アガルート「法科大学院入試ステートメント対策講座」の特徴とおすすめポイントは?

この記事で解説していること「アガルートの法科大学院入試ステートメント対策講座の特徴は?」
「志望理由書はなぜ重要なのか?」
「いつから対策を始めるべきか?」

オンライン講座「アガルート」は、法科大学院(ロースクール)の入試対策講座をいくつか提供しています。

「法科大学院入試ステートメント対策講座」は、名前の通りステートメント(自己評価書、志望理由書など出願時に提出が求められる書類)に特化した短期講座です。

この記事では、法科大学院入試ステートメント対策講座の特徴とおすすめポイントを解説します。

アガルート「法科大学院入試ステートメント対策講座」とは

アガルートの「法科大学院入試ステートメント対策講座」は、法科大学院入試における「ステートメント(志望理由書)」に特化しています。そもそもステートメントとは、法曹や大学院入学を目指す理由を記載する書類です。さらに、自身の体験や法律家としての資質といった自己PRも詳しく記します。多くの場合、ステートメントは受験者の能力や資質を判断するための資料として用いられます。

なお、法科大学院は、法律知識の有無により「既修者コース」と「未修者コース」に教育課程を分けている大学が一般的です。

コースの違いにかかわらず、基本的にステートメントの提出を求められる点に注意しましょう。

ステートメント対策の必要性

ステートメント対策の必要性については

  1. 書類審査の対象であること
  2. 内心的動機の理解が深まる
  3. 就活の準備にもなる

という3点から説明させて頂きます。

ステートメントは書類審査の対象であること

ほとんどの法科大学院は、筆記試験に加えてステートメントの内容も審査対象としています。

合否を左右する重要な書類であるため、論理的かつ評価される書き方の習得が必要です。独学でステートメントについて学ぶ人もいますが、通信講座や予備校を活用することで効率的に学習できます。

慶應ローのステートメントの例

例えば、私立の人気ロースクールである慶応義塾大学法科大学院では、未修コースでも既修コースでも「志願者報告書」としてステートメントの提出が求められています。

具体的には「あなたが,大学学部,大学院その他の教育研究機関において,どのような問題意識にもとづいて,学習,研究およびそれに関連する活動を行ってきたか,また,そのことがどのような将来のビジョンに結びつくのかを特筆すべき事項を 1 つから 3 つにまとめ,その主題を箇条書きしたうえで,内容について説明してください。」とされています。
志願者報告書を含む提出書類の配点は、未修コースであれば40パーセント、既修コースであれば20パーセントとされています(慶應義塾大学法科大学院の口コミ・評判

京大ローのステートメントの例

さらに、国立の人気ロースクールである京都大学法科大学院においても、必ず提出すべき書類として「自己評価書」があります。「自己評価書」においては、学業についての自己評価、学業以外の活動実績、社会人としての活動実績、出願の動機等を2,000字以内で記述する必要があります(京都大学法科大学院の口コミ・評判)。具体的な配点は付与されていませんが、第一段階の書類審査で評価されることになります。

内心的動機の理解が深まる

ロースクールへの進学を希望されている方のほとんどは司法試験合格が目標だと思います。

決して簡単な試験ではありませんし、ロースクール生活は予習、復習に追われ非常にハードです。

ステートメントをしっかり検討することで、「なぜ法曹になりたいのか」「どうしてこのロースクールに行きたいのか」という内心的動機への理解が深まります。

この内心的動機はあなたの法律家としてのアイデンティティになります。深く理解することで、つらいことがあった時や躓いた時にあなたを励まします。

就活の準備になる

法科大学院入試におけるステートメントでは、法曹になりたい動機やあなたが持っている問題意識、自己PR等を記述する必要があります。ここで検討したことは、将来、あなたが就活をする際に役立ちます。法律事務所から提出を求められる履歴書の中で、「どんな弁護士になりたいのか、目指すべき弁護士像は?」という質問に対する回答が求められることがあります。面接で聞かれることも多いでしょう。

法科大学院入試の段階で、きちんと「なぜ法曹になりたいのか」を深く考えておくことで、就活の準備に投下する時間を節約することができます。

どうぜ就活で検討しなければならず、書類審査の対象や実際の配点が降られることもあることを踏まえれば、対策すべきと言えるでしょう。

アガルート「法科大学院入試ステートメント対策講座」の特徴

アガルート「法科大学院入試ステートメント対策講座」の特徴について、次の3つに分けて解説します。

  1. 費用とカリキュラム
  2. 担当講師
  3. 「法科大学院入試専願カリキュラム」にも含まれている

順番にご確認ください。

1.費用とカリキュラム

2024年4月現在、「法科大学院入試ステートメント対策講座」の費用は9,702円です。従来価格から期間限定で10%オフとなっており、お得に受講できます。具体的なカリキュラムと教材は、以下の通りです。

● オンラインテキスト(PDF)
● 講義動画(約1.5時間)

