☆既修者入試について
4年の4月から自主ゼミを組んでいました。主に併願校の過去問および予備論文の過去問を解いていました。事前に答案を作成したうえで,事案の処理方法や解いていてよくわからなかった点などを検討していました。答案は共有し添削したうえで作成者に返却していました。ゼミのペースは、初めは週1だったものが週2になり、最終的には週5(平日は毎日)になりました。
私は時間さえあればすぐだらけてしまうので、自主ゼミが良いペースメーカーとなっていました。ただしかなりしんどかったです。自習時間を多くとりたい人には向いてないかもしれません。ゼミは計画的に。
自主ゼミで阪大ローの過去問を解きはじめたのはロー入試2ヶ月前からでした。問題検討をする前に,別日で集まって時間を測って解いていました。
個人的な学習としては,ゼミの復習のほか,同志社ローの過去問を問題集代わりに利用していました。出題範囲が7教科全てで阪大ローと共通しており,かつ詳細な解説が公開されていたため,非常に使い勝手が良かったです。ゼミの復習の際には、友人の答案を参考にしていました。優秀な友人の答案は論点の処理がうまいだけでなく、いつも法的三段論法が守られていることに気付きました。そこで、自分の答案を復習するときは定立した規範と一致したあてはめができているかを意識していました。答案を書いてばかりでは独りよがりな記述になりがちなので、別の人の答案と見比べるのは有益でした。
また,阪大ローは判例知識を問う問題が多いので(特に民事系),単語カードを使って論証を暗記していました。