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法科大学院の口コミ・評判一覧

  • 広島大学法科大学院の口コミ・評判

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    教授との近さ

    広島大学法科大学院はとても魅力的な大学院です。何故ならば、教授との距離が近く、さまざまなことに関して、色々な先生に聞くことができるからです。具体的には以下の通りです。 ①新司法試験に合格なさった先生が複数名おり、勉強方法について聞くことができます。 ②各教授についても、いつでもメール、対面で各実体法について質問をすることができます。 ③少人数授業により、丁寧なソクラテスメソッドが施されます。 デメリットは以下の通りです。 ①他の大学では24時間空いている自習室があるそうですが、広島大学法科大学院では、6〜24時しか自習室が空いていませんでした。 ②お忙しい先生もいるので、メールでの質問の返答に時間がかかる場合があります。直接聞きに行けば、対応してくださいます。 広島大学法科大学院は、自ら研鑽を積むという覚悟があるのであれば、十分に司法試験に合格しうる大学です。頑張ってください。

    • guest
    • 4.00
  • 早稲田大学法科大学院の口コミ・評判

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    勉強場所がたくさんあったのが良かった!

    早稲田ローは、ローの自習室だけでなく、学部の読書室、グループ学習室、図書館、院生図書館等いろいろな場所で勉強することができるため、その日の気分に合わせて選べることは魅力的でした。 また、私は未修コースでしたが、未修はAAと呼ばれる若手弁護士と月一で面談し、学習ペースのアドバイスをくれる制度があったのも良かったです。 応用演習と呼ばれる授業は、教授オリジナルの論文問題や司法試験の過去問を使って添削指導をしてくれたのですが、毎週の様に添削していただけたので、答案を書く練習をコンスタントにできたのも良かったです。 ただ、ローの自習室が少し暗めであること、自習室のブースが狭いこと、24時間開いているといいつつ、コロナもあって、私の在学中は殆どの期間8:00〜22:00までだったことは、残念な点でした。

    • haruu
    • 4.25
  • 東京大学法科大学院の口コミ・評判

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    司法試験対策は期待せず、自力で。素晴らしいキャンパスにてトップクラスの教授陣と、一生涯の仲間に出会えるロースクール

