の範囲が明確になる」というだけでも、精神的な安心感につながります。
「ここまでやれば大丈夫」という目安があることで、焦りや不安を感じにくくなり、学習への集中力も高まります。
ロースクール入試は、単なる入学試験ではありません。
ロースクール在学中に司法試験を受験できるようになった現在では、入試の段階から司法試験本番を見据えた準備を進めることが、合格への近道となります。
そのため、入試の段階から論文式試験に慣れておくこと、司法試験と共通する思考方法を身につけておくことは、非常に重要です。
数ある司法試験予備校の中でも、特におすすめしたいのが『アガルートアカデミー』です。
アガルートは、完全オンライン型の予備校でありながら、圧倒的な合格実績を誇る新世代の人気校です。
音声・動画講義のダウンロードも可能で、スマホやタブレットでいつでもどこでも学習できる点も大きな魅力です。
また、講義のクオリティ・テキストの完成度・学習の導線設計・質問対応の柔軟さなど、トータルで非常にバランスが取れた講座構成となっており、初心者にも非常に取り組みやすくなっています。
法スタでは、ロー入試合格者に対して、毎年インタビューを実施しております。
先輩合格者に「どのように対策を行い、合格を勝ち取ったのか」について語って頂いています。
インタビュー事項は以下のとおりです。
・ロー入試合格者の入試対策の方法
・ロー入試合格者が利用した予備校の講座
・ロー入試の雑感
・ロー入試当日の留意点
・ロー入試を受験される方へのアドバイス
【2023年】阪大ロー入試対策|合格者インタビュー#1【既修者試験】
【2023】阪大ロースクール入試対策|合格者インタビュー#2【語句説明問題の対策が必要?】
【2023年】神大ロー入試対策|合格者インタビュー#3【既修者試験】
【2023】東大ロー入試対策|合格者インタビュー#4【未習者試験】
【2023年】京大ロー入試対策|合格者インタビュー#5【既修者試験】
【2023】法曹コースのロースクール入試対策とは?|合格者インタビュー#6
【2023年】東大ロー入試未修者試験対策|合格者インタビュー#7
【2023年】京大ロー入試対策|合格者インタビュー#8
【2023年】一橋ロースクール入試対策|合格者インタビュー#9
【2023年】阪大ロー入試対策|合格者インタビュー#10【既修者、未修者試験に合格】
【2023年】一橋ロースクール入試対策|合格者インタビュー#11
【2023年】中央大ロースクール入試対策|合格者インタビュー#12
【2023年】早稲田ロースクール入試|合格者インタビュー#13
【2024年】京大ロー入試対策|合格者インタビュー#14【既修者試験】
【2024年】東大ロー入試対策|合格者インタビュー#15【未修者試験】
【2024年】名大ロー入試対策|合格者インタビュー#16【既修者試験】
【2025年】慶應義塾大学ロー入試合格者インタビュー#17【既修者試験】
【2025年】東北大学ロー入試合格者インタビュー#18【既修者試験】
【2025年】明治大学ロー入試合格者インタビュー#19【既修者試験】
【2025年】関西大学ロー入試合格者インタビュー#20【既修者試験】
【2025年】名古屋大学ロー入試合格者インタビュー#21【既修者試験】
【2024年】名大ロー入試対策|合格者インタビュー#22【既修者試験】
【2025年】北大ロー入試対策|合格者インタビュー#23【既修者試験】
【2025年】東大ロー入試対策|合格者インタビュー#24【既修者試験】
▼アガルートのおすすめ3講座▼
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講座名 | 記事URL | 値段 |
---|---|---|
講座名 | 記事URL | 値段 |
総合講義300or総合講義100 | https://hosyolog.com/magazine/5114/ | ¥294,000 (¥142,000) |
論証集の使い方講座 | https://hosyolog.com/magazine/3305/ | ¥20,500 |
