網羅型の問題集を解いて、趣旨規範本にまとめるという基本的なスタイルを確立して対策しました。京大ローの過去問は1問も解きませんでしたが、出題形式は3の分析でなんとなく把握していました。
(1)メイン分野の対策
慶應ロー既修入試より後は、その友人と志望校が違っていたので、別の自主ゼミで1~2回起案し合う機会を設ける他は、独学で対策を行いました。
慶應ロー既修入試で商法が全く解けなかったので、BEXAのロープラ商法攻略講座を購入して講義を視聴し、趣旨規範本に出題された箇所をマーキングするなどの対策をしました。これは大正解だったと思います。ロープラ民法攻略講座も同様の方法で消化しましたが、慣れてきたら動画を見ずに、答案例にパソコンでマーキングして趣旨規範に転記・マーキングしていました。
刑法はえんしゅう本、刑訴法は実況論文講義を読んで、論述のイメージを掴みました。
(2)マイナー分野の対策
京大ローでは、手形小切手や商法総則がかなり高い確率で聞かれるとわかっていたので、それらの分野については、ロープラ商法の解説講義を解いたり、択一六法を読んだりして、絶対に外してはいけない最低限の知識を身に着けました。これも、していないと確実に落ちていました。
統治分野については、アガルートの実況論文講義をパソコンで解いて、趣旨規範本にまとめる作業をしました。すべて起案したわけではありませんが、京大ロー憲法第2問で出題されたたところは、運良く起案までしていたところでした。3で書いた分析が役立ったと思います。
マイナー分野の対策をしっかり行っていたので、現場では安心して解答することができました。