皆さん、かもっちです。数ある記事の中から本記事をお選び頂きありがとうございます。
本記事では、刑事訴訟法のおすすめの入門書、基本書、演習書、判例集、参考書をお探しですか。
刑事訴訟法のおすすめの書籍が知りたいです。
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本記事では、当サイトに投稿された口コミを基に、おすすめの刑事訴訟法の書籍(基本書、演習書、判例集、参考書、入門書)を紹介しているから、きっと参考になると思うぞ。
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\本記事を読めば分かること/
・刑事訴訟法のおすすめの入門書
・刑事訴訟法のおすすめの基本書
・刑事訴訟法のおすすめの演習書
・刑事訴訟法のおすすめの判例集
・刑事訴訟法のおすすめの参考書
それでは、さっそく、おすすめの刑事訴訟法の書籍をご紹介していきたいと思います。ジャンル別にご紹介させて頂きます。まずは、入門書からご紹介させて頂きます。
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目次
刑事訴訟法のおすすめの入門書
まずは、刑事訴訟法のおすすめの入門書から紹介していきます。これから刑事訴訟法を勉強をしていくという方は、入門書から読み進めるようにしましょう。いきなり基本書から読み始めると、挫折に繋がりかねません。
刑事訴訟法の入門段階のポイント
刑事訴訟法のポイントは、まずは、刑事手続きの流れを押さえることです。
論点は、飛ばして、全体の手続きの流れを押さえることを当分の目標にしましょう。
刑事訴訟法のおすすめの入門書はこの2冊だ!
・伊藤真の刑事訴訟法入門 講義再現版
・入門刑事手続法
伊藤真の刑事訴訟法入門 講義再現版
伊藤真の刑事訴訟法入門 講義再現版
『わかりやすい入門書』
刑事訴訟法は、正直おすすめできる入門書が少ない状況下にあります。伊藤塾出版のこの本は、講義形式で読みやすくかつわかりやすい記載となっており、刑事訴訟法の全体像を掴むための本として非常に有用であると思います。
したがってこの本を読まれることを強く推奨いたします。
憲法的刑事訴訟法の理念を基礎にいち早く平成28年刑訴法改正の解説を織り込んだ定番入門書の改訂版。新しい刑訴法の重要問題もコラムでわかりやすく解説。
第1章 序論
1 刑事訴訟法とはなにか
第2章 捜査
1 捜査の端緒
2 捜査の開始
3 不当な捜査に対する被疑者の防御
第3章 公訴の提起
1 誰が公訴の提起をするのか
2 どのような場合に公訴を提起するのか
3 どのようにして公訴を提起するのか
第4章 公判手続
1 概説
2 審判の対象
3 証明と認定
第5章 裁判
1 裁判の意義と種類
2 裁判の成立
3 裁判の効力
4 救済手続
5 裁判の執行
6 被害者の保護
コラム 平成28年刑事訴訟法改正
入門刑事手続法
入門刑事手続法
ステップアップに
本書は刑事訴訟法の入門書で、手続きの流れに沿って説明するものとなります。似たような内容のもので基本刑事訴訟法Ⅰがありますが、そちらはとは違ってケースを用いず欄外に条文を示して淡々と説明していく形になります。また、逮捕状等、書面の具体例が示されているので模擬裁判にも有用です(著者のふたりは模擬裁判で使えるように配慮したとのこと)。
もっとも論点への深堀りはないため別の書籍で補充することが前提になってるでしょう。
名無しさん(ロー生)
入門刑事手続法
実務基礎対策におすすめ
条文と手続の流れがそれぞれリンクして詳しく説明されている
また条文がしっかり記載されてるので六法と併用すると条文に強くなる
予備試験の六法は何故か刑訴だけ条文の題がなくある程度条文の構造の理解をする必要があるため重宝する
口述では手続の流れに沿った連続質問や条文が直接聞かれる事が多いのでドンピシャの対策ができる
ただいわゆる論文の論点について詳しく説明はないので純粋な論文対策としては不向き
刑事手続の実務と概要を手続の流れに沿って,平易かつ客観的な解説をする。そのほか,豊富な統計・書式により,読者の基礎知識の理解と整理に役立つものとなっている。初学者から法科大学院生まで幅広い読者の信頼を得ているテキスト。
CHAPTER1 起訴前(捜査)手続 捜査とは/捜査の方法・実行/被疑者の逮捕/勾留/捜索・差押え・検証/その他の捜査手段/被疑者側の防禦
CHAPTER2 公訴提起 公訴提起の手続/公訴提起の方式
CHAPTER3 公判手続 公判のための準備活動/公判期日における手続/裁判員の参加する公判手続
CHAPTER4 証拠法 証拠法とは/伝聞法則/自白/違法に収集された証拠の排除
CHAPTER5 公判の裁判 裁判とは/実体裁判/形式裁判
CHAPTER6 上 訴 控訴/上告/抗告/準抗告/高等裁判所のした決定に対する異議申立て
CHAPTER7 確定後救済手続 再審/非常上告
CHAPTER8 特別手続 略式手続/即決裁判手続/少年事件の特別手続/付随手続
CHAPTER9 書式でみる刑事手続
刑事訴訟法のおすすめの基本書
刑事訴訟法の基本書の選び方
刑事訴訟法の基本書を選ぶ際には、以下の点を確認してみましょう。
・具体例が豊富が。
・検索性がしやすいか。
・刑事の手続の流れがビジュアル化されているか。
刑事訴訟法のおすすめの禁書はこの3冊だよ!
