法科大学院の口コミ・評判一覧

  • 東京都立大学法科大学院(旧:首都大東京)の口コミ・評判

    3

    知名度に反して充実した学習支援

    東京都立大学法科大学院(以下、「都立ロー」)既習1年の者です。 正直なところ、私の第1志望のローは他にあり、都立ローは一番志望度の低いローというのが入学前の第1印象でした。 しかし、いざ都立ローに入学してみると、その学習支援の充実度に驚きました。 刑事系には司法試験合格者の助教の先生や、司法試験2桁合格者の先生、さらには元検察官の先生に、オフィスアワー等を利用して質問や司法試験過去問の答案添削及びフィードバックを受けることができます。また、民事系には裁判官の先生や、質問・答案添削に親身に対応してくださる先生が揃っていて、疑問点をそのままにしないということができます。さらに、公法系には有名な憲法のK先生がいたりします。 あまりネット上に情報が出回っていない都立ローですが、私は入学して良かったと感じています。

    • 悠々
    • 4.00
  • 関西大学法科大学院の口コミ・評判

    3

    学習環境◎、コスパ〇のロースクール

     まず、自習室は、24時間利用可能なので、朝早く、ないし夜遅くまで勉強したい人のニーズに応えられると思います。さらに、ローライブラリーという法科大学院の図書室もあり、7:00-23:00までと、こちらも朝早くから、夜遅くまで十分な時間開室しており、設備的な学習環境としては非常に良いと思います。 また、学修支援という面での学習環境も優れています。正課外プログラムとして特別演習というものがあります。これは、実務家である弁護士の先生方(AA)による過去問題の解説等を行う講座であり、在学生・修了生は基本的には誰でも受講することができます(学年を目安に入門型、実践型など分かれている)。さらには、夏休みには、教授の先生方による過去問題解説のための集中講座もあります。そして、AAの先生や、教授の先生方に添削していただくことも可能です。このほかに、TAという直近の司法試験合格者で在学生・修了生の学習をサポートする人たちがおり、学習計画の相談、授業・課題の相談、演習書の解説、答案の添削(添削に関しては、タイミングにより制限あり)等をしてもらうことも可能です。こちらは、比較的自身と年齢が近く、直近の先輩や同級生などであり、平日は基本常駐していることから、相談しやすく、頼れる存在だと思います。  次に、コスパが非常にいいです。司法試験受験生にとって、学費の負担は頭を悩ませるものだと思います。しかし、関西大学大学院法務研究科は、奨学金が手厚く、入学時には基本的には全額免除か半額免除を受けることができ、進級時のGPA要件等をクリアすれば半額免除だった人でも全額免除をもらえます。 基本的に進級すれば、たいてい何らかの免除等の優遇があるので、司法試験の勉強は自分でしっかりできる!けど、予備試験ルートは...という人や、学部卒業後に予備試験を受けるが、保険として法科大学院を検討しているという人にはかなりおすすめです。投稿者も入学金以外払わず、既習での2年間は全額免除をいただきました。万が一奨学金がもらえなくとも、学修奨励金として、国立大学相当額になるまで学費を補助する制度もあり、金銭的負担は少ない法科大学院であると思います。  この学習環境、コスパで受けられる授業についてですが、全体的には(つまり、全部ではありません。正直、司法試験対策にここまでいる?みたいなのもありますが、)、司法試験のことを意識してくださった良い授業が多いです。質問にも優しく答えてくださりますし、先生方は基本的にとても接しやすい優しい先生方が多いです。また、なぜ関大に?(失礼かもしれませんが、現状いわゆる上位ローではないのにという意味です...)と思うぐらいすごい先生方がいます。憲法に関しては、基本憲法の著者の授業が受けられます。行政法も精読行政法判例の著者の一人が授業をしてくださり、判例ベースですごく掘り下げた授業をしてくださります(投稿者は、司法試験の行政法はこの先生のレジュメのみで乗り切りました)。会社法では、会社法事例演習教材の著者の一人がいらっしゃるので、実質的に公式解答を授業で得ることができます。民事訴訟系の演習は元裁判官の先生方は元調査官や元研修所教官などのすごい先生に教えていただけます(R6司法試験の任意的訴訟担当はしっかり当てていただきました!)。参考程度に選択科目に関しては、環境法以外は関西大学大学院法務研究科で開講可能性はあります(特に倒産法が人気です)。  立地面では、丘陵地域なので坂が多く、特に、登校時は坂を上ることになります。また、電車通学の場合、最寄りの阪急関大前駅は阪急千里線ですが、阪急京都線が止まると巻き込まれて止まります。そのため、体感としてはよく電車が止まる印象です(そのため、淡路まで歩いてJR、淀川を歩いて渡って大阪メトロに、西側の丘陵地域を越えて北大阪急行の駅まで歩くということになり、結構面倒です)。  以上色々書きましたが、私自身、既習として2年通い、無事司法試験にも合格させていただきましたが、合格率ほど悪い場所ではないと思います。個人的には、この先生のおかげで!!という先生方にたくさん出会えたのでとてもいい場所だったと思います。繰り返しになりますが、自分でしっかり勉強できるけど、予備試験は...という人や予備試験を受けるけど、学部卒のため保険として法科大学院を考えている、というように自分でしっかり勉強できる人にとっては、(合格率を気にしないでいただくと、)金銭的負担が少なくいい学習環境を得られるので非常におすすめです。 これらを踏まえまして、志望校の一つとして考えていただければ、嬉しいです。そして、そうして入学された方が合格されることを願っています。

