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【司法試験合格者解説】民事訴訟法の3ステップ学習法と厳選教材3選【初学者向け】

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かもっち・あひるっぺからの挨拶

かもっち

はじめまして、かもっち@hosyocomです。
皆さん、法律の勉強、お疲れ様です!!

法スタは、法律を学ぶすべての人に向けた法律の勉強法専門メディアです。

あひるっぺ

私は、司法試験受験生のあひるっぺ

司法試験予備試験法科大学院入試法律書籍人気予備校のレビュー
必要なノウハウや勉強の進め方を、初心者にもわかりやすく解説
しています。

かもっち

姉妹サイトとして「法律書籍の口コミサイト」や「法科大学院の口コミサイト」も運営しています。

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私たちは、合計370件以上の豊富なコンテンツを揃え、皆さんの法律学習を全力でサポートします。
知りたい情報が必ず見つかるはず!ぜひ一緒に学びましょう!

この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです!

(挨拶おわり)


努力を、ちゃんと“合格”に変えませんか?

あひるっぺ

ねえ、もっち…。
記事を読む前に、ひとつだけ聞いてほしいんだけど。

私さ、
「ちゃんと勉強してるつもり」なのに、全然点に繋がらなくて
何が悪いのかも分からないまま、時間だけが過ぎていくんだよね…。

かもっち

──それ、正直しんどいよね。
でもね、結論から言うと。
それは努力不足じゃないことがほとんどなんだ。

「落ちる勉強法」のまま、全力で走ってしまっている可能性があるんだ。

あひるっぺ

「落ちる勉強法?」
そんなにハッキリ言わなくても…って思うよね。

かもっち

でも、ここは誤魔化しちゃいけない。
司法試験は、
努力の量よりも「努力の向き」で合否が決まる試験だから。

実際、不合格から合格を勝ち取った人たちは、
・自分がなぜ落ちたのか
・どこでズレていたのか
・何を捨て、何に集中すべきか

──それを徹底的に分析して、勉強法を組み替えた人たちなんだ。
その「逆転のプロセス」を、丸ごと体系化したのが複数回受験生が辿りついた落ちない司法試験勉強法

あひるっぺ

何それ?気になる

かもっち

ただの精神論じゃない。
✔ 司法試験不合格の“本質的な原因”
✔ 合格者が実際にやった「具体的な修正ポイント」
✔ 評価される答案と、落ち続ける答案の決定的な違い
を解説している。

もし今、
「こんなにやってるのに、なぜ…」
と感じているなら。
それはあなたがダメなんじゃない。
やり方を変えるタイミングが来ているだけ。

先人の失敗と成功を最短ルートで吸収して、
もう遠回りは終わりにしよう。
努力を、ちゃんと“合格”に変えませんか?

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その勉強法、結果に繋がってますか?不合格を経験した複数回受験生がたどり着いた「落ちない」司法試験勉強法とは?

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本記事は、令和7年(2025年)司法試験に見事合格された方により、自身の受験経験を余すことなく反映して執筆されました。

司法試験の学習、とりわけ「民事訴訟法」という科目は、抽象的な概念の連鎖と複雑な理論体系、そして「眠素(ねむそ)」と揶揄されるほどの退屈さに阻まれ、「一度読んだだけでは何も分からない」という絶望感に襲われる方が少なくありません。

「既判力」や「処分権主義」「弁論主義」といった耳慣れない言葉とは裏腹に、いざ学習を始めると、抽象的な用語と理論の海に溺れ、全体像が見えなくなる——独学や初学者の方であれば、「結局、どの教材でどう学べば民事訴訟の仕組みを理解できるのか」という不安に襲われるのは当然のことでしょう。

そこで本記事では、令和7年司法試験に合格された執筆者が、自身の合格を支えた「教材選定の意図」と「ステップ別の学習戦略」を徹底的に解き明かします。

単なる教材紹介にとどまらず、各学習段階において「手続の流れをどう掴むか」「抽象概念をどう具体化するか」「理論体系をどう整理するか」という、合格者ならではの極めて再現性の高い実践的メソッドを公開していただきました。

現在、民訴法の抽象性に苦しんでいる方も、全体像が見えずに迷子になっている方も、本記事が示すロードマップを辿ることで、霧が晴れるような感覚を得られるはずです。

目次

【Intro】はじめに:3つのSTEP

「六法を開いた瞬間に、そっと閉じてしまった」

「『基本書』と聞いていたのに、ちっとも基本じゃない」

1つでも心当たりはありませんか?

