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橋爪隆東大教授の補訂により復活、最新の法改正に完全対応の基本書!
平易な語り口で西田刑法学の理論構造を明快に提示した基本書の決定版を、愛弟子の橋爪隆東大教授が、丁寧に補訂。
旧版の記述は、基本的に原形のまま残し、西田典之先生の刑法理論を示すものとしつつも、この間の新法令の制定や法改正、すなわち、公訴時効制度の見直し、刑の一部執行猶予制度の新設などについては、改正法の内容を本文に加筆し、自動車運転死傷行為等処罰法の制定、性犯罪規定の改正などによって修正の必要が生じた記述についても、補訂を施しています。
さらに、最近の判例・裁判例の内容は本文とは別のレイアウトで追記し、文献のアップデートも行った、『刑法各論〔第7版〕』同様の至れり尽くせりの待望の最新版。
第1章 刑法とは何か
第2章 刑罰の目的
1節 刑罰の正当化根拠
2節 刑罰論の変遷-学派の争い
第3章 刑法の機能
1節 法益保護機能
2節 自由保障機能
第4章 罪刑法定主義
1節 法律主義
2節 事後法の禁止
3節 類推解釈の禁止
4節 明確性の原則
5節 刑罰法規の適正
第5章 犯罪論の体系
1節 犯罪論とは何か
2節 未遂と共犯
3節 犯罪論と刑法典総則との関係
4節 法定刑・処断刑・宣告刑
第6章 構成要件該当性
1節 構成要件とは何か
2節 構成要件の要素
3節 因果関係論
4節 不作為犯
第7章 違法性
1節 違法性の実質
2節 違法阻却事由
3節 違法阻却の一般原理
4節 緊急行為と通常行為
5節 緊急避難
6節 正当防衛
7節 被害者の同意
8節 推定的同意
9節 正当行為
10節 可罰的違法性の理論
第8章 有責性
1節 有責性の要件
2節 故意
3節 事実の錯誤
4節 違法性の錯誤
5節 事実の錯誤と違法性の錯誤の限界
6節 過失
7節 責任能力
8節 期待可能性
第9章 未遂犯
1節 犯罪の段階的類型
2節 未遂犯の処罰
3節 実行の着手
4節 不能犯
5節 中止犯
第10章 共犯論
1節 限縮的正犯概念と共犯規定
2節 間接正犯
3節 共犯の処罰根拠
4節 共犯の因果性
5節 共謀共同正犯
6節 片面的共犯
7節 不作為による共犯
8節 承継的共犯
9節 共犯からの離脱
10節 必要的共犯
11節 過失の共犯
12節 共犯の従属性
13節 共犯と身分
第11章 罪数論
第12章 刑の適用
1節 法定刑・処断刑・宣告刑
2節 刑罰執行権の消滅
3節 犯罪の非刑罰的処理(ダイバージョン)
第13章 刑法の適用範囲
1節 刑法の場所的適用範囲
2節 刑法の時間的適用範囲
【事項索引・判例索引】
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