    • 24卒
    • 4.25
  • 東北大学法科大学院の口コミ・評判

    2

    しっかり学修すれば大丈夫

    仙台の中心部にあり、比較的通いやすい立地だと思います。 講義は科目によってまちまちですが、学生のことを考えて講義してくださることは確かです。刑事系は日本一の質を誇ると言っても過言ではないと思います。もっとも、公法系・民事系は各自の自習が求められると思います(もっとも、この点はどの科目も同じですが。)。 周りのレベルも高く、互いに切磋琢磨することができる環境だと思います。

    • 3.50
  • 京都大学法科大学院の口コミ・評判

    6

    最高の環境

    合格率トップということもあって、流石の環境の良さです。 【講義】 ■憲法  良質です。講義の中でグループで提出した答案を評価する回があるのですが、とても勉強になりました。 ■民法  最強です。民法総合事例演習という本を使って演習するのですが、司法試験を軽く超える難易度で自然と民法ができるようになります。そして何よりも、要件事実を民法の中で扱うので、司法試験の答案でも攻撃防御を意識した内容で書くことができるようになります。  ただ、講義内容は激ムズなので、予習復習は入念に行う必要があります。 ■刑法  先生によって質に違いがあります。ある先生は少数の独自説を授業で展開するのでわかりにくいです。 ■民事訴訟法  どの先生もわかりやすいと聞きます。基幹科目の教員に元裁判官の先生もいるので、実務を意識した民事訴訟法が学べます。 ■刑事訴訟法  どの先生もわかりやすいと聞きます。基幹科目の講義は司法試験に役立ちました。 ■商法  神ですが、めちゃくちゃ難しいです。会社法事例演習教材という本を使ってソクが行われます。司法試験に直接役立つ内容です。 ■行政法  先生によって差がありますが、おおむねわかりやすいです。 ■小括  京大ローの講義は、総じて質が高いです。司法試験に役立たない問題も期末ではあまり出ません。おすすめできます。 【成績評価】  京大ローでは、メールで先生に学生番号を教えてはいけないというルールになっていて、期末試験では匿名採点が徹底されています。  したがって、先生が嫌がらせの目的で期末試験の成績を悪くするといったことは絶対に起こらないので、安心してください。  また、期末試験も、よほどヘンテコな答案を書かない限りDにはならないので、留年もほぼしません。 【環境・設備】  若干古いところもありますが、正直ロー入試で行った他のローのほうが施設が良くないところがありました。  日本有数の大学なだけあって、図書館はしっかりしていますし、安心して過ごせる環境です。  自習室は指定席です。狭いとか過ごしにくいと言う人もいますが、私はそれほど気になりません。むしろ、自由席のほうが席取り合戦で大変になるだろうと思います。  京大はキャンパスが大きく、少し歩けば鴨川の河川敷もあります。息抜き場所には困りません。 【立地】  個人的には最高だと思います。東大ローのように立地があまりにも良すぎると、家賃が高くなって近場で下宿しにくくなります。京大ローは周辺に住んでも家賃があまり高くならないですし、京阪出町柳駅も近いです。  更に、最寄りの百万遍バス停は京都でもかなり大規模なバス停なので、どこにでも行けます。最高です。 【学習支援】  ありません。未修は少しあるらしいですが。  基本的に、京大ローは学生同士で切磋琢磨するロースクールだと思います。 【総評】  京大ローはめちゃくちゃ良いロースクールです。ぜひ来て下さい。

