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それでは、おすすめの憲法の人気書籍及び厳選口コミをジャンル別(入門書、基本書、演習書、判例集、参考書)に紹介していきます。
まずは、入門書からご紹介させて頂きます。
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目次
憲法の入門書|これから憲法を学びたい方へ~
このような経験はありませんか?
…「自分にあった憲法書籍が分からない」「購入した憲法書籍が自分には合わなかった」etc
法律を修得するには、多くの時間を勉強に投下する必要があります。限られた時間の中で、法律書籍の選択にかけるコストを最小限にし、勉強にかける時間を最大化することを目指し誕生したのが「法書ログ」。
法書ログは、法律書籍専門の会員限定の口コミサイトのため、質の高い口コミが日々投稿されています。
本記事では、法書ログに投稿された口コミに基づき、おすすめの人気書籍と厳選読者口コミをご紹介させて頂きます。
まずは、入門書から紹介していきます。
憲法をこれから勉強される方は入門書から読んでいきましょう。
憲法主義 条文には書かれていない本質
・内容紹介
もしも国民的アイドルが日本国憲法を本気で学んだら……。憲法を暗唱するアイドルと、気鋭の憲法学者による1億人のための憲法講義。
・著者紹介
内山奈月 (ウチヤマナツキ) (著/文)アイドル
南野森 (ミナミノシゲル) (著/文)九州大学教授
・PickUp口コミ
憲法が、面白くなる。
2時間ほどで通読出来るため、各種試験対策の「はじめの一冊」に最適ではないでしょうか。
特に印象に残っているのは、違憲審査制についての記述です。
学校でも教わり、存在が当たり前になっている違憲審査制。しかしこれは、国民に選ばれていない裁判官が、国民に選ばれた国会議員の制定する法律を「無効!」と出来る制度です。「裁判官は選挙で選ばれていないのに威張りすぎじゃないか」(本書48頁)、という疑問が提起されます。
そして南野教授はなんと、民主主義において「違憲審査制を完全に正当化することはできない」(本書160頁)とします。さりながら違憲審査をしてもらわないと、多数者の暴政へまっしぐら。だから日本国憲法には81条が設けられ、違憲審査制が「一応は正当化できる」(本書161頁)とします。・・・・
憲法Ⅰ・II NBS (日評ベーシック・シリーズ)
・内容紹介
憲法の基本を、深く理解する。判例の考え方を丁寧に読むことで今の憲法の姿を、学説の考え方を通してこれからの憲法の可能性を、基本からしっかり理解する。そして、憲法を学ぶことの楽しさを知る。
・Pick Up口コミ
必要十分な記載
はしがきにもあるように本書は「わかりやすさ」が追及されています。苦手意識のある人が多い憲法ですが、本書は通説に沿って記述されており、通説の批判や少数説への深入りがすくなく、受験生が混乱しないようになっています。また、少し細かい知識についてもコラムの形で掲載されており、初学者は読み飛ばすことで躓くことがなく学習を進めることができます。
私は予備校のインプット講座を受講し、一つの単元が終わるごとに本書で当該単元を読み直すことで復習をし、より理解を深めることができました。ページ数も少ないのでストレスなく読み進めることができ、復習に最適です。・・・・
憲法・人権の基本を理解したい方に
憲法の歴史的背景から判例・学説それぞれ丁寧に解説された一冊です。これから憲法を学習したい方や苦手意識を克服したい方、法学部生まで、幅広い層を対象とした教科書的に利用できる良書です。判例や通説に沿った内容であるため、これから人権に関する基本を理解したい方にはオススメです。総論・統治を併せて読むと、より憲法の理解が深まります。・・・・
統治の入門書
