法科大学院の口コミ一覧

  • 日本大学法科大学院の口コミ・評判

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    夜間ロースクールのススメ

    本学の特徴は何よりも夜間コース併設型のロースクールということであり、社会人であっても、仕事を継続しながらロースクールに通えることである。そのため、夜間授業には、国家公務員や大手企業社員、各種士業等の幅広い職種の、20代後半から50代にわたる幅広い世代の学生が通学している。 また、昼間授業には、日大法学部からロースクールに進学した学生が大半であるが、退職してロースクールに通う社会人経験者の学生もいる。 仮に夜間授業を主として入学したとしても、同様の内容の昼間授業を履修することも可能であり、平日休みのある社会人学生は、夜間授業と昼間授業を混ぜて履修しているケースもある。 なお、対面授業に参加することが原則となっているが、全15回の授業のうち7回まではオンライン参加もできるため、仕事や家庭の都合等で毎回キャンパスに通学できなくとも、単位取得は可能である。 学生間の関係は過度な馴れ合いや孤立感もなく、非常にちょうどよい距離感にある。会社の隣の課の同僚くらいの距離感といったイメージ。 教員は研究者出身と実務家出身の割合が半々程度であり、試験委員経験者が非常に多い。実務家出身の教員は元裁判官が多く、著名な判例の調査官を務めた方も複数在籍しており、その講義は示唆に富むことが多い。いずれの講義もこの論点は何年の司法試験でこのように問われている、といったように司法試験を強く意識した内容となっている。 また、正規授業のほかに各教員による過去問自主ゼミや日大法学部の司法科研究室によるゼミや答練サポートも利用可能であり、学習サポート体制は非常に充実している。 総じて、授業・学生の質・学習サポートは充分であり、通学が可能な社会人受験生に対しては積極的にお勧めしたい。

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    • 3.75
  • 一橋大学法科大学院の口コミ・評判

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    進学してよかったロースクールです。

    講義:先生によってまちまちです。ハイレベルだがわかりやすい授業、学生のレベル(司法試験レベル)に合わせたわかりやすい授業、司法試験に関係ない(実務ないし学問的には重要?)な授業など、様々あります。 設備:私大と比べ設備が古く、空調の故障が良くあります。他方、研究室が各クラスに与えられるため、荷物を置くスペースは十分にあります。荷物を置くスペースはロッカーと研究室の本棚です。ロッカー(駅前の普通のコインロッカーくらいの大きさ)は2つ使えます。固定の机はないですが、研究室内の本棚が割り当てられます。これらのスペースを使えば、ローの授業や司法試験に必要な勉強道具(基本書、百選、六法、予備校テキスト)等を一通り置くことができます。 立地アクセス:都心にないので都心の法律事務所を訪問する際には不便かもしれません。新宿駅まで30分、東京駅まで45分前後かかるため、都心の法律事務所を訪問するには1時間以上の移動時間がかかります。そのため、空きコマで事務所を訪問しようとするには不便です。 学習支援:先生方は質問すれば熱心に対応してくださいます。ただ、私大に比べると公的な支援(たとえば、OBによる過去問の添削)等はなく、司法試験の過去問を検討するゼミが月1で開催される程度です。

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    • 3.50
  • 早稲田大学法科大学院の口コミ・評判

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    切磋琢磨して成長できる環境

    質の高い先生の下で、勉強熱心な学生達と、共に教え合ったり励ましあったりと、成長できる環境があります。学生間の雰囲気もとても良いですし、法曹になれた後も関われる仲間ができます。 学校側の学生へのサポートも手厚いように感じますし、このローを胸を張ってお薦めします。

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    • 4.50
  • 中央大学法科大学院の口コミ・評判

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    充実の学習支援

    中央ローの良い点、悪い点を双方あげる形でレビューします。 【良い点】 ・著名な先生が多く、基本書執筆者や元考査委員も多い ・質問対応が丁寧で、かつ質問しやすい雰囲気がある ・選択科目の幅が広い ・学生数が多く、自主ゼミを組みやすい ・試験のフィードバックが手厚い ・学習相談がしやすい ・授業外の学内模試等、学習プログラムが多い ・OBOGが多く、就活支援も充実している ・奨学金が充実している(学費免除含む) ・校舎が綺麗 【悪い点】 ・たまに基本7科目でも司法試験対策になるか微妙な授業がある ・学生のレベルの差が激しい ・学習意欲が低い学生もいるため、自主ゼミを組む際には注意が必要 ・良くも悪くも雰囲気が緩いので、呑まれないように注意が必要 ・新校舎なのに雨漏り等の欠陥がある ・食堂や生協がない