そもそも、司法試験合格者であっても、最初から法律が分かっていた人は一人もいません。むしろ、難解な専門用語や分厚い基本書を前に、挫折しかけた人ばかりです。

特に独学では、溢れる情報に惑わされ、何が重要か見失いがちです。

そこで、主に、市販の基本書で司法試験合格を目指す方や法律の初学者の方へ向けて、指針となる「学び方」の一例をまとめました。

この記事では、法律の学習段階を「①入門→ ②基礎・事例→③試験対策」という3ステップに分けて解説します。

そして、各ステップごとに司法試験合格者が実際に使った教材を挙げながら、「どのように使い、何を学ぶべきか」を学習者の目線で紐解いていきます。

この記事のステップを一歩ずつ進んでいけば、法律を理解できるはずです。

今回は、「民事訴訟法」の3ステップをご紹介しましょう。

【STEP1】「全体図」を手に入れましょう

・Purpose

民事訴訟法(民訴法)は、お金を貸したのに返してくれない場合や、自分が持っている建物に知らない人が居るので出て行かせたい場合など、ある人とある人との間でトラブルがある場合に、裁判所がどのように解決していくかというルールを主に定めた法律です。

このような、一般の個人同士間のトラブルについての裁判は、民事裁判と呼ばれています。

刑事訴訟法が「国家による処罰」という刑事裁判を目的とするのに対し、民訴法は「当事者の争いの解決」を目的とします。

同じ訴訟法でも、かなり雰囲気が異なりますので、刑事訴訟法と似ている部分を探しながら理解するというのは難しいかもしれません。

民訴法のファーストステップでの目標は、ある人が訴えを起こしてから実際に裁判が進んでいき、最後に判決が出されるまでの一連のプロセスの全体像を把握することです。

民訴法は、他の科目と比べて、一度全体を1周してからでないと個々の用語の意味が理解しづらいというポイントが非常に多いため、まずは迷子にならないことがなによりも最優先です。

・Selection

この全体像を把握するために最適なのが、『有斐閣ストゥディア 民事訴訟法』(安西明子ほか/有斐閣/2023)です。

この書籍は、初学者がつまずきやすく、また抽象的で理解しづらい民事訴訟の用語や制度についても、そもそもなぜそのルールがあるのかという点から噛み砕いて解説されており、なんとなく感じる民事訴訟への取っ付きづらさという最初のハードルを下げるのに打ってつけの一冊です。

また、『はじめての民事手続法』(川嶋四郎ほか/有斐閣/2024)もおすすめです。

この書籍は、タイトルのとおり、民事訴訟法だけにとどまらず、それより先のプロセスも含めた、民事手続全体について解説されています。

書籍には、6件の架空のケースが別紙で添えられており、そのケースに即して民事裁判の手続過程が説明されているところが特徴です。

この2冊は、いずれも、本当になにも事前知識のない方に対して民事訴訟法を説明することを前提に作られており、全体的にかなり丁寧な文章で記述されています。

民事訴訟法はかなり理論的に難しい科目ではありますが、だからこそ、このステップでは、入門書に書かれているような、「ここだけはわかっておいてほしい」という基礎的なポイントを確認しておきましょう。

・Method

繰り返しになりますが、民訴法は他の科目以上に「一度読んだだけでは分からない」のが当たり前の科目です。

あまり名誉なことではありませんが、民訴はしばしば「眠素」、つまり眠りの素と呼ばれるなど、かなり退屈な印象を持たれやすい科目です。

ですので、挫けずに最後まで『ストゥディア』や『はじめての民事手続法』を読み通すことができたならば、それだけでまずは及第点だと思います。

もう少し余力のある方については、民事裁判の中で設けられているそれぞれ手続の意味を踏まえながら民事裁判の流れを把握することができれば、STEP1は120点満点の合格です。

【STEP2】「事例」に触れていきましょう

・Purpose

おおよその民事訴訟手続の流れを掴めたと感じた後は、民訴法特有の概念が実際の事例でどう機能するのかを学んでいきましょう。

民訴法には、「既判力」や「処分権主義」、「弁論主義」といった、字面だけではイメージが湧きにくい言葉が次々と登場します。

これらは、単なる暗記対象ではなく、公平な民事裁判を実現するために考え出された道具のようなものです。

このステップでの目標は、具体的な事例を通じて、これらの重要な道具(概念)が「どんな場面で、どのようにして、なぜ使われるのか」という、民訴法の理論と具体的な事例へのあてはめのやり方を理解するところにあります。

・Selection

この段階で特におすすめしたいのが、『Law Practice 民事訴訟法』(山本和彦ほか/商事法務/2024)です。

この書籍は、民訴法を学ぶ上では欠かせない重要な論点を、かなり網羅的に、しかもそれぞれの論点を比較的短い事例問題とその解説文に凝縮して説明しています。

民訴法の学習で多くの人が挫折するのは、抽象的な説明だけで理解しようとするところにあるように思われます。

民訴法の用語にかなり抽象的なものが多いのは確かですが、試験では、そうした用語を具体的な事例にあてはめることが求められます。

この書籍を使えば、具体的なトラブル(事例問題)を通じて、教科書の記述がより深い知識へと変わっていくはずです。

この書籍に取り上げられている論点は、どれも重要な判例の事案をトレースしたもので、司法試験でも問われるようなものばかりです。

トントン拍子に読み進めていければ問題ないですが、なかなかそう簡単にはいかないと思います。

ですが、ここは時間をかけてでもいいので、着実に、ひとつずつ、民訴法上の論点の基本となるところを押さえるようにしましょう。

・Method

STEP2において意識すると良いポイントは、民法の要件と民訴法のルールの結びつきを意識してみることです。

民訴法は、あくまでも民法で定められている権利などを裁判で実現するための手続です。

そのため、民法と民訴法はかなり密接に繋がっており、およそ不可分の関係にあります。

たとえば、民訴法の学習を進めていくと、「主張立証責任」という有名な論点に遭遇することになるかと思いますが、実のところ、この論点の根本はほとんど民法の話といっても過言ではありません。