日本評論社の安定の入門シリーズ(日評ベーシック・シリーズ、NBS)の憲法統治編です。統治の勉強は後回しにしがちですが、本書だけでも読んでおくと統治の全体像がスッと入ってきます。判例通説ベースの解説で、初学者向けにわかりやすく解説されております。日本評論社といえば、基本憲法などの基本シリーズも人気ですが、順番としては、NBSシリーズ→基本シリーズの順で勉強するのが良いかと思います。無理なくステップアップ出来ると思います。基本シリーズの後は、演習に取り組もうかと思っています。・・・・
条文には書かれていない本質。
今だからこそ読んでおきたい『憲法主義』
憲法を暗唱するアイドルと気鋭の憲法学者がタッグを組んだ、憲法の入門書。
アイドルなら気にせずにはいられない事象についても、真正面から論じています。さらには、国内外で注視されている「集団的自衛権」の問題についても、ガチンコで議論を戦わせている大注目の1冊です(内容紹介より)。
憲法の面白さが凝縮された入門書です。初めの一冊にいかがでしょうか。
憲法の基本書:憲法のインプットはここから
おすすめの憲法の基本書は次のとおりです。
①憲法(芦部信喜)
②基本憲法
③憲法学読本
\\おすすめの憲法の基本書//
憲法(芦部信喜)
伝統的基本書。法学部生なら必ず知っている書籍の一つです。
基本憲法
事例演習も一緒に学びたいのあれば、基本憲法。
初学者に読みやすい内容となっております。
憲法学読本
コンパクトに最新学説をフォロー。やや難解な記述もあるが、おすすめの基本書です。
憲法(芦部信喜)
・内容紹介
1993年の初版刊行以来、多くの読者の圧倒的な支持を受け、四半世紀にわたって読みつがれてきた憲法教科書の決定版を4年ぶりに改訂。法令の改廃、新たな立法、重要判例等、この間に生じた数々の憲法変動を捉え、加筆・補訂を施した。いま、日本国憲法を理解したいすべての人にとっての必読書。
・著者紹介
PickUp口コミ
読みごたえはあります
二昔前までなら、司法試験(憲法)でも最大のシェア率を誇りましたが、今は通読していない方も多いです。理由は上述の通りに著者がかなり前に逝去されたため、(改訂されているとはいえ)現在の学説をピックアップできていないからです。
しかし、憲法のエッセンスは色褪せていないため、一読の価値はあるかと思います。・・・・
名著だが、、。
芦部信喜教授といえば、憲法学の大家にして巨頭。その手になる本書は、憲法の基本書のスタンダードとされてきました。憲法の講義で教科書に指定されることも多く、私を含めた多くの憲法学習者にとっての最初の一冊であろうと思われます。
頁数は412頁ですが、フォントが大きい為、思いの外早く通読できました。本文の記述についても、端的で簡潔。長谷部恭男教授の「支配的な見解の標準的な記述ということで定評」【注1】があるとの評価に、私も賛成します。
しかし、以下のようなマイナスポイントも存在するように思われます。・・・・
基本憲法
本書の狙いは、従来型の条文暗記教育から脱却し、読者が自分なりの憲法上の主張を作り上げることができるようになることにあり、著者の体系的見解を示すものではありません。この狙いは、本書を通じて体現されており、特に、本書が第15講『憲法事例問題の解法』で締められていることに如実に現れています。
体系書ではなく、学習参考書であるからこそ、入門段階を終えた方々に推薦します。いきなり学者の体系書を読むことは、簡単なことではありません。「憲法は、どうしても馴染めない」「苦手意識がある」と感じる受験生が多いのも、いきなり学者の体系書に飛びついてしまうことに原因があるかと思います。憲法は、本書が出版されるまで、入門書から体系書の橋渡しになるような書籍がありませんでした。
本書は、入門書から体系書の橋渡しを実現する学習参考書であり、入門段階を終えた方に大変おすすめです。
内容紹介
憲法事例問題を解くために最も実践的なテキスト、遂に完成!