    *コロナ前(2019年入学、2021年卒業)の既修コースについてご説明致します。これをお読みになられた方が本郷キャンパスで勉強できることを切に願っております。 *不正確な点がございましたら、予めお詫び申し上げます。 <クラス編成など基本情報について> ・4クラス、1クラス50人程度です。このクラスで必修科目を受けますので、高校に逆戻りした気分になれます。 ・1クラス105分。先生によっては延長する可能性あり。 ・出席の有無:有。理由なく3回以上欠席してしまうと、期末試験が受けられなくなります。必修が1限の方は、早起きを頑張ってください笑 ・1限(8:30-10:15)・2限(10:25-12:10)・3限(13:00-14:45)・4限(14:55-16:40)・5限(16:50-18:35)・6限(18:45-20:30) ・クラブ活動:あり(活動は不定期、新歓の際に各クラブより案内がございます) ・新歓:あり。上のクラス(2年1組なら3年1組)及び担任との飲み会あり ・クラス内役職:クラス幹事・飲み会係・合宿係・事務所見学係(*)・ロッカー係 (*ここでいう事務所とは、5大法律事務所を指します) ・合宿:あり(夏。旅行して楽しむだけ。勉強はありません【私のクラスでは六法は持込不可でした笑】) ・スポーツ大会:あり(バスケ・バレーボール・野球・サッカー) ・試験評価:相対評価(A+,A,B,C+,C-,F) ・ブロック制度:第1〜第4ブロック(1学年200人だと想定すると各ブロックに50人ほど)。第1ブロックのみ順位が明らかになります。余談ですが、4大にお入りになりたい方は、第2ブロック以上に入ることが望ましいと言われております。 <講義・授業・期末試験> ●必修科目 ○2年前期:憲法、民訴、刑訴(2コマ)、民事判例研究、RWD(Research, Writing & Drafting)、法のパースペクティブ ・憲法:教授にもよりますが、基本的自由権を網羅的に扱う教授もいれば、教授が特に重要とする判例と憲法理論・憲法史だけを重点的に扱うことになります。私は後者でしたので、司法試験対策・憲法に関してはかなり独学で行う必要がありました。 ・民訴:上級民事訴訟法という、東大ロー独自のテキストを使います。このテキストは判例+設問が載っているだけで、教授と生徒の対話(所謂ソクラテスメソッド)によって展開されます。ここでも、答案のテクニックなど純粋な司法試験対策は期待できませんが、民訴の中で皆様が苦戦する複雑訴訟などについて理解を深めることができます。 ・刑訴:ケースブック刑事訴訟法を用いて、ソクラテスメソッドを行います。刑訴の全範囲を扱いますので、より深い理解を得られますし、司法試験対策という観点からも非常に役立ちます。 ・民事判例研究:東大ロー独自のテキストを使い、判決文を1審から最高裁まで読み込んで分析する授業です。これに関して正直に申しますと、先輩や同期から対策のレジュメやPPTを得られますので、これさえゲットできれば特に難しい授業ではありません。 ・RWD:売買契約書、建物・土地賃貸契約書、株式譲渡契約書、合弁契約など様々な契約類型について学ぶ授業です。現役4大パートナー弁護士が教鞭をとりますので、企業法務に関心ある方には必見の授業です。 ・法のパースペクティブ:入学前に、いくつかある授業から選択する授業です。完全英語の授業、諸外国法に関する授業、ローマ法に関する授業など、司法試験とは無縁の必修授業になります。試験、出席の有無など授業ごとに異なりますので、特に予備試験を受けられる方はなるべく易しい授業を選ぶことをお勧めいたします。ただ、その授業の希望理由を付して申請書を出しますので、希望理由があまりにもあっさりしていると希望通りにならない可能性があります。この点はしっかりお書きになることをお勧めいたします。 〜期末試験〜 憲法・民訴・刑訴:事例問題 民事判例研究:判決文(1審〜上告審)を読み解いて設問に回答 RWD:大量の資料(判決文、契約書、参考資料など)を読み解いて設問に回答 ○2年後期:行政法・民法・刑法・民事実務基礎・刑事実務基礎・商法(総合・M&A・閉鎖会社) ・行政法:東大ロー独自のテキストを使い、判決文を読み解きながら行政法総論について学びます。