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関西大学法科大学院の魅力-手厚い奨学金制度と充実した学習環境

この記事を読めばわかること関西大学法科大学院の基本情報について知りたい
関西大学法科大学院の魅力について知りたい
関西大学法科大学院のおすすめポイントについて知りたい

かもっち

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皆さん、かもっちです。
今回は、関西大学法科大学院の基本情報や魅力、おすすめポイントについてまとめました。

あひるっぺ

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関関同立の一つとして関西でも人気の高いロースクールですね!

かもっち

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魅力は教育内容やカリキュラム上の強み、おすすめポイントは教育の質や環境について言及しました。ロースクール選びの参考にしてください。

関西大学法科大学院の基本情報

まずは、関西大学法科大学院(関大ロー)の基本情報からご紹介させて頂きます。

入学定員・収容定員・在籍者数

関西大学法科大学院の入学定員と収容定員、現在の在籍者数は次の通りです。

入学定員 40人
収容定員 120人
在籍者数 98人(2024年5月1日現在)

参考:関西大学法科大学院「基本情報」、関西大学「在籍学生数

入学金・授業料

関西大学法科大学院の2024年度の学費・諸費は次の通りです。

 

種別/区分 2024年度 2025年度 2026年度以降
未修1年次生

既修2年次生

未修2年次生

既修3年次生

未修3年次生
入学初学期 秋学期 年間 年間 年間
学費 入学金 260,000 260,000
授業料 605,000 605,000 1,210,000 1,360,000 1,360,000
諸費 校友会基本会費 10,000 10,000 20,000
合計 875,000 605,000 1,480,000 1,380,000 1,360,000

参考:関西大学法科大学院「学費

所在地


参考:関西大学「キャンパス・アクセス」

関西大学法科大学院のメインキャンパスは千里山キャンパス(大阪府吹田市山手町3丁目3番35号)にあります。阪急電鉄千里線「関大前」駅から徒歩5分の好アクセスとなっています。

司法試験合格率

同志社大学法科大学院の2023年司法試験の合格率と合格者数は次の通りです。

受験者数 最終合格者数 合格率
55人 7人 12.73%

参考:法務省「令和5年司法試験法科大学院等別合格者数等

▼関大ローの司法試験の結果詳細はこちら▼

関西大学法科大学院の司法試験合格者数、合格率の詳細【過去10年分】

関西大学法科大学院の魅力

関西大学法科大学院(関大ロー)の魅力についてご紹介させて頂きます。

  1. 法律基本科目で法学の理論と実務をバランス良く学べる
  2. 法律実務科目で法曹に求められる人間性や倫理感覚を磨ける
  3. 先端的法分野の知識を段階的に深められる
  4. 大阪大学法科大学院との共同講義を受けられる

ここでは、上記の4点に絞って解説させて頂きます。

魅力①:法律基本科目で法学の理論と実務をバランス良く学べる

関西大学法科大学院では、法律基本科目で法学の理論と実務をバランス良く学べます。

具体的には、公法系、民事系、刑事系の基本7科目の理論を学ぶ講義・演習を開講。開講される講義・演習は、1年次に講義、2年次に演習、3年次に総合演習と発展講義といった形で、段階的なカリキュラムとしています。

選択必修を含む法律基本科目の修了所要単位数は未修生で60単位、既修生で34単位と膨大です。膨大な単位を取得する中で、抽象的な法学理論のみならず、事例に即した体系的な学識を取得することができるでしょう。

魅力②:法律実務科目で法曹に求められる人間性や倫理感覚を磨ける

関西大学法科大学院では、法律実務科目で法曹に求められる人間性や倫理感覚を磨けます。

その代表的な科目が、大阪府下の一般市民を対象にした無料法律相談「リーガルクリニック」です。2年生・3年生を対象にしたリーガルクリニックでは、弁護士資格を有する教員同席のもと、受講生自身が発問して相談者から事実関係を聴き取り、相談者へ法的に助言します。相続や離婚、不動産など幅広い相談に応じるため、高度な専門能力・実践的対応力を養成することが可能です。

魅力③:先端的法分野の知識を段階的に深められる

関西大学法科大学院では、展開・先端科目で先端的法分野の知識を段階的に深められます。

具体的には、知的財産法や経済法、中国ビジネス法などをテーマにした講義と演習をセットで開講。2年次に講義、3年次に演習を中心的に開講することで、法律基本科目と同様に、理論と実務をバランス良く学べるカリキュラムとしています。

