【2024年】刑法のおすすめ書籍15選【基本書、演習書、判例集、入門書、参考書】

かもっち

皆さん、かもっちです。数ある記事の中から、本記事をお選び頂きありがとうございます。

刑法のおすすめの基本書、演習書、判例集、入門書など刑法のおすすめ書籍をお探しですか。

あひるっぺ

刑法は、市販の書籍数も多く、どれがおすすめの書籍なのか分からないなー。

かもっち

法書ログは、法律書籍専門の口コミサイトです。400件以上の口コミが投稿されています。

本記事では、当サイトに投稿された口コミを基に、おすすめの刑法の書籍基本書演習書判例集参考書入門書)を紹介しているから、きっと参考になると思うぞ。

法書ログは、法律書籍専門の口コミサイトです。司法試験合格者、司法試験受験生、予備試験合格者、行政法書士試験合格者、宅建士試験合格者等の口コミを閲覧することが出来ます。

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かもっち

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あひるっぺ

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\本記事を読めば分かること/

・刑法のおすすめの入門書

・刑法のおすすめの基本書

・刑法のおすすめの演習書


・刑法のおすすめの判例集


・刑法のおすすめの参考書

『司法試験予備校をお探しですか?』

法書ログは、独自調査で「いま利用されている司法試験予備校ランキング」を公開しています。全9校を解説していますので、気になる人は是非、確認してみてください。

それでは、さっそく、おすすめの刑法の書籍をご紹介していきたいと思います。ジャンル別にご紹介させて頂きます。まずは、入門書からご紹介させて頂きます。

刑法の入門書

刑法は初学者が躓きやすい科目だと思います。初学者の方はいきなり基本書の読み込みに進むのではなく、入門書でさらっと学習することがおすすめです。

刑法の入門段階のポイント

刑法は、非常に理論重視の科目です。他の科目よりも、専門的で高度な議論が多く、入門段階でつまずきやすい科目だと思います。

そこで、刑法の入門段階では、とにかく平易で読みやすい書籍を選ぶのがポイントです。初めから基本書には手を付けずに、かならず、入門書から読み始めるようにしましょう。

日評ベーシック・シリーズ 刑法

内容紹介

刑法学の基本的な理解を、内容を厳選し、条文・判例・学説をバランス良く解説した、初学者の学修に配慮した教科書の総論編。

版元ドットコム

PickUp口コミ・評判

刑法総論の基礎固めに

本書では、最低限の知識をわかりやすく解説されているので、基礎固めに最適なテキストとなっています。
事項索引や判例索引が付いているのもポイントです。

分厚い本が苦手な方、これから刑法の基礎を固めたい方、ざっくり一通り刑法総論を学びたい方は、
一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

法律資格では、行政書士試験の基礎法学、司法書士試験の刑法でも活躍できるかと思います。

入門刑法学・総論

内容紹介

刑法学の面白さと奥深さを実感できる好評テキストの第2版。重要な法改正等や,姉妹書の『入門刑法学・各論〔第2版〕』とのクロスレファレンスにも対応した。刑法の基礎をしっかりと学びながら,中級・上級レベルまでの理解を目指す初学者必読のテキスト。

版元ドットコム

PickUp口コミ・評判

入門の良書!

刑法総論をこれから学びたい人に最適な一冊。初学者を意識した丁寧な説明で、難解な刑法学をスラスラと
読み進めることができます。

刑法とは?から判例、学説まで、バランスよくまとめられているところが特徴です。
分厚い本ではないので、今まで刑法が苦手な方でも楽しく学べることができる良書です。

一通りざっくり理解したい人、資格試験の第一歩として勉強する人、様々な用途に
使えます。

伊藤真の刑法入門 講義再現版

内容紹介

2017年の改正の内容を反映し第5版以降の新しい議論も踏まえて新版化!!「刑法の理論と構造が1冊でわかる」と高い支持を得ている入門書の最新版! 

「BOOK」データベースより

PickUp口コミ・評判

刑法を学ぶ第一歩に!

