予備試験対策 – 法書ログ https://hosyolog.com つながる。学ぶ。集う。法書ログで成長する。 Tue, 02 Apr 2024 07:55:08 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.5.2 https://i0.wp.com/hosyolog.com/wp-content/uploads/2021/11/cropped-aaa.jpg?fit=32%2C32&ssl=1 予備試験対策 – 法書ログ https://hosyolog.com 32 32 201284606 【司法試験、予備試験】選択科目の選び方とおすすめ3選【合格率の高い選択科目etc】 https://hosyolog.com/shihoyobi/8114/ https://hosyolog.com/shihoyobi/8114/#respond Tue, 15 Aug 2023 01:28:35 +0000 https://hosyolog.com/?p=8114 【司法試験、予備試験】選択科目の選び方とおすすめ3選【合格率の高い選択科目etc】 もっと読む »

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司法試験、予備試験の選択科目の
選び方が知りたい

自分で選べないからおすすめの
選択科目を教えてほしい

司法試験に合格がしやすい
選択科目を知りたい

あひるっぺ、

そろそろ、
選択科目の対策を
始めないとな。

でも、まだ
どの選択科目にするか
決まっていない。

どうやって決めるのかな…。

やってみたい科目で
いいのかな?

かもっち

ちょっと待って、
あひるっぺ!

8つある選択科目の中には
「合格率の高い科目」が
あるんだよ。

それを知らずに
選んでしまうと、
後悔してしまうかも
しれない。

何しろ、
科目によって
合格率が約20%も
差がある年がある。

選択科目は、
早く対策をすれば
それだけアドバンテージに
なる科目だよ。

選択科目をさっさと決めて
対策を始めよう!

今回は、司法試験、予備試験受験生向けに「選択科目の選び方」と「おすすめ3科目」をご紹介させて頂きます。

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かもっち

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あひるっぺ

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司法試験、予備試験の選択科目とは

あひるっぺ

選択科目って、そもそも
何科目あるんだっけ?

かもっち

あひるっぺ、選択科目は
すべてで8科目だよ!

司法試験、予備試験の選択科目とは、論文式試験の選択科目のことです。

令和4年からは、予備試験でも論文式試験の選択科目が導入されました。

選択科目は次の8科目から一つ選びます。

・倒産法
・租税法
・経済法
・知的財産法
・労働法
・環境法
・国際関係法(公法系)
・国際関係法(私法系)

論文式試験での選択科目は基本7科目と若干異なるので注意が必要です。

かもっち

選択科目は、
出題形式が若干異なる。
だから、注意だよ。

意外と知らない受験生が
多い点だ。

公法系科目、民事系科目、刑事系科目】

問題1問につき100点、合計700点満点。
問題1問につき2時間。
問題1問につき答案用紙8頁。

点数配点問題1問につき
100点
満点合計700点満点
時間配分問題1問につき
2時間
答案用紙問題1問につき
8頁

【選択科目】
問題2問で計100点満点。
2問で計3時間(1問あたり1時間30分)。
問題1問につき答案用紙4頁。

満点問題2問で
計100点満点
時間配分問題2問で
計3時間
(1問あたり1時間30分)
答案用紙問題1問につき
4頁

選択科目は試験時間3時間で、100点です。

ただ、司法試験論文式試験では「各科目の満点の25%点」という最低ラインが設定されているため、選択科目を捨てて合格することはできません。(予備試験は、現時点で最低ラインは確認されていません)

司法試験合格のためには、論文式試験の選択科目の勉強を避けて通ることはできないわけです。

しかも、司法試験では、選択科目が試験日程の最初に行われるため、選択科目の出来具合が、他の科目の受験モチベーションに関わってくるので、できる限り良いスタートを切りたいものです。

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選択科目の選び方

8科目の中から、どれを選ぶべきなのかは大変重要です。選び方のポイントを確認してみましょう

選ぶ前に知っておきたいポイント

選択科目は将来の進路に関係するのか?

例えば、知的財産法に詳しい弁護士になりたいから、知的財産法を選ぶという方もいるかもしれません。

しかし、司法試験の論文を書けるようになっただけで、実務で通用するほどの知的財産法に関する専門知識が身に付いたとは言えないでしょう。

どの分野に進むにしても、実務で必要な知識は、実務に入ってから勉強し直さなければなりません。

ただし、例えばブティック系の事務所に就職をしたいのであれば、知財系のブティックであれば、知的財産法を選択し、労働法系のブティック事務所であれば、労働法を選択するのが無難だとは思います。

しかし、選択科目で関係のない科目を選んでいたからといって、ブティック系法律事務所への就職が閉ざされるというわけではないでしょう。

専門分野や関心のある分野のアピールの方法としては、例えば、知的財産専門の法律事務所の就活であれば、別途、弁理士や知的財産管理技能士等の資格を取るというのも一つでしょう。

したがって、進路のとの関係はそこまで重視する必要はないかと思います。

科目ごとに勉強量や勉強時間の違いはあるのか?

インプットの量が少ないとされているのが、「経済法」です。

しかし、インプットの量が少なくても、アウトプットは、どの科目でも多いです。たくさんの過去問演習をこなす必要があることに変わりはありません。

科目により、勉強量や勉強時間に大差がつくということはないのではないかと思います。

もしも、大差があるなら、特定の科目だけが突出して人気科目になっているはずです。

労働法がずば抜けて人気がある科目ですが、だからと言って、勉強量や勉強時間が少なくて済むわけではありません。むしろ、インプットの量が多い科目で、結構な勉強時間を要します。

科目によって教材の充実さは違うのか

教材の充実度は、科目によって差があることは否めません。

やはり、人気科目は、受験生が多いことから、資格スクールでも力を入れて教材開発を行いますが、逆に、不人気科目は、資格スクールもコストをかけて教材開発するわけにはいかないからです。

あえて不人気科目を選択する場合は、資格スクールに頼り切るのではなく、ある程度、自分で基本書や判例集を読み込んで勉強していく覚悟が必要です。

具体的な選び方 3パターン

①得意な科目を選ぶ

後述のとおり、数字を比較すれば、「合格しやすい科目」や「人気のある科目」があることが分かります。

「労働法」のように、受験者数が多いということは、それなりの理由があって人気になっています。

実際の本試験問題を見比べてもどれを選んだらいいか分からないなら、やはり「労働法」を選択するのが無難ということになります。

受験者数が多ければ、資格予備校も対策を強化していますから、教材や講座も充実しており、勉強しやすいはずです。

しかし、一般的には、上記の数字は、あまり気にせず、自分の勉強しやすい科目を選んだ方がよいでしょう。

不動の不人気科目である「国際公法」にしても、この分野を大学やロースクールなどで専門的に勉強してきたとか、この分野の仕事に関わっていたのであれば、躊躇なく、選択してよいでしょう。

税理士試験の受験経験がある方なら「租税法」を選ぶべきですし、弁理士試験の経験があるなら「知的財産法」を選ぶべきなのは言うまでもありません。

②データ分析して選ぶ

得意な科目がない方は、後述のとおり、各選択科目の合格者数や合格率を分析して、合格率の高い選択科目を選ぶのも一つかもしれません。

ただ、当該選択科目を選択した受験生の司法試験合格率が高いということは、それだけ当該選択科目を受験した受験生のレベルが高いということを意味しているかもしれません。

また、受験者数を比較することで、受験生に人気の科目が分かります。

③学びたい科目を選ぶ

結局のところ、一番の決め手は、「あなたがその法律を勉強したい、学びたいと思うかどうか」になるかと思います。これまで述べてきた考慮要素は検討された方が良いかと思いますが、どうせ勉強するならば一番モチベーションをもって勉強できる科目がよいでしょう。

どの選択科目の合格率が高いのか

あひるっぺ

どの科目で合格率が
高いのだろう。

本当に差はあるのかな?

かもっち

法務省が受験生数を
公表している。

それを確認すれば
受験生に人気な科目や
合格率の高い科目が
分かるぞ!

では一緒に見ていこう!

