この記事を読めばわかること「大阪公立大学ローの基本情報は?」
「大阪公立大ローの特徴は?」
「大阪公立大学ローの評判は?」
本記事では、大阪公立大学法科大学院の基本情報を説明した後、特徴とおすすめポイントについて説明します。
コンテンツ
大阪公立大学法科大学院の基本情報
入学定員・収容定員・在籍者数
大阪公立大学法科大学院の入学定員と収容定員、現在の在籍者数は次の通りです。
入学定員 | 30人(法学未修者:10人程度、法学既習者:20人程度) |
収容定員 | 90人 |
在籍者数 | 69人(2023年5月1日現在) |
参考:大阪公立法科大学院「基本情報」
入学料・授業料
大阪公立大学法科大学院の入学料と授業料は次の通りです。
入学金 | 28万2,000円(大阪府民及びその子)、38万2,000円(その他の者) |
年間授業料 | 80万4,000円 |
参考:大阪公立大学「入学金・授業料」
所在地
大阪公立大学法科大学院の所在地は、大阪市住吉区杉本です。JR阪和線杉本町駅東口を出てすぐ横にあります。
大阪公立大学法科大学院の特徴
大阪公立大学法科大学院の特徴は、次の3つです。
【大阪公立大学法科大学院の特徴】
- 特徴①:大都市特有の法的問題に強い法曹の育成に力を入れている
- 特徴②:法理論と法律実務をバランスよく学べるカリキュラム
- 特徴③:目指す法曹像に合わせた3つの履修モデル
教育内容やカリキュラム上の特徴について解説します。ぜひ参考にしてください。
特徴①:大都市特有の法的問題に強い法曹の育成に力を入れている
大阪公立大学法科大学院は、大阪市の市域に設置される唯一のロースクールとして、大都市特有の法律問題に強い法曹の育成に力を入れています。
その一環として、都市を活動拠点とする企業の法的ニーズに十分に応えられるよう、取引法や財産法、金融法などの諸分野について学べるカリキュラムを設計。また、都市市民の日常生活に関わる取引法や金融法、民事手続法などを主題に置いたカリキュラムを設けています。
特徴②:法理論と法律実務をバランスよく学べるカリキュラム
大阪公立大学法科大学院は、現行法とそれに基づく法律実務を批判的に検討できる能力を育てるため、法律実務を意識しつつ、法律実務を客観視・相対視できる法理論教育を重視しています。
このため、法律基本科目群のほとんどの科目では、研究者専任教員が、実務家専任教員の協力を得ながら、法理論教育を担当。また、展開・先端科目の中に、大阪で法実務に励む実務家専任教員による講義が用意されていることから、学生が実務家として能力を養うことを可能にしています。
特徴③:目指す法曹像に合わせた3つの履修モデル
大阪公立大学法科大学院は、目指す法曹像に合わせた3つの履修モデルを用意しています。履修モデルは、次の3つです。
1.企業の法的ニーズに応えられる法曹を目指す 2.社会的弱者を含む市民の日常生活における法的ニーズに応えられる法曹を目指す 3.国際取引や外国人を当事者とするグローバル化に伴う法的ニーズに応えられる法曹を目指す
詳しくは、履修モデルを参照ください。
大阪公立大学法科大学院のおすすめポイント
大阪公立大学法科大学院のおすすめポイントは次の3つです。
【大阪公立大学法科大学院のおすすめポイント】
- おすすめポイント①:学生1人につき2人の教員がつくクラス担任制
- おすすめポイント②:充実した実務研修
- おすすめポイント③:OB・OGから学習相談を受けられる
教育の質や環境についてのおすすめポイントについて解説します。ぜひ参考にしてください。
おすすめポイント①:学生1人につき2人の教員がつくクラス担任制
大阪公立大学法科大学院は、学生1人につき2人の教員がつくクラス担任制を採用しています。
クラス担任制により、学生は、面談を通じて、学習上の悩みや要望について相談可能です。
少人数教育を採用しているロースクールは珍しくありません。ただ、大阪公立大学法科大学院は、サポートが手厚いクラス担任制を採用している点で、特出しているといえます。
おすすめポイント②:充実した実務研修
大阪公立大学法科大学院は、実務研修が充実しています。
3年生になる前の春休みには、法律事務所で実習を受けられるエクスターンシップを実施。エクスターンシップの実施により、ひととおりの法律知識を習得した学生が、基礎知識を実務で発揮できる学習カリキュラムを整えています。
また、大阪公立大学が運営する中小企業支援法律センターでの無料法律相談をカリキュラムに組み込んでいます。これにより、学生が、的確な法的アドバイスを相談者に提供すると同時に、知識と技能を身につけることが可能です。
おすすめポイント③:OB・OGから学習相談を受けられる
大阪公立大学法科大学院は、アカデミック・アドバイザー制度や司法試験合格者による相談会を活用することで、OB・OGから学習相談を受けられます。
アカデミック・アドバイザー制度では、大阪公立大学法科大学院出身の若手弁護士が、正課の授業の補助者として、学生にアドバイス。また、希望者を対象とするクラス単位の勉強会と学習相談を開催しています。
司法試験合格者による相談会では、大阪公立大学法科大学院出身の司法試験合格者が、体験談を語ります。その後、学生が司法試験合格者に対して、学習の時間・内容・方法といったテーマで、個別の相談が可能です。 学内ギャラリー
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