刑法を初めて学ぶ方にオススメの一冊です。基本書は難解で読みにくいと感じるが方でもこちらの入門書では重要な論点をざっくりとわかりやすく解説されているので読みやすくなっています。

例えば、犯罪が成立までの構成要件や違法性、責任など、犯罪の種類ごとに具体的な事例をふまえて解説されています。

繰り返し読むことで刑法の大まかな内容を理解できます。基本書に入る前に刑法の基礎の基礎を学びたい方、法律初学者の方にもオススメです。

初学者でも読みやすい!

初学者でも読みやすい刑法の入門書です。刑法総論や刑法各論まで具体例を踏まえながら、
図も多数掲載されているので、イメージが掴みやすいくなっています。
刑法の全体像をざっくり一通り学びたい方、刑事事件に関するニュースを理解するため、基礎知識を得たい方などに最適ではないでしょうか。
分厚い本ではないので、スイスイと読み進められます。

司法書士受験生

伊藤塾長の講義再現シリーズは初学者におすすめです。記事公開時点では、Kindleの読み放題サービスの対象書籍です。無料期間を利用して読むことも出来ます。是非、一度ご確認ください。

刑法の試験対策は、テレビCMが話題のアガルートアカデミー

「オンライン完結の講義と充実サポートで、最短ルートで合格」

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本記事を読まれている方で、法律系資格の対策を考えている方は、アガルートアカデミーの公式サイトで情報収集を始めましょう。無料講座も充実で今日からサンプル講座の受講を開始できます。

\受けちゃえ、難関資格/

刑法の基本書

続いておすすめの刑法の基本書をご紹介させて頂きます。

刑法に限られた話ではないですが、基本書選びは非常に大切です。読者の口コミを参考にあなたに合った書籍で学習するようにしましょう。

刑法の対策のコツ

①既存論点の網羅

刑法は、論点数が非常に多いです。そして、論文式試験の基本的な出題傾向は、多論点型です。近年は、出題論点数は減少健康にありますが、それでも細かな論点、マイナーな犯罪の論点も出題されています。刑法の勉強では、論点を網羅的に学習することが大切です。

論点を網羅的に勉強したいのであれば、論点マップ付きのアガルートの論証集の使い方講座がお勧めです。

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②有力学説の理解

近年の刑法の出題の傾向は、「学説の理解を問う」です。これまでは、一つの論点に対して判例通説を理解していれば足りていましたが、今後は、有力学説の理解も大切になります。

③判例の事実関係の理解

刑法は、あてはめが重視されている科目だと思います。あてはめを充実させるためには、判例の事実関係を押さえることがポイントとなります。

刑法(山口厚)

内容紹介

この1冊で全体像を描き出す刑法テキストの決定版。判例を基礎とした客観的な姿を示すことにより、刑法の解釈と構造の理解が深まる。最新の裁判例を織り込むとともに、平成25年の自動車運転死傷行為処罰法の制定などの法改正にも対応した第3版。

版元ドットコム

PickUp口コミ・評判

最後のまとめとして

刑法総論と各論が一冊にまとめてあります。
ページ数も多くないことから,遅くても1週間で回して読むことが可能です。
私は,司法試験前の最後の知識確認として使用しました。
学説の対立に深入りしていないため,サクサク読むことができ,判例の考え方を習得できます。
ただ,しばらく改訂されていないため,改正法や最新判例に対応していない点がデメリットです。
その点以外は,購入して損はない本といえるでしょう。
(旧サイト 匿名)

復習用には

基本刑法一強という状況の刑法ですが、本書は情報量は基本刑法に劣るため、インプット用教材としては△です。しかし必要最低限の記述はされており、またそのような記述にとどまることでページ数が抑えられています。よって、ある程度知識を入れた後に通読することで復習するのにはもってこいだと思います。

上位ロー合格者

基本刑法Ⅰ

内容紹介

絶大な人気を誇る定番の教科書。法改正・新判例を踏まえ、さらに明快にバージョンアップ。「正当防衛」「実行の着手」「共犯」は全面改訂。

版元ドットコムより引用

PickUp口コミ・評判

刑法の基本書の定番

刑法の基本書といえばこれ以外はありえない、というくらいにまで普及している一冊だと思います。
自主ゼミや大学の演習ゼミでも「基本刑法の~ページに…」というように話題に上がるくらいですから、持ゼミなどでは持っているほうが学習効率も上がりますし、むしろこの本に載っている知識を知らないということはそれだけで不利ともいえるかもしれません。
他の基本書よりも論文対策を意識したような記述がなされているので、論証の作成や、市販の論証集の書換えにも大いに役立ちます。
青本や刑法基本講義も優秀ですが、各論と総論で分けてある本書に比べれば情報量が劣るので、本書をインプット用、ほかを通読することで復習用にするという利用方法も考えられます。

刑法と言えばこれ(?)