正直なところ、私が受けた先生なのか議論のレベルが遥かに司法試験のレベルを超えていたので、非常に難しい内容でした。基本書・演習書を各自備えることをお勧めいたします。 ・民法(総則・債権各論・家族法):教授作成のオリジナル事例問題を通じてソクラテスメソッドを行います。ここでのお話はある程度は司法試験に役立つと思いますが、あまりにも高度な議論もありますので、予習・復習の段階で司法試験対策の観点から取捨選択が必要になります。 ・刑法:教授作成のオリジナルレジュメを通じて、ここでもソクラテスメソッド。刑事訴訟法と同様に、司法試験対策の観点から非常に有益な授業です。 ・民事実務基礎:要件事実について、現職の裁判官より学ぶことができます。非常に分かり易いレジュメを用いて授業を行いますので、勉強になります。ここで使うテキスト(『新問題研究 要件事実』『民事訴訟第一審手続の解説ー事件記録に基づいて』など)は司法修習でも使えます。 ・刑事実務基礎:刑事弁護・検察・裁判官の3名が交代で授業を行い、刑事裁判全般について講義します。ここで使うテキスト(『プラクティス刑事裁判』『プロシーディングス刑事裁判』)も司法修習でも使えます。 ・商法:総合・M&A・閉鎖会社のうち1つを希望して受講します(多数応募の場合は抽選)。司法試験対策、と思われる方は総合を選択すると良いでしょう。会社の設立から組織再編の手前までの分野を扱うことになります。私は総合を選びましたが、司法試験という観点から非常に有益でした。 〜期末試験〜 行政法・民法・刑法・商法(総合):事例問題 民事実務基礎:事例問題に基づく、要件事実の書き方、抗弁等についての設問 刑事実務基礎:刑事裁判手続に関する複数の短文問題 ○3年前期:公法訴訟システム・民法・商法(総合・商事売買・金融) 公法訴訟システム:前半・後半に分かれ、行政訴訟法と憲法(統治)について学びます。教授作成のオリジナルレジュメを用いてソクラテスメソッドを行います。司法試験対策の観点から言うと、使えるものもあればそうでもなかったものが混在していたので、やはり自分で取捨選択する必要があります。 民法(物権・債権総論・家族法):教授作成のオリジナル事例問題を通じてソクラテスメソッドを行います。ここでのお話はある程度は司法試験に役立つと思いますが、あまりにも高度な議論もありますので、予習・復習の段階で司法試験対策の観点から取捨選択が必要になります。 商法:総合(組織再編から)・商事売買(国際取引・海上取引などを現役の銀行員より学ぶ)・金融から1つを希望して受講します。司法試験対策という観点からは総合が良いと思われますが、折角だから少し違うことを学んでみたい方は他の選択肢も大変面白いです。私は商事売買を選択しましたが、商取引について色々学ぶことができました。 〜期末試験〜 民法・商法(総合)・公法訴訟システム:事例問題 ○3年後期:現代法の基本問題・法曹倫理 現代法の基本問題:名物たるエジプト法、法と化学、集団訴訟など、いくつかの授業から1つを希望して受講します。生徒全員「3年後期に学ぶことか・・・?」と自問自答しながら受講します。内容はそれぞれ面白いですが、司法試験に受かってから是非受けたかった講義ですね。 法曹倫理:弁護士法、弁護士職務基本規程について学びます。内容はそこまで難しくありませんし、グループで『法曹の倫理』の設問やオリジナル問題を解くので、負担は大きくありません。 〜期末試験〜 現代法の基本問題:授業によってはあり。 法曹倫理:複数の短文問題 ●選択必修科目 ○2単位 模擬裁判、民事弁護研究、民事事実認定論、法律相談クリニック、国際契約交渉、法と交渉、倒産処理研究及びリサーチペイパーのうち2単位以上を取らなければなりません。 ○4単位 英米法総論、倒産法、知的財産法、国際私法、労働法、租税法及び経済法のうち4単位以上(このうち英米法総論以外の科目は、後述の展開・先端科目履修要件としてもカウントされる。) この4単位は3年次に取られる方が多いですが、申請すれば2年次に取ることも可能です。また、労働法+知的財産法など、複数受講も可能です。 この選択科目は司法試験の選択科目でも非常に有益になります。私は労働法選択でしたが、大変勉強になりました。他の選択科目も好評です。 ○国際法科目 国際法、国際租税法、国際経済法、国際人権法のうち2単位以上取る必要があります(これらの科目は、後述の展開・先端科目履修要件としてもカウントされる)。 学部で国際法を受講したことがない方は、2年後期次に国際法を受講して早めにこの履修要件をクリアすることがお勧めです。多くの方がこの座学を受講しますので、皆で期末対策できるのもポイントです。 ●選択科目 必修科目及び選択必修科目と合わせて修了要件(93単位以上)を満たす単位数が必要となります。 科目群③として、以下の科目がございます。 現代アメリカ法1 現代アメリカ法2 現代ドイツ法 現代フランス法 ヨーロッパ法 現代中国法 現代韓国法 比較法1 比較法2 現代法過程論 法と経済学 現代法哲学 法社会学 法制史1 法制史2 法医学 これらは、ほぼ全て3年次に受講することができます。 ●展開・先端科目 科目群④(上述の選択必修科目欄に掲げられている④の科目も含む。)のうち12単位以上取る必要があります。英米法総論以外(e.g.労働法)の科目を取ると、ダブルカウントとして上記の4単位のみならず、この展開・先端科目の履修要件にもカウントされます。 科目群④として、以下の科目がございます。 財政法 地方自治法 情報法 立法学 消費者法 環境法 信託法 社会保障法 裁判外紛争処理法 民事執行・保全法 金融商品取引法 会社労使関係法 租税と諸法 ビジネスプランニング 国際取引法 金融取引課税法 コンピュータ法 刑事政策 少年非行と法 経済刑法 国際法判例研究 国際民事訴訟法 上級金融商品取引法 資本市場と公共政策 国際商事仲裁 グローバル・ビジネスロー・サマープログラム 英語で学ぶ法と実務1 英語で学ぶ法と実務2 研究論文 これらの多くは3年次に受講することができます。 期末テストの有無、レポートの有無、成績評価の方法、英語の有無などはそれぞれですので、詳しくは入学前資料として配布されるシラバスを参照ください。 ●演習 半期ごとに演習、つまりゼミに応募して受講することができます。憲法、民法、刑法など司法試験科目のみならず、M&A、アメリカ労働法、法教育など、多様な演習がございますので、興味ある方はぜひ受講してみてください(演習は上記科目群のうちどれにも該当しませんが、最終的に必要な93単位の中にカウントされます)。 <成績評価について> 相対評価のため、A+やAなどを取るのは非常に難しいです。全体的に評価も辛口なので、早めに期末対策(過去問を解く・自主ゼミを組むなど)をお勧めいたします。 <設備・施設> ・教室:主に通称「ガラス棟」にて授業が行われます。大概の教室には各席にコンセントがないのでお気をつけください。 ・自習室:各生徒に自席が割り当てられます。そこに勉強道具を置いてもOK。鍵付きの棚もありますので、貴重品等を置くこともできます。 ・ラウンジ:自習室がある法文3号・4号館の1階にはラウンジがございます(自販機等のアメニティなし)。多くのロー生はここで食事を取ったり、自主ゼミを行ったり、気休めに談笑しています。 ・図書館:法学部専用の図書館が法文3号・4号館内にあります。資料の数は抜群。是非、レポートや日々の学習でお使いください。勉強するための机もかなりございます。勿論、景色を変えて東大生全員が利用できる総合図書館も利用可能です。気品と歴史溢れる、素晴らしい図書館ですので是非一度足をお運びください。 ・体育施設:勉強の息抜きに運動されたい方、是非御殿下記念館にてジム・バスケコート・プールをお使いください。利用登録と年会費の支払いが必要ですが、一般的なジムよりかなり良心的な値段です。 ・キャンパス全般:とにかく自然豊かで、散策や散歩には最適なキャンパスといっていいでしょう。