『事例研究 憲法』の木下教授と、大人気ブログ「憲法の流儀」の伊藤弁護士の最強コラボ
判例の示す「規範」とは何か。
それをどう事例に当てはめるのか。
各権利・自由につき、意義、内容、判断枠組み、具体的問題、そして「演習問題」という構成で明快に解説。
著者紹介
木下智史
関西大学法科大学院教授
伊藤建
弁護士
PickUp口コミ
インプットとアウトプットの橋渡し
インプットとアウトプットの橋渡しとしていいと思います。人権分野について、30講義程度に分けて解説されてます。各講の最初に到達目標が示されています。そのあとに概略が記載。その後、事例が提示されており、それに対する解説がされています。ただし解答例がついていないので自分で型を作らなければなりません。体系本を読んだ後か並行して読みすすめればアウトプットにスムーズに移行できるかなと思います。とりあえず、1体系本 2本書 3問題集 4論証集 で論文何とかしようと思います。・・・・
安定の日本評論社の基本シリーズ
個人的には、判例や学説を端的に整理してあるため、これらの記述を参考に論証の作成に役立ています。
また、ページ数もそう多くなく、通読にも適した基本書だと思います。憲法の基本書でありがちな難しい表現は抑えられてあり、これから憲法を学ばれる方を意識して書かれているように思います。多くの受験生が読まれているので、まだ読まれていない方は、一読をお勧め致します。・・・・
受験新報2019年12月号において、「合格者が使った基本書」の憲法部門第一位を獲得するほどであり、多くの司法試験の合格者に使われています。
各科目の入門書レベルの書籍を読まれた方が、次のステップとして読むべき基本書として最適な書籍だと思います。
記述には「割り切り」も。しかし、やっぱりスタンダード。
2019年現在、「合格者が使った基本書」憲法部門第1位との事(参照・受験新報2019年12月号「令和元年合格者が使った基本書」)。最近では、資格スクエアによる無断使用の件でも話題となりました。言語道断な行為ではありますが、パクられるほどの良書、ということでもありましょう。
実際、本書は良書です。本文では、各権利についての論証の運び方が大変わかりやすく提示されます。章末の問題や最終章では、その論証をどうやって使うのか見せてくれるという親切っぷり。論証集の出来が軒並み悪い(と、能力の低い筆者は思う)憲法にあって、本書は大変貴重です。
一方、記述にはある種の「割り切り」も見られます。引っかかった点につき他の書籍にあたってみると、視野が広がることもしばしばです。
本書の記述をきっかけに他の書籍にあたり、憲法上の論点への理解を深めるも良し。「売れてるんだし、みんなこんなもんっしょ」と諦め、本書の記述を暗記するも良し。いずれにせよ、司法試験受験界の新スタンダードである事に疑いはないでしょう。
憲法学読本
・内容紹介
立憲主義の背景にある歴史・原理に力点をおきつつ,それらが現在の憲法にどう生きているかを平易に示す。コンパクトながら,重要な事項・判例を網羅し,一冊で憲法全体を一通り学べる。近年の重要判例や,憲法をとりまく情勢の変化などもふまえ改訂。
基本憲法
憲法の入門書!
憲法の中では、非常にコンパクトにまとまった一冊です。最新の学説や判例も踏まえ、憲法の全体像が分かりやすく、入門書として使用できます。中には、三段階審査論など高度な内容も含まれていますが、苦手意識のある方でも基礎固めとして、スムーズに読み進められるのでないでしょうか。分量や内容に物足りなさを感じる方は、必要に応じて、他の基本書を併せるとより理解が深まるでしょう。
憲法の判例集
続いては、憲法の判例集です。憲法の判例集でおすすめは次の書籍です。
\\おすすめの憲法の判例集はこちら//
憲法判例百選
判例学習の定番の判例百選
憲法判例50!
百選は定番だが、とっつきにくい?!
そんな方には、憲法判例50!がおすすめ!
精読憲法判例
司法試験の受験生なら手元に持っておきたい。
判決文の全文を読むことができる判例集
憲法判例百選
内容紹介
装幀一新! 憲法の主要判例の意義・位置づけを明らかにする憲法判例教材の決定版。旧版刊行以降に示された,最高裁大法廷判決2件を含む5件を追加し,基本的人権総論・法の下の平等・精神的自由・経済的自由に関する106件の判例を収録した。
・Pick Up 口コミ
うまく使えれば
しかし、百選は判例の解説者によって当たり外れが大きく、論文試験にそのまま使いえるような解説もあれば、結局判例批判しただけじゃん、というようなものもあります。また、難しい学説に立ち入った記述が多いこと、字も小さいことから、内容的・物理的に読みやすいとはいえません。
判例集の定番!