注意点として、オンラインテキストの冊子版はありません。紙のテキストがほしい人は、PDFを印刷して使用すると良いでしょう。

約1.5時間で「書くべきこと」と「書いてはいけないこと」が分かります。

2.担当講師

法科大学院入試ステートメント対策講座」の担当講師は、富川純樹 講師です。

富川講師は、関西学院大学法科大学院(未修コース)を卒業し、同大学院にて指導した経験がある実力者です。

また、富川講師は、アガルートの中小企業診断士試験の講師も勤めています。自身の入試経験や、幅広い分野の指導経験を活かした受験者目線の解説が期待できるでしょう。

▽富川講師へのインタビュー記事はこちら▽

3.「法科大学院入試専願カリキュラム」にも含まれている

法科大学院入試ステートメント対策講座」は、アガルートの他講座「法科大学院入試専願カリキュラム」にも含まれています。

「法科大学院入試専願カリキュラム」は、法科大学院合格を目指す人向けの約1年間の学習講座です。

ステートメントだけでなく法科大学院入試対策をまとめて行いたい人は、「法科大学院入試専願カリキュラム」の申し込みがおすすめです。

▽アガルートの法科大学院入試対策講座のレビュー記事はこちら▽

アガルート「法科大学院入試ステートメント対策講座」のおすすめポイント

アガルート「法科大学院入試ステートメント対策講座」は、以下3つのおすすめポイントがあります。

  1. 短時間でステートメントの書き方を学べる
  2. 「書いてはいけない事柄」もわかる
  3. 法科大学院ごとの違いに対応している

具体的なポイントを説明します。

 

1.短時間でステートメントの書き方を学べる

「法科大学院入試ステートメント対策講座」は、ステートメントの書き方のみに特化した短時間の講座です。

「法曹になるための取り組み」や「その法科大学院に入学したい理由」など、ステートメントに含むべき項目の書き方を約1.5時間の講義動画とオンラインテキストに凝縮しています。同講座を活用してすばやくステートメントを完成させれば、筆記試験の勉強に集中できるでしょう。

2.「書いてはいけない事柄」もわかる

法科大学院に高く評価されるステートメントを書くためには、書いてはいけない事柄への理解も必要です。

たとえば、漠然とした志望理由や、根拠のない自己PRは避けるべきでしょう。アガルートの「法科大学院入試ステートメント対策講座」では、書くべき事柄だけでなく書いてはいけない事柄も具体的に解説しています。ステートメントの評価を下げる書き方を理解することで、高く評価される文章を習得しやすくなります

3.法科大学院ごとの違いに対応している

ステートメント対策をする上で、法科大学院によってステートメントの評価ポイントは異なる点に注意が必要です。

法科大学院入試ステートメント対策講座」は特定の法科大学院対策に特化してはいないですが、各法科大学院の特性が組み込まれています。

各院の共通点に沿ってポイントを解説しているため、いずれの法科大学院を受験する人にも効果的な講座と言えます。

アガルート「法科大学院入試ステートメント対策講座」が向いている人

アガルート「法科大学院入試ステートメント対策講座」は、どのような人に向いているのでしょうか。「向いている人」と「向いていない人」に分けて、それぞれの特徴を紹介します。

向いている人

アガルート「法科大学院入試ステートメント対策講座」が向いている人は、以下のいずれかの特徴に当てはまる人です。

● ステートメント対策が必要な人
● オンラインで学習したい人
● 短時間でステートメントの書き方を習得したい人
● 筆記試験対策に多くの時間を割きたい人

「法科大学院入試ステートメント対策講座」は、ステートメントの書き方のみ扱う講座です。短時間でのステートメント対策が可能なため、効率的に習得したい人や筆記試験対策に集中したい人におすすめです。また、すべての教材はオンラインで提供されます。スマホやPC、タブレットで勉強したい人にも向いているでしょう。

なお、法科大学院に進学するなればパソコンは持っていたほうがいいですし、法科大学院生におすすめのパソコンの選び方はこちらの記事で解説しています。

向いていない人

次のいずれかに該当する人は、アガルート「法科大学院入試ステートメント対策講座」が向いていません。

● 紙の教材がほしい人
● 1対1や対面による指導を求める人
● 法科大学院入試を全体的に対策したい人

前述の通り、「法科大学院入試ステートメント対策講座」の教材はPCやスマホで使用します。紙の教材がほしい人には向いていないものの、オンラインテキストは印刷が可能です。印刷したテキストで充分な場合、問題なく受講できるでしょう。さらに、同講座はステートメント対策に特化しており、法科大学院入試に必要な全知識を学べるわけではありません。法科大学院の全体的な入試対策に取り組みたい場合、同講座が含まれる「法科大学院入試専願カリキュラム」の受講がおすすめです。

ステートメント対策はいつからすべきか

講義動画とオンラインテキストはスマホやPCで利用できるため、通勤・通学や家事の合間といったスキマ時間にも学習できるでしょう。

志望理由書等のステートメントはおそらくほぼすべての受験生にとって面倒な作業だと思います。
面倒なため出願期限ぎりぎりまで先延ばしにしてしまう受験生も多いかと思います。

2025年度法科大学院入試のカレンダーはこちらからご覧ください。

試験日に近づければ近づくほど、ステートメントの準備に使える時間は限られていきます。
アガルートの「ステートメント対策講座」の受講にかかわらず、余裕があるうちにステートメント対策を開始しましょう!

なお、2024年4月現在、従来価格より10%オフの9,702円で受講できます(期間限定で10%OFFセールをしているため)。

サマリーステートメント対策は、余裕をもった出願できるように余裕があるうちに着手するべき

まとめ-お試し受講をしてみよう!

ステートメントは、合否判定にかかわる資料です。それゆえ、高評価につながる内容を記述する必要があります。
アガルートの「法科大学院入試ステートメント対策講座」は、短期間でステートメントの書き方を習得したい人におすすめのオンライン講座です。

お試し受講をしてみよう

アガルートの「ステートメント対策講座」の受講にかかわらず、お試し受講をするべきです。
アガルートの公式サイト上でサンプル講義が公開されています。

サンプル講義では「ステートメントで問われる内容および注意点」が約17分の動画で解説されています。レジュメも公開されています。

アガルートでは、会員登録をすることなく、サンプル講義を受講することが出来ます

まずは、サンプル講義で「ステートメントで問われる内容および注意点」を理解し、チャチャっと面倒な対策を始めていきましょう!

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