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司法試験合格に必要な条文・判例・通説などの知識を条文順に整理しました。逐条別の構成と図表を多く用いた解説により、条文に関連した形で必要な知識を整理できます。
また本書は、試験制度変更以降、一段と重要度を増した論文式試験の対策に特に重点を置いて構成しています。
★論文式試験の対策として、本文中に「論文マテリアル」を掲載しています。論文式試験は、現場での思考が重視される試験ですが、論文を組み立てるためには、その前提として知っておくべき法体系、判例知識等があります。すなわち、「事前に準備した知識+現場での思考(問題文のあてはめ)」によって、よい答案ができあがるのです。本書では、ここで求められる事前知識を「論文マテリアル」として明示することによって、常に論文式試験を意識して学習を進めることができます。
◆特長1
法律学習の出発点となる条文を軸に、条文に関連付けた形で頻出知識を整理しました。
◆特長2
試験で出題が予想される判例を豊富に掲載しました。
◆特長3
重要事項や頻出知識をビジュアルで理解できるよう、図や表、色文字を効果的に用いました。
◆特長4
最新の令和4年司法試験・予備試験の論文式試験の出題実績を踏まえ、令和5年本試験の出題予想と学習のポイントを「論文合格ナビ」としてまとめました。
◆特長5
論文式試験を解く際の基礎知識を「論文マテリアル」として本文中に明示しました。
【改訂内容】
*令和4年7月11日現在で、令和5年予備試験論文式試験までに施行が確実な法改正に対応
*下記4点の判例を追加
・違法の重大性を基礎づける事実の存否の確定:最判令3.7.30=令4重判№2
・強制採尿令状の発付が違法とされた場合:最判令4.4.28
・国際捜査共助によらないリモートアクセスにより得られた証拠の証拠能力:最判令和3.2.1=令4重判№1
・一事不再理効の時間的範囲:最判令3.6.28=令4重判№3
*令和4年実施の司法試験・予備試験の出題履歴を追加
*出題傾向等にあわせて一部記載の見直し
*用語索引の充実
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