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    • 4.00
  • 九州大学法科大学院の口コミ・評判

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    学生同士で切磋琢磨するにはおすすめのロースクール

    ① 講義・授業 コア・カリキュラムに沿った平均的な授業だと思います。授業に関しては、担当される先生との相性や学生の好みもあるところですが、独自説のみを評価するような先生はまずいないですし、質問にもきちんと対応してくださります。もっとも、司法試験を意識したいわゆる受験テクニック等の紹介はほとんどありません。予備校のような授業とは異なり、事前予習課題で判例等を調べて、授業でソクラテスメソッドで答えるというのがメインとなります。 ② 設備・施設 商業施設の1テナントであるため、キャンパスというわけではなく、一般的な大学院と比べあまり広くはありません。その分、学生も多くはないため、使いやすくはあります。図書館の書籍は揃っていますし、図書購入リクエストもほぼ通ります。 自習室は1人1席の固定席があり、ロッカーも使用可能です。プリンターは自習室に置いてあるものを使うことがメインとなりますが、印刷用紙は自分で用意する必要があり、またスキャナーはありません。コピー機は図書館に置いてあり、1枚10円で使用できます。 その他にも、ゼミ室もあります。 ③ 立地・アクセス 六本松駅は、博多駅と繋がったことでアクセスはよくなりました。天神駅からも15分ほどで着きます。ただ、キャンパスというわけではありませんので、学食や生協がありません。六本松周辺の飲食店は高価な店も多く、コンビニやファストフードで済ませる人も多いです。 ④ 学習支援 九大の先生方は基本的に伊都キャンパスから来られるため、ロースクールに研究室はありません。授業でいらっしゃった時以外は、メールやオフィスアワーで質問などのサポートを受けることなります。 これ以外にも、「支援会」という有料のゼミがあります。これは修了生が講師となって代々受け継がれるレジュメや勉強方法を伝授し、答案を添削したり講義したりするものです。九大生の合格は支援会の支えが非常に大きいです。

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    • 3.00
  • 九州大学法科大学院の口コミ・評判

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    自主性が身につくロースクール

    今年の春、既習として入学した者です。 まだ半期しか経っていないので、それを踏まえてのレビューにはなりますが、九大ローは自主的に取り組める人に向いたロースクールではないかなと思います。 授業の質は高く、中には自分に合わない教授もいることは仕方ないことではありますが、質疑応答含め、丁寧に対応してもらえます。 また自主ゼミ等が活発に行われており、学生同士の距離が物理的にも近いといえるため、物事を相談しやすいというのも一つの特徴です。 支援会や弁護士の先生による支援も充実しており、学生のやる気次第にはなりますが、充実したローだと思います。

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    • 3.25
  • 九州大学法科大学院の口コミ・評判

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    立地・自習の環境がとても整った法科大学院

    九州大学法科大学院は、自習に特化した環境が整っていると考えます。大きな理由として、他の法科大学院の図書館にはあまりない、予備校の教材が数多く揃っています。このような環境で、予備校教材に加え、法科大学院の授業が加わることでより理解が深化する環境が整っていると考えます。そして、建前としてはやはり司法試験対策の授業を行ってはいけないということにはなっていますが、既習1年目の授業ではほとんどの授業において、司法試験又は予備試験の過去問を取り扱うこと自体はあります。ただ、やはり講義スタイルの授業も多く、インプット中心の授業かアウトプット中心の授業か、この点は別れています。ただ、インプット中心の授業においても、答案の書き方等については触れられるのでその点については安心できると考えます。私が1番感じたのは、行政法の授業については特に、苦手な人におすすめできると考えていて、他の科目は一通りの学習が終了している前提ではありますが、行政法についてはまだ完全に一通り終えていない前提での授業でした。受験生が後回しにしがちな行政法をかなり手厚く救ってもらえた点についてはかなりよかったと感じました。 なお、九州大学自体は各地にありますが、九州大学法科大学院は六本松と、各地から非常に優れた立地になっています。

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    • 4.50
  • 同志社大学法科大学院の口コミ・評判