法律初学者で,学部の刑法総論の指定教科書として購入しました。予習用に読み始め,今では論文を書くたびに開いては参照しています。概ね分かりやすい印象ですが,ところどころ痒いところに手が届かない気がしなくもありません。これに載ってないものは出ないのかもしれませんが,論文を書いていて何となく疑問に思ったところ・辻褄が合わないところの記述がなく他の基本書を参照する必要が出てくることが多いです。

学者の書いた予備校本

有名な学者の書いた本でありながら自説に固執することなく、論点ごとに整理されており、受験対策本として有用であると感じます。近年は司法試験において学説問題の出題が続いていますが、そのどれも、この本のレベルを超えたものではありません。そこで、あまり時間を学説問題にかけたくないが、予備校本のみだと司法試験対策に不安をぬぐえないという方にはお勧めの一冊です。
また総論だと、予備校本は共犯の理論(特に共同共謀正犯)が不十分なものも多いですがこの一冊を参考に論証を整理すれば十分それらの点も補充できると思います。

基本刑法Ⅱ

内容紹介

判例の考え方を、具体的な事例を通してしっかり理解できる自習用教材。

「基本構造」「重要問題」の2段階構成で整理し、基礎から受験に必要な内容まで徹底してわかりやすく解説。これ1冊で、大丈夫。

2017年改正刑法に対応。

簡易問題集もWebで公開。

アマゾン商品紹介

PickUp口コミ・評判

欲しい情報がちゃんと載っている

予備校の参考答案では当たり前に充足すると考えられるような構成要件該当性の検討が飛ばされることがありますが、そのような構成要件の定義を確認するときに使っていました。構成要件一つ一つの説明がされており、欲しい情報を確実に手に入れることができます。
また、総論同様ですが、論点ごとに記述をすることで論文試験を意識した記述がされており、一つの論点についても複数の判例の比較がされているので判例の射程を意識することができ、論文試験対策に最適の基本書だと感じます。

初学者から予備試験合格者まで必須の1冊

構成要件を基軸として、定義や論点を押えていくという刑法における基礎的な勉強方法が身につく1冊である。
詳細な犯罪や、学説対立についても網羅されているため最初から通読することはオススメしないが、予備試験の口述式試験の際には 各構成要件、それぞれの定義、論点について網羅的にインプットする必要があるため、重宝した。

司法試験対策は基本的にこの1冊で足ります

司法試験受験生が知っておくべき刑法各論の構成要件の定義や論点についてはほぼ網羅的に扱われています。
また、判例などをベースにした事例も載せてくれているので、具体例をイメージしながら学習を進めることができます。

私自身、受験生の頃からメインテキストとして使用していました。そして、受験指導をする側になってからも最新版を再度購入し、よく参照してます。

基本行政法や基本憲法などと並んで司法試験受験生のために学者の先生方が書かれた書籍と言っても過言ではなく、学者の先生が書いていることから、予備校本に抵抗のある受験生の方にもおススメできます。

おそらく刑法各論の基本書の中でもシェア率はトップクラスだと思うので、初学者の方や基本書で悩んでいる受験生は、まずこれをお手に取っておけば間違いはないと思います。

かもっち

司法試験の利用者が非常に多い基本書です。

司法試験の合格を目指す受験生なら基本刑法を選択されると良いと思うぞ。

刑法の判例集

続いて刑法のおすすめの判例集をご紹介させて頂きます。刑法は、司法試験、予備試験ともに論文式試験だけでなく、短答式試験もあります。短答式試験を乗り越えるためには、判例の細かな知識を押さえる必要があります。この点を含めて、どの判例集で勉強するのか考えてみるとよいでしょう。