勉強に行き詰まった方は是非三四郎池を一周してみてください。 <立地・アクセス> アクセス:本郷三丁目駅・東大前駅より徒歩数分ですので、アクセスは非常に簡単です。 <学習支援> ・上記でもお分かりの通り、ほとんどの必修科目やカリキュラム全般は司法試験を意識していないといっても過言ではございません。そのため、とにかく司法試験に専念したい方には余計な授業が多いと思われるかもしれません。そういった方は2年次に予備試験を突破することを目標としており、最低限の授業しか取りません。 ・そのため、在学中は自ら仲間を集めて自主ゼミを組み、空いている時間に過去問を検討・分析する方が多いです。 ・慶應のような、修了生に向けた司法試験対策はございませんので、卒業された後の勉強は全て自分で行うか、予備校を利用するしかありません。 ・司法試験後、つまり、弁護士になってから使えるような知識を得たい方にとって、東大ローは最高の授業を備えていると思います。私や多くの同期にとって心残りなのは、もっと色々勉強したいのに成績や司法試験を意識して、面白そうな授業が取れなかったことです。 <就活について> ・2年次には5大法律事務所をクラスで見学することができます。東大ローの特権です。 ・出身大学や大学成績にもよりますが、5大法律事務所でインターンされたい方は、東大ロー出身ですと採用される可能性が高まります(私は5大のうち、4つでインターンできました)。 ・このように、東大ローは5大事務所の先生方を揃えている点や事務所見学がある点で、企業法務を中心とした講義やプログラムが多いです。企業法務に全く興味ない方には不向きかもしれません。 <友人・先輩後輩との交流について> ・当然ながらクラスにもよりますが、日々の授業や合宿を通じて、一生涯付き合える仲間に出会えます。 ・周りの同期はとにかく優秀です。そのため、周りが優秀だと萎縮してしまうタイプですと、かなりのプレッシャーを感じられるかもしれません。一方、周りが優秀だと一層励みになる・バネになる方は非常に良い環境です。 ・競争関係といった、対立関係は特に感じませんでした。先に予備抜けした人は純粋にすごいなとお祝いし、彼らに受験指導してもらったり修習の情報を聞き取ることができました。「みんなどこかのタイミングで司法試験に受かるでしょう!」程度の考えしかありませんので、同期との雰囲気はとても良かったです(*当然ながらあくまで個人の感想です)。 ・一方、先輩や後輩との関わりはそこまでありませんでした。演習で少々交流があった程度です。 <総評> ・これまで予備校なしで勉強してきた私にとって、司法試験対策を自ら行う点ではマッチすると思ったので、東大ローにしました。ただ、いざ入ってみるとやはり頭の片隅には司法試験が常にあり、何らかのサポートが欲しかったなと思いました。ロースクールの人気が益々降下している中、司法試験をほとんど意識していないカリキュラムは問題だと思われます。 ・また、物的資源の乏しさに時に苛立ちを覚えました。すぐ近くに自販機がない、コンセントが足りない、自主室や教室が古いなど、やはり慶應ローなどと比べると大いに改善が必要です。 ・ただ、人的資源はさすが東大です。本当に凄い教授陣に出会えますので(教える力の良し悪しは置いといて。。。)、大変勉強になります。 ・東大ローの多様な授業のおかげで私は中軸にしたい分野を見つけることができました。ここで学ばなかったら一生出会うことがなかったと思うと、東大ローの充実した講義には大変感謝しております。 ・そして、何より一生付き合える仲間に出会えたことに感謝しています。私は1回目が不合格でしたが、同期のほとんどが合格していました。ただ、2年間一緒に頑張ってきた仲間は何度も私を励まし、時には親身に悩みを聞いてくれたり、勉強資料や再現答案を送ってくれました。1年遅くても、彼らのサポートもあって2回目(令和4年)で合格することができました。 == 以上、かなりの長文になりましたが何かの参考になれば幸いです。 ご拝読有難うございました。