②と③の方法で科目を選ぶ方に、知って頂きたいのは、「どの科目で合格率が高いか」ということです。8科目もあれば、個性があります。その中でも、合格率が高い科目も実は存在しています。

司法試験の選択科目における近年の特徴

司法試験や予備試験においてそもそもの受験者数が減少しているため、受験者数は減少傾向です。

対して、合格者数は、受験者数ほどの減少率はありません。

そのため、近年の合格率の推移は、租税法以外で、上昇傾向です。

選択科目ごとの受験者数、合格者数、合格率

 法務省がデータを選択科目ごとの受験者数と合格者数を発表しているので確認してみましょう。

青枠の中の数字の左が当該選択科目の受験者数を、左が当該選択科目の合格者数を表します。「()」の中は受験者や合格者数それぞれの全体の人数における割合を示しています。

●倒産法

令和1年令和2年令和3年令和4年
受験者数608452437420
合格者数230204202207
合格率38%45%46%49%

令和4年 420人(13.7%)207人 (14.75%)
令和3年 437人(12.9%)202人 (14.22%)
令和2年 452人(12.3%)204人 (14.07%)
令和元年 608人(13.7%)230人 (15.31%)
【参考】平成19年 1,046人( 22.7%)456人(24.6%)

※「()」の中は受験者や合格者数それぞれの全体の人数における割合を示しています。

 

●租税法

令和1年令和2年令和3年令和4年
受験者数329288277208
合格者数979710978
合格率29%34%39%38%

令和4年 208人( 6.8%)78人 (5.56%)
令和3年 277人( 8.2%)109人 (7.67%)
令和2年 288人( 7.9%)97人 (6.69%)
令和元年 329人( 7.4%)97人 (6.46%)
【参考】平成19年 236人( 5.1%)100人(5.4%)

※「()」の中は受験者や合格者数それぞれの全体の人数における割合を示しています。

 

●経済法

令和1年令和2年令和3年令和4年
受験者数789683639583
合格者数273269277276
合格率35%39%43%47%

令和4年 583人(19.1%)276人 (19.67%)
令和3年 639人(18.8%)277人 (19.49%) 
令和2年 683人(18.6%)269人 (18.55%)
令和元年 789人(17.8%)273人 (18.18%)
【参考】平成19年 433人( 9.4%)175人(9.5%)

 

●知的財産法

※「()」の中は受験者や合格者数それぞれの全体の人数における割合を示しています。

令和1年令和2年令和3年令和4年
受験者数597525486464
合格者数194200193219
合格率32%38%40%47%

令和4年 464人(15.2%)219人 (15.61%)
令和3年 486人(14.3%)193人 (13.58%)
令和2年 525人(14.3%)200人 (13.79%)
令和元年 597人(13.5%)194人 (12.92%)
【参考】平成19年 766人( 16.7%)298人(16.1%)

※「()」の中は受験者や合格者数それぞれの全体の人数における割合を示しています。

 

●労働法

令和1年令和2年令和3年令和4年
受験者数129911041009911
合格者数482481455435
合格率37%44%45%48%

令和4年 911人(29.8%)435人 (31.00%)
令和3年 1,009人(29.7%)455人 (32.02%)
令和2年 1,104人(30.1%)481人 (33.17%)
令和元年 1,299人(29.3%)482人 (32.09%)
【参考】平成19年 1,453人( 31.6%)591人(31.9%)

※「()」の中は受験者や合格者数それぞれの全体の人数における割合を示しています。

 

●環境法

令和1年令和2年令和3年令和4年
受験者数256161143129
合格者数72464441
合格率28%29%31%32%

令和4年 129人( 4.2%)41人 (2.92%)
令和3年 143人( 4.2%)44人 (3.10%)
令和2年 161人( 4.4%)46人 (3.17%)
令和元年 256人( 5.8%)72人 (4.79%)
【参考】平成19年 251人( 5.5%)97人(5.3%)

※「()」の中は受験者や合格者数それぞれの全体の人数における割合を示しています。

 

●国際関係法(公法系)

令和1年令和2年令和3年令和4年
受験者数59484638
合格者数13131918
合格率22%27%41%47%

令和4年 38人( 1.2%)18人 (1.28%)
令和3年 46人( 1.4%)19人 (1.34%)
令和2年 48人( 1.3%)13人 (0.90%)
令和元年 59人( 1.3%)13人 (0.87%)
【参考】平成19年 92人( 2.0%)30人(1.6%)

※「()」の中は受験者や合格者数それぞれの全体の人数における割合を示しています。

 

●国際関係法(私法系)

令和1年令和2年令和3年令和4年
受験者数492403355307
合格者数141140122129
合格率29%35%34%42%

令和4年 307人(10.0%)129人 (9.19%)
令和3年 355人(10.5%)122人 (8.59%)
令和2年 403人(11.0%)140人 (9.66%)
令和元年 492人(11.1%)141人 (9.39%)
【参考】平成19年 320人( 7.0%)104人(5.6%)

※「()」の中は受験者や合格者数それぞれの全体の人数における割合を示しています。

どの科目で合格率が高いのか

【選択科目 合格率と合格率ランキング】
(令和4年度~令和2年度)

※赤字:合格率ランキング上位3位以内の科目

令和4年令和3年令和2年
倒産法49.3%146.2%145.1%1
租税法37.5%7位39.4%6位33.7%6位
経済法47.3%4位43.3%339.4%3
知的財産法47.2%5位39.7%5位38.1%4位
労働法47.7%245.1%243.6%2
環境法31.8%8位30.8%8位28.6%7位
国際関係法
(公民系)
47.4%341.3%4位27.1%8位
国際関係法
(私民系)
42.0%6位34.4%7位34.7%5位

各科目の合格率のランキングを見てみると、例年同じ科目で合格率が高いことが分かります。上の表の左が合格率で、右がその年の合格率の高い選択科目のランキングです。ランキングの上位であれば、その年合格率の高かった科目ということになります。

表に並べてみてみると、合格率の高い科目の傾向が見えてきます。

近年、合格率が高い選択科目は、「倒産法」「労働法」「経済法」です。

これらの科目には共通点があります。それは、選択科目の中でも受験者数の多い人気な科目という点です。

例年、受験者数が多い人気の科目は上位から、「労働法」「経済法」「知的財産法」「倒産法」です。

選択科目 受験者数ランキング(令和4年度~令和2年度)

※赤字:受験者数ランキング上位4位以内の科目

令和4年令和3年令和2年
倒産法444
租税法6位6位6位
経済法222
知的財産法333
労働法111
環境法7位7位7位
国際関係法(公民系)8位8位8位
国際関係法(私民系)5位5位5位

なお、知的財産法は人気な割に、合格率が高くない科目のようです。

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選択科目毎に合格率はどれくらい差があるのか

受験者数と合格者数を比較して、合格者数の割合が増えている科目は、数字上は合格しやすい科目であると言えるかもしれません。先ほど合格率の高かった、3科目を中心に見ていきましょう。

下の表では、受験者と合格者を比較し、それぞれの全体の数での比率の記載しています。マーカーで色を付けたの科目は合格者の割合が上昇した科目です。

【選択科目 科目別割合 受験者と合格者】
(令和4年度~令和2年度)

※マーカー:受験者の割合と比較し、合格者の割合が上昇した科目

令和4年令和3年令和2年
受験者合格者受験者受験者合格者受験者
倒産法13.7%14.8%12.9%12.3%14.1%13.7%
租税法6.8%5.6%8.2%7.9%6.7%7.4%
経済法19.1%19.7%18.8%18.6%18.6%17.8%
知的財産法15.2%15.6%14.3%14.3%13.8%13.5%
労働法29.8%31.0%29.7%30.1%33.2%29.3%
環境法4.2%2.9%4.2%4.4%3.2%5.8%
国際関係法(公民系)1.2%1.3%1.4%1.3%0.9%1.3%
国際関係法(私民系)10.0%9.2%10.5%11.0%9.7%11.1%

「倒産法」「労働法」「経済法」は、どの年度も割合が増えているか、変化がありません。受験者数の割合より合格者の割合が下がる選択科目がある中、割合の上がる選択科目は他の科目より「合格しやすい科目」であるといえるのではないでしょうか。ただし、点数がとりやすい科目というよりは、当該選択科目を選択した受験生のレベルが他の選択科目を選択した受験生よりも高いということを意味していると考えることができます。

したがって、レベルの高い環境で勉強をしたい方は、合格率の高い選択科目を選ぶのも一つでしょう。

参考:選択科目別受験者・合格者数の割合
(令和4年度)

※外丸:受験者割合 ※内丸:合格者割合

逆に合格者数の割合の減少幅が大きい科目は、「合格しにくい科目」と言えるかもしれません。「租税法」、「環境法」、「国際関係法(私法系)」は、多少のばらつきはありますが、大体の年で受験者の割合と比較し、合格者の割合が1%近く減少しています。そのため、合格しにくい科目である可能性があります。

