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かもっち・あひるっぺからの挨拶
かもっちはじめまして、かもっち@hosyocomです。
皆さん、法律の勉強、お疲れ様です!!
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私は、司法試験受験生のあひるっぺ!
司法試験予備試験、法科大学院入試、法律書籍や人気予備校のレビュー。
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知りたい情報が必ず見つかるはず!ぜひ一緒に学びましょう!
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです!
(挨拶おわり)
「合格した友人の姿を見るのが辛い」「夜、将来への不安で眠れない」――。
司法試験という過酷な競争の中で、こうした感情に押しつぶされそうになった経験はないでしょうか。
今回、令和7年司法試験合格者インタビューに応じてくださったのは、苦難の末、3回目の受験で見事合格を勝ち取った方です。 1回目の不合格後、周囲が法曹になっていく中での孤独、そして「自分のような人間が弁護士になれるはずがない」という強烈な自己否定。一時は「軽い鬱状態」に陥り、民間企業への就職内定を得て一度は逃げ道を作ったこともあったと言います。
そんなドン底の精神状態から、いかにして自分を立て直し、「合格」という結果を手繰り寄せたのか。
そこには、「インプット中心」から「書く力」への抜本的な勉強法の改革と、「自分を大切にする」というメンタル管理の極意がありました。
過去の傷つきや葛藤といった、本来であれば胸にしまっておきたいデリケートな経験を、今まさに戦っている受験生のために赤裸々に語ってくださいました。
暗闇を抜けるための灯火となる、リアルな合格体験記です。



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一番苦しかった時期は、1回目の合格発表後から2回目の本番までです。
1回目の試験で、ロースクール同期の半数以上が合格したのに自分は不合格だったことが苦しかったですし、その後のロースクール生活で何度も心が傷つきました。
スーツ姿で授業を受けに来ている合格者の存在に傷つき、就職説明会に参加するため授業に欠席している合格者の不在に傷つき、自習室の談話室や授業の前後に聞こえてくる就職活動についての会話に傷つき、とにかく学校に行きたくなかったです。
ロースクール卒業してから、僕は週に1回のペースで友達と答練をしていましたが、これも苦しかったです。
友達の答案が回を重ねるごとに上達していき、ある時点から完全に抜かされました。それ以降の答練は、ひたすら自分の惨めさを突き付けられる時間。彼の答案を見るのも、彼に自分の答案を見せるのも嫌でした。
1回目の合格発表後から2回目の本番の期間、軽い鬱になっていたのかもしれません。
布団に入っても何時間も寝付けない。学校の自習室に行くのが嫌で布団から出られず、二度寝を繰り返す。勉強を始めても、将来への不安と睡魔に襲われて全く集中できない。
この期間、何度も
「試験本番に熱が出てくれないかな」
「隕石が落ちて司法試験が中止にならないかな」
みたいなことを考えていました。
「不合格という結果を見た瞬間、最初に頭に浮かんだことは何でしたか?」
「こっから、人生が転落して行くんだ。自分は、今後『司法試験を目指したことがある』という事実のみで形成される、なけなしのプライドに固執することになるんだな」と思いました。
このような考えが頭に浮かんでしまったのは、これまで高校受験・大学受験・法科大学院受験に失敗したことがない一方で、心のなかでは
「自分のような人間が弁護士になれるはずがない。ロースクールまで来れたのは、まぐれだ」
という思いをずっと持っていたことが原因だと思います。
そこから「もう一度やろう」と立ち上がるまでに、どのような葛藤がありましたか?