    • 豆腐名義人
    • 3.75
  • 京都大学法科大学院の口コミ・評判

    6

    関西なら京大ロー

    関西の事務所はたくさん説明会や懇親会等にきてくださいます。関東の事務所は五大以外はサマクラ等で自分から接点をもちにいかないとなかなか知る機会はないと思います。 夏休み期間中に1ヶ月ほど自習室のエアコンが使えなくなっても放置してるような感じなので設備面での不満は多々ありますが、とにかく在籍している学生が優秀で意識も高いので、入学する価値は大いにあると思います。

    • さば
    • 3.50
  • 大阪大学法科大学院の口コミ・評判

    3

    良くも悪くも普通のローだと思います

    〇講義 ・話が分かりやすい先生もいれば、クセ強めなうえに分かりにくい先生もいます。そこらへんは他のローと同じです。メジャーな教科書(たとえば会社法の紅白本とか)の編集を担当された先生もいるので、教授陣のレベルは高い方だと思います。また、どの先生も質問には熱心に応じてくれます。 ・一部の講義を除いて課題はあんまり出ない印象です。ただ、大半の講義は予習前提ですし、指名されて発言を求められる機会も多いので、並程度の忙しさはあります。 〇設備 ロー生用の自習室・図書室・談話室があります。 〇立地 慣れないうちは阪大坂を登るのが面倒。慣れても夏は暑い。 〇学習支援 ・在学生向けに、弁護士の先生が付いてくれる少人数勉強会があります。ただあんまり周知されてない印象なので、自分から情報収集しましょう。 ・修了生(不合格者)向けにも勉強会を斡旋してくれます。