司法試験対策であれば、必要に応じて基本書などを用いて補うと良いでしょう。行政書士試験であれば、判例百選を熟読することで得点源につながります。
憲法百選50!
・内容紹介
憲法の最重要判例50件を易しく丁寧に解説する。事案と判旨のどこにどのように着目すべきかを明確に指し示し,複雑・難解な事例も《読み解きポイント》《この判決が示したこと》欄で着実な理解に導く。最新の大法廷判決を含む3件を追加,差し替えた第2版!〈2色刷〉
・Pick Up口コミ
精選された判例をわかりやすく。
判プラや百選の問題点は、以下の三点です。
①判例多すぎ
②解説使えなすぎ(外れてたり、短かったり)
③事案短すぎ
この点、本書『憲法判例50!』は良書です。
①扱われている判例は、わずか50。+αを含めても、百選や判プラより少ないことは言うまでもありません。こんなに少なくっていいのかとも思いますが、「丁寧に読む判例の数」としては十分なようです。(下級審まで遡って判決を読むことを勧める文脈で、『50!』の半分くらいでいいとする赤坂幸一教授の発言につき、曽我部他編『憲法論点教室(第2版)』(2020年)日本評論社、242頁。)
②解説も、大変分かりやすいものです。争点を「読み解きポイント」として明示し、判決の重要部分を青字にし、しかも「この判決が示したこと」として判決をまとめてくれる親切っぷり。解説本文も、内在的理解に努めるものとなっています。
③事案にも、かなりの文字数が当てられています。特に本書39番事件の「郵便法違憲判決」については、恥ずかしながら、本書で初めて事案の詳細がわかりました。
通読用の憲法判例集としては、かなりの良書であろうと思います。
判例学習のファーストチョイス
あるとき、司法試験合格者の方のブログを見てるときにこの書籍を知り、迷わずAmazonでポチり。目を通して感じた事は、とにかくわかりやすい!の一言でした。特に「この判例が示している事」は判例の趣旨や重要なポイントを簡潔にまとめてくれているので、まずはここを確認してから本文に目を通すと論理の流れが掴みやすく、判例の理解が飛躍的に進むようになりました。
初学者の方はまずこの書籍を通読する事で、その後の判例学習の理解度が大きく変わる事と思います。
精読憲法判例
・内容紹介
判例を徹底的に読み込む、それこそが法曹実務家へと至る王道であり、法曹実務家の力の源泉である-。厳選された73の最高裁判例について、判決文を全文掲載のうえパラグラフごとに詳解、図解や設問など学習のためのサポートも充実して自学も可能な、いま最もリアルなケースブック。
司法試験受験生にとって、「精読憲法判例」は必携の判例集となっているのではないでしょうか。
・Pick Up 口コミ
判例百選よりも深く憲法判例を学びたい方へ
事案の概要・Navigator(考えの道筋)・判決の論理構造のまとめ・補足説明・豊富な参考文献もあり、苦手・理解しづらい判例を克服できる有益な記載が多々あります。
ただ、前述の通り判旨全て+少数意見の掲載のため分量は非常に多く、他の科目との兼ね合いもあり、端から端への通読は難しい場合もあるかと思われます。とはいえ、授業で出てくるような超重要判例(猿払事件、薬事法事件など)の部分は通読したら一層理解が深まるのではないかと思われます。
百選をベースに基本的事項を押さえつつ、ロースクールでの一歩踏み込んだ議論に参加できるよう、この判例集を参照する手法がベストだと思います。上記レビュー「通読しなくても元が取れます!!」で挙げられた使い方も非常に有益な使い方であると思います。
値段は¥4,600+税と少々高額ですが、ロースクールに進学する方には是非オススメしたい判例集です。
通読しなくても元が取れます!!
