関西学院大学法科大学院の魅力とおすすめポイントを徹底解説!

コンテンツ関西学院大学法科大学院の基本情報について知りたい
関西学院大学法科大学院の魅力について知りたい
関西学院大学法科大学院のおすすめポイントについて知りたい

かもっち

皆さん、かもっちです。今回は、関西学院大学法科大学院の基本情報や魅力、おすすめポイントについてまとめました。

あひるっぺ

関西でも人気の高いロースクールですね!

かもっち

魅力は教育内容やカリキュラム上の強み、おすすめポイントは教育の質や環境について言及しました。ロースクール選びの参考にしてください。

関西学院大学法科大学院の基本情報

入学定員・収容定員・在籍者数

関西学院大学法科大学院の入学定員と収容定員、現在の在籍者数は次の通りです。

入学定員 30人
収容定員 90人
在籍者数 88人(2023年度)

参考:関西学院大学大学院司法研究科「基本情報」「関西学院大学大学院司法研究科評価報告書

入学金・授業料

関西学院大学法科大学院の入学金や授業料など(2024年度入学生)は次の通りです。

年額
初年度 2年目 3年目
入学金 200,000
授業料 1,055,000 1,145,000 1,145,000
教育充実費 225,000 225,000 225,000
その他の諸費 5,000 5,000 5,000
合計 1,485,000 1,373,000 1,373,000

参考:関西学院大学大学院司法研究科「学費・奨学金

所在地

参考:関西学院大学大学院司法研究科「司法研究科

 

関西学院大学法科大学院は、阪急西宮ガーデンズゲート館(兵庫県西宮市高松町5ー22)の7階から9階にあります。阪急西宮北口駅駅東改札口を出てすぐのエレベーターに直結の好アクセスとなっています。

司法試験合格率

関西学院大学法科大学院の2023年司法試験の合格率と合格者数は次の通りです。

受験者数 最終合格者数 合格率
37人 5人 13.51%

参考:法務省「令和5年司法試験法科大学院等別合格者数等

関西学院大学法科大学院の魅力

魅力①:研究者教員と実務家教員が密接に連携している

関西学院大学法科大学院では、研究者教員と実務家教員の密接な連携により、効果的な授業が展開されています。

 

例えば、法理論をミックスした、実務家教員による授業を受けることが可能です。

理論と実務を融合した授業を展開するために、全専任教員が出席するカリキュラム委員会や研修会、研究会などが日々開催されています。

 

理論と実務を融合した教育体制の確立に向けた創意工夫は、これだけではありません。19人の専任教員の内訳としても、研究者教員が11人、実務家教員が8人とバランスの良い体制となっています。

魅力②:丁寧な指導を可能にする少人数教育を受けられる

関西学院大学法科大学院では、講義・演習・実習のいずれの方式でも、少人数教育を受けられます。

 

例えば、「法律基本科目群」では、1年次は1クラス15〜20人程度、2年次は10〜15人程度で構成。「実務基礎科目群」やその他の科目でも特性に応じた少人数での指導が実践されています。

 

これらの少人数教育により、基本的な実定法についての確実な知識の修得と、実務教育の導入部分についての効果的な学習が可能です。また、「基礎法学・隣接科目群」「展開・先端科目群」といった応用科目でも、1クラス15〜20人程度の少人数教育が基本指針とされています。

魅力③:模擬依頼者を活用したシミュレーション教育を受けられる

関西学院大学法科大学院では、市民ボランティアの方々を「模擬依頼者(SC=Simulated Client)」として活用したシミュレーション教育を受けられます。

 

シミュレーション教育は、実務基礎科目の中で、弁護士役の学生が、SC役を担う市民ボランティアの方々とロールプレイングする内容です。学生たちは、さまざまなロールプレイングを通じて、必要な法文書を作成し、交渉や調停、訴訟などを通じて仮想の紛争の解決を試みます。

 

シミュレーション教育で育める力は、法的な紛争解決能力だけではありません。ロールプレイングを通じて、その背後にある人間関係や人生の重みを受け止め、紛争を真摯に解決できる能力を育むことも可能です。

魅力④:公務法曹教育が充実している

関西学院大学法科大学院では、公務法曹教育が充実しています。

 