判例刑法総論/判例刑法各論

内容紹介

初版刊行以来,刑法学習の際に座右に置くべき定番の判例教材として好評を博してきた『判例刑法』。旧版刊行後の重要判例を織り込んで最新の動向に対応させた,ますます充実の第7版。生の素材を読み込むことによって事実認定の能力も磨くことができる。

版元ドットコム

PickUp口コミ・評判

事案の概要+判旨とポイントだけ押さえるならこの一冊

各判例について簡潔な事案の紹介と判旨を掲載しており、解説はありません。そのため、判例の批評についてより深く探求したい方には向いておらず、百選を用いて勉強するのが無難かと思われます。

私は学部時代の刑法の授業で指定判例集として購入しましたが、同時に百選も購入していたので、講義中に判例に触れた際は百選を見てメモを取るなどしていました。ですので、百選で十分だと思われます。

なお、他の口コミが既に述べてくださった通り、受験勉強には不十分であると思います。最近の司法試験では刑法については学説の対立を問う問題も増えてきてます。ただ事案と判旨を暗記するのでは足りないため、事案と判旨しか掲載していない本書はせいぜい学部試験の対策に使えるかどうか程度だと思われます。

r.s.barca(←クリックしてプロフィールページをチェックする)

受験用教材として使えるかは微妙

本書は判例についての解説がないため、解説を見たいなら百選が必須です。また、たしかに掲載判例の数は多いものの、解説が特に付いていないという点を考えると、データベースなどで判例を検索することができる人は本書を購入する必要は全くない。
学部の指定判例集だったので購入しましたが、受験用教材として使えるかは微妙です。

判例の変遷も学べる

刑法の百選は、あまり評判が良くないのでこちらの判例集を使用しています。体系順に判例が掲載されていて、かつ、判例変更がされているものについては、変更前の判例も掲載されているので、判例を体系的に学ぶことができます。判例を理解するのに必要な事案の概要や判旨は、十分な記載があります。解説は有りませんが、刑法は、判例学習がそこまで大切ではないので、刑法の判例学習は、本書で十分かと思います。

かゆいところに手が届かない

掲載判例数は多いですし、基本書に引用されている判例で気になるものはおとんど掲載されていたように思います。しかし、記載されているのは事案の概要と判文のみであり、百選のような解説はありません。なので、その記述で足りるならいいですが、もっと情報が欲しいと思って判例を調べたときは読んでも情報を得ることができず、「…で?」という感じります。
刑法は判例集の必要性が低いといわれる科目ですので、これで足りるといえば足りるのかもしれません。

載ってはいるが…

確かに見たい判例は載ってはいるが解説がない。なので結局疑問を解消することはできない、といったことが多かった。もっとも、本当に載っている判例の数は多いので、調べたいと思った判例が載っていなかったということはない。

最新重要判例250[刑法]

1ページに1判例のレイアウトが人気の最新重要判例シリーズですが、刑法版もお薦めです。

内容紹介

“1頁に1判例の判例解説” 受験生必読の判例ガイド最新版!

初版刊行以来、大好評を博して版を重ねてきた本書に、この3年の間に出された重要判例を加え、内容をさらに厳選・充実させ、260判例を収録。最近の司法試験の短答式・記述問題の出題動向も視野に入れた改訂版です。
一貫した視点から最新の重要判例を中心に選び、コンパクトな解説で統一的に理解できるよう工夫されています。「生きた基準」を判例から修得することを重視し、さらに第12版では学説の対立をより理解しやすいよう、複数の説を明示しました。1判例を1頁に収め、判旨の要点がひと目でわかる2色刷りにより、読者が取り組みやすいように配慮しつつ創りあげた判例解説の決定版。
刑法を学ぶ学生、とくに司法試験受験生・法科大学院生の判例理解の便宜を図るために、判例を主役にしてその立場から論述し徹底的にわかりやすく解説した、判例整理に最適の1冊です。

【本書の特色】
●1判例を1頁に集約
●最新の重要判例を中心に厳選・充実した260判例
●判例を主役にし解説はコンパクトに
●2色刷りにより理解が容易に
●クロス・レファランスにより判例の相互理解が可能