選定されているのは、憲法初学段階当時の筆者にさえ聞き覚えのある判決ばかり。通読したとしても、無駄にはならないでしょう。
しかし、本書の最も素晴らしい点は他にもあります。それこそが、「navigator」との判決のまとめと、「判決の論理構造」との判決の図解です。いずれも大変分かりやすく、試験直前のまとめ教材としても有用ではないかと思われます。
従って、通読をする時間も能力もない筆者は、以下のように本書を活用しています。
① 本書掲載判例の、『憲法判例百選』の該当頁に、本書の該当番号を振る。
② 基本書を読みながら、百選の該当頁を参照。主に事案と判旨を確認する。
③ 本書掲載判例であった場合、百選と共に本書該当箇所を開き、navigatorと図解を参照する。分かりにくい事案については、本書の図解などをコピーした上で百選・基本書に貼り付ける。
なお、リンク元に判例百選を選んだのは、基本書に該当番号が振られていることが多いためです。
通読しなくても元が取れる、それどころかお釣りが来る書籍であると思います。
司法試験対策との関係では百選よりもおススメ。
司法試験では、百選掲載判例であっても判旨として抜粋された部分に載っていない箇所をベースに短答の問題が出題されることも結構あります。また、論文対策との関係でも全文を読むことで百選掲載部分の行間を埋めることができるため、とても有益でした。
ちなみに、掲載判例の冒頭で事件の概要やポイントを解説していたため、事件の全体像を掴むのにも役立ちます。憲法判例は分量が多いので、全体像を掴むことができれば理解のスピードも上がってきますから、この部分だけを目を通すという使い方でも良いかもしれませんね。
また、判旨に細かくコメントが付いているので、憲法判例を深く学びたい方にもおススメできる内容になっています。
もしこれから憲法の判例集を購入しようと考えている受験生のみなさんには、安直に百選を購入することよりも、こちらを購入することをおススメしたいです。
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憲法の演習書
合格思考憲法
・内容紹介
紹介
旧司試過去問→主張・反論型にアレンジ。司法・予備論文対策に最適の演習素材。憲法答案の書き方が権利ごとに含最新司試3年分・予備統治過去問解説。
目次
第1部 憲法答案の書き方(司法試験出題趣旨・採点実感の分析
憲法訴訟論概論
人権総論
人権各論)
第2部 短文事例問題で判断枠組みの構築を学ぼう-司法試験・予備試験の論文対策としての旧司法試験論文過去問を解く(憲法上の権利の制約を中心に考えさせるタイプ
判断枠組みを中心に考えさせるタイプ
個別的具体的検討の仕方を中心に考えさせるタイプ)
・Pick Up 口コミ
分かりやすい。使える。でも…
記述には注釈が必要な部分もあるかと思われます。
例えば、「判例上の『私生活上の自由』に自己情報コントロール権は含まれない。あくまでも、“〜されない自由”としての保障にとどまる。自己情報コントロール権として論証する場合は、判例との差があることについて積極的な理由づけが必要となる。」(27頁)とされていますが、「判例との差」とまで言い切れるかは疑問です。「誤り」などでは無いかと思いますが、他の文献と見比べることで視野が広がるのは間違いありません。
(判例上自己情報コントロール権が事実上認められているとする見解につき、佐藤幸治『日本国憲法論(第2版)』(2020年)成文堂、205頁。自己情報コントロール権としてプライバシー権を再構成することが判例に整合的であるとする見解につき、新井誠他『憲法Ⅱ 人権』(2016年)日本評論社、51頁。外国人指紋押捺事件・住基ネット事件の両判決を分析し、「高度の秘匿性のあるプライバシーが問題となる事案において、自己情報コントロール権が肯定され、意見審査基準としても厳格度の高いものが選択される可能性を判例は留保している」とする見解につき、大島義則『憲法の地図 条文と判例から学ぶ』(2016年)法律文化社、7頁。)