    • rsaitobarca
    • 3.50
  • 慶應義塾大学法科大学院の口コミ・評判

    2

    純粋未修はかなり勉強が必要

    私が合格した年の未修者コースは、本当の意味での未修者はほぼいませんでした。ほとんど隠れて既修と思ってもらっても構いません。その中で試験は相対評価。GPAが低いと留年という状況です。純粋未修者は覚悟を決めて、望む必要があると思います。 もっとも、授業内容は素晴らしいと思います。実務家の先生が教えてくれる科目も多いですし、エクスターンシップ、ワークショッププログラムも充実しています。 また、一緒にゼミを組む仲間を作れば、かなり勉強環境が整います。 慶應ロースクールの環境を十分に活かすことができれば、司法試験はほぼ確実に受かるものと思います。

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    • 4.50
  • 一橋大学法科大学院の口コミ・評判

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    全力で取り組むこと

    少数精鋭もさることながら、在学生がみな全力で勉強に励んでます。そのため、自主ゼミが活発であり、また模擬裁判も全力で取り組みます。その結果、得るものは多いです。教授陣も質問には丁寧に答えてくれます。最終的に司法試験への熱が高まり、その雰囲気の中で勉強することで自らも自然と成長することができます。

    • guest
    • 4.00
  • 東京大学法科大学院の口コミ・評判

    2

    司法試験対策はほとんどない

    企業法務についての授業が多いのが特色だと思います。また、司法試験とは離れた、実務を垣間見ることができる授業が多いです。そのため、司法試験対策のうちほとんどは各自でやることになると思います。自主ゼミを組む人もいると思います。選択科目は学習していない前提で授業がされるので、そこから各自で司法試験の過去問を解いたりして発展させることができると思います。 私の場合は修了までオンライン授業だったので設備とかは詳しくないです。

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    • 2.50
  • 慶應義塾大学法科大学院の口コミ・評判

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    互いを尊重し合える環境

    慶應ローは非常によい環境であると思います。 第一に,自習室の環境ですが,ロースクール棟(南館)の1~3階のそれぞれに設置されており,多くの座席がございます。固定席ではありませんが,座席が空いておらず座れないということはないと思います。各席にコンセントがついているため,パソコンやiPadを安心して長時間使用することができます。椅子の座り心地はよいです。防犯カメラが多く設置されているため,盗難の心配もほとんどないと思われます。なお,自習室は固定席ではないため,座席に荷物を置きっぱなしにすることはできませんが,地下2階に個人用ロッカーがあるため,ローに資料を置いておくことは可能です。 次に,講義についてですが,これについては科目や教授によります。科目によっては,授業で使用するパワーポイントを事後的にすら配布してくれないものもあります(文字数が多く全てをメモすることが非現実的な授業もあります。)。しかし,科目によっては授業で使用した資料に加えて参考資料まで配布していただけるものもございます。また科目によっては(民法,商法等)授業中に事例問題を取り扱うのですが,問題文が長く,また難易度もそれなりに高いため(特に民法),司法試験対策に十分役立つと思います。 また,授業中に理解できなかった部分や授業内容から派生して疑問に思った点等を質問すると丁寧にお答えしていただける教授が大多数であると思います。授業時間外にzoom等で長時間質問に答えてくださる教授も何名もいらっしゃいます。この点は非常に素晴らしいです。  また,学習サポートについてですが,慶應ローでは,学習支援ゼミという講座がありまして,かかる講座を受講すれば,司法試験合格者に答案を添削していただくことができます。単位認定はなく,任意受講となるものです。答練の機会を設けたい学生にとっては優れた制度であると考えます。  立地について,港区に所在しており,近隣に法律事務所が多くあるため,事務所訪問をしやすい環境にあります。非公式ですが事務所訪問サークルというロー生が任意で運営している団体があり,放課後や長期休暇中に,様々な法律事務所への訪問を行っております。この点は,慶應の立地ならではの利点であると思います。  最後に,ロースクールの雰囲気ですが,とても素晴らしいと感じます。学生が互いに尊重し合っており,人を排除しないという雰囲気があると思います。もちろん,全員がそうだとは言い切れませんが,大多数の学生がそれぞれの性格を認め合い,他の学生のよい点を吸収して高め合っているように感じます。相手の話にきちんと耳を傾ける学生や,謙虚な学生が多いと感じております。日常の会話を通じて,他の学生から学ぶことが非常に多いです。勉強方法について相談し合うことはもちろん,話が上手な方が相当数いらっしゃるためそのような学生から会話のスキルを学ぶことができますし,また,就職について真面目に考えている学生が多いため進路についての情報交換も満足にできます。互いを観察し合ってお互いがどのような働き方が向いているのかといった意見交換をすることもありました。  以上のように,慶應ローの環境は非常によいと考えます。学費は高いですが,それに見合った価値があると思います。また,慶應は貸与のみならず給付奨学金の制度も充実しているため,それを活用すればある程度学費の負担が軽減されると思います。ぜひ調べてみてください。