ただし、合格率が低い選択科目は、それだけ受験生のレベルが相対的に低い可能性があります。そうであれば、あえて合格率の低い選択科目を選ぶというのも一つですね。

この3科目に関しては、合格率も低く、合格率のランキングも下位にいることが多いです。ちなみに、合格率ランキングの1位と8位では、毎年15%ほどの乖離があります。令和3年では18%も差がありました。

選択科目 合格率と合格率ランキング】
(令和4年度~令和2年度)

※赤字:合格率ランキング上位3位以内の科目
※青字:合格率ランキング下位3位以内の科目

令和4年令和3年令和2年
倒産法49.3%1位46.2%1位45.1%1位
租税法37.5%739.4%633.7%6
経済法47.3%4位43.3%3位39.4%3位
知的財産法47.2%5位39.7%5位38.1%4位
労働法47.7%2位45.1%2位43.6%2位
環境法31.8%830.8%828.6%7
国際関係法
(公民系)
47.4%3位41.3%4位27.1%8
国際関係法
(私民系)
42.0%634.4%734.7%5位

参考ですが、現行司法試験初期の平成19年と比べて、受験者の割合が増えている科目は、最近人気になっている科目ということになります。

「経済法」が平成19年の9.4%から令和4年に19.1%と大幅に割合が増えていることは注目に値します。「国際関係法(私法系)」もわずかに増加しています。一方で、受験者の割合が減少しているのは、「倒産法」、「国際関係法(公法系)」あたりでしょう。

現行司法試験初期の平成19年から不動の人気を誇るのが、「労働法」です。一貫して3割の受験生が選択しています。次いで、「経済法」、「知的財産法」が続いています。

合格率が高い3科目、合格率が低い3科目

合格率が高い科目合格率が低い科目
倒産法租税法
労働法環境法
経済法国際関係法(私法系)

「②得意な科目がない人は、合格率の高い科目を選ぶ」、「③学びたい科目を選ぶ」方法でどの選択科目で試験を受けるのか決める方には是非参考にしていただきたい表です。

ただし、ここで注意をして頂きたいのは

合格率が高い科目≠合格しやすい科目
合格率が低い科目≠合格がしにくい科目

ということです。

合格率が高い科目としては、「倒産法」「労働法」「経済法」ですので、飛びぬけて得意な科目がない方は、合格属性をあげる、という意味で当該3科目を選ぶのも一つです。

この3科目は、選択科目の中で合格率が高い科目です。

「労働法」は人気がある上に合格率が高い科目なので、おススメです。

「経済法」も人気があるうえ、合格者数の割合も微増している傾向があるので、勉強しやすい科目と言えるかもしれません。3番手としては、「倒産法」になるでしょう。

例年人気の高い科目の「知的財産法」がこの中に入っていませんが、人気な割に、合格率が低いため、あまりお勧めではありません(知財が得意であれば有利になると思います)。将来的に実務で使っていきたい方や、かなり得意で確実に点数が取れるかたにお勧めな科目かと思います。

対して、「租税法」、「環境法」、「国際関係法(私法系)」は合格率が高くなく、特段の理由がない限り、あまりお勧めではありません。合格率は選択科目の中で低く、合格率が高い科目よりも、15%以上合格率が低いことがあります。

他方で、合格率の低い「租税法」「環境法」「国際関係法(私法)」が得意な方や、充実した学習環境が揃っている方は、あえて選択するのもありです。選択科目がアドバンテージになる可能性があります。

そのほか、将来的に実務で使っていきたい方は、選択すると良い科目かと思います。

かもっち

合格率の差を認識した上で
結局は「得意な科目」か
「学びたい科目」かで
決めてしまうと良いと思うぞ!

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選択科目のおすすめ3選

選択科目の選び方のヒントや選択科目ごとの合格率等を紹介してきましたが、迷ったら、合格率の高い人気科目を選ぶのが無難です(多くの受験生が受験しているだけでも安心しますね)。合格率が高い科目ごとの、特徴もまとめているので、特に得意科目や専門分野がない方は、自分に合いそうな科目を選んでみてください。

「労働法」

現行司法試験制度になって以来、一貫して30%近くの受験生が選択している不動の人気科目です。

人気科目であることから、資格スクールも力を入れて対策しており、講座や教材も充実しているので勉強しやすい科目と言えます。

労働法は、法学部出身の方なら、学部時代に勉強している可能性のある科目です。また、多くの方が会社員やアルバイトを経験していると思うので、勉強する際にもイメージがつかみやすい科目です。

弁護士になった場合は、労働者からの相談を受けることが多くあります。解雇された、残業代を支払ってもらえないといったような相談です。会社側をサポートする企業法務でも、労働法に関する相談は非常に多いです。労働法の知識は実務上、必須と言えるでしょう。

弁護士を目指すのであれば、労働法は実務でほぼ必須の知識になるため、受験生のうちに触れておいた方がよいと言えるでしょう。

労働法は、労働基準法、労働契約法、労働組合法などたくさんの法律から構成されており、それらの法律と判例を一つ一つ理解して覚えることが基本になりますから、勉強量としてはかなりの量になります。テキストもかなりの分厚さで、手に取った途端、うんざりしてしまう方もいるかもしれません。

ただ、出題傾向としては、条文や判例の知識をそのまま問う問題も多いため、知識を詰め込むことができれば、合格レベルの答案を書くことはそれほど難しくありません。

労働法はこんな方におすすめです。

・すでに法学部で勉強済みの方や社会保険労務士試験、労働基準監督官試験等を受けたことがある方
・条文や判例を暗記するのが得意な方
・特に関心がある選択科目がない方

「経済法」

経済法は主に、独占禁止法の知識を問う科目です。

独占禁止法自体は、条文数は少なく118条しかありません。独占禁止法は、規制対象となる経済活動の行為類型を規定している法律です。

試験問題では、具体的な事業活動を取り上げて、その活動が独占禁止法に抵触するかどうかを問う形になります。

条文よりも、判例や実務の考え方を押さえて、問題文の事例に当てはめていく形になります。

そのため、インプット量としては、他の科目と比べて少なくて済む科目として注目されています。

ただ、判例や実務の考え方を覚えるだけでは意味がなく、アウトプットを数多くこなして、独特の出題形式に慣れる必要があります。

経済法はこんな方におすすめです。

・丸暗記は苦手だけど、判例や実務の考え方を基とする当てはめが得意な方
・企業法務に関わりたい方

「倒産法」

倒産法とは、破産法、会社法上の特別清算、民事再生法、会社更生法の総称です。

既に勉強済みの方は察することができると思いますが、民事訴訟法の延長上にある科目です。

司法試験では主に、破産法と民事再生法から出題されます。

倒産法の教材は、労働法同様に分厚いものが多いので、大変な暗記が必要になる科目だとうんざりする方もいるかもしれませんが、民事訴訟法の延長にある科目であることから、取り組みやすい科目です。

覚えることは多いかもしれませんが、勉強すればするほど、民事訴訟法などの必修科目の理解も深まります。

その意味で、民事系科目をより強化したい方は、ぜひ選択した方がよい科目と言えるでしょう。

実務でも、会社の清算や債務整理などで、倒産法の知識が必要になるので、受験生のうちに一度は触れておいた方がよい科目です。

倒産法はこんな方におすすめです。

・民法、民事訴訟法が得意でさらに伸ばしたい方
・企業法務、一般民事に関わりたい方

最後に

いかがでしたでしょうか。今回は、司法試験、予備試験の選択科目の選び方とおすすめ3選をご紹介させて頂きました。選択科目を選ぶ際に参考になれば幸いです。

また、選択科目をどれにするか決めた方はすぐに対策に移りましょう。選択科目を時間をとって勉強できている受験生は多くありません。早く勉強を開始することがアドバンテージになりやすい科目と言えます。

選択科目の対策は、基本7科目と異なり市販の教材は充実していません。司法試験対策を意識した教材はもっと少ないです。

かもっち

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【司法試験・予備試験】短答式試験対策におすすめの書籍【六法から過去問集まで】 https://hosyolog.com/shihoyobi/8074/ https://hosyolog.com/shihoyobi/8074/#respond Sun, 06 Aug 2023 00:57:49 +0000 https://hosyolog.com/?p=8074 【司法試験・予備試験】短答式試験対策におすすめの書籍【六法から過去問集まで】 もっと読む »

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『司法試験、予備試験に挑戦をしているけど、短答対策の方法が分からない』

『短答式試験対策のための本が多すぎで、定番が分からない』

『司法試験・予備試験の短答式試験対策のおすすめの書籍が知りたい』

かもっち

本日は、司法試験・予備試験受験生におすすめの短答式試験対策のための書籍をご紹介するぞ
短答式試験は、足切り試験です。主戦場は、論文式試験のため、効率よく勉強をしてほしい。

あひるっぺ

近年は、短答式試験も難化しているみたいだし、侮れない試験だよね。

かもっち

あひるっぺ、良いことを言うね。短答式試験は足切り試験だけど、受験生のレベルは高く、全く侮れない試験なんだ。直前の詰め込みは合格できるのはごく限られた人。計画的に勉強するようにしよう!