重要問題習得講座 | https://hosyolog.com/magazine/4573/ | ¥108,000 |
合計 | ¥422,500 |
ロースクール(法科大学院)入試において、主な試験形式は論文式試験です。したがって、入試対策に取り組む際には、まずは論文式試験に必要な知識の習得に特化して学習を進めるようにしましょう。
司法試験の短答式試験で問われるような細かな知識や条文の枝葉末節の記憶に関しては、法科大学院進学後に本格的に対策していけば十分です。
今はあくまでも、論文試験に必要な「理解型の知識」と「論述力」を優先して鍛えていくことが肝要です。
論文式試験の学習において、よくある悩みが「どの知識が論文向けで、どれが短答向けか分からない」という点です。
確かに、学習が進んでくると、過去問の分析や演習を重ねることで、論文に出る知識と短答向けの知識の違いが感覚的にわかるようになります。
しかし、学習初期の段階では、その判断は難しく、無駄な暗記に時間を使ってしまうリスクがあります。
そこで、「何を重点的に学べばよいか」の指針を持つことが非常に重要です。
ひとつの目安となるのが、有名判例集に掲載されている判例や論点です。
特に、
に掲載されている判例や論点は、論文式試験において繰り返し出題されている重要な内容です。
これらの内容は「論文で必ず押さえておきたい基礎知識」と考えて差し支えありません。
ただし、初学者がいきなり判例百選を読みこなすのは難易度が高めです。
そこでまずは、よりコンパクトで初学者にも優しい構成となっている『判例50選』から学習を始めることをおすすめします。
市販教材で「論文式試験に必要な論点」を効率よく整理したい方には、**アガルートの『論証集』**も非常におすすめです。
論文試験で問われる論点が厳選されており、実際の論述例とともに掲載されているため、「どのように答案に落とし込めばよいのか」をイメージしやすくなっています。
初学者にとっては、「何が重要で、どう書けばいいか」が見えにくいものですが、この論証集を手元に置いておくことで、知識の取捨選択と答案作成の訓練が同時に進められるのが大きな強みです。
論文対策でもう一つ忘れてはならないのが、「論述の作法」です。
法科大学院入試では、問題文に「こう書いてください」とは指示されていません。
しかし、受験生に対しては暗黙のうちに、「ある型に沿って論述すること」が求められています。
それが、法律論述の基本である「法的三段論法」です。
この法的三段論法を意識せず、自己流で文章を書いてしまうと、どれだけ正しいことを言っていても評価されません。
逆に言えば、この論述構造を理解して書けるようになることが、論文試験突破の大きなカギとなります。
ロースクール(法科大学院)によっては、出願時に志望理由書の提出を求められる場合があります。
まずは、自分が志望するロースクールで志望理由書が必要かどうかを確認することから始めましょう。
志望理由書では、以下のような内容について記述を求められるのが一般的です。
なお、ロースクールによっては、「自己評価書」「自己申告書」など名称が異なる場合もありますが、実質的には志望理由書と同様の内容が求められます。
志望理由書の分量は、1000字から2000字程度を目安として求められるケースが多いです。
志望理由書を作成する過程では、「なぜ自分は法曹を目指すのか?」という根本的な問いに向き合うことになります。
この動機づけは、司法試験の長期的な学習を乗り越えるための内発的なモチベーションにもなります。
志望するロースクールが志望理由書の提出を求めていない場合であっても、一度、自分自身の中で動機を言語化しておくことを強くおすすめします。
目安としては、2000字程度でしっかりと整理しておくと良いでしょう。
なぜ法曹になりたいのか。
なぜ学びたいのか。
なぜそのロースクールを選ぶのか。
これらの問いに自分なりの答えを持っておくことは、入試を乗り越えるだけでなく、入学後の学習や将来の就職活動でも大きな力になります。
一度しっかりと志望理由書を作っておけば、志望校が途中で変わったとしても文章をアレンジして流用できます。
それだけではありません。ロースクールに入学した後、法律事務所のインターンシップや事務所説明会に参加する機会がやってきます。
