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内容紹介
刑法演習書のデファクト・スタンダード。練られた設例を用いて,理論の構成および重要な事実の抽出を繰り返すことにより,応用力を涵養する。的確に要点を示す解説には定評がある。旧版の記述を見直して内容を一層充実させつつ,4つの設例・解説を追加した。
目次
故意の認定/承継的共犯/共謀共同正犯と間接正犯の区別/占有の概念/横領と背任の区別/違法阻却事由の錯誤/窃盗罪の保護法益・親族相盗例/正当防衛・過剰防衛の成否,因果関係等/早すぎた結果発生/被害者の同意/邸宅侵入と放火/中止犯/二重売買と横領/抽象的事実の錯誤/銀行取引等犯罪/賄賂罪/共謀共同正犯と二項強盗/過失犯の共同正犯/ひき逃げ・遺棄/原因において自由な行為/司法に対する罪/窃盗の不法領得の意思/過失犯と結果回避可能性/盗品等関与罪/共犯関係からの離脱……など分野横断的な全52設例。
AIによる自動生成レビュー
【デメリット】
- 答案例がないため、自己添削や参考にする答案を見つける必要がある。
- 刑法に特化した内容であり、他の科目の勉強には向かない。
- 初心者には敷居が高いと感じる可能性がある。
- 解答例が大筋のみで詳細な解説がないため、正確な解答が分かりにくい。
- 答案例がないため、添削をする際に正確な基準が分からない可能性がある。
- 自主ゼミを組まないと添削のフィードバックが得られないため、単独での学習には向かない。
- ロースクール生がよく使う教材であるため、初心者には合わない可能性がある。
【メリット】
- 有名な刑法学者が著者であるため、信頼性が高い。
- 問題には複数の論点が含まれており、総論・各論の複数の論点を学習できる。
- 過去の司法試験において、この本の問題を解いていることが有利に働いた。
- 刑法に関しては、処理手順がシンプルであるため、ある程度の論述訓練を積んだ早い段階で取り組める。
- 解答例の大筋が記載されているため、合格者のブログ等を参考にしながら自己流に勉強ができる。
- 過去問と合わせて学習することで合格ラインに到達できる可能性が高い。
- ロースクール生が使用する演習書であり網羅的なアウトプットをするために最適とされる。
- 解答筋は示されているため、答案を作成するための一定の指針となる。
- 自主ゼミを組んで複数人で答案を作成し、添削し合うことで効果的に学習できる。また、予備校でも使用されているため、併用することができる。
レビュー
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本講座は,多くの受験生が自習用教材・あるいは,自主ゼミ用教材として用いている井田良ほか著「刑法事例演習教材(第2版)」(2014年,有斐閣)を用いて,講師作成の解答例を参照しながら,理解を深め,実践的なアウトプットの方法を学ぶ講座です。
インプットだけでなく,問題文の分析の仕方や,オリジナル解答例を用いた答案解説により,刑法のアウトプットの仕方,ひいては,法律答案のアウトプットの仕方も学ぶことができます。
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