魅力④:大阪大学法科大学院との共同講義を受けられる

関西大学法科大学院では、教育力の向上に向けて連携協力する大阪大学法科大学院との共同講義を受けられます。

直近2023年度に共同で開講したのは、憲法発展演習と刑事証拠法演習、行政法発展演習、民法演習、会社法発展演習の5科目です。いずれの科目も双方の法科大学院の担当教育が講義内容や教材開発などで相互協力していることから、教育の質が担保されています。

大阪大学法科大学院と協力しているのは、共同講義の開講だけではありません。入学前の大阪地方裁判所見学や科目別集中オリエンテーションの開催などでも相互協力していることから、入学前から大阪大学法科大学院の学生や教員との交流を深めることが可能です。

関西大学法科大学院のおすすめポイント

関西大学法科大学院のおすすめポイントについてご紹介させて頂きます。

  1. 入学者・在学者全員に給付型奨学金か学習奨励金が交付される
  2. 就職支援体制が手厚い
  3. 入学前・在学中・修了後まで、一貫してサポートしてもらえる
  4. 学修施設が充実している

ここでは、上記の4点に絞って解説させて頂きます。

 

おすすめポイント①:入学者・在学者全員に給付型奨学金か学習奨励金が交付される

関西大学法科大学院では、入学者・在学者全員に給付型奨学金か、学習奨励金が交付されます。

前者の給付型奨学金は、在学中の学修支援を目的に授業料の全額または半額相当額を給付する奨学金制度です。学業成績を基準とした査定をクリアした場合は、長期履修学生制度の対象者を含む既修生、未修生いずれの場合も最長3年間給付されます。

一方、学修奨励金は、在学中の学修支援を目的に学費負担を国立大学とほぼ同額とする奨励金制度です。奨学金に採用されなかった在学生が対象で、年間40万6,000円が給付されます。給付期間は奨学金と同様に、長期履修学生制度の対象者を含む既修生、未修生いずれの場合も最長3年間です。

おすすめポイント②:就職支援体制が手厚い

関西大学法科大学院では、万全な就職支援体制が敷かれています。

その具体例に挙げられるのが、関西大学法科大学院の就職支援委員会が主催する現職裁判官との意見交換会です。

意見交換会では、現職の若手裁判官らとの質疑応答を通じて実務修習に入るまでの間の心構えや具体的な勉強方法についてのアドバイスを受けられます。このほか、関大法曹会と連携した就職支援も提供しています。

それらの万全な就職支援体制の結果、司法試験に合格し収集も終了した司法修習生の就職率は2004年の法科大学院の創設以来、100%を誇るとのことです。

おすすめポイント③:入学前・在学中・修了後まで、一貫してサポートしてもらえる

関西大学法科大学院では、入学前・在学中・修了後まで、一気通貫の学修サポートを受けられます。

一気通貫の学修サポートを受けられる代表的なサービスが、ティーチング・アシスタント(TA)によるサポートです。

法科大学院修了生や司法試験合格者がTAを務める本サポートでは、日頃の学修方法やレポート・答案の書き方に関するアドバイスを受けられます。

在学中と修了後に受けられる学修サービスには、法科大学院を修了した若手弁護士によるサポートや、専任教員による司法試験問題講評などがあります。サービスの幅が非常に広いため、自分に合ったサービスに出会える可能性が高いといえるでしょう。

おすすめポイント④:学修施設が充実している

関西大学法科大学院は、学修施設が充実しています。

実際、法科大学院棟「以文館」には、24時間365日利用可能な自習室をはじめ、法学の専門書をそろえたロー・ライブラリーや、修学上の相談に応じる法科大学院オフィスなどがあります。

以文館は、単に学修環境を整えるだけに留まりません。入室を許可された学生のみが使用できる女性専用自習室や、法科大学院の進学希望者を対象にした学修スペースを設けるなどし、多様なニーズに応える学修環境を提供しています。

学内ギャラリー

21講義室

法廷教室

自習室

ロー・ライブラリー

ロッカー

法科大学院オフィス

まとめ

本記事では、関西大学法科大学院の基本情報や魅力、おすすめポイントについて説明しました。

上述の通り、関西大学法科大学院は、教育の内容や質、教育環境に優れた名門ロースクールです。関西大学法科大学院で法学を学べば、優れた法曹になるための知識だけでなく、人間性や倫理感覚を磨けるでしょう。

本記事が、ロースクール選びの参考になれば幸いです。

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