PickUp口コミ・評判

端的な確認をしたい人向け

見開きでまとめられている判例集です。
判例百選では,2頁にわたり書かれていますが,この本は,1頁にまとめられているため,スピーディーに判例の確認をすることができます。
もっとも,紙幅の関係上,情報量に限りがあることが難点です。しかし,司法試験合格の観点からは,必要な判例を網羅しているため,深く知りたい判例を別の本で補うなどして知識の補填をすればいいと思います。

百選、判例集が合わない方はこちら

判例百選では解説が長く、統一性がないため読みにくい。一方で有斐閣の判例集である判例刑法では解説がないので理解ができない…という方にオススメです。

本書は見開き1ページで判例を解説しているため、無駄な解説がなく必要最低限のことがまとめられているため、類書に比べ非常に読みやすいと思います。紙面の関係で簡潔過ぎるきらいがあるとの指摘も散見されますが、私はこのくらいの解説で十分だとかんがえています。

もっとも、択一では沢山の判例が問われますので、約250の判例を掲載した本書では足りない部分もあり、どうしても他の判例集が必要であると思います。

刑法の演習書

刑法のおすすめの演習書のご紹介です。刑法の演習書は他の科目に比べて充実していますので、ご自身にあったものを選べれば、失敗はしないかと思います。

刑法事例演習教材

内容紹介

刑法演習書のデファクト・スタンダード。練られた設例を用いて,理論の構成および重要な事実の抽出を繰り返すことにより,応用力を涵養する。的確に要点を示す解説には定評がある。旧版の記述を見直して内容を一層充実させつつ,4つの設例・解説を追加した。

版元ドットコム

PickUp 口コミ・評判

たね本か

有力な刑法学者が著者の演習書です。
各設問は,論点が複数含まれているため,一問解くだけで,刑法総論・各論における複数の論点を学修することができます。
また,巷では司法試験の種本と言われている演習書で,過去の出題では,この本の問題を解いていれば有利であったこともありました。
もっとも,答案例はありません。学習効果を高めるためには,優秀な人の参考答案が手元にあることが必要になるかと思います。私も司法試験上位合格者が書いた答案と自分の答案を照らし合わせて,自己添削しながら司法試験対策しました。

匿名

学説型問題にも対応可能

刑法の試験対策問題集として最も有名な本だと思います。答案例は付属していませんが、他の科目の事例演習教材と異なり解説がついているため、ある程度の解答筋は分かり自習も可能です。また、解説には各学説からの結論の違いについて触れられており、最近の出題傾向である学説型問題にも対応可能だと思います。

司法試験受験生

中上級者向けの刑法の演習書

とにかく演習量をこなしたい人におすすめです。解説はあっさりしていますが、司法試験の多論点型の出題に備えるには、有効です。ただ答案例は付いていません。その意味で、中上級者向けの演習書だと思います。

司法試験合格者

刑法演習サブノート210問

内容紹介

210の具体的な事例で刑法の基礎知識をゲット!。

版元ドットコム

刑法を学ぶ初歩の段階で、教科書や授業で学んだ知識を事例で確認できる、初めの第一歩として最適な演習書。むずかしい演習書はたくさんありますが、基本中の基本だけを学ぶための演習書、他にはありません。この本で、あなたの知識を試してみてください。
1項目2頁。1頁目(表)に簡単な設例と質問、そして、参考判例を、2頁目(裏)に解説。2頁で一気に理解が深まる。なかみは、条文を確認するものや、判例を確認するものばかり。しかも、1冊で刑法全体をカバーしています。
全国の法学部・法科大学院で、刑法の授業を担当している45名の先生方の「こういうところを基本として押さえておいてね」というメッセージを集約した演習書。初学者はじっくりとこの1冊に取り組んで基礎固めを、法科大学院生は短期間で集中的にこの本を読んで知識の欠落部分の補充に役立ててください。
「あっ、そうだったのか」という「アハ体験」に満ちた、刑法の学習がより楽しく、面白く、効率的になる推しの一冊。
大好評の『民法演習サブノート210問』の刑法版、誕生!