さて、本日は、司法試験・予備試験の短答式試験対策のためのおすすめの書籍をご紹介させて頂きます。本記事では、沢山の書籍を紹介させて頂きますが、リソースを限定することも大切です。あまり手を広げず、自分にとって必要な書籍を購入し、対策を進めるようにしよう。

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あひるっぺ

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短答式試験対策のために最低限必要な書籍とは?

冒頭で、リソースを限定するべきだいう話をしました。短答式試験対策として、最低限必要な書籍はなんでしょうか?

当サイトして、最低限必要な書籍は以下のとおりです。

・短答式試験の過去問集

・六法

かもっち

「短答式試験の過去問集」と「六法」は必須かと思います。

必須教材①『短答式試験の過去問集』

司法試験や予備試験の短答試験対策の基礎となるものが過去問集です。

「愚直に過去問を繰り返し演習する」これが最も効率の良い対策だったりします。

過去問を実際に解いていくとわかりますが、何度も似た出題がされていることが分かります。

短答プロパー知識と言われることもありますが、短答式試験で頻出の短答知識を習得するためには、過去問を実際に解いてみるのが近道です。

司法試験、予備試験の短答対策の教材として、過去問集が欠かせない存在であることは明白です。

短答式試験の過去問集としておすすめは以下の2冊です。

・『司法試験&予備試験 短答過去問パーフェクト』

・『択別本』

特に、『司法試験&予備試験 短答過去問パーフェクト』という問題集は、豊富な問題量と詳細な解説が売りで、受験者間での選択率を確認できるなど、自分の立ち位置を知るのに非常に役立つ一冊です。

法律関係資格試験予備校である辰已法律研究所が作成する司法試験短答式と予備試験短答式の本試験過去問集(令和5年受験対策版)です。もちろん、問題だけでなく裏面に詳細な解説を記していますので、1問毎に解いてすぐ知識チェックができます。司法試験が現在の制度となった平成18年以降令和4年までの全過去問を体系順に並べなおし、完全収録しています。

2023年版は、短答上位層と下位層で差が大きい「合否を分ける知識」に★マークを付し、短答でも論文でも問われるような受験上核となる重要知識にコアマーク「CORE」を付して学習の便宜を図りました。

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一方で、『肢別本』も注目すべき過去問集で、一問一答形式によって、短時間での反復学習が可能です。旧司法試験の問題も取り扱っており、『司法試験&予備試験 短答過去問パーフェクト』に比べて更に広範な内容の習熟が期待できるため、効率的な学習におすすめの教材と言えるでしょう。

問題の素材は,司法試験・予備試験の短答式試験問題を主とし、それに旧司法試験の短答式試験問題、辰已のオリジナル問題を使用して出題範囲をカバーしています。
2回以上繰り返し問われている肢について★マークを付けて頻出であることを示しました。

(Amazon書籍紹介より)

短答アプリで過去問演習は?

過去問演習といえば、紙のテキストで解いて解いて解きまくる、というのが基本だと思います。しかし、スマホアプリで過去問演習をできるとどうでしょう?非常に便利だと思いませんか?

安心してください誰でも無料で使える「短答対策アプリ」が既にリリースしています。

運営しているのはオンライン予備校の資格スクエアです。IT技術を駆使した勉強法が強みの予備校です。

資格スクエアの短答アプリ「短答クエスト」を使用すれば、誰でも短答式試験の過去問演習が可能です。

短答アプリのメリットをざっと上げると以下のとおりです。

・隙間時間で過去問演習をすることができる

・ゲーム感覚で過去問演習をすることができる

・スマホがあればどこでもいつでも過去問演習ができる

また、短答攻略クエストの評判はかなり良いようです。

資格スクエアに無料会員登録をすれば資格スクエアマイページで「レベル&ランキング」や「成績表」を確認することができます。

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紙のテキストと併用をしてみるのも良いかと思います!

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必須教材②『六法』

「六法」は普段の勉強でも使用されているため追加で購入は不要でしょう。なお、ここでいう「六法」とは、学習用六法(ポケット六法やデイリー六法)のことを指しています。

択一六法や判例六法については、後述のとおりあった方が良い書籍だとは思いますが、マストまでは言えないかと思います。

ポケット六法かデイリー六法は短答式試験対策に限られず、司法試験、予備試験の対策をする上で必須の教材となりますので、もし持っていない方がいれば、この際にそろえるように致しましょう。

なお、随時、下記のとおり、使用している六法の調査をしています。是非、ご回答ください。

Note: There is a poll embedded within this post, please visit the site to participate in this post's poll.

短答式試験対策に有益な書籍とは?

続いて短答式試験対策に役立つ「あったほうがいい」書籍を紹介させて頂きます。

・『判例六法』、『択一六法』などの短答知識を一元化するための教材

・短答知識を正誤を確認するための基本書、インプット教材

短答一元化教材

短答式試験で出題される知識は、論文式試験対策で問われる知識と共通するものも多いです。他方で、論文式試験では問われないような細かな知識も問われます。

短答式試験だけで問われる知識を「短答プロパー」と言いますが、「短答プロパー」知識を効率よく習得することが短答対策のコツとなります。

他方で、予備試験や司法試験の山場は論文式試験のため、日頃使っている教材に短答プロパー知識まで一元化してしまうとごちゃごちゃしてしまいます。

そこで、「択一六法」や「判例六法」などの知識の網羅性がもともと優れた教材に短答プロパー知識を一元化していくのがおすすめです。短答過去問でよく間違えしまう知識などを余白に整理をしていけば、自分だけの短答知識の一元化教材になります。

択一六法と判例六法のどちらが良いかと言われると、回答が難しいですね。一長一短があります。

択一六法

択一六法は、条文に加えて、短答プロパーの知識、論文式試験でも使える知識などが網羅的に整理されています。網羅性に関しては非常に優れた教材ですが、情報過多は否めません。また、各科目1冊必要となるため、例えば、予備試験受験生の場合、7冊分を購入することになりますが、やはり情報過多が否めません。司法試験受験生であれば、3冊だけで済むので良いかもしれません。

スキマ時間にも読むことが出来、重宝しています。即座に頭の中を整理する時、自問自答しながら使うと効果的のような気がします。予備校のオンライン講座と定評ある基本書との三本立てで使用。知識の定着具合がが確認出来ますかね。アウトプットを意識してもいます。ー予備試験学習者

コンパクトにまとまっていて使いやすいです。 – 法書ログ (hosyolog.com)

民事訴訟法を学習する上でなくてはならない良書。コンパクトなサイズで持ち運びが便利、
必要な情報が網羅されている、関連条文の重要判例が記載と三拍子そろった六法です。
手続法は条文の読み込みが大切であり、本書では、図表・判例索引、重要論点、過去問出題情報など、
わかりやすく整理されているので、体系的に学習することができます。
また、民事執行法、民事保全法の条文が掲載されているので、司法書士試験受験生にも十分活躍
できる六法です。

持ち運びに便利!内容も充実! – 法書ログ (hosyolog.com)

判例六法

判例六法も人気の教材ですね。短答対策とは関係なく、判例六法を使われている方もいるかもしれません。ポケット六法など似た作りになっていますが、各条文の重要な判例の要旨が整理されています。短答対策としては、条文と判例六法に記載されている判例の情報だけでも十分かもしれませんが、紙がペラペラで長期間の使用には向いていないこと、余白がごくわずかで書き込むのは適していないこと、短答式試験で出題される情報が必ずしも網羅されていない点などデメリットがあります。

普段はポケット六法派なのですが、短答対策のために判例六法を購入しました。重要な判例が条文毎整理されているので、短答知識を整理するのに良いと思います。条文毎に判例の情報が挿入されているので、該当条文探すのに苦労することはあります。一長一短ありますが、短答対策で使用するのはありかなって思います。

短答対策用に購入しました! – 法書ログ (hosyolog.com)

判例が青字で付いている。短答知識や関連判例を想起するのに便利。ただし、学習が進むと、条文同士の関連を素早く見たり、論文用の勉強に六法を読んだりすることが多くなるため、条文と条文の間に判例のスペースが多くとられているのをあまり重宝しなくなる。したがって、特に初学者や基礎知識を固めたい人にはとてもオススメの六法だと思う。

初学者によい – 法書ログ (hosyolog.com)

短答式試験対策のための短答知識インプット教材

判例六法も択一六法も受験生から人気のある教材ですし、実際に、判例六法や択一六法を読み込み、短答式試験をパスしている受験生は沢山います。

しかし、司法試験や予備試験の対策のために、短答プロパー知識が整理されたテキストがあれば欲しくないですか?