具体的な取り組みとして同大学院は、明石市や芦屋市など、兵庫県内の8市との連携協定に基づき、授業科目に自治体職員を講師として招へい。実践的な公務を学習できる授業を開催しています。

 

このような公務法曹教育を受けることで、自治体法務を担える高度の法務能力を養成することが可能です。

関西学院大学法科大学院のおすすめポイント

おすすめポイント①:奨学金制度が充実している

関西学院大学法科大学院は、奨学金制度が充実しています。

例えば、A〜C日程入試入学者のうち、A日程入試入学者は全員、「特別支給奨学金(学費全額相当額)」と「入学支給奨学金(入学金相当額)」の受給が可能です。B・C日程入試入学者も、入学後の成績に応じて、特別支給奨学金や「第1種支給奨学金(学費半額相当額)」を受給できます。

特別支給奨学金や第1種支給奨学金に漏れた場合も心配は要りません。B・C日程入試入学者は、特別支給・第1種支給者を除く全員を対象にした第3種支給奨学金(国立大学ロースクールとの差額相当額)も受給可能です。

これらの給付型奨学金をまとめたメニュー表は次の通りです。

奨学金種別 金額 採用期間
入学支給 (関学出身者以外) 200,000 入学金相当額 入学初年度*
(関学出身者) 100,000
特別支給 1,280,000 学費全額相当額 標準修業年限内未修:3年間

既修:2年間

第1種支給 640,000 学費半額相当額
第3種支給 476,000 国立大学ロースクールとの差額相当額

参考:関西学院大学大学院司法研究科「学費・奨学金

*入学後、授業への出席がないなど、奨学生としてふさわしくないと判断された場合、採用取消しとなる可能性があります。

おすすめポイント②:手厚い学習サポートを受けられる

関西学院大学法科大学院では、手厚い学習サポートを受けられます。

 

その代表例に挙げられるのが、在学生を対象にした土曜ゼミ(自主ゼミサポート型)です。このゼミでは、司法試験に合格した関学ロースクール修了生から、ゼミで扱った知識や考え方のほか、答案作成や日々の勉強の仕方などについて、細かな助言・指導を受けられます。

 

原則3年生または2年生が「教学補佐(ティーチング・アシスタント)」となり、未修者の学習を助ける教学補佐制度もあります。この制度では、各科目週1回程度開催される勉強会の受講を通じて、法学への理解を深められます。

おすすめポイント③:学生生活を手厚く支援してもらえる

関西学院大学法科大学院では、学生生活を手厚く支援してもらえます。

主要なサポートの1つが、学生一人一人に担当教員を割り当てる担当教員制度です。この制度では、授業や学習に関する悩みから、普段なかなか相談しにくいような悩みまで、気軽に相談に乗ってもらえます。

他方、学内環境に対する意見を聞いてもらえるのが、学生側、大学院側の有識者で組織するクラス連絡会です。クラス連絡会では、定期的に会合が開催され、会合で良い改善案が出れば、環境の向上を図ってもらえます。

おすすめポイント④:在学中から修了後まで、丁寧なキャリア支援を受けられる

関西学院大学法科大学院では、在学中から修了後まで、丁寧なキャリア支援を受けられます。

在学中、修了後の双方で受けられるキャリアプログラムは、キャリアガイダンスや、企業交流会など多種多様です。プログラムのうち、実践型インターンシップでは、契約関連業務や法律相談など、企業法務部門の業務を実際に体験できるインターンシップを通じて、社会人として必要なスキルを磨けます。

充実しているのは、これらのキャリアプログラムだけではありません。ロースクール生に特化した就職活動支援会社の支援のもと、企業法務への就職活動も直接的にサポートしてもらえます。

学内ギャラリー

教室

ロースクール資料室

ラウンジ

ロースクール生自習室

関西学院大学法科大学院

まとめ

本記事では、関西学院大学法科大学院の基本情報や魅力、おすすめポイントについて説明しました。

上述の通り、関西学院大学法科大学院は、教育の内容や質、教育環境に優れた名門ロースクールです。関西学院大学法科大学院で法学を学べば、法曹になるための知識だけでなく、人権感覚や人間性を磨けるでしょう。

本記事が、ロースクール選びの参考になれば幸いです。

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