【最新】関東圏の司法試験合格率の高い法科大学院ランキング

かもっち

皆さん、かもっちです。

本日は、関東圏の法科大学院を司法試験合格率の高い順でランキングを作成しました。

あひるっぺ

関東圏には、全部で13校の法科大学院がありますよね。

かもっち

そうだね。今回は、関東圏の全ての法科大学院についてその合格率、合格者数などを整理しているよ。

「ロースクールはいいぞ」は、法科大学院の口コミサイトです。各法科大学院の合格者数などの司法試験の結果や在学生のの口コミを閲覧することができます。

また、レビューをシェアしたい法科大学院があれば、登録不要で口コミを投稿することができます。

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\本記事を読めば分かること/

・関東圏の法科大学院の合格率ランキング

・関東圏の法科大学院の合格率、合格者数の分析

・関東圏の法科大学院の在学生の口コミなど

関東地域の法科大学院において、司法試験の合格率が高い大学院をランキングしてみました。

法曹を目指す学生にとって、司法試験の合格は必須であり、そのためには優れた教育環境が必要不可欠となります。今回のランキングが、将来法曹を目指す学生や関心のある人々にとって、有用な情報となれば幸いです。

なお、法科大学院を選ぶ上で司法試験合格率が重要な要素であることは確かですが、そのほかにも考慮すべき要素はいくつかあります。法科大学院の選び方についてはこちらの記事をご参考にしてみてください。

\まずは、結論からドーン/

令和4年度司法試験合格率ランキング

順位法科大学院合格率
1位東京大学法科大学院60.9%
2位一橋大学法科大学院60.0%
3位慶應義塾大学法科大学院57.5%
4位早稲田大学法科大学院36.6%
5位創価大学大学法科大学院30.9%
6位日本大学法科大学院28.3%
7位中央大学法科大学院25.3%
8位専修学院大学法科大学院24.1%
9位東京都立大学法科大学院23.6%
10位法政大学法科大学院22.2%
11位明治大学法科大学院18.6%
12位上智大学法科大学院13.3%
13位学習院大学法科大学院12.5%

第1位 東京大学法科大学院 合格率60.9%

直近5年間の司法試験の結果

年度受験者数合格者数合格率
令和4年度19211760.9
令和3年度1999648.2
令和2年度21212659.4
令和1年度23813456.3
平成30年度25212148.0
合計109359454.4

このグラフは東京大学法科大学院の過去5年間(平成30年度から令和4年度)の受験者数、合格者数、および合格率を示しています。5年間の受験者数は1093名、合格者数は494名、平均合格率は54.4%なります。さすが東大ローですね。

受験者数は、平成30年度から令和4年度まで、252人から192人まで減少しており減少傾向です。一方、合格者数は、令和元年は134人、令和3年度は96人、令和4年度の117人とばらつきがあります。令和4年度司法試験では、受験者数が減少しているにもかかわらず、合格者数が増加して、合格率は過去最高の60.9%となりました。

また、関東圏の法科大学院の中では、受験者数、合格者数が共に多く人脈を作るという観点でも魅力あるロースクールです。

以上のとおり、東京大学法科大学院は、日本のトップロースクールの一つです。

>>>東京大学法科大学院の詳細はこちら

在学生などの口コミ

司法試験対策はほとんどない

企業法務についての授業が多いのが特色だと思います。また、司法試験とは離れた、実務を垣間見ることができる授業が多いです。そのため、司法試験対策のうちほとんどは各自でやることになると思います。自主ゼミを組む人もいると思います。選択科目は学習していない前提で授業がされるので、そこから各自で司法試験の過去問を解いたりして発展させることができると思います。

司法試験対策は期待せず、自力で。素晴らしいキャンパスにてトップクラスの教授陣と、一生涯の仲間に出会えるロースクール

これまで予備校なしで勉強してきた私にとって、司法試験対策を自ら行う点ではマッチすると思ったので、東大ローにしました。ただ、いざ入ってみるとやはり頭の片隅には司法試験が常にあり、何らかのサポートが欲しかったなと思いました。ロースクールの人気が益々降下している中、司法試験をほとんど意識していないカリキュラムは問題だと思われます。
・また、物的資源の乏しさに時に苛立ちを覚えました。すぐ近くに自販機がない、コンセントが足りない、自主室や教室が古いなど、やはり慶應ローなどと比べると大いに改善が必要です。
・ただ、人的資源はさすが東大です。本当に凄い教授陣に出会えますので(教える力の良し悪しは置いといて。。。)、大変勉強になります。