    • 名無しのロー生
    • 3.50
  • 同志社大学法科大学院の口コミ・評判

    4

    自学自習が出来る人は来ない方がいい。

    2022〜2024卒(身バレ防止のため)の修了生です。 まず、司法試験を本気で目指しているなら進学しない方がいいロースクールです。 設備・施設は私学の中でも特に綺麗で一人一人に与えられるキャレル、お手洗い、講義室、何をとっても素晴らしい場所で、ロースクールと言われなければそこら辺の良いホテルと変わらないくらいの環境です。ただ勉強をするにはうってつけの環境かと思います。 立地は今出川駅から徒歩1分ほどとこれもまた素晴らしく、どんなに大雨の日であろうが全く問題ないと思います。 ただ、私が本学をお勧めしない理由といたしまして、人間関係の狭さと悪い意味で手厚すぎる指導を指摘したいと思います。 まず人間関係の狭さにつきまして、同志社ローは1学年(2Lからカウントして卒業するまで)30〜50人ほどと、他のロースクールに比べて人数がかなり少ないです。そこで起こることは、言葉が悪いかもしれませんが「大学時代で青春できなかった人たちが遅れた歪な青春を送ること」です。 図書館前でペッチャクチャうるさく話している人がいたり、階段を占領して駄弁っている人がいたり、授業終わりの夜にローソン前でお酒を飲んで盛り上がっている人たちがいたり、その人たちは学部時代に陽キャグループに入れなかったのでしょう。実年齢にして幼い人たちがとても多かったです。 恋愛のいざこざもありましたし、明らかに顔も性格も良い子の方が変な噂を立てられたり、やっかまれて孤立させられる場面を何度も見てきました。 正直、見ていられないほど痛々しかったです。それに巻き込まれない人は本物のチー牛か存在感がなさすぎる人、男女ともにそのどちらかです。それを「才能あるが故に孤立してしまう俺私」という変な捉え方をする人たちが本当に多かったです。 同志社大学からそのままロースクールへ上がろうとしている人、中でも同志社大学の学生生活が楽しかった人は、絶対に来ない方がいいです。先輩からの忠告です。もっと上のロースクールを目指すか、予備試験で合格しましょう。 悪い意味での手厚すぎる指導は、教授が開く学習指導というゼミのようなものを参加している人といない人で明らかにソクラテスの難易度に差が出ていることです。 閉鎖的で人数も少ないロースクールなので、教授も必然的に生徒の顔も名前も覚えてきます。その中で、自分に慕ってくれているか、予備校ではなく自分を信じてくれているかを評価の指針とする先生方が一部いらっしゃるように見受けられました。 もちろん平等に評価する先生もいらっしゃいますが、ほとんどが予備校嫌いの先生です。 私はどちらかというと分からないところだけを質問して、それ以外は自学自習で勉強していくスタイルが得意だったので、本学のロースクールの指導が本当に合いませんでした。 以上の理由から、私は同志社ローをお勧めしません。良いコメントも確かに納得がいきますが、見方を変えればこんな風にもなります。どうか良いご決断をされることを願っております。

    • 崖っぷちのぽにょ
    • 3.50
  • 同志社大学法科大学院の口コミ・評判

    4

    学校を土台にどれだけ自分でやれるか

     西日本の私学ナンバーワンを自負するだけあって、授業、試験対策、施設などは合格するだけに必要なものは揃っていると感じている。 ただ合格率や合格人数を見ると現試験のまさに平均といったところなので、このローについていけば絶対合格できるというものではない。 ローが提供するものだけやっていれば合格するというのではなく、それらを土台にどれだけ自分が仕上げていくかというのが大事に思える。 学内の雰囲気は良くも悪くも穏やかで、競い合ったり模試や学内試験の順位を争うような雰囲気はない。 総じて、このローを上手く使えたものが合格するイメージがある。

    • 2024既習生
    • 3.75
  • 神戸大学法科大学院の口コミ・評判

    6

    手厚い受験サポート

    ①在学中のみならず終了後にも、答案作成ゼミを受講できる(講師は合格後数年以内の弁護士・修習生等)。 ②自習室が24時間開放されており、自習机を任意で指定できる(1年ごとに指定し直し)。 ③終了後も自習室を利用できる。 ④基礎を固める授業内容(特に行政法、会社法)。

    • がっちゃん
    • 4.25
  • 関西大学法科大学院の口コミ・評判

    3

    学習に専念できる環境

    関西大学法科大学院は、学習に専念できる環境であると考えております。まず、自習室だけではなく、ローライブラリーという法科大学院生専用の勉強環境があります。さらには、授業外に特別演習という課外授業があります。夏休み期間には、特別演習の担当講師による夏期集中講座があり、集中して勉強できる環境が整っています。また、関西大学法科大学院の奨学金制度は充実しており、国公立の法科大学院に通うのと大差がないくらいの支援を受けることもできます。以上のように、関西大学法科大学院は、学習に専念できる環境が整っているロースクールですので、もしよろしければ志望校として考えていただけると幸いです。

    • 4.50