皆さん、かもっちです。数ある記事の中から本記事をお選び頂きありがとうございます。
本記事では、民事訴訟法の基本書をお探しの方に、口コミから得たおすすめの書籍をご紹介。
民事訴訟法のおすすめの書籍が知りたいです。
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本記事では、当サイトに投稿された口コミを基に、おすすめの民事訴訟法の基本書を紹介しているから、きっと参考になると思うぞ。
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・民事訴訟法のおすすめの基本書
・お勧めの基本書の厳選口コミ
さっそく、おすすめの民事訴訟法の書籍をご紹介していきたいと思います。おすすめの基本書と合わせて、法書ログに投稿された口コミを載せていますので合わせてご確認ください。
民事訴訟法は、理論面が非常に大切な法律です。理論面が大切であるからこそ、基本書選びが大切です。あなたにあった基本書が見つかれば幸いです。
目次
民事訴訟法の基本書の選び方
まずは、民事訴訟法の基本書の選び方については、簡単にご紹介したいと思います。
以下の事項を考慮すると良いかと存じます。
①ビジュアルとして分かりやすいか
②権威
③文章の分かりやすさ
④コストパフォーマンス
⑤本の分厚さ
①ビジュアルとして分かりやすいか
図表やイラストが豊富に使われている本は、概念を視覚的に理解しやすくします。例えば、フローチャートや具体例を用いた解説は、複雑な手続きの流れを把握するのに非常に有効です。
②権威
著者や出版社の信頼性も重要です。大学の教授や専門の研究者が執筆している本、または法学の権威ある出版社から出版されている本を選ぶと、信頼性の高い情報を得ることができます。
③文章の分かりやすさ
専門用語が多用される法学書でも、平易な言葉で分かりやすく解説されているものを選ぶと良いでしょう。初学者向けの解説が充実しているか、具体例が豊富かどうかも確認ポイントです。
④コストパフォーマンス
法学書は一般的に高価ですが、内容と価格のバランスも考慮に入れるべきです。複数の書籍を比較し、内容の充実度に対して価格が適切であるかを検討することが大切です。
⑤本の分厚さ
分厚い本は情報量が多い一方で、持ち運びやすさや読みやすさに影響します。自分の学習スタイルに合わせて、適切な分量の本を選ぶことが重要です。初心者であれば、薄めの基本書から始めて、段階的に詳しい書籍に進むのも良い方法です。
これらのポイントを考慮して、自分に最適な民事訴訟法の基本書を見つけることが、学習の効率を高める一助となるかと思います。参考にしてみてください。
次に、具体的におすすめの民事訴訟法の基本書について紹介いたします。
民事訴訟法のおすすめの基本書
それでは、早速民事訴訟法のおすすめの基本書と厳選口コミをご紹介させて頂きます。
①基礎からわかる民事訴訟法
図解や表が満載
民事訴訟法に苦手意識を持っている受験生も多いと思いますが、私もその一人でした。リークエも使っていましたが、私には少し難しく、こちらの基本書に乗り換えました。和田先生の「基礎からわかる」には、難しい学説等を視覚的に理解しやすいように、図式や表がたくさん掲載されています。
また、論点の理解も、判例から学説まで幅広くカバーしているので、本書だけで司法試験対策として十分でした。民事訴訟法が苦手な受験生は、試されてみるといいかもしれません。
定義付けが微妙
ほとんどの人がご存知だと思いますが、本書は定義付けの際にケースを用いているため、正確な定義付けがされておらず、正直初学者には向かないと思います(もっとも、既判力とか弁論主義とか重要な部分については定義付けがされています)。
特にケースを用いて定義付けするところの説明は長すぎて飽き飽きしてしまいます。たとえば〜と具体例を示すときに1ページ使うこともあります。見にくいので線で囲って欲しいと思うほど…。
また、本書は現在出版社において絶版となっており、民法の改正にも対応しておらず(2018年7刷)、今のところ増刷の見込みもないそうです。こちらを読むよりもリーガルクエストを勧めます。初学者であればストゥディアも有用だとおもいます。
※【編集部コメント】2022年4月8日付で第2版が出版されております。
ビジュアルで理解をしたいという受験生のニーズに応えた基本書です。
好き嫌いは若干分かれるかもしれませんが、手に取ってみるとよいでしょう。
利用している受験生も多いかと思います。
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②民事訴訟法(伊藤眞著)
自説が多いが信頼出来る
他のレビューサイト,本レビューサイトでも実務説(旧訴訟物理論)を摂る一方で伊藤眞先生の自説が多い,文章が固いから読みにくい,他の本のが良いとの記述が散見される。
しかし,自説を述べる場合はその前に必ず通説・判例を記載し,その上で自説の結論→理由(論証)を述べてくれるため問題なく使える。
また,しっかり定義づけもしてくれるためまとめノート作成にも使える。
頁数が多いため初学者が読むのは厳しいように思えるが,ストゥディアなどの入門本を読んだ人間は迷わず本書を使用して良いと思う。辞書代わりにも使える。
本文のみならず脚注にも目を向ける
言わずと知れた基本書であるが、所々伊藤先生の個性が発揮されている。最初の一冊としてオススメできるかは分からないが、目から鱗の記載も多い。本文より脚注の方が多いんじゃないかと思わせるくらい脚注があるが、本文以上に重要なことが書かれていることも多く、そこにも目を向ける必要がある。
民事訴訟法の名著です。民訴の理解を深堀していきたい方におすすめです。
ザ・基本書で勉強したいという方には、おすすめです!