第2位 一橋大学法科大学院 合格率68.0%

直近5年間の司法試験の結果

年度受験者数合格者数合格率
令和4年度1106660.0
令和3年度1106458.2
令和2年度1198470.6
令和1年度1126759.8
平成30年度1216049.6
合計572341

一橋大学法科大学院の過去5年間の司法試験合格率をグラフで見ると、過去3年間は合格率が60%以上で安定しており、その前の2年間も50%を超える合格率で推移しています。特に令和2年度の合格率は70.6%と高く、極めて高い水準を保っています。また、過去五年間の合格率は59.6でした。

一方で、受験者数は毎年100人から120人程度で推移しており、年度ごとの大きな変化は見られません。また、合格者数は年度ごとにばらつきがあるものの、60人以上となっています。

一橋大学法科大学院は、合格率が高く安定していることから、司法試験合格を目指す人にとっては極めて有望な法科大学院の一つと言えます。しかし、入学者数も少なく競争率が高いため、法科大学院入試の合格までの道のりは険しいと言えるでしょう。

在学生などの口コミ

少人数精鋭

少人数で、かつ、司法試験の合格可能性を高めたいのであれば、一橋ローがおすすめです。学生数は都内の私大ローや東大ローに比べて少ないが、その分学生一人に対するサポートはしっかりしている。

全力で取り組むこと

少数精鋭もさることながら、在学生がみな全力で勉強に励んでます。そのため、自主ゼミが活発であり、また模擬裁判も全力で取り組みます。その結果、得るものは多いです。教授陣も質問には丁寧に答えてくれます。

最終的に司法試験への熱が高まり、その雰囲気の中で勉強することで自らも自然と成長することができます。

>>>一橋大学法科大学院の詳細はこちら

第3位 慶應義塾大学法科大学院 合格率57.5%

直近5年間の司法試験の結果

年度受験者数合格者数合格率
令和4年度18110457.5
令和3年度22712555.1
令和2年度25112549.8
令和1年度30015250.7
平成30年度30111839.2
合計1260624

過去五年間の合格率平均は約49.5%でした。慶應義塾大学法科大学院の司法試験の結果は高い合格率を維持していることが分かります。また、過去5年間の合格率を見ると、令和4年度が最も高く、平成30年度が最も低いことが分かります。

一方、受験者数は、減少傾向にあります。

慶應義塾法科大学院の過去5年間の合格率は50%前後を推移しており、高い水準で安定しているといえ、慶應義塾大学法科大学院は、日本のトップロースクールの一つです。

在学生などの口コミ

純粋未修はかなり勉強が必要

私が合格した年の未修者コースは、本当の意味での未修者はほぼいませんでした。ほとんど隠れて既修と思ってもらっても構いません。その中で試験は相対評価。GPAが低いと留年という状況です。純粋未修者は覚悟を決めて、望む必要があると思います。
もっとも、授業内容は素晴らしいと思います。実務家の先生が教えてくれる科目も多いですし、エクスターンシップ、ワークショッププログラムも充実しています。
また、一緒にゼミを組む仲間を作れば、かなり勉強環境が整います。
慶應ロースクールの環境を十分に活かすことができれば、司法試験はほぼ確実に受かるものと思います。

互いを尊重し合える環境

慶應ローは非常によい環境であると思います。

第一に,自習室の環境ですが,ロースクール棟(南館)の1~3階のそれぞれに設置されており,多くの座席がございます。固定席ではありませんが,座席が空いておらず座れないということはないと思います。各席にコンセントがついているため,パソコンやiPadを安心して長時間使用することができます。椅子の座り心地はよいです。防犯カメラが多く設置されているため,盗難の心配もほとんどないと思われます。なお,自習室は固定席ではないため,座席に荷物を置きっぱなしにすることはできませんが,地下2階に個人用ロッカーがあるため,ローに資料を置いておくことは可能です。

>>>慶應義塾大学法科大学院の詳細はこちら

第4位 早稲田大学法科大学院 合格率44.8%

直近5年間の司法試験の結果

年度受験者数合格者数合格率
令和4年度23210444.8
令和3年度23111549.8
令和2年度2087536.1
令和1年度25210642.1
平成30年度30111036.5
合計1224510

過去五年間の合格率平均は約41.6%でした

全体的に見ると、合格率は若干ばらつきがありますが、平均して高い水準をしていることがわかります。

また、合格者数は令和2年度を除き100名以上を輩出しています。

総合的に見ると、早稲田大学法科大学院の過去5年間の合格率は、一定の変動があるものの、比較的安定した水準を保っています。

在学生などの口コミ

勉強場所がたくさんあったのが良かった!

