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【最新】法科大学院の選び方ガイド【選び方ポイント10選】学費の掲載も!

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かもっち・あひるっぺからの挨拶

かもっち

はじめまして、かもっち@hosyocomです。
皆さん、法律の勉強、お疲れ様です!!

法スタは、法律を学ぶすべての人に向けた法律の勉強法専門メディアです。

あひるっぺ

私は、司法試験受験生のあひるっぺ

司法試験予備試験法科大学院入試法律書籍人気予備校のレビュー
必要なノウハウや勉強の進め方を、初心者にもわかりやすく解説
しています。

かもっち

姉妹サイトとして「法律書籍の口コミサイト」や「法科大学院の口コミサイト」も運営しています。

あひるっぺ

私たちは、合計370件以上の豊富なコンテンツを揃え、皆さんの法律学習を全力でサポートします。
知りたい情報が必ず見つかるはず!ぜひ一緒に学びましょう!

この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです!

(挨拶おわり)


あひるっぺ

法科大学院への進学を考えているけど、全国に34校もあり、選び方が分からない。

司法試験の合格率のほかに、なにを確認したら良いのだろうか。

かもっち

どこの法科大学院に行くかによって、あならの法曹人生を左右するといっても過言ではないよ。

それくらい、どこのロースクールに進学するかは大切なことなんだ。

後悔のない進学のためにも、司法試験合格率の以外にも検討してから志望校を選ぶようにしましょう。

選び方のポイントをざっくり説明すると

①司法試験合格率は大事だけど、そのほかの事情も考慮すべき

②授業、カリキュラムは各ロースクール毎に違う

③学費は、私立の全額免除などの制度があるから要チェック

\本記事を読めば分かること/

法科大学院を選ぶポイント10選

各ポイントを検討する際の留意点

法科大学院入試の対策のおすすめ記事

目次

あひるっぺ

みなさ~ん!
この記事の本題に入る前に、ちょっと耳寄りな情報をご案内します。

かもっち

「これさえやりきれば、もう怖くない!
そんな演習書や問題集が欲しいと思ったことはありませんか?
通称「重問」と呼ばれるアガルートの重要問題がおすすめ

あひるっぺ

その人気の秘密や効果的な活用方法について、アガルートの専任講師に直接インタビューを行いました。
受験生に支持される理由が詰まった記事、ぜひチェックしてみてくださいね!

\司法試験合格者占有率37.8%/


法科大学院の選ぶ際のポイント

前置きが長くなりましたが、本題の法科大学院の選び方についてポイントを見ていきたいと思います。

入学者の募集をしている法科大学院は少なくなってきてはいるものの、現在でも34校の法科大学院が学生を募集しております。

どの法科大学院を選ぶかによって、司法試験の合格可能性、進路の方向性も変わってくるかと思います。また、各法科大学院によって、ポリシーや理念も異なり、それぞれの法科大学院に魅力があります。

法科大学院をどこにするべきなのか悩まれている方も少なくないと思いますので、本記事で紹介するポイントを参考にしていただければ幸いです。

法科大学院を決めていくにあたっては、入学後のことを想像してみると良いでしょう。2年間在籍することになる大学院です。事前にしっかりと情報を収集した上で、悔いのない決断をするようにしましょう。

各人によって、何を重要視するかは異なるかと思いますが、一般的に、法科大学院を選択する際に考慮すべき事情は次の通りだと思います。

①司法試験の合格率、②司法試験の合格者数、③学生数、④入試の難易度、⑤立地、⑥施設・設備の充実度、⑦学習支援の充実度、⑧在籍教員、⑨カリキュラムの内容

 以下それぞれの考慮要素について、コメントをさせて頂きます。

①司法試験の合格率

ロースクールの進学を検討している方が最も関心が高いのは、司法試験の合格率だと思います。ロースクールに進学する最大の目的が司法試験の合格のため、当然、気になる点だと思います。

#ロースクールはいいぞでは、各ロースクールの合格率を平成29年以降のものを掲載しております。また、短答式試験の合格率や論文式試験の合格率も掲載していますので、参考にして頂けばと思います。

司法試験の合格率を分析する上で、大切なのは、進学を検討しているロースクールの合格率の振れ幅です。多少の浮き沈みがあるのは仕方ないですが、年度によって大きな触れ幅になっているロースクールは、合格率が安定していないということだと思いますので、留意が必要です。

なお、法科大学院が設立された2004年当初は、法科大学院の修了者の司法試験合格率を高い水準で維持することが期待されていたことから、多くの学生が法科大学院への進学を志望する学生は多く、2004年当時の学生数は非常に多かったです。