ただし、読みやすさも本書の利点です。注釈が必要だと思う反面、そんなものをつけたら分厚くなっちゃうし…う〜ん…。
いずれにせよ、一度手に取ってみるべき書籍かと思われます。各論点の整理が参考になるため、副読本として参照するのもアリ。私はそのように用いております。
受験生の実態に沿った本
この本は学問的な正確性や高度なことを教える前に、まず司法試験受験生として抑えておくべき憲法の答案の型、処理手順を丁寧割わかりやすく解説してくれています。憲法が苦手な受験生、憲法の勉強をして基本書を読んではみたもののどのように答案を書いていいかわからないという方は是非使ってみてほしい一冊です。
憲法答案の作法を学ぶ第一歩として
この本だけで、学説の内容や、判例の理解が得られるというものではないが、憲法答案を書いたことがない人が、初めて読む本としては、いいと思う。もちろん、この本を読んだ後に、次のステップに進まなくてはならない。答案の骨格を体得しても、各論の内容について深い理解を得るためである。
憲法ガールシリーズ
・内容紹介
2013年刊『憲法ガール』リメイク版。従前の全論点網羅型の解答例に短時間で作成可能な短い答案例を追加。索引付、挿絵刷新。
・Pick Up 口コミ
判例・論証の切り貼りから一段回上へ
この本を読んでからは憲法を解くときの考え方が180度変わったように感じます。
原告の主張とそれに対する被告の反論がきちんと噛み合った議論を組み立てることの重要性を学ぶことができました。
読みやすい文章ではありますが、完全に初学者の状態で理解するのは難しいと思います。
憲法の基礎知識を一通り入れたところで読むのがおすすめです。
論理で憲法答案の仕組みを解説してくれる名著
本書は、登場人物の会話によって初学者にありがちな憲法への苦手意識と感覚的なマインドを見破りつつ、その後に初学者が論文をどう攻略すべきか、具体的な学習方法、思考方法、論述方法を提供してくれる。初学者ほど読むべきであると思う。
答案をブラッシュアップ。
時が過ぎ、憲法の学習が進んだ私は、新司法試験の問題を検討してみました。必死に答案を作ってから本書を開くと、印象は180度変わります。
当然ながら、全部の内容が理解できるわけがありません。登場人物たちの議論はかなり高水準ですから。しかし、部分的な理解に留まった私でも、自分の答案のどこを改良すべきなのか・どこは良かったのかが明快になる感覚を覚えました。また、登場人物たちの会話に少しだけついていけるのが嬉しくもなりました。
初学者の方は気負わずに、「あ、憲法答案ってだいたいこんな書き方なのね」程度の心持ちで読まれると有益かと思います。そうでない方は、当該問題を検討したのちに本書を開かれてはいかがでしょうか。
私は、登場人物たちのやりとりを通じて、憲法が好きになる魔法にかけられました。それでもなおラノベ形式は好みが分かれるかと思いますが、それだけで読まないのは勿体ないほど有益な書籍です。
事例問題から考える憲法
・内容紹介
ある事件について「私の主張に沿った憲法解釈を示してほしい」と依頼されたら──リアリティのある架空事案とともに,当事者の立場に立ったときに,いかに事実を読み取り,条文・判例を解釈し,論証を組み立てるかを学ぶ,新しいタイプの憲法演習。
・Pick Up 口コミ
今の試験の形式で聞かれています。
そんなこと考えたことなかった!みたいな問題の憲法的解決を聞いてきます。そこがなんとも司法試験的で、いいとおもいます。
一問につき、解説がおおよそ5ページほどですし、サラッと読むだけでも疲れません。
さらにこの本は人気があるのか(?)、アガルート やベクサなどで、講義として取り上げられており、参考答案も手に入りやすいです!
あと、全250ページほどなので、持ち運びに便利です。鮮やかな緑色なので、迷子になりにくいです。
予備校も講義の題材として取り上げているようです!!