基本刑事訴訟法I 手続理解編
刑事訴訟法(酒巻)
刑事訴訟法 (LEGAL QUEST)
基本刑事訴訟法I 手続理解編
基本刑事訴訟法I 手続理解編
手続の理解には最適か
本の題名にある通り,手続理解に即した内容です。
刑事裁判修習中に参照し活用することができました。刑事手続中に必要となる書類の例が記載されていたりとイメージを掴みがら読み進めることができます。
もっとも,論点に深入りしていないため,この一冊では司法試験対策の観点では不足するといえるでしょう。
その点に注意したいところです。
基本刑事訴訟法I 手続理解編
予備の短答・口述に最適では?
今年の予備の短答前に購入し、短答答練や模試で出た部分については、逐一、本に印をつけました。
これまで理論面では秀逸な基本書がたくさん出版されていましたが、手続面に絞った本がなく、大変助かりました。
この本ととある予備校の条文本だけで、今年の短答は9割取れました。
また、口述に向けた勉強についても、この本は役に立つと思います。これから、口述過去問→本で知識の確認、というサイクルで回していきたいと思います。
基礎から予備・司法試験合格、実務まで。
法曹三者と研究者による徹底的にわかりやすいテキスト
4つの「基本事例」と具体的な「設問」、豊富な図表・書式・法廷場面のセリフ再現等で、訴訟実務のイメージが明確につかめる
「手続」と「論点」、「全体」と「部分」の関係でもう迷わない
法科大学院協会の「共通的な到達目標モデル」の内容を網羅
「基本事例」と簡易問題集をWebで公開中
基本事例
第1講 刑事訴訟法の意義と手続の全体像
1 刑訴法の意義
2 刑事手続の法源
3 刑訴法の目的
4 刑事手続の全体像
5 刑事手続の関与者――刑事手続のキャスト
6 刑事手続の主役――被疑者・被告人
7 刑事手続の担い手――プロフェッショナル
第2講 捜査⑴――総論・捜査の端緒
1 捜査の意義
2 捜査の基本原則
3 捜査の端緒
第3講 捜査⑵――証拠の発見・収集
1 物の押収
2 検証・実況見分
3 通信傍受
4 鑑定嘱託
5 公務所等への照会
6 供述証拠の収集
第4講 捜査⑶――犯人の発見・確保と捜査の終結
1 身体の拘束
2 捜査の終結
第5講 被疑者の防御と弁護人
1 捜査手続における被疑者の防御
2 黙秘権
3 弁護人の援助を受ける権利――弁護人選任権
4 弁護人の権限
5 接見交通権
6 捜査段階における弁護人の活動
第6講 公訴の提起
1 公訴提起の基本原則
2 検察官の事件処理
3 検察官の不起訴処分に対する規制
4 訴訟条件
5 公訴提起の手続
6 「公訴事実の同一性」と訴因変更
第7講 公判⑴――基本編
1 公判手続の意義
2 公判準備
3 被告人勾留と保釈
4 公判手続の基本原則
5 公判手続の出席者
6 第1審公判手続の進行――基本型
第8講 公判⑵――応用編
1 公判前整理手続
2 第1審公判手続の進行――公判前整理手続に付された事件
3 裁判員制度
4 弁論の分離・併合、公判手続の停止・更新
第9講 証拠⑴――証拠法総論
1 証明と認定
2 証拠能力を判断する枠組み
第10講 証拠⑵――伝聞証拠・自白
1 伝聞法則
2 伝聞法則の例外
3 自白法則と補強法則
第11講 裁 判
1 裁判の意義と種類
2 裁判の成立
3 事実認定と自由心証主義
4 簡易化された手続
5 裁判の確定とその効力
6 一事不再理効
第12講 上訴と救済手続
1 上訴制度の概要
2 控 訴
3 上 告
4 抗告・準抗告
5 非常救済手続
第13講 犯罪被害者と刑事手続
1 犯罪被害者への配慮
2 犯罪被害者の保護
3 犯罪被害者への情報提供
4 犯罪被害者の関与・参加
5 犯罪被害者の損害回復
第14講 刑事訴訟法の歴史
