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かもっち・あひるっぺからの挨拶
かもっちはじめまして、かもっち@hosyocomです。
皆さん、法律の勉強、お疲れ様です!!
法スタは、法律を学ぶすべての人に向けた法律の勉強法専門メディアです。



私は、司法試験受験生のあひるっぺ!
司法試験予備試験、法科大学院入試、法律書籍や人気予備校のレビュー。
必要なノウハウや勉強の進め方を、初心者にもわかりやすく解説しています。



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知りたい情報が必ず見つかるはず!ぜひ一緒に学びましょう!
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです!
(挨拶おわり)
司法試験の受験生の皆さん、こんにちは!法スタ編集部です。
今回は、法スタでライティング活動をしてくださっている橋龍さんに、非常に役立つ勉強法の記事を寄稿していただきました。
テーマは多くの合格者が合格の鍵として挙げる「知識の一元化」です。
橋龍さんが使用されていた「趣旨規範ハンドブック」について、マーカーの引き方から情報の書き込み方法まで写真付きでわかりやすく解説してくださっています。
知識の一元化方法に悩んでいる方、知識の定着に苦労している方にとって、必ずヒントがみつかるはずです。
それでは、早速ご覧ください。



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こんにちは!今回は、私が司法試験の勉強に向けて実践していた、知識の一元化方法について紹介させていただきます。
まず、なぜ知識の一元化が必要なのでしょうか?
私の持論としては、「知識を覚えやすい」からだと思います。
司法試験に合格するためには、大量の法律知識を覚える必要があります。しかし、これらを記憶するのは決して簡単ではありません。そのため、知識を効率よく覚えることが司法試験の合格に不可欠だと思います。
知識の一元化は、「知識の整理+知識の反復」に最適であり、効率的に知識を覚えることに繋がるのです。


私は、知識の一元化教材として、「辰巳法律研究所の趣旨規範ハンドブック」を用いていました。
理由としては、適度な文量の論証が記載されていたり、論証以外の知識(趣旨・要件・効果、請求原因、保護法益等)も十分に記載されていたりするため、これ一冊を完璧にすれば司法試験に受かるだろうと思ったからです。
実際に使ってみると、論証量が多いため広く対策できる、趣旨・要件等が記載されているため条文や権利を整理しながら理解できる、余白が十分にあり加筆修正しやすいと感じました。
加えて、購入時には気づかなかったのですが、過去に司法試験で出題された論点には出題趣旨や採点実感が添えられていました。
そのため、司法試験がその論点についてどの程度の理解を求めているのかを都度把握することができ、勉強の質の向上にも繋がりました。
そのため、趣旨規範ハンドブックは一元化教材として非常におすすめです!ぜひ手に取ってみてください!
◆趣旨規範ハンドブックのおすすめポイント◆
①論証量が多いため広く対策できる
②趣旨・要件等が記載されているため条文や権利を整理しながら理解できる
③余白が十分にあり加筆修正しやすい
④過去に司法試験で出題された論点には出題趣旨や採点実感が掲載されている


それでは、私がどのように一元化させていたのかをご紹介いたします!
私は、趣旨規範ハンドブックを読んでいて重要そうだと思った箇所にマーカーで線を引いていました。
例えば、論証の中の核となる理由付けや結論、出題趣旨・採点実感の中で覚えておいた方が良い部分とかです。
実際の写真がこちらになります。


ポイントは、重要な箇所をなるべく絞ることです。
文章の全体又は大部分にマーカーを引いてしまうと、見にくくなる上、何が重要なのか結局理解しづらいからです。写真の中では、ある論点について、結論及び核となる理由付けにのみマーカーを引いています。
このようにすることで、マーカーを引く前提としてその論証の中で何が重要なのかを理解することが必要になるため、その論点への理解が深まりました。
また、出題趣旨・採点実感では、その論点について高評価が与えられた答案がどのようなことを書いていたかについて書かれているため、この部分をマーキングしています。
司法試験の採点者が何を重視しているかをマークしておくことで、出題趣旨に沿った答案を作れるようになるからです。
このように、マーカーを引くことは単純で簡単な作業に思えますが、少し工夫するだけで深い学習が可能になります。
趣旨規範ハンドブックの論証は、上で述べたように、比較的適切な文量のもの(試験本番で思い出せる程度の量)が多いです。
もっとも、文言が抽象的だったり文章の行間が空いていたりと、読んだだけでは理解が難しいものもあります。
そのような時には、基本書等で調べ、その文言や文章がどういうことなのか、具体的な説明をつけるようにしていました。
先ほどと同じ図で見ていきましょう。