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    関東圏の学生にもお勧めしたい

    進路、教員らのサポート、指定される教材、その他について詳述したい。 1.進路について  法曹三者のいずれになるにせよ合格しなくては話にならないので、志望校を選択する際に大きな指標の一つになるのは合格率だろう。 同社大学法科大学院の合格率は早稲田、慶応と比べると良いとはいえない。 しかし、同志社大学法科大学院の合格者から、毎年、裁判官が排出されているし、毎年、一桁合格、上位合格を数人排出している。 また、本年度は五大事務所の一つが同社大学法科大学院に直接来校して事務所説明会をしてくださった。 したがって、同志社大学法科大学院に進学したからといって、いわゆる上位難関校で目指せる進路が目指せなくなるといったことは一切ない。 2.教員らのサポートについて  丁寧な論述指導を受けることができる。これは同志社大学法科大学院の最大の強みと言ってよいだろう。講義で得た知識や深まった理解を答案の形でどう表現するか、これは受験生の 多くが頭を悩ませているところである。この点に関しては、教員らに質問や答案にしてみたのを見てもらうことで、知識や理解が正確に表現できているのか、あるいは間違っているのかを細かく指導を受けられる。  また、この手厚い指導は実力を大きく伸ばすツールとなっている。実際に、同志社と京大で合同で行う一斉起案会では、毎回同志社から優秀起案が選ばれており(回によっては同志社の優秀起案数が上回るときもある)、そのほとんどが教員から何度も指導を受けた学生である。  もっとも、このようなサポートが受けられるといっても、教員の多くは多忙であるから、能動的的にアポイントメントを取っていく必要があり、受動的にサポートを施されるのを待っている学生とは大きな差が生まれてしまう環境にある。  この点は学校よりも会社に近い側面があるので、自分からコミュニケーションをとることが苦手な学生にとっては苦労してしまうだろう。 3.法科大学院で指定される教材について  概ね標準的な教材が指定はされている。しかし、その教材を絶対に使わなくてはいけないというわけではなく(実務関連科目は除く)、学生自身の好みにあったものを使いなさいというスタンスがほとんどである。そのため、予備校教材を使っているからといって全否定されることはない。むしろ科目によって、予備校教材が半ば教科書として許容されているものもある(体系書の改訂が追いついていない科目など)。  ただ、予備校教材に従い論述した結果、間違いを指摘されることはあるし、場合によっては教員から、体系書を使って学ぶことを個別に進められれることもある。  総じて、予備校受講生と柔軟に付き合いながら講義が行われているといえる。 4.最後にその他 タイトルに書いたように関東圏の学生にも進学先の候補の一つとして考慮してみることを勧める。関東圏の法科大学院は総じて学生数が多く、おの大人数に埋もれてしまうか不安を感じる受験生もいるだろう。その点に関しては、上述したような一人一人にあった指導を受けられる比較的小規模の同志社大学法科大学院で着実にレベルアップを図るのも良いのではないだろうか。キャレルには監視カメラがありセキュリティも万全である。また、個人的には京都の熱さにはうんざりするが、都会の喧騒はなく徒歩や自転車でのんびり通学できる点は気分転換にもなりかなり気に入っている。勉強以外の要因でストレスを感じることは減ると思われる。ぜい、お勧めしたい。 ただし、周囲に飲食店が少ないのは看過し難いマイナスポイントである。

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    • 4.25
  • 同志社大学法科大学院の口コミ・評判

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    穴場のロースクール

    法科大学院として、司法試験の合格率を上げるために学生のことを色々考えてくれているのがよく伝わってきます。合格率も決して悪くはありません。奨学金も手厚いため学費を抑えつつ司法試験の合格を目指す方にはおすすめのロースクールです。

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    • 4.00
  • 京都大学法科大学院の口コミ・評判

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    関西なら京大

    関西で就職したいならば京大が圧倒的に有利だと思います。東京への就職も強いですが、関西は京大ロー出身者が非常に多く、何かと使えます。少し頑張ってでも入学すべきだと思います。学生数も多いため、自分に合った友人も見つかりやすいと思います。学生同士、自主ゼミも組みやすく、前向きに頑張ろうという雰囲気も魅力ですね。京大ロー対象の説明会も多く、関西の大手事務所に行きたいならば京大ローが良いかと思います。但し、大阪などからのアクセスは良くないので基本的に一人暮らしになるかと思います。

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    • 3.75