    • masan58
    • 4.25
  • 関西学院大学法科大学院の口コミ・評判

    1

    面倒見の良いロースクール

    成績上位であること等支給継続要件はあるものの、A日程合格者は学費免除。その他の入試日程で合格した場合でも成績上位であれば半免になる等奨学金制度が充実している。 西北キャンパスはビルキャンパスのため規模は縮小しているが、上ケ原キャンパスより交通の便が良く立地は抜群。 資料室は予備校本も置いてあり充実している。 学習サポートとしては、定期試験の過去問や昨年度の授業映像がデーターベースにupされている。また、在学生及び研修員向けのOBOG弁護士による土曜ゼミ(自主ゼミ型、講座型、通信添削型)により、過去問添削等を受けられる。 ※在学生は別途料金なし、卒業生は研修員登録(年間1万円)が必要。 上記の通り、年間1万円で研修員登録ができ、研修員であればキャレルの使用権を含めた施設利用が可能。 授業の質は教授によって差があるが、基本的にはどの教授も熱心で面倒見が良い(依頼すれば司法試験過去問や問題集の答案を添削してくれる)。特に2022年度の研究科長でもある実務家教員による民法演習、民法総合演習や基本行政法の著者による行政法、ND教授の会社法、M教授及びI教授の憲法、刑訴がおすすめ。実務系科目の質も良いと思われる。 ただし、成績評価はシビアなため留年率が高いところが難点。 ローの予習復習に追われたくない人には向いてない。 入学予定者向けの勉強会や聴講制度もあるため、入学前に参加して自分に合うか確かめることをおすすめする。

    • guest
    • 4.25
  • 名古屋大学法科大学院の口コミ・評判

    1

    予習が大変だが、その分合格率が高いのは納得

    どの法科大学院も基本的に予習が大変だと思いますが、他と比べても特に予習が大変だと思います。既修1年の春学期はほんとに予習しかできませんでした。ただ、予習は上手く手を抜いてやってる人もいるし、期末テストができれば単位が出たので、どの程度の量・質を予習に求めるかは、自分に合う形で決めていくのが良いと思いました。授業の質や難易度はそれぞれですが、既修コースに入学できれば、十分についていけると思います。質はバラバラでしたが、民法演習と行政法演習は良かったです。そして、既修コースでも入学試験で民訴法と刑訴法の試験が課せられず、既修1年で未修2年の人たちと講義を受けることになりますが、ひと通りは軽く勉強しておいた方がいいと思います。予習の量がかなり多いので、全くの初学者だとついて行くのが大変だと思いました。また、弁護士として法整備支援に携わることに興味のある方は、法整備支援について学べる機会がたくさんあって、魅力的だと思います。日本法教育センターがあるので、授業だけでなく、法整備支援に関する講演や報告会などもたくさんあります。

    • lawfulife
    • 3.00
  • 京都大学法科大学院の口コミ・評判

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    学生の質が高い

    京大ローは、取り立てて司法試験対策という授業はほぼありません。他方で、授業の予習復習を十分に行わないと、期末試験で結果が悪かったり、最悪の場合には留年することも十分想定されます。そのため、学生がそれぞれしっかりと勉強に取り組み、期末試験を終えた段階では、その範囲について司法試験レベルを超えた理解を得ていることも少なくありません。その意味で、京大ローの授業の質は高いと思います。特に、民法と商法の理解度については群を抜いて高いと感じています。 そして、学生同士の自主ゼミの質もおのずから高くなるため、より司法試験に向けた検討が可能になります。また、既修者合格率が高いため、直前期になってもギスギスすることも少なく、全体で協力していこうという意識が高いように思います。

    • MR
    • 3.25