明治大学法科大学院の魅力-少人数教育と充実したサポート体制

 

この記事を読めばわかること「明治大学法科大学院の少人数教育」
「充実した奨学金制度の概要。定員の6割が対象!?」
「教員補助講師とは?クラス制を採用している!?」

本記事では、明治大学法科大学院の魅力をご紹介させて頂きます。

明治大学法科大学院の特に伝えたい魅力は以下の4点です。

  1. 少人数教育
  2. 充実の奨学金制度
  3. 手厚い学習サポート
  4. アクセスのよい好立地キャンパス

それぞれ紹介させて頂きます。

少人数教育の強み

明治大学法科大学院は、定員40名(未修者10名、既修者30名)という少人数教育を実施しています。

定員
未修者 10名
既修者 30名
合計 40名

このため、学生一人ひとりに対するきめ細やかな指導が可能です。

他方で、教員数は、53名です(2024年4月時点)

専任・特任教員 23名
明治大学他学部教員 11名
客員・兼任教員 19名
合計 53名

さらに、明大ロー卒の若手弁護士が担う教育補助講師は21名います。

専任・特任教員23名のうち研究者教員が16名、実務家教員が7名(弁護士5名、派遣裁判官1名、派遣検察官1名)です。

また、教員は各科目バランスよく配置されており、選択科目を含むすべての科目の授業を開講しています。

学生に対する教員配置人数が多い、といえます。

実際に、新入生アンケートによると、大規模校に合格したものの、少人数教育を受けたいと考え明治ローを選ぶ学生も相応いたとのことです。

在学中受験制度にも対応しています。2023年から開始した在学中受験に対応したカリキュラム編成になっています。

充実した奨学金制度

明治大学法科大学院の大きな特徴は、充実した奨学金制度です。

「専門職大学法務研究科給費奨学金」は、授業料と入学金が全額給付される制度で、定員40名中24名が対象となっています。未修者は3年間、既修者は2年間、奨学金が支給され、学生は安心して勉学に励むことができます。

明治ローの奨学金の魅力は、その給付率の高さです。定員の6割の人数に対して、給付奨学金を支給しています。

奨学金の給付期間は、原則として標準修業年限に対応しています。既習者は2年間、未修者は3年間の給付が約束されており、学業を継続している限り、年度末の学業審査などによる奨学金の取り消しはありません。ただし、休学する場合や進級できない場合は、給付資格が取り消されることがあります。

また、奨学金は事後給付ではなく、学費への充当がなされます。したがって、そもそも学費や授業料相当額を用意する必要がありません。

奨学金の選考は、以下の3つの基準で行われます:

  1. 入学試験の成績優秀者
  2. 明治大学の学部在学生で、出願時に一定の学業成績基準を満たす者
  3. 特別選抜入試の合格者

内定通知を受け取った学生は、入学手続きを進める際に奨学金の支給を前提に計画を立てることができます。
奨学金内定者が24名を超えた場合でも、内定通知を受けた学生全員に対して奨学金が支給されるため、入学後に奨学金が取り消される心配はありません。
内定者は、合格時に内定通知が同封されます。

奨学金制度の詳しい情報は、入試要項をご確認ください。

合格後から入学まで一定期間の自習室の利用、授業動画のオンライン視聴、授業見学、図書館の利用など入学するまでに一部の法科大学院の機能を利用することができるようになっています。

学習サポート体制

ここから先は手厚い学習サポート体制をご紹介させて頂きます。

顕著な学習サポート体制は以下のとおりです。

  1. 教育補助講師によるサポート
  2. クラス担任、副担任制度
  3. 講義動画のオンライン配信
  4. 司法試験模試の受講料補助

それぞれ紹介させて頂きます。

教育補助講師によるサポート

明治大学法科大学院では、21名の教育補助講師が学生をサポートしています。

14号館2階にある教育支援室で、月曜日から土曜日まで日替わりで出勤し、学生の疑問や質問に即座に対応しています。また、自主ゼミにも参加し、学生同士の学習をサポートしています。

担当分野は公法系・民事系・刑事系・展開先端系・法曹実務の各分野にわたっており、既修者・未修者それぞれに対応した相談が気軽に受けることができます。

クラス担任、副担任制度

各学年にクラスを設置し、専任教員がクラス担任を、教育補助講師が副担任を務めています。

スタンダードクラスとアドバンスクラスがあり、授業の進度に合わせた補習ゼミや司法試験を意識したアウトプット中心のゼミを行っています。

授業動画のオンライン配信

一部の必修科目については、授業を撮影しオンラインで配信しています。

パソコンやスマートフォンから視聴可能で、予習や復習に役立てることができます。

明大ローの学生は、復習のために受講が完了した講義を再度、受講したり、予習のために去年度の講義の動画を視聴することもできるそうです。

TKC司法試験模擬試験の受験料補助

民間で最も規模の大きい模擬試験であるTKC司法試験模擬試験の受験料を全額補助しています。

これにより、学生は自分の知識の定着度を定期的に確認し、他の法曹志願者との位置付けを確認することができます。

950名司法試験合格者数明治大学法科大学院は、司法試験合格者を950名輩出しています。
全国の法科大学院のうち第8位の累計合格者数となります。
2023年の合格者は29名。2023年までに司法試験を受験した修了生1,863名の司法試験合格率は、約50.6%
(数値は公式サイトより)

立地と施設

明治大学公式サイトより

明治大学法科大学院は、JR御茶ノ水駅や東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅から徒歩5分の駿河台キャンパスに位置しています。

明治大学法科大学院公式サイトより

アカデミーコモンの8階から10階にかけて教室や演習室があり、14号館には学生専用の自習室(一人一席、午前7時から午後11時まで)が完備されています。

さらに、模擬法廷専門図書室も備えた猿楽町校舎も利用できます。

最後に

明治大学法科大学院は、少人数教育と充実した学習サポート体制により、学生一人ひとりの成長と成功をサポートしています。

手厚い教育を受けたいと考えたい方、経済的負担なく法科大学院に進学したい方は、ぜひ明治大学法科大学院を選択肢の一つとして検討していただきたいです。

明治大学法科大学院の口コミや司法試験の結果について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

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