2回目の試験が終わって直ぐに始めたのは、民間企業への就職活動です。
正直に言うと、試験前もネット上で何度も
「ロースクール卒業 司法試験不合格 就職」
と検索していました。
そして、試験が終わって3か月後の10月に、内定をもらうことができました。
就職活動を始めたのは、来年も専業で司法試験を目指してしまうと、自分の心が壊れてしまうと思ったからです。
それでも、僕は内定を辞退し、親の援助を受けながら、もう1年は専業で勉強すると決めました。
「もう一度やろう」と立ち上がれた理由は無数にあります。
そのなかでも大きかったのは、
この2つです。
「不合格だった年、自分では「いけるかもしれない」という手応えはありましたか? それとも不安が勝っていましたか?」
1回目の試験では「いけるかもしれない」と思っていましたが、2回目の試験では不安が勝っていました。
在学中に臨んだ1回目の試験では、事実を拾うことの重要性が全く分かってなかったです。
なので、各科目で出てきた論点が分かった。それだけで「いけるかもしれない」と感じてしまっていました。
2回目の試験では、ほとんどの科目が最後の問が白紙になっていたので、落ちたと思いました。
「今振り返って、当時の勉強法で「実は非効率だった」「自己満足だった」と思うことは何ですか?」
過去問で触れられた判例が掲載された部分の百選を熟読する。
司法試験合格に最低限必要なのは、百選で紹介されるレベルの判例が何を言っているかであって、その判例を素材に学問上で起きている論争の内容ではありません。
それにもかかわらず、僕は百選の学説対立等の部分まで読んでいました。
「自分の答案の「悪い癖」にいつ、どうやって気づきましたか?」
合格した友達の中でも、「悪い癖」を遠慮なく指摘してくれる性格の子に答案を見てもらって気付きました。
具体的には、
等々です。
合格者や講師からの指摘で、一番「図星を突かれて痛かった言葉」や「心に響いた言葉」はありますか?
ロースクール卒業の際に、ある教員がメッセージボードで紹介していた、フローベールのことばです。
「あなたの生涯でもっとも輝く日は勝利の日ではない。それは悲嘆と絶望の中にありながら人生に立ち向かった日である。」
「合格した年に変えた勉強法はありますか。詳しく教えてください。」
勉強の目的を
「法律の知識や法的思考力を付ける」
から
「2時間で問題を解き切る力を付ける」
に変えました。
過去問を解き終えた後に行う復習が、知識や考え方の穴を埋めていく作業ではなく、解き切るために自分は何を書くべきで、何を書かないべきか考える作業に変化しました。
具体的な変化としては、基本書を読む時間よりも合格答案を見る時間が格段に増えました。
「合格した年に「あえてやめたこと(捨てた勉強法・教材)」はありますか?」
基本書や百選を読むことをやめました。
司法試験勉強のなかでも、これらを読むのが一番楽しかったので、やめることに抵抗がありました。
でも、信頼している弁護士の方の
「留年することなくロースクール卒業して、2年連続で短答が1000番前後なら、もう百選や基本書を読んでインプットする必要ない」
というアドバイスを信じました。
「逆に、変えずに貫いたことは何ですか?」
短答対策として、以下を毎日行いました。
問題文を読んでから書き始めるまでの「思考プロセス」は、前年とどう変わりましたか?
器用な性格ではないため、問題を解く時は、
くらいしか意識できませんでした。
「知識はあるのに書けない」状態をどうやって突破しましたか?
「書く力」を身に付けました。
ここでいう「書く力」は、答案上に何を書くか、何を書かないかを判断する力です。
表現力や語彙力ではありません。
「書く力」を身に付ける具体的なトレーニング方法は、以下です。
上記の作業を繰り返し行いました。
この作業を通じて、
といった自分の癖が明らかになります。
そうすると、③④の作業で抽出される部分が減っていくといった、客観的に見える形で「書く力」が身に付いていきました。
論文式試験における時間配分について意識したことはありますか。
設問1を、計画通りの時間で絶対に解くことです。
設問1、すなわち最初の問題を解く時は、
状態にあります。
また、試験時間がギリギリになる設問3に比べて、字を綺麗に書こうとする意識から、書くスピードも遅くなりやすい。
そのため、
「設問2と設問3で取り返せばいいから、今回は設問1に多くの時間を割こう」
と考えがちです。
ですが、体力が減り、精神的にも集中しにくい設問2以降での巻き返しは難しい。
その結果、設問3は全く書けずに終わる。
この負のスパイラルに陥らないために、
設問1は絶対に計画通りの時間で解きましょう。
過去問の使い方はどう変わりましたか?