PickUp 口コミ

論文対策の入門書

これ1冊やれば刑法の主要な論点はほぼ網羅できるように思います。民法サブノートと同様問題と解説がそれぞれ1ページずつで、解説に物足りなさは感じられるところもありますが、大枠は掴める必要最小限の解説がなされており、基本書で足りないところを補完するような形になると思います。 必ず重要判例を引用しておりますので、解説に合わせて百選を読むことを勧めます。

名無しさん(ロー生)

刑法演習書の定番になるか

刑法の定番の演習書としては、事例演習教材だと思いますが、事例演習教材は、中上級者向けの書籍で、基礎知識をおさえたばかりの時期には、難しすぎます。この点、本書は、基本的問題であり、初学段階の人にも、取り組める内容になっています。ただ、解説は、1頁以内の簡潔なもののため、この点は、好みが分かれるかと思います。基本問題の演習を数をこなしたい方には、大変おすすめの書籍です。

基本的な事項を網羅的に学べる初学者にお勧めの演習書

刑法総論・各論の問題が計210問載っています。レベルはどれも基本的なもので、重要論点はほぼ網羅しているように思います。大問1問につき、問題と解説がそれぞれ1ページずつで、そんなに時間はかかりません。また、基本的に判例・通説や有力な学説を中心に解説されているため、初学者に最適な演習書だと思います。しかし、刑法の知識が完成している方にとっては物足りないかもしれません。
個人的な見解ですが、因果関係の部分の解説は微妙ですが、他の部分はかなり満足しています。

やはり納得の一冊

事前に民法の210問を購入して読みふけっていましたが、刑法版もあるということで、こちらも購入。総論・各論のさまざまな論点を網羅的に拾い上げ、1ページごとの簡潔な解説でまとめています。取っ付きやすい、納得の一冊です。

ロースクール演習刑法

内容紹介

司法試験レベルに合わせた自習可能な演習書!!重要判例を題材にした事例問題を通じて刑法解釈論の理解が深まり、その運用能力が向上する!!

版元ドットコム

PickUp 口コミ

骨太な演習書

刑法の定番の演習書といえば、『事例演習教材』ですが、解説があっさりしていて上級者向けのように感じます。他方、本書も司法試験本番さながらの事例を掲載しており、一見すると上級者向けのように思われるます。しかし、解説は非常に丁寧で学説等の解説もケアしているため、ほかの書籍を参照する必要はありません。また、文章が非常に分かりやすいです。そのため、初学者であっても十分に理解が可能だと思います。

ただし、司法試験の過去問も蓄積されてきているので、ここまで演習本を使う必要があるのかは疑問です。

刑法事例演習メソッドから学ぶ

内容紹介

刑法の事例問題を解くときの具体的なメソッドや検討手順を伝える演習解説書。2色刷り・図や表を活かし,わかりやすく丁寧に説明しています。基本的な問題から徐々に難しい問題まで,疑問を抱きがちな論点にも配慮。学部生から法科大学院生まで広くおすすめ。

PICKUP 口コミ

思考の説明書

基本書を読んで一通りのことはわかった!と演習しようと思ったら、どうすればよいかわからず停滞。勉強されてる方なら味わったことのある想いでしょう。
刑法でどのように検討する犯罪を引っ張ってくるのか、問題文のどういったところに着目すべきかを教えてくれる。そんな本です。
一般的な市販されてる演習書は、論点の理解を目的としてることが多い中、本書は事例問題を解く際の頭の使い方、いわば思考方法について解説してくれている点で、異色の本です。
ただ、こんなものを求めていた!って方は多いのではないでしょうか。
大変おすすめです。

『初学者向け】躓かない司法試験予備試験の論文対策の方法

あひるっぺ

司法試験、予備試験の論文が書けない、、、。

演習書はどうやって使ったらのいいだろう、、、、。

かもっち

司法試験受験生なら誰しもがもつ悩みだけど、以下の記事の中で「躓かない論文対策の方法」を解説しているから参考にしてみて!

論文対策に悩みをもっているようだね!