そういう方におすすめなのがアガルートの短答知識完成講座です。

かもっち

短答知識をサクッと学習したい人におすすめです!

短答知識の習得のためだけに設計されたテキストを元に、短答知識のインプット講座を受講することができます。

繰り返しになりますが、予備試験や司法試験の主戦場は「論文式試験」です。時間をかけて勉強すべきは「論文式試験」です。

短答式試験対策の目標は、「何回受けても合格点を確実に超えられるようにすること」です。高得点を狙うことではありません。

短答式試験を効率よく対策し、論文式試験対策に時間をかけたい方や、社会人である等そもそもの勉強時間が限られている方には是非、おすすめしたいと思います。

\早速、公式サイトで確認する!/

短答知識を確認するための教材

最後に、これもあったら便利だと思います。過去問を解いて、解説を読んだ時に「本当にこの解説で合っているのか」と不安を覚えることもあるでしょう。そんな時は、裏どりをするために基本書などの短答知識の正誤を確認するための教材があると便利です。基本的には普段使っている基本書や予備校のインプット本が適しているかと思います。

また、短答知識が整理されたテキストでサクッと確認をしたい方は上述のアガルートの短答知識完成講座がおすすめです。同講座のテキストは、短答知識が網羅的に整理をされているので、短答知識の正誤を確認するのに最適かと思います。

最後に

今回は、司法試験・予備試験受験生におすすめの短答式試験対策のための書籍を紹介させて頂きました。

法書ログでは、法律書籍の口コミサイトです。400件以上の口コミが読み放題になっております。短答式試験対策に役立つレビューが沢山投稿されています。

以下は、短答式試験対策に役立つ書籍、口コミの抜粋です。

有斐閣判例六法の書評・口コミ
内容紹介
内容紹介
《令和4年版の特色》 ○新収録法令 相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律(抜粋),民事執行法第二百五条第一項に規定する法務省令で定める登記所を定める省令 ○主な改正 個人情 […]
Pick Up 口コミ
短答対策用に購入しました!
3.7
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普段はポケット六法派なのですが、短答対策のために判例六法を購入しました。重要な判例が条文毎整理されているので、短答知識を整理するのに良いと思います。条文毎に判例の情報が挿入されているので、該当条文探すのに苦労することはあります。一長一短ありますが、短答対策で使用するのはありかなって思います。
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基本刑事訴訟法I 手続理解編の書評・口コミ
内容紹介
内容紹介
基礎から予備・司法試験合格、実務まで。 法曹三者と研究者による徹底的にわかりやすいテキスト 4つの「基本事例」と具体的な「設問」、豊富な図表・書式・法廷場面のセリフ再現等で、訴訟実務のイメー […]
Pick Up 口コミ
予備の短答・口述に最適では?
今年の予備の短答前に購入し、短答答練や模試で出た部分については、逐一、本に印をつけました。 これまで理論面では秀逸な基本書がたくさん出版されていましたが、手続面に絞った本がなく、大変助かりました。 この本ととある予備校の条文本だけで、今年の短答は9割取れました。 また、口述に向けた勉強についても、この本は役に立つと思います。これから、口述過去問→本で知識の確認、というサイクルで回していきたいと思います。
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有斐閣判例六法の書評・口コミ
内容紹介
内容紹介
《令和4年版の特色》 ○新収録法令 相続等により取得した土地所有権の国庫への帰属に関する法律(抜粋),民事執行法第二百五条第一項に規定する法務省令で定める登記所を定める省令 ○主な改正 個人情 […]
Pick Up 口コミ
法律学習の必需品!
司法試験受験生からも人気が高い「判例六法」。条文ごとに関連する判例が掲載されているため、 学習効率を上げることができます。 判例百選等の番号が掲載されており、より詳細な内容を百選で確認という流れで 学習を進められるメリットも。 司法試験・予備試験受験生は、短答対策で活躍できるのではないでしょうか。 行政書士受験生は、行政法総論や国家賠償法の判例などの掲載が豊富で、 知識の幅が広がり、試験対策につながります。 六法としては、コンパクトで持ち運びに便利ですが、 フォントサイズは小さめです。
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商法総則・商行為法の書評・口コミ
内容紹介
内容紹介
平成30年商法改正に対応!簡潔・明瞭な記述で基本的知識を分かりやすく解説する好評のテキストの最新版。最新判例のフォローのほか、商法(運送・海商法制)改正にも対応。
Pick Up 口コミ
必要最小限のことが書かれているが…
本書は辰巳の短答過去問パーフェクトの参考文献にもなっているため購入した。 判例や学説を淡々と書いている。判例の掲載数が類書に比しては多い点,歴史的経緯について多く書かれている点で研究などに向いている点に良さを感じる一方で,自説の紹介も多く,混乱することがある。 また,本書は民法,商法改正に対応している一方で,①令和元年度改正法には対応していない,②縦書きであること,③本文内に百選番号が記載されているものの最新の商法判例百選に対応していない(商法総則・商行為判例百選第5版に対応しているが,商法判例百選に未対応である)点にも注意。 ※改訂ペースが早いため,9版が直ぐに出る可能性もある。
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民法(全) の書評・口コミ
内容紹介
内容紹介
基本的な事柄を中心に内容を絞った叙述で,民法総則から親族・相続法まで民法全分野をわかりやすく説明する。最初の1冊としても,復習用としても最適。平成30年民法(相続関係)改正や成年年齢関係改 […]
Pick Up 口コミ
民法と言ったら潮見佳男
民法改正の審議会委員でもある潮見教授が書いた入門書。判例、通説に沿った記述がなされておりこれ一冊をベースに図書館で各分野の体系書を調べながら一元化していけば民法は事足りると思う。まして、親族相続分野はこの本だけでも短答対策として十分だろう。 学部4年生
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また、書籍以外にも短答式試験の対策について気になる方は、下記記事も参照してみてください。

アガルートの三種の神器

当サイトが考えるアガルートの講座のベスト3。合格への寄与度が高い講座だと考えております。

かもっち

総合講義は、司法試験の基本7科目について
合格に必要な知識をインプットする講座です。

>>>>合格者占有率45.3%のアガルート総合講義の評判を徹底解説【インプット講座の新定番】 – 法書ログ (hosyolog.com)

あひるっぺ

論証集の使い方講座は、インプットした知識を答案として表現する方法を学ぶ講座。
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かもっち

重要問題習得講座は、アガルートの事例演習をするための講座。アウトプット講座だ。
多数の問題演習を通じて、論述レベルを合格レベルに引き上げる。
論述の基礎力を養うことができる。
事例演習は、本講座と過去問で十分という声もあるぞ!!

>>>>アガルートの重問は不要?合否を分ける勉強法【三種の神器】 – 法書ログ (hosyolog.com)

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【2023年】予備試験の論文式試験の合格点と合格率【過去12年分】 https://hosyolog.com/shihoyobi/8032/ https://hosyolog.com/shihoyobi/8032/#respond Sat, 29 Jul 2023 14:26:51 +0000 https://hosyolog.com/?p=8032 【2023年】予備試験の論文式試験の合格点と合格率【過去12年分】 もっと読む »

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「予備試験論文式試験の合格点はどうなってるんだろう?」

「予備試験の論文式試験の合格率ってどのくらいなんだろう?」

「予備試験の論文式試験の攻略法は?」

かもっち

今回は、予備試験の論文式試験の合格点、合格率を解説するぞ。

あひるっぺ

予備試験って、論文式試験が天王山なんだよね?