その際には、多くの場合で履歴書や志望動機書の提出が求められます。
そのとき、しっかりと練り上げた「法曹を目指す理由」があると、他の受験生や学生との差をつけられる大きなアピール材料になります。
また、インターンや説明会では、面談の中で「なぜ弁護士になりたいのか」「なぜ法律家を志すのか」といった質問をされることも多いため、自分の想いを言葉にしておく練習にもなります。
ロースクール入試対策において、過去問演習は非常に重要です。
むしろ、合格に直結すると言っても過言ではありません。
特にロースクール入試では、各校ごとに出題傾向が大きく異なるという特徴があります。
同じ法律科目であっても、出題形式や好まれる論点、論述の深さには明確な“個性”があります。
実際に過去問を解いていく中で、「このロースクールは毎年このテーマを好むな」「この論点は3年に1回は必ず出ているな」など、特徴的な傾向が見えてくるはずです。
表面的には似たような出題でも、問われている本質やアプローチの仕方が異なることもあるため、志望校の傾向をつかむことが、合格への大きなカギとなります。
ロースクールの過去問は、各校の公式ウェブサイトで公開されていることがほとんどです。
まずは、志望校のサイトにアクセスして、出題形式・分量・論点の傾向などを確認してみましょう。
複数年分の問題に目を通すことで、出題傾向を立体的に把握できます。
過去問を活用する上で、答案の添削を受けることも非常に効果的です。
たとえば、身近に同じロースクールを志望する仲間がいれば、お互いの答案を見せ合って添削し合うのも一つの方法です。
また、理想を言えば、司法試験合格者やロースクール修了者に答案を見てもらうことが望ましいでしょう。
法律の論文試験は、単に知識を詰め込むだけでなく、「構造的に、読ませる答案」を書く訓練が不可欠です。
そのためには、数多くの答案を起案し、添削と改善を繰り返すことが最短ルートとなります。
冒頭でも触れたとおり、どのロースクールに進学するかは人生を左右する重大な選択です。
したがって、入試に向けた準備も、できる限りのことはしておきたいところです。
もちろん、基本的な学習や論点整理など、独学で十分に対応できる部分も多くあります。
しかし、過去問の読み方や、各校の出題意図の深掘りなど、独学では対策しにくい領域も存在します。
そのような部分については、予備校のノウハウを活用することを検討しても良いでしょう。
過去問対策に強い予備校として、当サイトでも繰り返し紹介しているのが、オンライン予備校「アガルートアカデミー」です。
アガルートでは、主要ロースクールの過去問を解説する専用講座が提供されています。
この講座では、各ロースクールの出題傾向・頻出論点・答案作成のポイントなどが、司法試験合格者講師の解説付きで学べるようになっています。
この講座は、定価34,800円(税込)で販売されています。
司法試験や予備試験とは異なり、ロースクール入試の過去問解説は、市販教材で手に入りにくいのが実情です。
その点、アガルートのような予備校でしっかりと体系的な解説講義を受けられることには、非常に高い価値があるといえるでしょう。
\過去問対策で志望校合格をより確実に/
ここまで記事をお読みいただき、ロースクール入試対策の全体像や重要なポイントについてご理解いただけたことと思います。先輩合格者の体験談からは、具体的なイメージや勇気をもらえたのではないでしょうか。
「よし、やるぞ!」と決意を新たにしたものの、心のどこかでこんな声が聞こえませんか?
「ロースクール進学には大きな投資が必要だ…もし結果が出なかったら…」
「予備試験はあまりにも狭き門すぎる…でも、法科大学院ルートなら本当に自分でも大丈夫だろうか…」
その不安、非常によく分かります。法科大学院入試は、あなたの未来を左右する大きな挑戦であり、その挑戦には相応の覚悟と投資が求められるからです。
しかし、もし、その法科大学院合格に向けた万全の対策ができる「総合カリキュラム」を、実質無料で受講できるかもしれないとしたら…?
しかも、その条件が、司法試験予備試験のような超難関ではなく、正しい努力で「十分に達成可能」な目標だとしたら…?