早稲田ローは、ローの自習室だけでなく、学部の読書室、グループ学習室、図書館、院生図書館等いろいろな場所で勉強することができるため、その日の気分に合わせて選べることは魅力的でした。
また、私は未修コースでしたが、未修はAAと呼ばれる若手弁護士と月一で面談し、学習ペースのアドバイスをくれる制度があったのも良かったです。
応用演習と呼ばれる授業は、教授オリジナルの論文問題や司法試験の過去問を使って添削指導をしてくれたのですが、毎週の様に添削していただけたので、答案を書く練習をコンスタントにできたのも良かったです。

>>>早稲田大学法科大学院の詳細はこちら

第5位 創価大学法科大学院 合格率37.5%

直近5年間の司法試験の結果

年度受験者数合格者数合格率
令和4年度321237.5
令和3年度391230.8
令和2年度471634.0
令和1年度651624.6
平成30年度611321.3
合計24469

まず、過去5年間の創価大学法科学院の合格率データを見ると、最も合格率が高かったのは令和4年度で37.5%、最も低かったのは平成30年度で21.3%でした。

令和4年度の合格率は、前年度よりも大幅に向上しました

また、創価大学法科大学院の受験者数は比較的少なく、毎年30人〜70人程度の範囲内に収まっています。

少人数の教育を求めている方には有力な選択肢になる法科大学院といえます。

>>>創価大学法科大学院の詳細はこちら

第6位 日本大学法科大学院 合格率32.0%

直近5年間の司法試験の結果

年度受験者数合格者数合格率
令和4年度752432.0
令和3年度711723.9
令和2年度812125.9
令和1年度961414.6
平成30年度90910.0
合計41385

まず、過去5年間の日本大学法科学院の合格率データを見ると、最も合格率が高かったのは令和4年度で32.0%、最も低かったのは平成30年度で10.0%でした。過去五年間の平均合格率は20.5%(85/413)でした。

全体的に見ると、合格率は上昇傾向にあります。他方で、平成30年度には、受験者数90人に対して合格者数がわずか9人という低い合格率でした。

合格率は変動があることから、今後も合格率の推移に注目が必要です。

>>>日本大学法科大学院の詳細はこちら

第7位 中央大学法科大学院 合格率26.2%

直近5年間の司法試験の結果

年度受験者数合格者数合格率
令和4年度1915026.2
令和3年度2618331.8
令和2年度2898529.4
令和1年度38410928.4
平成30年度43510123.2
合計1560428

令和4年度から令和1年度の4年間で、受験者数は384から191人に減少し、合格者数は109人から50人に増加しました。合格率は平成30年度に23.2%から令和4年度は26.2%にわずかに上昇していますが、安定はしています。

法学部といえば、中央大学と言われるくらい名門大学ですが、近年は苦戦しているようです。

なお、過去5年間の平均合格率は、27.4%でした。

>>>中央大学法科大学院の詳細はこちら

第8位 専修大学法科大学院 合格率25.9%

直近5年間の司法試験の結果

年度受験者数合格者数合格率
令和4年度27725.9
令和3年度361027.8
令和2年度40820.0
令和1年度56712.5
平成30年度5858.6
合計21737

専修大学法科大学院の合格率は、最近の5年間で8.6%から27.8%に上昇しました。 しかし、他の大学院に比べると合格率が低いことがわかります。

過去5年間の平均合格率は17.1%でした。

>>>専修大学法科大学院の詳細はこちら

第9位 東京都立大学法科大学院 合格率23.6%

直近5年間の司法試験の結果

年度受験者数合格者数合格率
令和4年度721723.6
令和3年度812429.6
令和2年度872023.0
令和1年度962222.9
平成30年度1032322.3
合計439106