本書に答案例は掲載されていないため、答案例付きの予備校講座があればよいかもしれません。
薄く現行試験の形式の問題集
筆者が一人であるため一貫した立場である点も良いと思います。
ただ、型が重視される傾向にある憲法では、答案の型を身につけてから本演習書に当たるのが良いかと思います。
合格思考等の予備校本や講義、答案例等を見て勉強した後に手にとる本だと思います。
考査委員の書いた演習書
上位合格者の参考答案を手元において,自分の答案との違いを見つけて修正することを繰り返して勉強していきました。
一つの問題が一つの憲法上の論点に深く論じる問題であるので,テーマごとの学習ができる点が良い点です。
網羅性が欠けることがデメリットです。
ある程度勉強が進んだ人向けで,初学者は,入門書から読んで過去問を解いた方が有益です。
憲法の参考書
憲法は、参考書が充実しております。その中でもおすすめの参考書は次の書籍です。
①憲法の地図
②憲法事例問題起案の基礎
③憲法論点教室
④憲法判例の射程
⑤憲法上の権利の作法
憲法の地図
・Pick Up 口コミ
判例の体系理解に良いと思います
横道道聡氏の「憲法判例の射程」と合わせて利用していますが、憲法判例を体系だてて整理するのにはとても良いと思います。ただ、掲載判例や、判例の文言自体を確認したい場合には、判例百選同様、少し情報量が足らなく、戸松秀典氏初宿正典氏の「憲法判例」を併用する必要があるかと思います。
まさに頭の中に憲法判例の地図を作るのに最適
事案についての説明は紙幅の都合上かなり省略されているので、その点については、別途違う本で学んでおく必要がある。その上で、この本で当該事案類型においてはこの判例が使えないかどうか、といった視点を得ることができる。
憲法事例問題起案の基礎
一般的な書店ではあまり取り扱われていないイメージですが、受験生から絶大な支持を得ています。
憲法に苦手意識を持たれている受験生にはおすすめの一冊です。
・Pick Up 口コミ
これで憲法は外さなくなりました
この本を読むだけではわかりにくいので、基本的な演習所の問題と本書を見比べながら答案(構成)を書く練習を積めば憲法の答案の書き方がわかります。
本書は薄いので、本書では補いきれない部分もありますが、本書で基本的な答案の書き方がわかればそのほかも理解しやすくなりますし、本書で補える点の方が圧倒的に多いと感じるので最悪残りは書き方を暗記してしまえばいいと思います。
この本を使って書き方を勉強した私は、憲法の答案の書き方がわからなかったことはなく、難しい問題が出ても書き方は外さないために大外しすることがなく、相対的に他が沈むので、憲法は得意科目になりました。
憲法が苦手な受験生におすすめです
憲法で大コケしないように、最低限死守すべき憲法答案のお作法を習得することに、目的があります。薄っぺらいのですぐ読めますが、司法試験が終わるまで適宜参照していた参考書でした。意外と知られていないですけど、良書です。
薄い、しかし分かりやすい!
本書は、なんと98頁!いかにも分かりにくそうな頁数ですが、実は抜群に分かりやすい。特に処分違憲の論証(73頁)については、他の本で「なんやねんッ……!!」となった後に読み、霧が晴れるような感動を覚えました。
しかも、若干行間が広い部分についても引用元を明示してくれています。メジャーな文献を頻繁に引用してくれるので、読み直す(もしくは初めて読む)良い機会になるのも有難いところです。
イチオシの参考書
憲法は、答案の書き方でつまずく方の多い科目ではないでしょうか。他の科目の成績は悪くないのに、どうしても憲法だけ成績が上がらない。書き方が一向にわからない。
こういう悩みを抱えている受験生は多いかと思います。
本書は、題名のとおり「憲法」の事例問題起案の基礎を習得するための書籍です。
憲法の答案の書き方に悩まれている方は一読をお勧めいたします。
憲法論点教室
・内容紹介
「普段抱きがちだが教科書等に手掛かりがない疑問」「答案でありがちな誤り」を解消する画期的な学習参考書。改訂第2版。
・Pick Up 口コミ
「書く」ための論点解説。
各論考が分かりやすいことは勿論、本書の大きな特徴は「書く」ことを意識して執筆されていることです。即ち、各論点を「答案に活かせる形で」理解させてくれるのです。特に、「3 審査基準論と三段階審査」「6 適用審査と適用違憲」「22 法律と条例の関係」は、答案の概要が(朧げながら)見えてくる論考でした。