かもっち

そうだよ、あひるっぺ!。予備試験は、短答式試験、論文式試験、口述試験の3つの試験にすべてに合格しないとだめだけど、その中でも論文式試験が最難関なんだ。

今回は、予備試験の論文式試験の合格点及び合格率について、過去12年分の予備試験の結果を基に紹介をさせて頂きます。

予備試験の短答式試験の合格点、合格率については、以下の記事をご参考にしてください。

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司法試験予備試験は論文式試験が天王山

司法試験予備試験の論文式試験は、短答式試験を勝ち抜いた人たちのみが受けられる試験です。

一定以上の実力がある人達の間で競われる試験であるため、合格率が高そうに見えても、試験突破の難易度は高くなります。

その後に行われる口述試験は、短答式試験と論文式試験のどちらも突破した人たちの間での試験ですから、合格率は90%超と高くても油断はできません。

もっとも、口述試験は、よほど緊張して、頭が真っ白になってしまったとかでない限り、しっかり対策しておけば、まず合格できる試験とされています。

そのため、司法試験予備試験で、一番難易度の高い試験は、論文式試験ということになります。資格予備校などでも、「論文式試験が天王山」と表現しており、司法試験予備試験合格に向けた山場ということになります。

予備試験論文式試験の合格率

予備試験論文式試験の各年度の合格率は次のようになっています。

受験年度受験者数合格者数合格率
2011年(平成23年)1301人123人9.5%
2012年(平成24年)1643人233人14.2%
2013年(平成25年)1932人381人19.7%
2014年(平成26年)1913人392人20.5%
2015年(平成27年)2209人428人19.4%
2016年(平成28年)2427人429人17.7%
2017年(平成29年)2200人469人21.3%
2018年(平成30年)2551人459人17.9%
2019年(令和元年)2580人494人19.1%
2020年(令和2年)2439人464人19.0%
2021年(令和3年)2633人479人18.2%
2022年(令和4年)2695人481人17.8%

合格率だけを見れば、比較的簡単な宅建士試験とほとんど変わりません。

だからと言って、宅建士試験並みに簡単なのかと言うと、全く違いますから、勘違いしないように注意してください。

毎年約2500人の受験者がいますが、彼らは、予備試験短答式試験を突破した人たちです。レベルの高い人たちの間で行われる試験ですから、その中からさらに上位17%に食い込むことは、容易ではありません。

その意味で、予備試験論文式試験の合格率から、甘く見てしまうと痛い目に遭いますから注意が必要です。

一方で、予備試験論文式試験は、最上位の数%に食い込まなければ、合格できない試験ではないことも分かると思います。合格率が1ケタ台になったのは、最初の年だけで、その後は、2ケタ台、20%に近い合格率です。

こうしたことから、途方もない試験ではなく、やるべきことをしっかりやっておけば、合格が見えてくる試験でもあると言えるでしょう。

司法試験予備試験論文式試験の試験科目

予備試験の論文式試験の試験科目を確認しておきましょう。カッコは試験時間です。

●法律基本科目

憲法と行政法(2時間20分)

民法、商法と民事訴訟法(3時間30分)

刑法と刑事訴訟法(2時間20分)

●選択科目

選択した科目(1時間10分)

●法律実務基礎 

民事系と刑事系(3時間)

10科目出題され、各科目ごとに、50点満点となっています。合計500点満点の試験です。

このうち、法律基本科目は、「基本的な知識、理解及び基本的な法解釈・運用能力並びにそれらを適切に表現する能力を問う」問題とされています。

司法試験でも論文試験があることや法律実務基礎科目があることから、難解な問題が出されるわけではなく、基本をしっかり押さえて、手堅く論文を書くことが重要な科目と言えるでしょう。

選択科目は、一般教養科目に代わって、令和4年度から新たに導入されました。

倒産法、租税法、経済法、知的財産法、労働法、環境法、国際関係法(公法系)及び国際関係法(私法系)から一科目選択します。

かもっち

選択科目は司法試験で出題されていたんだけど、予備試験でも出題されるようになったんだ。

司法試験本試験でも同様の科目があることから、予備試験では、「基本的な知識、理解及び基本的な法解釈・運用能力並びにそれらを適切に表現する能力」があるかどうかが問われるということです。

やはり、基本を押さえて手堅く論述することが大切と言えるでしょう。

そして、法律実務基礎科目は、民事訴訟実務、刑事訴訟実務及び法曹倫理の問題が出題されますが、「法科大学院における法律実務基礎科目の教育目的や内容を踏まえつつ、民事訴訟実務、刑事訴訟実務及び法曹倫理に関する基礎的素養が身に付いているかどうかを試す出題」とされています。

法科大学院を卒業せずに司法試験を受けられるだけの力があることを試すのが予備試験ですから、出題趣旨を踏まえると、法律実務基礎科目が最も重要な試験と言えるとも思われます。

しかし、得点配分は、法律実務基礎科目だけが特別に高いわけではなく、法律基本科目と同様に50点満点です。

したがって、法律実務基礎科目に、特別に力を入れて対策をしなければならないわけではありません。

予備試験論文式試験の合格点

令和4年(2022年)の予備試験論文式試験の合格点(合格ライン)は255点でした。

その他、過去12年間の合格点を確認してみまとょう。

2011年(平成23年)245点
2012年(平成24年)230点
2013年(平成25年)210点
2014年(平成26年)210点
2015年(平成27年)235点
2016年(平成28年)245点
2017年(平成29年)245点
2018年(平成30年)240点
2019年(令和元年)230点
2020年(令和2年)230点
2021年(令和3年)240点
2022年(令和4年)255点

12年間の合格点の平均は、234.6点となっています。試験年度にもよりますが、500点満点中50%の250点を超えていれば、合格できる試験と言えそうです。

なお、論文試験でも短答式試験と同様に、最低ライン点(足きりライン)は設けられていません。

そのため、得意科目で高得点をとって、苦手科目の失点をカバーするという戦略も成り立ちますが、予備試験合格後の司法試験最終合格を目指すなら、苦手科目は作らず、どの科目も満遍なく得点できるようにしておくべきでしょう。

論文答案の書き方に不安がある方は、アガルートの論文答案の書き型講座がおすすめです。こちらの記事で徹底的に解説をしているのでよかったら参考にしてください。

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かもっち

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あひるっぺ

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予備試験論文式試験の採点方法

論文試験は、短答式試験と違い、得点がはっきりとわかるわけではなく、どのように採点しているのか分かりにくい面があります。

ただ、「令和4年11月29日司法試験予備試験考査委員会議申合せ事項」により、採点方法が公表されているので確認しておきましょう。

採点方針は次のようになっています。

・優秀答案は、50点から38点

・良好答案は、37点から29点 

・一応の水準の答案は、28点から21点

・不良答案は、20点から0点

・白紙答案は、0点

また、各ランクの分布割合の目安が次のように公表されています。

・優秀答案は、5%程度

・良好答案は、25%程度

・一応の水準の答案は、40%程度 

・不良答案は、30%程

そして、論文式試験において受験をしていない科目が1科目でもある場合は、それだけで不合格とされています。

以上を踏まえると、論文式試験全科目を受けることは言うまでもありませんが、どんなに苦手科目でも、何かすら書いておけば、得点にはなりますので、白紙で答案を提出すべきではないと言えるでしょう。

その上で、各科目とも、一応の水準の28点から21点を目指すべきだと言えるでしょう。

全科目、一応の水準の上位28点を得点できれば、合計280点になりますから、どの年度でも合格点を超えます。

もしも、1科目で0点を取ってしまったとしても、9科目で28点を得点できれば、合計252点ですから、年度によっては合格点を超えられるわけです。

予備試験論文式試験の各年度の最高得点から考察

予備試験論文式試験の各年度の最高得点が公表されています。次のとおりです。

予備試験論文式試験の各年度の最高得点

2011年(平成23年)302.68点
2012年(平成24年)308.52点
2013年(平成25年)312.03点
2014年(平成26年)318.23点
2015年(平成27年)325.61点
2016年(平成28年)331.89点
2017年(平成29年)335.45点
2018年(平成30年)332.82点
2019年(令和元年)333.22点
2020年(令和2年)358.94点
2021年(令和3年)351.14点
2022年(令和4年)360.73点