これは、民訴法で問題となる権利が民法に由来するものであるためです。

ですので、民訴法を学ぶ上では、民法の知識も少なからず求められる点には少し注意してください。

また、民訴法は判例の立場が重要です。

刑事系科目ほどではありませんが、民訴法を学んでいく中で学説対立にも遭遇するタイミングは少なくありません。

ただ、やはり試験のための学習としては、最高裁判所の立場が最優先で重要です。

そこで、事例検討の際も、判例が採用する立場を丁寧に追いかけてみるようにしてみるとより深いところまで学ぶことができるはずです。

【STEP3】「知識」を整理しましょう

・Purpose

最終ステップの目標は、事例演習を通じて得た個別の論点を、民事訴訟法という一つの巨大な「体系」の中に位置づけ直し、どんな問題にも対応できる力を身につけることです。

民訴法は、個別の論点(既判力や訴訟物など)が、他の論点と複雑に絡み合っていることが多い科目です。

ですので、バラバラだった知識を整理することを通じて、論理的で一貫性を持った「答案」へアウトプットさせられる力を獲得することを目指していきましょう。

・Selection

STEP3の仕上げの段階でぜひ手にとっていただきたいのが、『Legal Quest 民事訴訟法』(三木浩一ほか/有斐閣/2023)です。

「リークエ」の愛称で知られるこの基本書は、司法試験受験生の中でも特に定評があると思われます。

難解な概念の定義や、なぜ学説が対立しているのかという背景が、非常に論理的かつ丁寧に解説されています。

やや用語法が一般的なものと異なる点がありますが、司法試験で求められる民事訴訟法の基礎的な知識はほとんど全部網羅している基本書であるといえるでしょう。

その分、全体の分量が多くはなりますが、この書籍を読み進めていくことで、ここまでで培った断片的な理解が、正確で盤石な理解に置き換わっていき、司法試験に耐えうる実力が身についていくはずです。

「リークエ」や「Law Practice」で得られた知識を、自分なりにノートなどにまとめた上で、それを何度も反復するというような勉強方法もとても有効だと思います。

・Method

STEP3では、論理の連鎖を意識することが重要です。

例えば、「確定判決に既判力が発生するとして、その範囲はどこまで及ぶのか?」といった問いに対し、単に「主文に包含するもの」という結論を覚えるのではなく、訴訟物の概念や手続保障といった、関連する他の民訴的な観点から説明できるかを確認してみるとよいかもしれません。

また、「問いに対して、どの制度・概念を持ち出すべきか」という判断力・論点発見能力を磨くために、司法試験の過去問演習を並行して行いましょう。

司法試験の論文式試験の問題は、司法修習生に課せられる「課題」という、かなり独特の形式です。

慣れてくればそこまで難しい形式でもないのですが、多角的な視点から問うてくる問題も多いため、初めは戸惑うかもしれません。

特に近年では、まず基本的な用語の定義(意義)を問うた上で、事例に即した検討をさせるという設問が出題されやすい傾向にあります。

ですので、判例が示した規範や発展的な議論の内容を把握することも大事ですが、それだけではなく、基本書でしっかりと基礎用語の定義を身につけるのに注力することも忘れないようにしましょう。

幅広く得た民訴法の知識を前提に、具体的な事例に対し、自分が持っているどの知識を組み合わせれば正解に辿り着けるのか、という、パズルを解くような楽しさを実感できるようになるのが理想です。

【Outro】おわりに:最短の遠回り

民訴法を含めた他のどんな法律を勉強しようとするときであっても、その初めの段階から心に留めておいていただきたいのは、「まずは法律の全体像をつかむ」ということです。

法律の勉強はあらゆるところでリンクしています。

ですので、自分が今どこを勉強しているかという現在地を常に把握するようにしましょう。

また、机に向かって、ひたすら書籍を読んだり事例演習をしたりするのは、地道で過酷なものですが、そうした積み重ねを経てこそ、確固たる法的知識を得られるはずです。

日々、基礎・基本を確実にする学習を進めていくのは、一見遠回りにも思えますが、少しずつ合格に近づく確かな道ですし、結局のところは、合格の最短経路のようにも思います。

この記事で紹介した方法なども参考にしていただきながら、ぜひ自分にあった勉強方法を見つけてください。応援しています。

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この記事を書いた人

法スタ編集部です。司法試験合格者監修の下、法律を勉強されているすべての方向けにコンテンツの制作をしております。

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