橋籠– Author –

法律記事を書いております、橋籠(ばしろう)です。現在は、国立大学法科大学院に在籍しながら、主に会社法の判例の解説記事を執筆しております。
自分が司法試験の勉強をしている上で必要だと思った知識を中心に執筆しております。初学者の方にも分かりやすいような解説記事を目指しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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【名義書換制度】最高裁昭和41年7月28日第一小法廷判決(百選13事件)を分かりやすく解説
株主名簿に名前があるのに、新株をもらえない!?―名義書換制度の本質を問う重要判例、最高裁昭和41年7月28日判決を徹底解説― 司法試験・予備試験の会社法で、よく出題される「株式の名義書換制度」。この制度を理解するうえで避けて通れないのが、今回取り... 橋籠 -
他の株主に対する招集通知の瑕疵(最昭42.9.28)を分かりやすく解説
他の株主に対する招集通知の瑕疵――それでも、株主は訴えを提起できるか? 株主総会決議取消しの訴えを提起できるのは、「自分の利益が害されたとき」だけだと考えていませんか?本稿で扱う最高裁昭和42年9月28日判決は、この素朴な発想に鋭く切り込む重要... 橋籠 -
【会社法】東京高裁が示した事前質問状と一括回答の法的位置づけ【初学者から司法試験受験生まで】
「事前に質問を送っておいたのに、名前も出されず、ちゃんと答えてくれたのかも分からない……」株主としてそんな体験をしたら、モヤっとしますよね。 この記事では「取締役の『説明義務』ってどこまでなの?」という疑問に答える裁判例「東京高判昭和61年2... 橋籠 -
宮入バルブ事件(東京地決平成16年6月1日)をどこよりも分かりやすく解説【募集株式の有利発行の判断方法】
宮入バルブ事件(東京地決平成16年6月1日)はどんな事件?上場企業が行った株式の第三者割当てを巡り、その発行価額が「特に有利な金額」に該当するかが争点となった重要は裁判例です。本決定では、株主総会の特別決議を経ずに、当時の市場価格よりもはる... 橋籠
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