③民事訴訟法(長谷部由起子著)
まとまった良書だが…
なぜか軒並み分厚い民事訴訟法の基本書。和田民訴は634頁、リークエは736頁、新堂民訴は驚異の1072頁です。
そんな中にあって、本書は518頁。しかも改正民法に対応しており、大変貴重な存在です。端的な記述、サラリと書かれた理由づけも美点。民訴版サクハシとの声もあるようです。
良書ではあるのです。しかし、大変細かいことで恐縮ですが、レイアウトが非常に読みづらい…。
句読点が、「、」「。」ではなく「,」「.」となっています。一文の終わりや文の切れ目が分かりにくいので、大変読みにくいです。
複眼的思考を得るための参考書として、あるいは論証例として、参考書的な使い方をすることはできます。しかし、筆者としては、「基本書」に据えるにはあまりにストレスフル…。読みにくいと思っていたリークエの方が、本書より遥かに読みやすかったです。
無論、以上のデメリットは内容に関連するものではありません。
レイアウトが気にならない方にとっては、有力な候補となると思われます。
民事訴訟法の基礎固めに!
民事訴訟法の全体像を把握するために読みました。図表を多く使用しているわけではないですが、読み進めやすく、よくまとまっている印象です。民訴は範囲も広く、分厚い本が多い傾向にあるため、根気が必要になります。
しかし、こちらの本はコンパクトで最新の判例も適度に掲載されていて、基礎を固めるのには最適だと感じました。繰り返し読むことで民訴の理解が深まり、基本書として十分使える一冊であると思います。
法律資格を取得予定の方や法学部の方、これから民事訴訟法の一通りを学びたい方などにオススメではないでしょうか。
比較的薄めのインプット本を探している方にお勧めです。
④民事訴訟法 (有斐閣ストゥディア)
最初の一冊に最適
入門書として初学者におすすめされることの多い有斐閣ストゥディアシリーズの一冊です。
民訴の基本書としては、リーガルクエストや和田民訴が定番ですが、いずれも600~700ページ超と、いきなりこれらを読み通すのはハードルが高いのではないかと思います。円環構造といわれる民訴の学習では、まずはその全体像をざっと見通すことができる一冊があると便利です。
本書は300ページ足らずのうちに、基本的な概念の定義や判例が紹介されており、入門書として優れたものです。
無味乾燥になりがちな民事訴訟手続きの学習ですが、訴状や判決書の見本などさまざまなコラムを交えながら説明されるなどの工夫もなされているので、退屈せずに読み進められると思います。
民訴学習の入門書として、基本書への橋渡しにおすすめします。
初学者に最適
民事訴訟法を全くの初心者が学ぶ際に最適な1冊と考えております。
290ページなので、一連の流れをざっと把握することができます。
しかも、わかりやすく、読みやすいので、今まで民訴が苦手だった方も得意分野になるきっかけになるかもしれません。
また、別の基本書を読んでいるときにわからない部分があったときなど、こちらの本に戻ってみると、理解できたなんてこともあるかもしれません。
初学者や法律資格の受験生などにおすすめできるかと思います。
有斐閣のストゥディアシリーズ。非常に人気の入門書兼基本書のような書籍です。
これから民事訴訟法を勉強していく方にお勧めの書籍です。
⑤民事訴訟法 (LEGAL QUEST)
行間を読む作業が必要
基礎的な用語の説明を他の基本書に比べて丁寧に書いてくれています。
独自説が強いとの意見もありますが通説もしっかり説明されています。
しかし、独自説の部分は民訴法の最先端の議論で、かなり高度です。
また、具体的な適用が書かれていなかったり結局どの説がいいのかというところをぼかしていたりするので結構行間を読む必要があります。
なんか判例の射程とか学説の紹介とか多く詰めようとしすぎてるから行間を読まなきゃ分からないようになってるのかなって感じです。
基礎的な部分を復習したり問題意識に触れるのには最適ですが、他の本も合わせて使ったり分からないところはお近くの先生に聞けると真価を発揮します。
僕は瀬木民訴(元判事)と重点講義(辞書)と本書(学者本)という使い分けをしてます。民訴はこれ一冊という本がないですね。。
法科大学院生
ベタな基本書
民事訴訟法はよくわからない概念が多く予備校本の中には不正確な記述も多い本がある(基礎マスターとか)
その意味で本書は学者本ということもあり信頼できる。
予備試験に直接役立つ本ではないものの予備校本を読んで理解できなかったり学校の試験対策のために詳しくやっておきたいと思ったりしたときのために一冊あると便利買って損はしないと思う
通読はしんどい