2022年度の受験者数は72名であり、そのうち17名が合格しました。したがって、2022年度の合格率は23.6%でした。同様に、2021年度の合格率は29.6%、2020年度の合格率は23.0%、2019年度の合格率は22.9%、2018年度の合格率は22.3%でした。

このデータを見ると、東京都立法科大学院の合格率は比較的安定しており、特に2021年度には高い合格率を記録しました。ただし、2018年度から2020年度にかけては、合格率が20%前後で推移していることがわかります。

また、この大学院の合格率は、法科大学院の中でも中程度のレベルであることが分かります。ただし、この合格率は大学院ごとに比較することはできず、多数の要因によって異なることが考えられます。

>>>東京都立大学法科大学院の詳細はこちら

第10位 法政大学法科大学院 合格率22.2%

直近5年間の司法試験の結果

年度受験者数合格者数合格率
令和4年度541222.2
令和3年度55814.5
令和2年度61816.3
令和1年度84711.5
平成30年度1071720.2
合計36152

まず、受験者数と合格者数の変化を見てみると、受験者数は減少傾向にあり平成30年度に107名いた受験者数は令和4年には54名まで減少しています。合格者数は、平成30年と令和4年は二桁ですが、そのほか3年は、一桁に低迷しています。

過去5年間の平均合格率は14.4%です。

法政大学法科大学院の成績を他大学法科大学院の成績と比較してみると、法政大学法科大学院の合格率は他大学に比べて低いと言えます。

>>>法政大学法科大学院の詳細はこちら

第11位 明治大学法科大学院 合格率18.6%

直近5年間の司法試験の結果

年度受験者数合格者数合格率
令和4年度861618.6
令和3年度1022221.6
令和2年度1273023.6
令和1年度1622616.0
平成30年度2042512.3
合計681119

まず、過去5年間の京都大学法科学院の合格率データを見ると、直近5年間の合格率は、最も高いのが令和2年度の23.6%で、最も低いのが令和1年度の16.0%でした。直近5年間の平均合格率は17.4%でした。

合格率は、平成30年、令和元年と比較すると直近3年間は改善傾向にありますが、全国平均の合格率よりは低水準です。

>>>明治大学法科大学院の詳細はこちら

第12位 上智大学法科大学院 合格率13.3%

直近5年間の司法試験の結果

年度受験者数合格者数合格率
令和4年度45613.3
令和3年度60711.7
令和2年度74810.8
令和1年度961111.5
平成30年度1221814.8
合計39750

まず、過去5年間の京都大学法科学院の合格率データを見ると、最も合格率が高かったのは平成30年で14.8%、最も低かったのは令和2年度で10.8%でした。過去五年間の合格率平均は約12.6%でした

合格率は低迷しており、今後の改善が期待されます。

>>>上智大学法科大学院の詳細はこちら

第13位 学習院大学法科大学院 合格率12.5%

直近5年間の司法試験の結果

年度受験者数合格者数合格率
令和4年度40512.5
令和3年度38513.2
令和2年度37513.5
令和1年度51611.8
平成30年度761621.1
合計24237

まず、過去5年間の学習院大学法科学院の合格率データです。合格率は令和元年以降11%~14%で推移しており、合格率は低迷しています。

直近5年間の平均合格率は、15.3%です。

今後の改善に期待したいです。

>>>学習院大学法科大学院の詳細はこちら

総評

\再掲、合格率ランキング/

順位法科大学院合格率
1位東京大学法科大学院60.9%
2位一橋大学法科大学院60.0%
3位慶應義塾大学法科大学院57.5%
4位早稲田大学法科大学院36.6%
5位創価大学大学法科大学院30.9%
6位日本大学法科大学院28.3%
7位中央大学法科大学院25.3%
8位専修学院大学法科大学院24.1%
9位東京都立大学法科大学院23.6%
10位法政大学法科大学院22.2%
11位明治大学法科大学院18.6%
12位上智大学法科大学院13.3%
13位学習院大学法科大学院12.5%

今回は、関東圏の法科大学院の司法試験合格率のランキングをご紹介させて頂きました。どこの法科大学院に進学するかあなたの人生を左右します。非常に大切なことですので、事前の情報収集をしっかり行うようにしましょう。

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法科大学院の選び方

法科大学院の入試対策

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関東圏の法科大学院の特徴とおすすめポイント【国公立編】

【最新】関西圏の司法試験合格率の高い法科大学院ランキング

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