最高得点の一覧から言えることは、全科目優秀答案を取って合格した人はいないということです。

全科目優秀答案だとすると、最低で380点です。論文試験合格者の上位の人でさえ、それは無理だということです。

もちろん、正確な得点配分は分かりませんが、最高得点を取った人でも、全科目の平均は、良好答案の範囲でしかありせん。

全科目優秀答案を目指すことは、現状は非常に難しく、現時点で達成した人はいない。また、全科目良好答案を目指すことさえも、かなり大変であろうことが伺えます。

こうしたことを考えると、全科目平均して一応の水準の答案を目指すことが、現実的な戦略と言えるでしょう。

もちろん、優秀、良好答案を目指せる科目は、目指した方がより確実に合格点を超えられますので、得意科目は、さらに伸ばしつつも、苦手科目を作らず、苦手意識がある科目も、一応の水準を目指すべきでしょう。

まとめ

論文式試験では、まず問題文を読み、論点を見つけ、構成を考えて、文章を書き出す作業を1科目1時間10分で行わなければなりません。

短答式試験は時間との戦いですが、論文式試験は短答式試験以上に、時間に余裕がありません。

過去問や資格予備校の答練を利用して、時間切れにならずに書き上げられるよう練習しておくべきでしょう。

そして、特定の科目だけに絞って優秀、良好答案を目指すのではなく、どの科目も平均して、一応の水準の答案を書けるようにしておきましょう。

どんな問題が出されても手堅く論文を書けるようにしておくことが、論文式試験突破のカギとなると言えます。

そして、予備試験に本気で合格をしたい方には、お勧めしたい講座があります。

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総合講義は、司法試験の基本7科目について
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アガルートの最短合格カリキュラムは、厳選された内容と効率的な学習プランにより、多くの受験生を予備試験合格に導いてきました。本記事では、アガルートの予備試験最短合格カリキュラムの特徴、魅力を深堀り!さらに、評判についてを詳しく紹介をさせて頂きます。

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最短合格カリキュラムの最大の魅力

最初に、このカリキュラムの最大の魅力は「予備試験の最短合格」のために設計されたカリキュラムという点です。

一見、難易度が高そうな予備試験でも、適切な指導と最短で合格するために作成された独自の教材を用いることで、短期間の勉強期間でも合格することが可能であることが分かっています。

このカリキュラムは、アガルートのこれまでの指導ノウハウを基に、どうすれば最短で予備試験に合格することができるのかを考え、練りに練って設計したカリキュラムとなります。

基礎知識」から「応用力」を養うトピックまで、幅広くカバーしています。また、理論だけでなく実際の試験問題を用いた模擬答練も含まれています。これにより、受験生は自分の弱点を確認し、それに対して効率的に対策を立てることが可能となります。

アガルートのオンライン学習環境も、評価の一因です。自宅からでも利用可能なオンラインプラットフォームは、受験生の学習スタイルや生活リズムに合わせて自由に学習を進められるため、質の高い学習体験を提供しています。

さらに、現に、圧倒的な合格実績をたたき出しています。毎年素晴らしい成績を残すことから、年々利用者が増えています。

(公式サイト引用)

令和4年度の司法試験合格者数は1,403名でしたが、そのうち45.3%、つまり636名がアガルートの受講生でした。これほどの高い合格率を誇る予備校は珍しいと言えるでしょう。

以上は、アガルートの最短合格カリキュラムの魅力の概要です。アガルートの講座は今や、多くの受験生が熱望するカリキュラムとなっています(ネックは受講料ですが、質は極めて高いです

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アガルートの最短合格カリキュラムの特徴と魅力

アガルートの最短合格カリキュラムの魅力をご紹介させて頂きます。

アガルートアカデミーの予備試験最短合格カリキュラムの魅力と特徴をざっと整理すると、以下のとおりです。

・予備試験最短合格カリキュラム=予備試験合格ロードマップを提供する

・信頼できる圧倒的な合格実績

・モチベアップの合格特典と豊富な割引制度

・オンラインサービス予備校とは思えない「充実のフォロー制度」

予備試験合格ロードマップの提供

(公式サイトより引用)

アガルートの予備試験最短合格カリキュラムは、予備試験に合格するまでのロードマップです。カリキュラムをやり切れば合格レベルに達するように設計されています。

このカリキュラムはアガルートアカデミーが最も力を入れている一つで、アガルートの講師、指導のノウハウが凝縮されています。

もちろん素晴らしいカリキュラムかもしれませんが、合格までの道のりは人それぞれです。予備試験は、早い人で1年で合格される方もいますが、通常は、2~4年程度の勉強期間を要します。

勉強する真加出様々な悩みにぶち当たりますが、その悩みを解消するために、アガルートアカデミーでは、各講座を組み合わせたカリキュラムを提供しています。

このカリキュラムのとおりに勉強を進めることで、悩みをできるだけ解消し、無駄に思い悩むことなく勉強を進めていくことができます。

先ほど述べたように、アガルートは毎年多くの合格者の方を輩出しています。その事実があることから、安心して身をゆだねることができますね。

ただ、予備試験や司法試験に短期で合格する人は、勉強の初期にやるべき教材などを確定し、その教材をやり切った人です。アガルートアカデミーが提供するこの予備試験最短合格カリキュラムは確実に合格できるように設計されています。やり切れば、間違いなく合格レベルまで達します。

信じてやりきましょう!

合格特典と割引制度

(公式サイト引用)

「予備試験最短合格カリキュラム」を利用して予備試験に合格すると、司法試験講座に使用できる20万円分のポイントが提供されます。

これにより、合格後の司法試験対策が非常に手厚くなります。また、アガルートでは年間を通して様々な割引セールやクーポンの発行を行っています。

予備試験講座はアガルートに限らず高額な学習教材です。しかし、アガルートでは定期的に開催されるセールや割引制度を活用することで、お得に購入することが可能です。

アガルートの最新のセール情報は、以下記事で整理しております。

充実したフォロー制度

(公式サイト引用)

アガルートの「予備試験最短合格カリキュラム」は、充実した受講者サポートでも話題となっています。

・論文試験対策に特化した添削体制

・安心できる質問制度

・ホームルームによるサポート

・学習スケジュールの提供

通信講座といえば自学自習が基本となることが多いですが、アガルートのカリキュラムは、予備校並みの質の高いサポートを提供しています。

〇論文試験対策に特化した添削体制

予備試験で最もハードルが高いとされる論文試験。自分では書けたと思っていても、採点者から見たら不十分で点数が取れなかったということも良くあることです。独学だと、この部分の対策は難しいものです。

アガルートでは、詳細なオンライン添削を通じて論文試験対策をサポートしています。100通の添削が提供され、それぞれに対して的確な指導が行われます。

〇安心できる質問制度

「予備試験最短合格カリキュラム」の受講者は、Facebookのグループを利用した質問制度を使用できます。

受講生と講師が一緒になったこのグループでは、講師への質問が無制限に行えます。さらに他の受講生の質問内容も確認できるため、自己の学習に役立てることができます。

〇ホームルームによるサポート

毎月開催されるホームルームでは、受講生の疑問や問題点、カリキュラムの進行についての説明が動画形式で行われます。

これらのホームルームは、受講生と日々接する講師が主催し、学習に対するモチベーション維持に寄与しています。

〇学習スケジュールの提供

アガルートの「予備試験最短合格カリキュラム」は、具体的な学習スケジュールの提供も行っています。

受講すべき講義とその学習期間が予め設定されており、それに従うことで、余計な手間を省き、学習に専念することができます。

自身の学習状況とスケジュールを比較することで、合格への道筋が見えるようになります。

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予備試験最短合格カリキュラムの講座情報

最短合格カリキュラムの講座の内容は以下のとおりです。

講座名最短合格
カリキュラム
(ライト)
最短合格
カリキュラム
講義時間
キックオフ司法試験予備試験約50時間
総合講義300約291.5時間
論文答案の「書き方」(オンライン添削付き)約30.5時間
重要問題習得講座(オンライン添削付き)約87.5時間
予備試験 論文過去問解析講座約37時間
旧司法試験 論文過去問解析講座×約46時間
短答絶対合格!スキル習得講座約4.5時間
短答知識完成講座約23時間
短答過去問解説講座Ⅰ(上3法) テキストのみ(講義動画なし)テキストのみ約109.5時間
短答過去問解説講座Ⅱ(下4法) テキストのみ(講義動画なし)テキストのみ約130時間
法律実務基礎科目対策講座約32時間
一般教養科目対策講座約9.5時間
選択科目対策講座※1
予備試験答練(オンライン添削付き)約13時間
法律実務基礎科目答練(オンライン添削付き)約3時間
論証集の「使い方」約34.5時間

