神戸大学法科大学院の特徴とおすすめポイント3選

この記事を読めばわかること「神大ローの特徴は?」

「神大ローのおすすめポイントは?」

「神大ローの基本情報が知りたい」

 本記事は、神戸大学法科大学院の基本情報を説明した後、特徴とおすすめポイントについて説明します。

神戸大学法科大学院の基本情報

入学定員・収容定員・在籍者数

神戸大学法科大学院の入学定員と収容定員、現在の在籍者数は次の通りです。

入学定員 80人(法学未修者コース:20人程度、法学既修者コース:60人程度)
収容定員 240人
在籍者数 157人(2023年5月1日現在)

参考:神戸大学法科大学院「2024年度学生募集要項」「入学者・収容定員・在籍者数

入学料・授業料

神戸大学法科大学院の入学料と授業料は次の通りです。

入学金 28万2,000円
年間授業料 80万4,000円

参考:神戸大学「入学料・授業料等について

所在地

神戸大学法科大学院の所在地は、神戸市灘区六甲台町です。最寄り駅からアクセスする方法は複数ありますが、神戸市バス36系統に乗り、神戸正門前バス停で下車するルートが最も便利となっています。

神戸大学法科大学院の特徴

神戸大学法科大学院の特徴は、次の3つです。

【神戸大学法科大学院の特徴】

  1. 特徴①:職業法曹の養成に特化している
  2. 特徴②:実定法の研究者養成に強い
  3. 特徴③:グローバル・ビジネスローについて学ぶカリキュラムがある

教育内容やカリキュラム上の特徴について解説します。ぜひ参考にしてください。

特徴①:職業法曹の養成に特化している

神戸大学法科大学院は、社会の高度技術化や市場化が進む社会情勢に鑑み、職業法曹の養成に特化しています。

その一環として、企業法務部門の実態を伝える「ワークショップ企業内法務」を開講。企業の法務部門の現役担当者を講師に招き、企業内法務の基本的事項や事件・案件の体験談などをテーマにした連続講義を展開しています。

特徴②:実定法の研究者養成に強い

神戸大学法科大学院は、法曹教育の担い手を育てるため、実定法の研究者養成を強みとしています。

実定法とは、慣習や立法、判例など、人間の行為によって作り出され、特定の社会で実効性を持つ法律です。神戸大学法科大学院は、この実定法分野の教育を充実させるため、憲法や民法といった基本科目だけでなく、知的財産法や経済法などの先端応用科目に至るまで、あらゆる法分野に精通した教員をそろえています。

特徴③:グローバル・ビジネスローについて学ぶカリキュラムがある

神戸大学法科大学院は、修了したOB・OGが世界で活躍するよう、グローバル・ビジネスローについて学ぶカリキュラムを設けています。

具体的には、「英米法」や「ヨーロッパ法」、「アジア法」といった外国法を学ぶ授業を7科目開講。外国と商取引する際に必要な外国法について学べるカリキュラムを提供しています。

このほか、国内外のビジネス界で、英語で法律実務・ビジネス実務に従事する能力を身につけられるグローバル異分野共創プログラム(KIMAP in Global Business Law)を前期課程で提供しています。

神戸大学法科大学院のおすすめポイント

神戸大学法科大学院のおすすめポイントは、次の3つです。

【神戸大学法科大学院のおすすめポイント】

  1. おすすめポイント①:法学未修者教育が充実している
  2. おすすめポイント②:海外エクスターンシップがある
  3. おすすめポイント③:OB・OGによるバックアップがある

教育の質や環境についてのおすすめポイントについて解説します。ぜひ参考にしてください。

おすすめポイント①:法学未修者教育が充実している

神戸大学法科大学院は、法学未修者教育が充実しています。

例えば、法学未修者向けには、2015年度から「未修者スタートアップ・プログラム」を開講。同プログラムは前期に法解釈基礎演習や法律文書作成演習、後期に修了生弁護士をチューターとした自主ゼミなどを実施する内容で、未修者の法律学習を全面的にバックアップしています。

おすすめポイント②:海外エクスターンシップがある

神戸大学法科大学院は、毎年10〜20人の学生を海外の法律事務所などでの1カ月以上のエクスターンシップに派遣しています。派遣地域は、マレーシアやインドネシア、ミャンマー、タイ、シンガポール、台湾、中国、香港、韓国です。

神戸大学法科大学院の海外エクスターンシップでは、法律事務所や国際商事仲裁などで、海外弁護士との共同作業や、法的調査、事業ファイルの分析などを経験します。経験するのは実務だけではありません。外国法科目・海外から招いた研究者による講義や法律英語の教育などの教育プログラムも受講可能です。

おすすめポイント③:OB・OGによるバックアップがある

神戸大学法科大学院は、法曹資格を持つ神戸大学・神戸大学法科大学院の卒業生、修了生で構成される同窓団体「凌霜法曹会」や法科大学院同窓会によるバックアップが受けられます。

凌霜法曹会は、一回で司法試験に合格できなかった再挑戦者の方に向け、少人数制の論文ゼミを実施。司法試験に合格する上で必要な書面の作成方法を指導しています。

また、法科大学院同窓会は、就職を控えた修了生と在校生を対象とする就職情報提供会を開催。裁判官や検察官、弁護士の法曹三者のみならず、企業や国家公務員といった多分野の就職に関する情報を提供しています。

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