僕は法律の学問的な部分が好きなため、法学の専門家が緻密に書き上げた出題趣旨を読むのが好きでした。
また、執筆者の感情が滲み出ていて面白いため、採点実感を読むのも好きでした。
他方で、
は、文章構造や法律知識の正確性を欠くため、読むのが嫌いでした。
そのため、過去問を解いた後は、
という使い方をしていました。
ですが、2回目の試験を終えた後、弁護士の先生や合格者から話を聞くうちに、
に気づきました。
そして、自分の答案や合格答案をしっかり読む、上記の具体的なトレーニング方法に変更しました。
直前期のメンタルが不安定になる時期、机に向かえない時はどうしていましたか?
あらかじめ、直前期にやると決めていたことに必死に取り組み、余計なことを考えないようにしました。
不合格だった年の直前期、メンタルがかなり不安定になっていました。
その原因は、直前期に何をするか決めていなかったことが大きいです。
司法試験の範囲は広すぎるため、直前期でも不十分な分野が沢山あります。
そのため、プランを立てずに
「直前期は不十分な分野を補おう」
と考えていると、自身の不十分さに愕然としてメンタルが崩れてしまいます。
なので、
といったように決めておくことをおすすめします。
「今年こそは」というプレッシャーとどう付き合いましたか?
不合格だった2回目の試験では、「今年こそは」というプレッシャーを感じていました。
ですが、合格した3回目の試験では感じませんでした。
それは、2回目の試験が終わった後に民間企業から内定を頂けたことで、
「司法試験に合格できなくても、人生はどうにかなる」
と思えたからです。
試験中、分からない問題や予想外の論点が出たとき、どう対処しましたか?
試験本番は、とにかくガムシャラに問題を解いていました。
分からない問題や予想外の論点が出ても、
それしか意識していなかったです。
「ホームラン(高評価)」を狙いましたか? それとも「守りの答案」を意識しましたか?
配分された時間を厳格に守りながら、どの問題も全力で解くことしか意識していませんでした。
先に合格した友人に聞くと、科目ごとに
「ホームラン」
「守り」
の選択をしていたと言っています。
僕のような不器用すぎる人間でない限り、戦略的に問題と向き合った方がいいかもしれませんね。
試験終了直後の率直な感想は?
高校受験、大学受験、ロースクール入試、そして司法試験。
合格した試験であっても、終了後に「やった!」と確信したことは一度もありません。
ですが、合格した年の司法試験終了後は、
「これで無理なら、仕方ないな」
と思いました。
振り返ると、その「やりきった」という感覚が、手応えの証だったのかもしれません。
遠回りをしたからこそ得られた「強み」や「気づき」はありますか?
「自分を大切にする」という強みを得ました。
司法試験に限らず、いつも受験期は自分に厳しくしていました。
1回目の司法試験に落ちるまでは、この状態で乗り切れていました。
ですが、2回目の司法試験に向けての受験期で心が耐えきれなくなりました。
このままでは危険だと思い、カウンセリングに通いながら、勉強以外の時間で自分を大切にする努力をしました。
3回目の試験に向けての受験期で得たこの「強み」は、今後の人生でも自分に寄り添ってくれると思います。
もしタイムマシンで、不合格通知を見て泣いている「あの日の自分」に会えるとしたら、何と声をかけますか?
「未来は今さ
今が未来
あの日の『未来』は来ずじまいだけど
あの日の『未来』を越す時代が来たっていうんだから驚くぜ!
あの日のオレたちに
キミの未来は馬鹿みたいにシャイニー」(by Future Is Born feat. mabanua / RHYMSTER)
今、まさに不安の中にいる受験生へ、最後のアドバイスをお願いします。
「司法試験に落ちたことは、あなたの人としての価値を何ら左右するものではありません。」
不安の中にいると、この言葉は何回言われても飲み込めないかもしれないので、もう一度言います。
「司法試験に落ちたことは、あなたの人としての価値を何ら左右するものではありません。」
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