 しかし、法科大学院が創設され、新司法試験が開始したものの、司法試験の合格率は、決して高いものではなく、2割程度で推移していました。法科大学院を修了したとしても、法曹になれない者も増加し、社会的な問題として指摘されることもありました。

近年は、司法試験受験生の減少により、司法試験合格率は上昇傾向にあります。

法科大学院は2004年に創設された法曹養成機関

法科大学院は、司法改革の一環として、2004年(平成16年)4月に創設されました。

法科大学院は、「法曹の養成のための中核的な教育機関」(法科大学院の教育と司法試験等との連携等に関する法律第2条1号)とされ、各法科大学院は、「各法科大学院の創意をもって、入学者の適性の適確な評価及び多様性の確保に配慮した公平な入学者選抜を行い、少人数による密度の高い授業により、将来の法曹としての実務に必要な学識及びその応用能力(弁論の能力を含む。次条第三項において同じ。)並びに法律に関する実務の基礎的素養を涵かん養するための理論的かつ実践的な教育を体系的に実施し、その上で厳格な成績評価及び修了の認定を行うこと」とされています(同法第2条1号)

②司法試験の合格者数

司法試験の合格者数も考慮すべき点だと思います。合格率が高いとしても、そもそも受験者数が少なく、その年だけ合格率が高いということもあります。また、実務家になってしまえば、仕事上、出身ロースクールがどこであるかは特に関係はなくなりますが、それでも、合格者数が多いロースクールほど、実務家になってからのイベントなども多いと思います。出身ロースクールが同じ実務家に会うことも多くなるかと思います。

なお、司法試験の合格率、合格者数、合格最低点などは、別の記事でかなり詳細に整理していますので、良かったら参考にしてみてください。

司法試験の合格点は?知らないと損する!足切り点を押さえて効率よく対策‼

③学生数

学生数も確認するようにしましょう。少人数制のロースクールの方がきめ細かな支援などがあるイメージではありますが、それだけ同期も少なく、気の合う友人と出会えない可能性もあります。ある程度の人数が毎年入学しているロースクールの方がよいでしょうか。

また、未修と既習の人数も確認するとよいと思います。未修の学生数が非常に少ないロースクールもあります。既習コースの進学を検討している人は特に気にしなくても良いですが、未習コースの進学を検討している人は、確認するようにしましょう。人数が少なければ、それだけ手厚いサポートを受けられる可能性はありますが、少なすぎると気の合う友人に出会えないかもしれません。

④入試の難易度

入試の難易度も気になるところです。例えば、上位ローとされるロースクールの入試は、難易度も高いです。ロースクール入試までの残された時間にもよりますが、これまで全く法律の勉強をしたことがない人が、半年の勉強で東大ロースクールに合格するのはおそらく無理でしょう。ご自身の勉強の進捗をよく考えて、志望するロースクールを絞る必要があります。

  但し、最近は、ロースクール入試の対策講座を提供している予備校も存在ます。有名どころでいうと、オンライン予備校のアガルートは、法科大学院の人気校の入試対策の講座を提供しています。どこのロースクールに進学するかは、人生を左右する非常に大切なことですので、予備校の講座の利用を検討しても良いかと思います。

  別記事にはなりますが、法科大学院入試の対策講座について解説をしておりますので、ご関心があれば一読してみてください。

⑤立地

立地も大切ですね。自宅から通う方は、自宅から通える範囲のロースクールに制限されるでしょうし、一人暮らしをする予定の方も、ロースクールがどこに所在しているかによって、家賃などの経済的負担も変わってきます。

また、通学しやすいロースクールなのかどうかなど、実際に当該法科大学院に進学したことを想定して、イメージをしてみると良いかもしれません。

一般的な傾向として、関東のロースクールに進学した人は、関東の法律事務所に就職をする人が多いですし、関西のロースクールに進学した人は、関西の法律事務所に就職をする人が多いです。どこのロースクールに進学するかによって、将来の就労先も変わり得ます。

↓「#ロースクールはいいぞ」では、立地アクセスも評価項目の一つにしています↓

⑥施設・設備の充実度

ロースクールによって、学習関係は大きく異なります。ロースクールの設備については、やはり私学の方が、良い傾向にあります。自習室は、特に、メインで勉強をする場所になりますから、事前によく確認しておきたいところです。24時間、自習室が使えるところや、使えないところもあります。学食などもロースクールによってクオリティーが異なりますね。

自習室の設備は?

各ロースクールの自習室の施設の充実度を見れば、その大学がロースクールにどれだけお金をかけているかがわかる?!

