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京都大学法科大学院の入試・入試対策情報
募集人員
◆既修コース
全体 | 125名 |
一般選抜 | |
特別選抜(5年一貫型) | 20名程度 |
特別選抜(開放型) |
◆未修コース
全体 | 35名 |
出願・入試時期
出願時期 | |
試験日 |
試験科目、評価項目・配点
◆試験科目
法学未修者枠
法学未修者一般選抜 | 小論文試験 |
法学未修者特別選抜 | 口述試験 |
法学既修者枠
一般枠 | 法律科目試験(憲法、行政法、民法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法、商法) |
法学部3年次生出願枠 | 法律科目試験(憲法、民法、刑法、商法) |
5年一貫型教育選抜 | 口述試験 |
京都大学法科大学院の司法試験の合格実績
京都大学法科大学院の司法試験の結果は以下のとおりです。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |||
短答 | 論文 | 短答 | 論文 | 最終 | ||
R01 | 201 | 177 | 126 | 88.1% | 71.2% | 62.7% |
R02 | 185 | 158 | 107 | 85.4% | 67.7% | 57.8% |
R03 | 185 | 163 | 114 | 88.1% | 69.9% | 61.6% |
R04 | 175 | 152 | 119 | 86.9% | 78.3% | 68.0% |
R05 | 275 | 245 | 188 | 89.1% | 76.7% | 68.4% |
京都大学法科大学院の就活・進路情報
検事任官者数
京都大学法科大学院出身の検事任官者数は以下のとおりです。
73期 | 12名 |
74期 | 8名 |
75期 | ー |
76期 | 8名 |
判事補採用内定者数
京都大学法科大学院出身の裁判官任官者数は以下のとおりです。
73期 | 8名 |
74期 | 11名 |
75期 | 8名 |
76期 | ー |
マップと基本情報
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クチコミ一覧
6
最高の環境
合格率トップということもあって、流石の環境の良さです。
【講義】
■憲法
良質です。講義の中でグループで提出した答案を評価する回があるのですが、とても勉強になりました。
■民法
最強です。民法総合事例演習という本を使って演習するのですが、司法試験を軽く超える難易度で自然と民法ができるようになります。そして何よりも、要件事実を民法の中で扱うので、司法試験の答案でも攻撃防御を意識した内容で書くことができるようになります。
ただ、講義内容は激ムズなので、予習復習は入念に行う必要があります。
■刑法
先生によって質に違いがあります。ある先生は少数の独自説を授業で展開するのでわかりにくいです。
■民事訴訟法
どの先生もわかりやすいと聞きます。基幹科目の教員に元裁判官の先生もいるので、実務を意識した民事訴訟法が学べます。
■刑事訴訟法
どの先生もわかりやすいと聞きます。基幹科目の講義は司法試験に役立ちました。
■商法
神ですが、めちゃくちゃ難しいです。会社法事例演習教材という本を使ってソクが行われます。司法試験に直接役立つ内容です。
■行政法
先生によって差がありますが、おおむねわかりやすいです。
■小括
京大ローの講義は、総じて質が高いです。司法試験に役立たない問題も期末ではあまり出ません。おすすめできます。
【成績評価】
京大ローでは、メールで先生に学生番号を教えてはいけないというルールになっていて、期末試験では匿名採点が徹底されています。
したがって、先生が嫌がらせの目的で期末試験の成績を悪くするといったことは絶対に起こらないので、安心してください。
また、期末試験も、よほどヘンテコな答案を書かない限りDにはならないので、留年もほぼしません。
【環境・設備】
若干古いところもありますが、正直ロー入試で行った他のローのほうが施設が良くないところがありました。
日本有数の大学なだけあって、図書館はしっかりしていますし、安心して過ごせる環境です。
自習室は指定席です。狭いとか過ごしにくいと言う人もいますが、私はそれほど気になりません。むしろ、自由席のほうが席取り合戦で大変になるだろうと思います。
京大はキャンパスが大きく、少し歩けば鴨川の河川敷もあります。息抜き場所には困りません。
【立地】
