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九州大学法科大学院の入試・入試対策情報
募集人員
◆既修コース
全体 | 30名 |
一般選抜 | 15名 |
特別選抜(5年一貫型) | 最大9名 |
特別選抜(開放型) | 最大6名 |
◆未修コース
全体 | 15名 |
出願・入試時期
◆一般(未修、既修)
出願時期 | 令和5年9月25日(月)から9月29日(金17時まで |
試験日 | 既修者」:令和5年10月28日
未修者:令和5年10月29日 |
◆特別選抜
出願時期 | 令和5年8月17日(木)から8月23日(水)17時まで |
試験日 | 5年一貫型:令和5年9月7日
開放型:令和5年10月28日 |
試験科目、評価項目・配点
◆未修者
書類審査 | 学部成績 30点 | 100点
※50点満点を100点に換算 |
成績証明書以外の書類選考 20点 | ||
論文試験 | 150点 |
◆既修者
書類審査 | 学部成績 | 30点 |
成績証明書以外の書類選考 | 20点 | |
法学専門試験 | 憲法 | 50点 |
行政法 | 50点 | |
民法 | 50点 | |
商法・会社法 | 50点 | |
民事訴訟法 | 50点 | |
刑法 | 50点 | |
刑事訴訟法 | 50点 |
◆特別選抜(開放型)
書類審査 | 100点 |
筆記試験(憲法、民法、刑法) | 150点 |
◆特別選抜(5年一貫型)
書類審査(第一次選抜) | |
筆記試験(第二次選抜)(憲法、行政法、民法、会社法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法 | 第1次選抜における書類審査と第2次選抜における口述試験の結果を総合判断 |
九州大学法科大学院の司法試験の合格実績
九州大学法科大学院の司法試験の結果は以下のとおりです。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |||
短答 | 論文 | 短答 | 論文 | 最終 | ||
R01 | 59 | 42 | 20 | 71.2% | 47.6% | 33.9% |
R02 | 45 | 38 | 21 | 84.4% | 55.3% | 46.7% |
R03 | 58 | 42 | 17 | 72.4% | 40.5% | 29.3% |
R04 | 66 | 45 | 22 | 68.2% | 48.9% | 33.3% |
R05 | 94 | 68 | 22 | 72.3% | 32.4% | 23.4% |
九州大学法科大学院の就活・進路情報
検事任官者数
九州大学法科大学院出身の検事任官者数は以下のとおりです。
73期 | 1名 |
74期 | 1名 |
75期 | ー |
76期 | 0名 |
判事補採用内定者数
九州大学法科大学院出身の裁判官任官者数は以下のとおりです。
73期 | 0名 |
74期 | 0名 |
75期 | 0名 |
76期 | ー |
クチコミ一覧
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学生同士で切磋琢磨するにはおすすめのロースクール
① 講義・授業
コア・カリキュラムに沿った平均的な授業だと思います。授業に関しては、担当される先生との相性や学生の好みもあるところですが、独自説のみを評価するような先生はまずいないですし、質問にもきちんと対応してくださります。もっとも、司法試験を意識したいわゆる受験テクニック等の紹介はほとんどありません。予備校のような授業とは異なり、事前予習課題で判例等を調べて、授業でソクラテスメソッドで答えるというのがメインとなります。
② 設備・施設
商業施設の1テナントであるため、キャンパスというわけではなく、一般的な大学院と比べあまり広くはありません。その分、学生も多くはないため、使いやすくはあります。図書館の書籍は揃っていますし、図書購入リクエストもほぼ通ります。
自習室は1人1席の固定席があり、ロッカーも使用可能です。プリンターは自習室に置いてあるものを使うことがメインとなりますが、印刷用紙は自分で用意する必要があり、またスキャナーはありません。コピー機は図書館に置いてあり、1枚10円で使用できます。
その他にも、ゼミ室もあります。
③ 立地・アクセス
六本松駅は、博多駅と繋がったことでアクセスはよくなりました。天神駅からも15分ほどで着きます。ただ、キャンパスというわけではありませんので、学食や生協がありません。六本松周辺の飲食店は高価な店も多く、コンビニやファストフードで済ませる人も多いです。
④ 学習支援
九大の先生方は基本的に伊都キャンパスから来られるため、ロースクールに研究室はありません。授業でいらっしゃった時以外は、メールやオフィスアワーで質問などのサポートを受けることなります。
これ以外にも、「支援会」という有料のゼミがあります。これは修了生が講師となって代々受け継がれるレジュメや勉強方法を伝授し、答案を添削したり講義したりするものです。九大生の合格は支援会の支えが非常に大きいです。
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自主性が身につくロースクール
今年の春、既習として入学した者です。
まだ半期しか経っていないので、それを踏まえてのレビューにはなりますが、九大ローは自主的に取り組める人に向いたロースクールではないかなと思います。
授業の質は高く、中には自分に合わない教授もいることは仕方ないことではありますが、質疑応答含め、丁寧に対応してもらえます。
また自主ゼミ等が活発に行われており、学生同士の距離が物理的にも近いといえるため、物事を相談しやすいというのも一つの特徴です。
支援会や弁護士の先生による支援も充実しており、学生のやる気次第にはなりますが、充実したローだと思います。
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立地・自習の環境がとても整った法科大学院
九州大学法科大学院は、自習に特化した環境が整っていると考えます。大きな理由として、他の法科大学院の図書館にはあまりない、予備校の教材が数多く揃っています。このような環境で、予備校教材に加え、法科大学院の授業が加わることでより理解が深化する環境が整っていると考えます。そして、建前としてはやはり司法試験対策の授業を行ってはいけないということにはなっていますが、既習1年目の授業ではほとんどの授業において、司法試験又は予備試験の過去問を取り扱うこと自体はあります。ただ、やはり講義スタイルの授業も多く、インプット中心の授業かアウトプット中心の授業か、この点は別れています。ただ、インプット中心の授業においても、答案の書き方等については触れられるのでその点については安心できると考えます。私が1番感じたのは、行政法の授業については特に、苦手な人におすすめできると考えていて、他の科目は一通りの学習が終了している前提ではありますが、行政法についてはまだ完全に一通り終えていない前提での授業でした。受験生が後回しにしがちな行政法をかなり手厚く救ってもらえた点についてはかなりよかったと感じました。
なお、九州大学自体は各地にありますが、九州大学法科大学院は六本松と、各地から非常に優れた立地になっています。
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