刑法の参考書

最後に刑法のおすすめの参考書をご紹介致します。参考書はスポット的に得意を伸ばしたり、苦手克服の為に普段の基本書や演習書などと併用して使用するとよいでしょう。

刑法総論の考え方・楽しみ方

内容紹介

判例・学説を明快に整理し、抽象的な概念を具体的事例や図を用いて初学者にもわかりやすく解説。判例・学説がどのような意味をもち、なぜそのように考えられているのか、そして、どのように考えるべきなのか。刑法を学ぶ楽しさへ読者を導く待望の書。

版元ドットコム

PickUp 口コミ

一通り勉強された後の知識の再確認と、より深い理解のための一冊

佐伯仁志先生の法学教室連載を一冊にしたものです。

刑法総論の難解な判例の意味合い、学説との対立、そしてどのように思考すべきかを分かり易く説明しており、考えの道筋を示してくれます。また注釈も充実しているので、今後の勉強や研究にも役立つ情報を見つけられると思います。

同時に、佐伯先生の見解が強く主張される面もあり、かえって結論を示さないまま読者の考えを問う場面もありますので、基本書のような直ぐに答えを見つけられるような一冊ではありません。しかし、刑法総論の議論について理論的に考えることが好きな方・判例と学説の対立をより理解したい方は読んで損はない一冊であると思います。

アガルートの合格論証集 刑法・刑事訴訟法

PickUp 口コミ・評判

受験生の定番論パ

司法試験予備校のアガルートアカデミーの論証集の刑事系。授業でも使われている論証集を市販書籍化したものになります。論文対策上必要な論点が、網羅されているため、まとめノートとしても使えます。論証が長いという指摘もありますが、長い分ロジックが正確に反映された論証になっているので、むしろプラスの要素だと思います。私は、工藤先生の論証をベースに自作の論証を作っていました。司法試験の受験生なら手に持っといて損ではないと思います。

自作論証のベース

自作論証のベースとして使用しています。もちろん北斗講師の論証のままでも問題ないと思いますが、論証パターンの貼り付けと思われたくないので、加工して使っています。一から論証を作るのは大変なので、論証を自作している人は、参考にしてみては如何でしょうか?
また、加工していくと気づけば、まとめノートになっていますよ。コンパクトサイズなので、持ち運びもしやすいです。

初学者は持っていてよい

論証集で,司法試験や予備試験で出題されることが予想される論点に関し,事例を先に挙げた後に論文を解答しているかのような形で,論証が展開されています。
いわゆるAランクの論点に関しては,漏れなく記載されており,この論証集を全て暗記することができれば,基本中の基本は習得できると思います。
私は,この論証集を何回も回して,個人的に弱い論証の箇所,例えば,共犯の箇所は,基本書にあたり余白に追記してカスタマイズしながら使用していました。

刑法総論の悩みどころ

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現在の議論の土俵が分かる

議論のあるところにつき、対立点はなにかを踏まえた上で、橋爪先生の自説もあるので、分かりやすい。
具体例を交えながら解き明かされている。
これをそのまま答案にはできなくても、このような土俵を設定しておけば良いのいう指標にはなるし、鋭い着眼点は示せると思う。
論点を網羅的にこなすだけでなく、どのような点が現在ホットな議論になっているかを知ることができる。
精読に耐えうるのはもちろん、サラッと読むだけでも網羅的で活用できると考える。
各論は書籍化されていないが、こちらも同じ調子でオススメしたい。

刑法が得意になりたいなら

刑法が得意になりたいなら必ず読むべき本と言える。典型論点の深い理解を得られる良書である。刑法事例演習教材との組み合わせで使うととてもよい。問題の所在から、複数の学説の検討、そして筆者の見解と続いており、ただ学説を並べて、この説だとこう、あの説だとあぁなる、という受験生を迷わせるような類の本では全くない。筆者の見解がきちんと示されており、受験生としては安心である(もちろん批判的な検討を怠ってはならない)。

最後に

いかがでしたでしょうか。今回は、刑法のおすすめの書籍(入門書、基本書、判例集、演習書、参考書)を読者口コミと合わせてご紹介させて頂きました。当サイトは、本記事で紹介した書籍以外に、多数の書籍を掲載しております。合わせてご確認ください。

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