24時間使用できるところや、午前7時から午後11時までの間などの使える時間に制限があるロースクールがあります。

また、ロースクール内に個人用ロッカー談話室個人用のブースがあるロースクールもあります。

ロースクールの説明会などで確認しておきたいポイントの一つだと思います。

⑦学習支援サポートの充実度

講義のみならず、学習支援サポートも確認しておくとよいと思います。ロースクールによって、司法試験の対策や学習支援は行わないところもあると聞きます。授業時間外に教授に質問をする機会があるのか、学習相談をするチューターやOBはいるのか、答案の添削を受ける機会はあるのか、等を事前に確認しておくのも良いでしょう。

特に、直近の合格者と話す機会があるのかは重要な点かと思います。身近に合格者が居るだけで、合格を現実的に考えやすいかと思います。

学習支援サポートの例

OB合格者による指導:ロースクールのOB合格者による個別指導、ゼミ指導、添削指導などが行われている法科大学院があります。

未修者スタートアップ:未修者の支援サポートして未修者スタートアッププログラムがある法科大学院があります。

過去問対策:司法試験の過去問を題材とした検討会を実施している法科大学院があります。

⑧在席教員・教授

気になるロースクールが見つかれば、在席教員をチェックしてみても良いと思います。在席教員数もロースクールによってばらつきがあります。

例えば、環境法を専門にしている教員が居ないロースクールもあります。その他、司法試験の科目でないが、学びたい法律があった場合には、専門とする教員がいるロースクールに行かなければ、学ぶ機会はないでしょう。

また、実務家教員の人数もチェックしてみると良いかもしれません。

⑨授業、カリキュラム

受けたいと思うカリキュラムかどうか。ロースクールの講義は、各ロースクールでかなり違うと考えてください。これは、担当教員によって、講義のレジュメや講義のスタイルは異なります。ロースクールによっては、実務家の授業が非常に充実したロースクールがある一方で、試験対策に偏重したカリキュラムを設けているロースクールもあります。一長一短がありますが、ロースクールに何を求めているかによって、受けたいカリキュラム、講義も異なるかと思います。

⑩学費、費用

最後に忘れてはいけません。学費は必ず確認するようにしましょう。国立は学費は一律ですが、奨学金の制度は、国立の中でも異なる制度が採られていたりします。

また、私立も高い傾向があり、似通った金額の学費のところが多いですが、法科大学院入試の成績によっては、学費が免除になるケースもあります。

したがって、学費を出来るだけ抑えるのであれば、案外、国立に進学するよりも、私立ロースクールの全額免除を狙う方が良かったりします。この辺りの情報も事前に収集をしておくとよいかと思います。

また、一人暮らしを検討している人は、周辺の家賃相場も確認してみると良いでしょう。ロースクールの立地によっては、思いの外家賃が高いところもありますので、注意が必要です。

法科大学院の学費は?

国立:入学金は28万2000円年間の授業料は80万4000円(いずれも一律)

私立:入学金は10万円~40万円年間の授業業は50万円~120万円(ロースクール毎異なる)

なお、私立の法科大学院は、成績優秀者の授業料を一部または全部免除する制度があります。

また、公立の法科大学院の場合、所在地のロースクールの場合、年間授業料が安くなることもあります。

ロースクールの口コミサイト

どのロースクールに進学をするかによって、実務家の未来が決まると言っても過言ではありません。どこのロースクールに進学するかによって、教わる教授も異なれば、共に勉強する動機も変わります。また、ロースクール時代の検察官強化や裁判官教官から強く影響を受けて、検察官や裁判官になる人もいます。

 どこのロースクールに進学をするかは、その人の人生に大きな影響を与えます。しかし、ネット上には、情報が散逸しており、ロースクールに関する有益な情報を手軽に探すことは困難です。

そこで、#ロースクールはいいぞを立ち上げました。#ロースクールはいいぞでは、各ロースクールの合格者数や合格率の掲載はもちろん、ロースクールの修了生や在学生からクチコミも掲載しています。法科大学院の口コミサイトは「#ロースクールはいいぞ」が日本初だと思います。

今後も有益な情報を随時掲載していきますので、是非、ご活用いただけばと思います。なお、クチコミの一部は、だれでも閲覧可能ですが、前文の閲覧には、会員登録が必要となります。

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この記事を書いた人

法スタ編集部です。司法試験合格者監修の下、法律を勉強されているすべての方向けに法スタマガジンを執筆しております。

法律書籍専門の口コミサイト「法書ログ」、法科大学院の口コミサイト「#ロースクールはいいぞ」を運営しております。

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