1 条文の配置から見た歴史
2 市民参加制度から見た歴史
3 組織犯罪対策・技術革新から見た歴史
4 公訴提起の在り方から見た歴史
5 被疑者・被告人の防御から見た歴史
6 立法の時代へ
基本事例
第1講 刑事訴訟法の意義と手続の全体像
1 刑訴法の意義
2 刑事手続の法源
3 刑訴法の目的
4 刑事手続の全体像
5 刑事手続の関与者――刑事手続のキャスト
6 刑事手続の主役――被疑者・被告人
7 刑事手続の担い手――プロフェッショナル
第2講 捜査⑴――総論・捜査の端緒
1 捜査の意義
2 捜査の基本原則
3 捜査の端緒
第3講 捜査⑵――証拠の発見・収集
1 物の押収
2 検証・実況見分
3 通信傍受
4 鑑定嘱託
5 公務所等への照会
6 供述証拠の収集
第4講 捜査⑶――犯人の発見・確保と捜査の終結
1 身体の拘束
2 捜査の終結
第5講 被疑者の防御と弁護人
1 捜査手続における被疑者の防御
2 黙秘権
3 弁護人の援助を受ける権利――弁護人選任権
4 弁護人の権限
5 接見交通権
6 捜査段階における弁護人の活動
第6講 公訴の提起
1 公訴提起の基本原則
2 検察官の事件処理
3 検察官の不起訴処分に対する規制
4 訴訟条件
5 公訴提起の手続
6 「公訴事実の同一性」と訴因変更
第7講 公判⑴――基本編
1 公判手続の意義
2 公判準備
3 被告人勾留と保釈
4 公判手続の基本原則
5 公判手続の出席者
6 第1審公判手続の進行――基本型
第8講 公判⑵――応用編
1 公判前整理手続
2 第1審公判手続の進行――公判前整理手続に付された事件
3 裁判員制度
4 弁論の分離・併合、公判手続の停止・更新
第9講 証拠⑴――証拠法総論
1 証明と認定
2 証拠能力を判断する枠組み
第10講 証拠⑵――伝聞証拠・自白
1 伝聞法則
2 伝聞法則の例外
3 自白法則と補強法則
第11講 裁 判
1 裁判の意義と種類
2 裁判の成立
3 事実認定と自由心証主義
4 簡易化された手続
5 裁判の確定とその効力
6 一事不再理効
第12講 上訴と救済手続
1 上訴制度の概要
2 控 訴
3 上 告
4 抗告・準抗告
5 非常救済手続
第13講 犯罪被害者と刑事手続
1 犯罪被害者への配慮
2 犯罪被害者の保護
3 犯罪被害者への情報提供
4 犯罪被害者の関与・参加
5 犯罪被害者の損害回復
第14講 刑事訴訟法の歴史
1 条文の配置から見た歴史
2 市民参加制度から見た歴史
3 組織犯罪対策・技術革新から見た歴史
4 公訴提起の在り方から見た歴史
5 被疑者・被告人の防御から見た歴史
6 立法の時代へ
刑事訴訟法(酒巻)
刑事訴訟法(酒巻)
松尾門下の信頼出来る1冊
ハードカバー,頁数が多い,値段もそこそこ高いため,手を出す学生は少ないように思えるが,個人的には刑事訴訟法の本の中でいちばん信頼におけるものであると考える。
刑事訴訟法で人気の分野はリーガルクエストであるが,当該書籍は共著であり,他にも人気が出ている基本刑事訴訟法や前田先生等による刑事訴訟法(6版)も同様である。共著であれば必ずその弊害がどこかに隠れており,初学者は気づかない危険がある。そのリスクを避けるには単著が1番安全である。
本書は自説が多いものの,内容としては比較的穏当な見解に留まっており,渥美先生や白取先生などのように独自説に突っ走るような箇所も見受けられない。もっとも初版は参考文献の記載がほとんどなかったとの批判から2版について参考文献を充実させたとの事だが,そこまで変わっておらず,学説などを知りたい人には向かないように思える。
刑事訴訟法(酒巻)
私にはイマイチでした
評価が比較的高いようですが、私には合いませんでした。
例えば、伝聞。