「一般外観上従来の占有状態に変更を生じない/生じる」という理由付けは、一見すると何を言っているかよく分かりません。このままでは、暗記して本番同じ理由付けを書くことができたとしても、高い評価は望めません。
なぜなら、下の出題趣旨・採点実感でも書かれている通り、「外観上従来の占有状態にどのような変更が生じているか」を丁寧に論じることが高評価を得るために必要だからです。そのため、この文言を自分の中でひも解く必要があります。そして、基本書等で調べ、どういうことなのかを理解し、写真のように自分の納得のいく具体的な説明をつけています。
私は、この作業が一元化をする上で一番大事であると思っています。
自分の言葉で説明できるくらいその論点を理解することで、論証の暗記もしやすくなるし、その論点を応用した問題にもある程度対応できるようになると思います。
趣旨規範ハンドブックが多くの知識を記載していると言っても、司法試験に臨むためにはそれ以上の知識を身に付ける必要があります。
そのため、勉強をしていく中で趣旨規範ハンドブックには載っていない知識をこまめに加筆するようにしていました。加筆していた知識は、主に論文問題の復習やロースクールの授業などで学んだものです。
実際の写真がこちらになります。


即時取得の要件について、周辺知識を加筆しています。
例えば、「取引行為は有効なものであることが必要(意思表示の瑕疵等で取り消された場合は要件不充足)」という知識は、趣旨規範ハンドブックには元々載っていませんでしたが、司法試験の過去問演習をしていた際に学んだため、加筆しています。このような周辺知識は、正確な答案を書くために必要ですが、細かいものも多いため、おろそかにされがちです。
しかし、細かくて忘れがちな知識でも一元化教材にメモのように書き込んでおけば、後で見返した際に思い出すことができ、それを繰り返すことでいつのまにか覚えていることが多かったです。
これも大事なのですが、一元化のための加筆修正をボールペンで行ってしまうと、後から修正するのが大変だし、ごちゃごちゃして見づらくなってしまいます。
そのため、私は加筆修正はすべてシャーペンで行っていました。自分がその当時正しいと思って加筆した知識が実は間違っていたということはざらにあります(笑)。
その時に直しやすいよう、シャーペンを用いることをおすすめします。


では、一元化させた趣旨規範ハンドブックをどう使えばよいでしょうか?
結論として、私はこれを常に手元に備えていました。
その理由として、一元化教材を何度も繰り返し読むことが効果的な知識の定着に繋がるからです。
これまで見てきたように、一元化教材を作る過程でかなり勉強をしている感が出ていたと思います。しかし、一元化をしても、その内容が試験本番に頭に入っていなければ何の意味もありません。一元化教材はあくまで知識を頭に入れるための手段であり、作ることが目的になってはいけません。
そのため、自習中でも授業中でも移動中でも、常に趣旨規範ハンドブックを手元に備えて置き、何度も繰り返し読むことが大事だと思います。
もっとも、読み方にもコツがあります。私は、誰かに対して説明するような感じで、書かれている知識を脳内でアウトプットしながら読んでいました。
ただ漫然と読むだけでは、理解した気になってしまい、内容が頭に定着しないと感じたからです。
アウトプットしながら読む方法を実践し始めてからは、論点などの理解度が非常に上がり、記憶にも定着しやすくなったと思います。


今回は、趣旨規範ハンドブックを用いた知識の一元化方法についてご紹介させていただきました。冒頭述べたように、司法試験に合格するためには膨大な知識を効率よく吸収する必要があります。
そのため、自分に合った効率の良い学習を早い段階から確立した方が良いと思います。そのうちの1つが知識の一元化だと思うので、ぜひ皆さんも試してみてください!
読んでいただきありがとうございました!
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法律記事を書いております、橋籠(ばしろう)です。現在は、国立大学法科大学院に在籍しながら、主に会社法の判例の解説記事を執筆しております。
自分が司法試験の勉強をしている上で必要だと思った知識を中心に執筆しております。初学者の方にも分かりやすいような解説記事を目指しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
















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