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刑法の事例問題を解くときの具体的なメソッドや検討手順を伝える演習解説書。2色刷り・図や表を活かし,わかりやすく丁寧に説明しています。基本的な問題から徐々に難しい問題まで,疑問を抱きがちな論点にも配慮。学部生から法科大学院生まで広くおすすめ。
刑法事例演習――メソッドから学ぶ
Chapter Ⅰ 事例問題の考え方・解き方
Prologue
1 構成要件該当性判断の基本
Method 1 仮説を立てて,証明しよう
Method 2 事実と意思をもとに仮説を立てよう
2 複数の行為
Method 3 一連の行為かどうかを見極めよう
Method 4 行為相互の関係に気をつけよう
3 財産犯
Method 5 移転罪の罪名は,客体と行為・結果の組合せで決めよう
Method 6 財産犯の検討順序を理解しよう
Method 7 お金には気をつけよう 4 共犯
Method 8 共犯論では,問題の次元の違いを意識しよう
Method 9 背後者の関与形式を判断しよう
Method 10 各関与形式の構成要件該当性を判断しよう
Method 11 間接正犯では,典型例と限界事例を意識しよう
Method 12 ①共謀,②共謀に基づく実行行為を軸に共同正犯を理解しよう
Method 13 教唆犯・幇助犯は従属性の観点から検討しよう
Method 14 「各関与者の要素の違い」と「予定の変更」に着目しよう
5 過失犯
Method 15 注意義務の内容は具体的に特定しよう
6 時間
Method 16 時間の流れに注意しよう
Method 17 行為者の意思の発生時期に注意しよう
7 犯罪間の関係
Method 18 進化系の犯罪に気をつけよう
Method 19 検討のシメに罪数関係を判断しよう
検討の手順を身につけよう――事例問題を解くためのStep
Chapter Ⅰの総仕上げ
Chapter Ⅱ 演習
基礎編 第1問/第2問
初級編
第3問/第4問/第5問
中級編 第6問/第7問/第8問/第9問/第10問
上級編 第11問/第12問/第13問
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