この本の伝聞は絶品という評価を聞いたことがありますが、私は読んでも、より理解が深まるというこ
とはありませんでした。
文体も、レイアウトも正直私好みではないです。
少なくとも、この本を通読することは私には苦痛です。
むしろ、もう古いかもしれませんが、上口先生の方が私には合っていました。
訴因については、呉先生の基礎本の方が断然わかりやすいです。
なので、皆さんが使っているからといって無理に合わせる必要はなく、刑事訴訟法は他にも良い本がたくさんありますので、別の本で勉強を進められてもいいと思います。
刑事手続を造形している諸制度の趣旨・目的とそこから導かれる法解釈論の筋道,刑事手続という法制度の全体構造と作動過程を透徹した視点から鮮やかに描き出す。旧版刊行以降の重要な新判例と法改正を織り込み,編末や章末に参考文献を掲げた。
序 刑事手続の目的と基本設計図
第1編 捜査手続
第1章 総説/第2章 捜査の端緒/第3章 被疑者の身体拘束/第4章 供述証拠の収集・保全/第5章 捜索・押収/第6章 検証・鑑定/第7章 その他の捜査手段/第8章 捜査の終結/第9章 被疑者の権利
第2編 公訴
第1章 公訴権の運用とその規制/第2章
公訴提起の要件と手続/第3章 審理・判決の対象
第3編 公判手続
第1章 総説/第2章 公判手続の関与者/第3章 公判の準備/第4章 公判期日の手続/第5章 特別の手続/第6章 裁判員の参加する公判手続
第4編 証拠法
第1章 証拠法・総説/第2章 証拠能力・総説/第3章 違法収集証拠排除法則/第4章 被告人の供述/第5章 被告人以外の者の供述
第5編 裁判
第1章 裁判の意義と種類/第2章 実体裁判/第3章 形式裁判/第4章 裁判の確定とその効力
第6編 上訴
第7編 非常救済手続
刑事訴訟法 (LEGAL QUEST)
刑事訴訟法 (LEGAL QUEST)
刑訴で定番の一冊
一通り必要なことが書かれているので、本書をメインの基本書にすることができると思います。
私は古江本や川出先生の判例講座など利用して、わからない部分を補足しつつ、本書を使っています。
本書は基本的には良書ですが、2点イマイチな点があります。
1つ目は、リークエシリーズで共通していることですが、文献の引用がないことです。
刑訴は別件逮捕のように学説が鋭く対立しているところが多い分野です。本書でも学説の対立する論点については、複数の学説について説明されていますが、文献の引用がないため、どの説が誰の説か分からないということがしばしば起きます。古江本や判例講座等を見れば、だいたいわかりますが、いちいち確認しないといけないので面倒ではあります。
2つ目は他の方も書かれていますが、訴因について独特の説にたっていることです。
訴因については本書ではなく、古江本などで一般的な見解を理解する必要があると思います。
以上の2点を除けば、コンパクトにまとまった良い本ですので、刑訴を学ぼうとする方に広くお勧めします。
刑事訴訟法 (LEGAL QUEST)
基本的に通説判例重視
リークエ刑事訴訟法は、基本的に通説判例ベースの解説がなされています。またgps判例等近年の重要判例への言及も随所でなされています。しかし、訴因の部分の解説において、独特な解説がなされており、その部分を読むことは訴因の学習の際、混乱を招く危険性があるので、読まないことを強くおすすめいたします。
刑事訴訟法の基本事項・重要事項を,わかりやすく丁寧に解説。関連項目の相互参照,豊富な小見出し,別枠での重要判例や充実したコラムなど,読みやすさに配慮したテキスト。2016(平成28)年刑訴法改正に加え,近年の重要判例にも対応した最新第2版。