個人的には最高だと思います。東大ローのように立地があまりにも良すぎると、家賃が高くなって近場で下宿しにくくなります。京大ローは周辺に住んでも家賃があまり高くならないですし、京阪出町柳駅も近いです。
更に、最寄りの百万遍バス停は京都でもかなり大規模なバス停なので、どこにでも行けます。最高です。
【学習支援】
ありません。未修は少しあるらしいですが。
基本的に、京大ローは学生同士で切磋琢磨するロースクールだと思います。
【総評】
京大ローはめちゃくちゃ良いロースクールです。ぜひ来て下さい。
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関西なら京大ロー
関西の事務所はたくさん説明会や懇親会等にきてくださいます。関東の事務所は五大以外はサマクラ等で自分から接点をもちにいかないとなかなか知る機会はないと思います。
夏休み期間中に1ヶ月ほど自習室のエアコンが使えなくなっても放置してるような感じなので設備面での不満は多々ありますが、とにかく在籍している学生が優秀で意識も高いので、入学する価値は大いにあると思います。
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ハイレベル
・司法試験合格率が高く、日本一といって差し支えない。既修であれば9割以上が修了後1回目の試験で合格する。反面未修の合格率は低迷気味である。在学中受験については、現時点ではわからない。
・自主ゼミが活発。基本的に学生はみな学習意欲が強い。外部生(京都大学以外の大学の出身者)も多い。体感として、京大・阪大・神大・同志社の出身者が多いが、関東の大学の出身者も相当数いる。社会人経験者も一定数いる。
・講義は司法試験に役立つものもあればそれほど役立たないものもある。この点は担当教員にも左右される。教員の質問対応は概ね良い。科目や教員にもよるが、予習の負担は重い。試験は期末試験のみ(中間試験はない。)。成績評価は期末試験と平常点による。2年次前期(既修1年目)で要件事実をたっぷり扱う点は予備試験受験生に優しいといえる(ただし、講義・試験のレベルは予備論文のそれより数段上。)。私立ほど司法試験対策を意識した講義を展開しているわけではないと思う。
・法科大学院自習室は平日・土日祝とも8:30~23:45開室。コンセント付き・棚付きで固定席制。法科大学院書庫の書籍を自席に持ち込める席と持ち込めない席とがある。ほか、平日は原則終日開室(ただし、9:00~10:00は使用不可。)の自習室(すべての京大生が利用可能。)がある。蔵書数は日本の大学の中でもトップクラスだが、いわゆる予備校本は少なめ。また、各学生にロッカーが与えられる。
・就職は強いが、学生の就活意識は東大や慶應に比べるとやや低め。いわゆる五大事務所の志望者も東大や慶應ほど多くない印象。比較的関西志向が強く、大手志向は弱い。企業法務志向は強い。75期の五大入所者においては、ロー修了者では東大に次いで多数を占める。任官・任検・研究者志望も若干名いる(他のローと比べて数が多いか少ないかは知らない。)。
・生活環境に関して、家賃は安め。大学周辺にはスーパーマーケットや薬局、コンビニ、ファストフード店や食堂など、日常生活において必要な施設が一通り揃っている。学食は夜まで営業している(日曜は閉店)。生協では予備校本を含む法律関係の書籍を豊富に取り扱っている(ポイント還元により、実質1割引)。
・入試に関して、憲法の統治分野と狭義の商法・手形法がほぼ必ずと言ってよいほど出題される(手形法については今後も出題が続くかどうか、疑問。)。民事訴訟法と行政法の出題範囲が限定されていることに注意。試験時間は11時間とかなり長め。黒のボールペン・万年筆以外は使用不可(解答はもちろん、下書きや問題文への書き込み等にも使うことはできない。この点は期末試験も同様。)。最新のデイリー六法が貸与される。書類点が総点に占める割合が大きく、京大生はかなり有利。
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関西なら京大
関西で就職したいならば京大が圧倒的に有利だと思います。東京への就職も強いですが、関西は京大ロー出身者が非常に多く、何かと使えます。少し頑張ってでも入学すべきだと思います。学生数も多いため、自分に合った友人も見つかりやすいと思います。学生同士、自主ゼミも組みやすく、前向きに頑張ろうという雰囲気も魅力ですね。京大ロー対象の説明会も多く、関西の大手事務所に行きたいならば京大ローが良いかと思います。但し、大阪などからのアクセスは良くないので基本的に一人暮らしになるかと思います。
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