そんな夢のような話が、アガルートアカデミーなら現実になるかもしれないのです。 この記事の中でもおすすめとして名前が挙がっていた「アガルートアカデミー」。
その法科大学院入試対策講座の中で特に「何から始めればいいかわからない」「基礎から着実に、でも最短で合格し、かつ経済的リスクも最小限に抑えたい」と切に願うあなたに最適なのが、『スタンダードコース』なのです。
この『スタンダードコース』こそ、あなたの不安を自信に変え、経済的なプレッシャーから解放されながら、憧れの法科大学院合格、そしてその先の法曹への道を切り拓くための、まさに「切り札」となり得るのです。
アガルートの『スタンダードコース』が持つ、他の追随を許さない最大の魅力。
それは、何度も言いますが、対象となる上位法科大学院に合格した場合、支払った受講料が「全額返金」されるという衝撃的な制度です。(※対象校や条件は必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。)
考えてみてください。 これは単なる割引や一部キャッシュバックではありません。
受験生の皆さんがアガルートの提供する質の高い講義、網羅的なオリジナルテキスト、充実したサポート体制といった合格に必要な全てが詰まった「総合カリキュラム」を受講し、その結果として目標を達成すれば、その投資額が文字通り全額戻ってくるのです。
数十万円に及ぶ講座費用がゼロになるということは、受験生の皆さんは実質無料で、最高の学習環境と合格ノウハウを手に入れたことになるのです。これは、法科大学院入学後も大きなアドバンテージと言えるでしょう。
この「全額返金」という可能性こそ、アガルートがあなたの本気の挑戦を、どれだけ真剣にサポートしようとしているかの証なのです。
「でも、全額返金の条件である『上位法科大学院合格』なんて、自分には無理なのでは…」 そう尻込みしてしまうかもしれません。確かに、簡単な目標ではありません。
しかし、ここで冷静に比較してほしいのです。
司法試験への道としてよく比較される「予備試験ルート」。その予備試験の合格率は、毎年わずか3~4%程度。これは、数多ある国家資格の中でもトップクラスの難易度であり、正直に申し上げて「選ばれた一部の天才か、超人的な努力を継続できる人でなければ突破は極めて困難」と言わざるを得ません。
一方で、アガルートの全額返金対象となる「上位法科大学院合格」はどうでしょうか。
もちろん、相応の努力と対策は必要です。しかし、予備試験のような「雲の上」の目標とは全く異なります。 アガルートの『スタンダードコース』のような、法科大学院入試に特化した質の高い「総合カリキュラム」で、正しい方向性を持って集中的に対策をすれば、あなたが本気で目指すならば「十分に達成可能な目標」なのです。
実際に多くの方が「上位法科大学院」に合格されていますから、十分に達成可能です。
そして、アガルートは、あなたがその一人となるための万全のサポートを用意しています。
「達成可能な目標」をクリアすることで、この破格の「全額返金」が現実のものとなる。
この事実は、受験生の皆さんの学習モチベーションをかつてないほど高めてくれるはずです。
【全額返金の対象になる法科大学院】
①東京大学
②一橋大学
③京都大学
④大阪大学
⑤神戸大学
⑥北海道大学
⑦東北大学
⑧名古屋大学
⑨九州大学
※以下大学は、入試成績優秀を理由とする全額免除・半額免除のみ
⑩慶應義塾大学
⑪早稲田大学
⑫中央大学
※いずれも既修者コースのみ
※上記以外の法科大学院は合格特典の対象外です。
では、なぜアガルートの『スタンダードコース』で、その「達成可能な目標」である上位法科大学院合格が目指せるのでしょうか? それは、このコースが真に「総合的」であり、あなたの不安を解消し、合格に必要な全てを提供してくれるからです。
この充実した「総合カリキュラム」こそが、受験生の皆さんを上位法科大学院合格へと導き、そしてその結果として「全額返金」という最高の果実をもたらす鍵となるのです。
この記事を読み、ロースクール入試への決意を固め、そしてアガルートの『スタンダードコース』に少しでも可能性を感じたあなた。その直感を信じてください。
あなたが今、一歩踏み出すことで、 「憧れの法科大学院合格」 「その先の司法試験合格への確かな道筋」 そして何よりも、 「合格に必要な最高品質の総合カリキュラムを、実質無料で手に入れるかもしれない」 という、とてつもないチャンスが目の前にあるのです。
さらに、この全額返金のキャンペーン。達成者が続出すると思われますので、いつまで継続するかわかりません。今のところ、2027年4月入学及び2028年4月入学のカリキュラムでは全額返金が利用できますが、それ以降もキャンペーンが続くかもわかりませんし、早急に終了するかもしれません。
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