序 章 第1節 刑事手続・刑事訴訟法の役割/第2節 刑事手続に関する諸理念と現行刑事手続の構造/第3節 手続関係者 第1章 捜 査 第1節 捜査法の基本枠組み/第2節 捜査の端緒/第3節 逮捕・勾留/第4節 取調べ等/第5節 捜索・押収・検証等/第6節 その他の捜査方法/第7節 被疑者の防御/第8節 捜査の終結 第2章
公訴権の行使と訴訟条件 第1節 公訴に関する基本原則/第2節 公訴提起の手続・効果/第3節 訴因・罰条の変更/第4節 訴訟条件 第3章 公判手続 第1節 公判手続の原則と構造/第2節 公判準備/第3節 公判における審判手続 第4章 証拠法 第1節 証拠法序説/第2節 証拠の関連性/第3節 伝聞証拠の証拠能力/第4節 違法収集証拠の証拠能力/第5節 自白の証拠能力と証明力/第6節 証拠の評価・心証の形成 第5章 裁 判 第1節 裁判の意義・成立・構成/第2節 裁判の効力と執行 第6章 簡易化された審判手続 第1節 簡易公判手続・即決裁判手続/第2節 略式手続 第7章 上 訴 第1節 上訴制度の概要/第2節 控訴/第3節 上告/第4節 抗告・準抗告 第8章 非常救済手続 第1節 再審/第2節 非常上告
刑事訴訟法のおすすめの演習書
刑事訴訟法の演習書の選び方
・シャア率が高いか
・解説が豊富化
・問題のレベルが自分にあったか。
刑事訴訟法のおすすめの演習書はこれだ!
事例演習教材刑事訴訟法
事例演習教材刑事訴訟法
事例演習教材刑事訴訟法
刑訴の論証固めに必須です
演習本の形式ではありますが、使い方としては自分の持っている論証のブラッシュするための基本書の位置づけの書籍です。
簡潔な事例を踏まえた上で、反対学説との対立点を通じて学ぶことができるため、自らの持っている論証の理由付けの重要性の高い部分や規範の意味について深く学ぶことができます。
とはいえ、学説対立のレベルや解説の難易度は予備試験、司法試験の域を超えるものではなく、最適であると思います。
近時の司法試験では、学説の対立も踏まえた上での出題がされており、司法試験の刑事訴訟法には不可欠な1冊と言えます。
事例演習教材刑事訴訟法
ここまで必要なのかな
刑事訴訟法の定番の演習書だと思いますが、理想の到達点という感じ(この意味で内容は優れていると思います)で、このレベルにまでもっていくのは至難の技のように思います。持っていて損はないけど、やり込む必要まではないのではないでしょうか。もっと基本的なことを徹底した方がよいような。。。
好評の事例演習書,待望の改訂版。刑事訴訟法学の更なる深い世界へ誘うべく,解説の大幅見直し,最新判例・文献へのアップデートを行い,より深い理解に役立つ「Question&Answer」「学びの道しるべ」もさらに充実。自習用教材としても最適。
設問を解く前に
任意捜査と強制捜査
職務質問・所持品検査
任意取調べの限界
身柄拘束の諸問題(1)~(3)
令状による捜索・差押え(1)(2)
逮捕に伴う無令状捜索・差押え(1)(2)
おとり捜査
接見交通
一罪の一部起訴
訴因の特定
訴因変更の要否
訴因変更の可否
科学的証拠
法律上の推定
類似事実証拠排除法則
自白の証拠能力(1)(2)
補強法則
伝聞法則(1)~(5)
違法収集証拠排除法則(1)~(3)
択一的認定
一事不再理効
攻防対象
刑事訴訟法のおすすめの判例集
判例学習は非常に大切です
司法試験であれ、予備試験であれ判例学習は非常に大切です。試験の問題は、判例の事案を基に作られていることが多いです。判例の事案をベースに事情を追加したり、事情を変更したりして作られていることが多いです。試験委員は、重要判例の事案の概要と判旨を当然理解しているものとして、問題を作成しております。
基本書や演習書の学習を通して、判例を学習することができますが、判例は、判例集を使って一つずつ勉強をするべきです。
刑事訴訟法のおすすめの判例集はこれだよ!