もちろん、「副読本」の位置づけですので、本書一冊で憲法の学習が完結するような書籍ではありません。ある程度の学説の理解は前提となっていますし、判例の事案の概要についても前提知識とされている論考がほとんどです。ご愛用の基本書と共に、論文問題を解く過程で用いるべき書籍であるように思われます。
痒い所に手が届くようになった良書
初版は単に論点の深堀本という印象であったが、2版は答案作成という面でも『憲法判例の射程』や『憲法上の権利の作法』と並ぶ良本となった。
また、依然として個別論点の解説書としても高レベルな解説が並び、執筆者間の差もほとんど見られない。
憲法判例の射程
・内容紹介
〈判例相互を有機的に関連づける〉とはどういう作業なのか、〈判例を踏まえた検討〉とはどのような作業なのか──。司法試験において決定的に重要な「判例を中心とした学習」。司法試験の「採点実感」によると、この「判例を中心とした学習」を通じて「判例を正確に理解」し、「事実との関係を踏まえた当該“判例の射程”範囲の確認」を理解することが求められています。すなわち憲法の学習においては、重要判例の内容を理解した上で、それらを有機的に関連づけながら、ある判例で示された考え方・判断枠組みが、?当該判例の事実関係のみにおいて妥当するのか、それとも、?一般的に応用可能な判断枠組みなのか、?であるとしたら当該判断枠組みを用いるに際していかなる事実が重要となっているのか、といった検討をしていくことが必要です。これを踏まえて本書は、重要判例について「メイン型」「対比型」「通覧型」の3つのアプローチを用いて「判例の射程」を解説し、基本書や判例集で得た知識を真に使いこなすための力を養います。今改訂では既存内容のアップデートにとどまらず、9つの書き下ろし新章を追加。憲法判例をより深く理解できる好評の一冊が、さらに盤石に!
・Pick Up 口コミ
憲法判例の射程を見極める決定版
憲法判例は多くを語らないが、その背後には最高裁なりの憲法の捉え方がある。それゆえに、憲法判例は、当該判例の事案に限られず、その他の紛争事例にまで影響を及ぼす「射程」を有する。
本書は、個々の憲法判例についての「射程」を分析し、ストックするための最適の本であり、オススメである。
憲法上の権利の作法
・内容紹介
実際の憲法(基本権)問題の判断において必要とされる論理構造を解き明かす。 防御権の「原則-例外関係」を前提とした「三段階審査」,原則-例外を観念できない積極的権利の「下限の統制」,制度に依存した権利の「制度準拠審査」など,『憲法上の権利』の論証作法を広く示すとともに,判例との理論的整合を図る。
今次の改訂では新版刊行以降の新判例(堀越事件,婚外子法定相続分平成25年決定,夫婦同氏規定判決,再婚禁止期間訴訟等)を織り込み,権利性の否定,制度準拠審査,「事情の変化」論の記述を大幅に改める。
三段階審査を学修した人向け
保護範囲,制約,正当化の三段階で切り分けて学修できるので,頭の切り替えがスムーズにできる点が好みでした。
初学者には難しいかもしれませんので,入門書を読んだ後に読むことがオススメです。
・Pick Up 口コミ
憲法論証に特化した良書
本書では基本権の保障範囲→制約→正当化という答案作成におけるの一つの「作法」が解説されており、この本を読むことで憲法の大枠をつかむことができるため、これからの学習によって得られる効果が何倍にもなると思います。
なお、本書は純粋に三段階審査論に沿って解説されているため、三段階審査論の実質的正当化部分に違憲審査基準を接合させたいわゆる「ハイブリット方式」については他の本を参照する必要があります。しかしこの点を考慮しても非常に有益な本であるといえます
最後に
いかがでしたでしょうか。読者の厳選口コミに基づいて憲法のおすすめの書籍をご紹介させて頂きました。本記事は、随時更新していく予定です。法書ログでは、本記事内で紹介した口コミ以外にも沢山の口コミが投稿されております。
また、法書ログでは、憲法の重要判例、例えば、「サラリーマン税金訴訟」や「エホバの証人剣道受講拒否事件」等の解説記事も公開しています。あわせてチェックしてみてください。
よくあるご質問
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