本書はとにかく分厚いです。ある程度知識を入れた後に通読しようとしたこともありますが、なかなか進まずストレスがすごく、結局なにも頭に入ってない、という感じになります。
しかし、分厚さのおかげで必要な情報は掲載されていますし、返礼も複数掲載されているので辞書のような使い方をするのにはいいと思います。ただ、学説の対立が複雑な民事訴訟法なので、本書で採る立場が常に通説というわけではなく、本書のとる立場がどの立場であるかを理解したうえでよまなければなりません。
上位ロー合格者
民事訴訟法のスタンダードな基本書です。通読はしんどいというコメントもありますが、通読をおすすめします。
⑥重点講義民事訴訟法
かゆいところに手が届く辞書
民事訴訟法の問題を解いているとき、何かわからないところがあったとき、一番に参照するのは、この本である。
わかりやすく対立学説をまとめてあり、その論点においてどのように理解すればよいのかがすぐわかる。
債権法改正に対応していないところだけが難点であるが、それはほかの基本書でカバーすればよいだろう。
個人的には縦書きというのも好みである。
上述の通り、学説対立等をまとめているため、和田民訴のようなわかりやすさはない。
ただ、アカデミックな議論に興奮を覚えるならばぴったりだろう。
民事訴訟法の名著です。
辞書的な基本書が欲しい人は重点講義がおすすめです。学習上の悩みはすべてこの本の中にあるといっても過言ではないでしょう。通読は厳しいですが。
「アカデミックな議論に興奮を覚える」この言葉に刺さる人も多いのではないでしょうか。
⑦はじめての民事手続法
「眠素」の小さな救世主。
民事訴訟法の基本書は、分厚過ぎて読めない!!
分厚い本の方が理論的に精緻であったり、網羅性が高くなる利点はあろうと思われますが、通読をするには時間がかかり、骨が折れます。
従って民事訴訟の全体像を掴むことが大変困難であり、今どこにいるのか迷子になることが多いのではないでしょうか。かく言う私もその一人。リーガルクエスト民事訴訟法に初学段階で挑戦し、見るも無残に砕け散りました。
これに対して本書は、なんと289頁!民事執行法・保全法なども含めているにも関わらずコンパクトに纏まっています。短時間で通読をすることができますので、容易に民事手続の全体像を掴むことができます。
また、日常生活の中で、民事訴訟を起こし起こされる機会には恵まれません。そのため、民事訴訟法の学習においては具体的な事案がイメージし辛いように思います。「抽象的でよく分からん」、「民訴じゃなくて眠素の間違いじゃねえか」などと言われるのもその為であるように思います。
この点本書では、6つのケースをもとにして手続の過程が説明されています。手続が具体的にイメージできることに加え、事例が6つに絞られているため段々と登場人物に愛着が湧いてきます。民事執行法・保全法のあたりまで来ると、どうしても石田清を救ってあげたい・小早川実に金を払わせたい気持ちになり、結果的に内容についての理解が進みました。
他にも、豊富な図表やユーモラスな表現など、素晴らしい点がいくつもあります。民事訴訟法の教科書で、「バブー!」(38頁)なんて記載が出てくるのは本書くらいでしょう。
本書を読んだ後にリーガルクエストを読んでみると、意図するところが掴めるようになりました。民事訴訟法で悩んでおられる方々に、おすすめの一冊です。
民事訴訟法の入門書というべきでしょうか。
初学者が民事訴訟法を勉強していくのに最適な書籍です。
民事訴訟法の基本書のファーストチョイスとしていかがでしょうか。
⑧民事訴訟法(瀬木 比呂志 )
判例通説に則った解説
瀬木民事訴訟法は、基本的に判例通説に従った解説がなされています。また、ケースメソッドが取られているため、いまいにちわかりにくい民事訴訟法をイメージを沸かせながら読むことが可能です。
しかし、いわゆるうんちく話がところどころ散見され、合う合わないがはっきり出る基本書ではないかと思います
ケースメソッドを採用している民事訴訟法の基本書です。
うんちく部分が好みの人もきっといるはず!
最後に
いかがでしたでしょうか。今回は、おすすめの民事訴訟法の基本書をご紹介させて頂きました。どの基本書を選ぶかは非常に重要です。
合計8冊を紹介させていただきましたが、どれも良書です。手に取ってみて試し読みをされるとよいと思います。
口コミを参考にあなたに合った基本書を選んでいただければ幸いです。
一冊に絞れないという人は、薄めの基本書1冊と厚めの基本書1冊を併用してみるのも良いと思うぞ!
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