刑事訴訟法判例百選
刑事訴訟法判例百選
おさえておく判例リスト
本書は判例百選の中でも優先度の高いものである。
司法試験過去問をみても百選掲載レベルの判例が何度も出題がされている。
基本書においては、判例の説明は判示部分の紹介や解釈がメインであり、事案部分は簡易に取り上げられるにとどまる。
本書では、ほぼすべての判例の事案の紹介がされており、事案も事例問題を解く上で必要になる。
事案等の確認や判例の比較は『判例教材刑事訴訟法』も有用であるが、まずは最低限の基礎となる判例をまずはおさえることが必要と考える。
刑事訴訟法判例百選
意外にも条文についての学びにもなる
初学者の方ほど1-16事件まで読んでみると、捜査勾留などの公訴提起前の基本的知識の理解に役立つ。その際には予備校の問題集の解説と並行させながら読むと、より解説が百選の内容を問題文に還元すべく噛み砕いて説明してくれるので理解が深まるし、判例知識と論文答案の両者の関係及び距離がわかるようになる。最近は条文が大事という意見がネットでよくみられるが、捜査編で使用する条文が論文でどのように使われるか、百選や予備校本解説を読むとすぐに理解できるだろう。
判例教材の定番シリーズ,待望の第10版! 刑事訴訟法の理解に不可欠な最重要判例を精選,分類・整序し,簡潔・的確に解説する決定版。気鋭の研究者・実務家による信頼の判例解説(計100件ほかアペンディックス56件・統計資料)。
Ⅰ 捜 査
? 捜査の端緒と任意捜査
? 強制捜査
? 被疑者の権利
Ⅱ 公訴の提起
Ⅲ 訴因と公訴事実
Ⅳ 公 判
? 裁判所および訴訟関与者
? 公判準備および公判手続
Ⅴ 証 拠
? 証拠による証明
? 証 人
Ⅵ 自 白
Ⅶ 伝聞証拠
Ⅷ 違法収集証拠
Ⅸ 裁判・上訴
(計100件ほかアペンディックス56件・統計資料)
刑事訴訟法のおすすめの参考書
参考書で弱点補強
勉強は、基本書、演習書、判例集の3点を回して勉強するのが基本です。しかし、基本書、演習書、判例集だけでも理解が難しいこともあるでしょう。
そんな時に頼りになるのが、参考書です。参考書をうまく使って勉強を効率よく進めましょう。
刑事訴訟法のおすすめの参考書はこの2冊だよ!
刑事訴訟法の思考プロセス (法セミLAWCLASSシリーズ)
アガルートの司法試験・予備試験 合格論証集 刑法・刑事訴訟法
刑事訴訟法の思考プロセス (法セミLAWCLASSシリーズ)
刑事訴訟法の思考プロセス (法セミLAWCLASSシリーズ)
口コミ
書籍名の通り、刑事訴訟法の論点を考える際の思考プロセスが解説されています。
基本的に判例通説に即したうえで刑訴法の趣旨や憲法上の要請に照らし丁寧に話が進められるため、初学者にも使いやすい一冊です。
元々は法学セミナーの連載であったためか比較的詳細な参考文献が脚注で呈示されており、注釈が少ない他の基本書との差別化がされています。
有力な学説が複数存在する分野では各立場の理由と具体的な帰結まで示されています(例えば無令状捜索差押えなど)。
一点不満な点を挙げるとすれば、紙幅の関係か重要な論点が省略されており(訴因変更の可否や補強法則など)、2版に期待するところです。
2016年刑訴法改正に対応。標準的な法学部生向けのテキスト。 刑事訴訟法の考え方を思考プロセスから学ぶ工夫にあふれた新機軸。
第1章 刑事訴訟法の目的とその基本思想
第2章 捜査法の基本的な思考プロセス
第3章 行政警察活動に対する法的規律とその思考プロセス
第4章 任意処分に対する法的規律とその諸問題
第5章 憲法35条から導かれる捜索・差押えの基本的な思考プロセス
第6章 令状主義の趣旨と要請から導かれる法的規律と適法性判断の
視点を活用する
第7章 令状主義から導かれる逮捕に伴う無令状捜索・
差押えに対する法的規律
第8章 強制処分を統制する規律としての強制処分法定主義、
そして令状主義
第9章 被疑者の身体拘束制度とその諸問題
第10章 憲法33条の令状主義と逮捕に対する法的規律
第11章 逮捕・勾留に関する諸原則を活用する思考プロセス
第12章 被疑者取調べに対する法的規律の現状とその問題点
第13章 被疑者の防御権の内容とその制限の適法性判断
――弁護人依頼権を題材として
第14章 公訴の提起・追行とその規制
第15章 協議・合意制度の構造と手続
第16章 訴因論の思考プロセスとその活用1――訴因の特定
第17章 訴因論の思考プロセスとその活用2――訴因変更の要否
第18章 公判前整理手続と証拠開示
第19章 証拠法の基本的思考プロセス1
第20章 証拠法の基本的思考プロセス2
――「関連性」と証拠能力の判断プロセス
第21章 証拠法の基本的思考プロセス3
――刑訴法320条1項の適否を判断する思考プロセス
第22章 証拠法の基本的思考プロセス4
――刑訴法321条以下の伝聞例外規定を活用する
第23章 証拠法の基本的思考プロセス5
――違法収集証拠排除法則の基本的思考プロセスとその活用
第24章 証拠法の基本的思考プロセス6
アガルートの司法試験・予備試験 合格論証集 刑法・刑事訴訟法
アガルートの司法試験・予備試験 合格論証集 刑法・刑事訴訟法
信頼のおける論証集
アガルートの工藤先生が作成された論証集で、アガルートの講座同様、その信頼性は高いので受験生の身でも安心して使用できます。また、論点もおおよそ有名論点はカバーできており実用的です。各論証集は比較的長めなので、丸暗記をするのではなくキーフレーズを暗記するような使い方が望ましいと思います。そして、刑法の付録として構成要件の定義集があるのも痒いところに手が届き、定義を暗記する際には便利です。
アガルートの司法試験・予備試験 合格論証集 刑法・刑事訴訟法
自作論証のベース
自作論証のベースとして使用しています。もちろん北斗講師の論証のままでも問題ないと思いますが、論証パターンの貼り付けと思われたくないので、加工して使っています。一から論証を作るのは大変なので、論証を自作している人は、参考にしてみては如何でしょうか?
また、加工していくと気づけば、まとめノートになっていますよ。コンパクトサイズなので、持ち運びもしやすいです。
司法試験・予備試験受験 待望の論証集 続刊! 1.最新の判例に完全対応 2.アガルートアカデミー講師の書き下ろし 3.論証を精査しブラッシュアップ 発行:アガルート・パブリッシング
伝聞法則に強くなる
本書伝聞法則に特化した参考書で,法学セミナーの連載を加筆して単行本化したもの(はしがきⅰ頁)。
著者は研究者。
伝聞法則に特化した参考書としては本書の他に「事例でわかる伝聞法則」(弘文堂)もあるので,これと対比しつつレビューしたい。
本書が「事例でわかる伝聞法則」より優れている点は,私見では,第1章伝聞証拠とは何か,の記述にある。伝聞証拠の定義については他の基本書や「事例でわかる伝聞法則」にも当然,記述はあるが,本書は,供述概念(第1章2)から論じることで,伝聞証拠の規範を相対的にみて厳密に導出している。
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事例でわかる伝聞法則
伝聞法則に特化した参考書。
著者は弁護士であり,実はこれが本書の最大の特徴。
受験生が伝聞法則につまづく最大の理由は,私見では,立証構造が把握できていないために,供述の内容の真実性が問題となっているか否かの判別ができないことにある。
本書は弁護士,つまり法廷で検察官の立証構造を吟味する立場にある者による本であり,大げさにいえば,立証構造を把握できるようになるメソッドを知り尽くしている者といえる。
本書はまず,「基本書を見てみても,実際の裁判で具体的にどういう供述が伝聞になり,あるいは非伝聞になるのかといった具体的なことは今ひとつわからない」「学生にこの壁を越えてもらうには,とくかく擬似的にでも法廷における実務体験をしてもらうしかない」(はしがきⅱ頁)と問題提起する。そして,その解決のために,「いわゆる論点を含まない事例も多く検討し」「実務感覚を擬似的に体験できるよう,事例問題を中心に極力具体的な記述を心がけ」ている(同ⅲ頁)。
確かに,手続法の学習のポイントは論点を含まない,平常時の手続の把握にあり,論点という,いわば法廷における限界事例のみを学習すると,かえって全体像の理解が遅れることになる。
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