アガルートの最短合格カリキュラムには以上のように全16講座が含まれています。これだけやり切れば、予備試験合格レベルまで確実に力をつけることができます。

これまで多くの受験生がこのカリキュラムをやり込み、予備試験に合格をしています。

以下では全16講座のうち10講座をピックアップして解説させて頂きます。

主要講座①総合講義300

総合講義300は法律を始めて学ぶ人や法律知識がまったくない人を対象に、司法試験や法科大学院入試に必要な全ての基本知識を約300時間で習得できる初級講座です。

アガルートアカデミーは学習者が短時間で必要な知識を得られるように、この講座を設計しています。講義は「法律とは何か」からスタートし、3周することでテキストの内容をしっかりと身につけることができます。

テキストはオリジナルのフルカラーで、他の講座との相互参照や過去問の出題実績など、有益な情報が詰まっています。また、情報を整理しやすく、読み進めやすいレイアウトになっています。このテキストと同梱の論証集を活用すれば、合格に必要な知識を効率的に学ぶことが可能です。

さらに、質問制度など学習サポートが充実しているので、初めて法律を学ぶ方でも安心して受講できます。既に法律を学んだことがあるが基礎から見直したいという方にも、総合講義300は非常に有用です。

主要講座②論文答案の「書き方」(オンライン添削付き)

この講座は、初めて論文答案を書く方や論文答案の作成に慣れていない方が、32回の講義で論文答案作成過程を学び、31回の答案作成とオンラインでのフィードバックを通じて、司法試験、予備試験、法科大学院入試の論文答案作成技術を習得するためのものです。

この講座は、「講義編」と「実践編」から構成されています。講義編では、5つの論文問題について、答案のフローを理解しながら、答案作成の思考過程を一から学びます。講師が、5つの問題の中から実際に答案を書いてほしい問題を指定するので、学んだことを実践してみます。

実践編では、講師が採点基準に基づき問題のポイントを指摘します。自身の答案と比較することで、講義編で学んだことを実践できているかを確認することができます。さらに、書いた答案は、予備試験合格者または司法試験合格者によるオンラインフィードバックを通じて評価を受けることができ、論文答案の正しい書き方を確実に学ぶことが可能です。

どれだけ知識を持っていても、論文答案の「書き方」を理解していなければ、答案は書けません。論文答案を書くのが初めての方、どのように書き始めれば良いかわからない方、答案の構成がうまくできない方、答案を最後まで書き上げることができない方に、この講座が強く推奨されます

主要講座③重要問題習得講座(オンライン添削付き)

この講座は、基本的な知識と論文答案の作成技術を既に持っている受講者を対象に、約87.5時間の講義と問題演習を通じて、論文問題を効率的に解く力を培うことを目指しています。

予備試験や司法試験では、実際の場面を想定した問題に対応するために、基本的な問題をどれだけ迅速に解くことができるかが重要となります。また、この種の問題に対する考え方の基礎は、基本問題に関する正確な知識に依存します。

したがって、多くの論文問題を解き、答案を作成するまでの思考過程を確立し、その精度を高めることが必要となります。この講座では、受験生が必ず理解しておくべき重要な問題を科目ごとに40~70問提供します。また、最後には範囲全体をカバーした総合問題編も用意されていますので、習熟度のチェックにご利用いただけます。

約450問の問題演習を通じて、受講者は論文問題を効率的に処理する能力を身につけ、論文試験に向けた準備を整えることができます。

主要講座④予備試験 論文過去問解析講座

この講座では、2011年から開始された予備試験の全論文試験過去問題を詳細に分析します。予備試験は司法試験と比較して高度な内容を問う問題が含まれることがあり、また実務基礎科目などなじみの少ない科目が含まれるため、受験生が必要とする対策は多岐にわたります。このような状況下では、過去問題の傾向分析は不可欠です。

さらに、予備試験で取り上げられた論点が司法試験でも問われることが多く、したがって、司法試験受験生にとっても予備試験の過去問題をしっかりと対策することが求められています。しかし、予備試験の過去問題を詳細かつ正確に分析した教材や講座はあまりなく、対策が難しい状況です。

この講座では、予備試験の論文試験過去問題を徹底的に分析し、詳細な解説を行い、最適な解答例を提供します。

主要講座⑤短答絶対合格!スキル習得講座

最終的に予備試験や司法試験に合格するためには、論文式試験対策が中心になるのは言うまでもありません。しかし、予備試験の場合、まず短答式試験に合格しなければ、論文式試験に進むことすらできません。さらに、司法試験においても、短答式試験に合格しなければ、論文式試験での努力は無駄になります。特に、2022年の予備試験の短答式試験の合格率は約22%と、合格は決して容易ではありません。つまり、最終的に試験に合格するためには、短答式試験対策も非常に重要な要素となります。

そのため、勉強を始めると、「何を、どのように学べば良いのか」という疑問や、「論文は書けるし、短答の学習もしているのになぜ合格できないのか」という悩みが生じるかもしれません。

主要講座⑥短答知識完成講座

「短答知識完成講座」は、憲法、民法、刑法の短答式試験専門の知識(短答専門知識)を約23時間で習得することを目的とし、すでに総合講義などを通じて論文式試験を中心とした総合的な知識を習得した人々を対象にしています。短答式試験と論文式試験で問われる知識は、前者が後者を包括する関係にあるため、短答専門知識の習得が必要となります。しかし、現行制度では論文式試験の重視度が非常に高いため、短答対策に多くの時間を割くことは難しいです。

そのため、「短答知識完成講座」では、短い約23時間の講義時間で、短答専門知識を徹底的に扱います。オリジナルのフルカラーテキストには、予備試験・司法試験の出題実績が詳細に掲載されており、重要な情報を整理する際に役立ちます。さらに、総合講義テキストとの相互参照が可能なため、不明確な知識をすぐに確認でき、学習効率を高めることができます。

講師は、論文式試験対策の学習ではなかなか手が届かない分野を、わかりやすく、集中的に講義します。

主要講座⑦法律実務基礎科目対策講座

予備試験には司法試験には出題科目があります。法律実務基礎です。

予備試験受験生は、法律実務基礎の対策も必須です。

アガルートの「法律実務基礎対策講座」では、予備試験の論文式試験及び口述試験で出題される可能性のある宝利実務基礎に対応することができるように、コンパクトにメリハリのある講義となっています。

予備試験では、民事実務基礎、刑事実務基礎、法曹倫理の3つのテーマから出題がされるところ、各テーマで出題される知識を網羅的に学習することが可能です。

本講座の担当講師は、丸野講師と谷山講師です。

主要講座⑧予備試験答練(オンライン添削付き)

予備試験の山場は論文式試験ですが、論文式試験の突破の鍵は、答案練習です。

本講座はアガルートの人気講師である谷山講師が、完全オリジナルの問題を作成した、予備試験の予想問題となります。

問題から採点基準まですべて谷山講師が作成しており、予備試験本番を疑似体験することができます。

リアルな予備試験の予想問題に食らいつき、解説講義を受講し、自己添削をすることで合格答案を書けるようになっていきます。

この講座を受講する段階になればもう合格は目前ですね。

主要講座⑨法律実務基礎科目答練(オンライン添削付き)

法律実務基礎科目答練は、弁護士や講師として活動している専門家が、自分たちで問題を作成し、解説を行う全4回(各科目2回)の実務基礎科目の答練です。 予備試験の実務基礎科目の問題は、一般的に、要件事実や刑事訴訟法の知識を問う問題と、準備書面の作成や規則に定められた実務的な手続きの知識を問う問題が主となっています。それ故、実務家だけでは前者の問題作成が、講師だけでは後者の問題作成が難しいため、実際の試験問題の傾向に沿った問題を作成することは容易ではないのです。

そのため、法律実務基礎科目答練では、実務家でありながらも講師としての経験も持つ専門家が、問題を作成し、解説を行います。 予備試験の論文式試験に対する対策として、実際の試験に近い本格的な問題を用いて学習を進めてください。

主要講座⑩論証集の「使い方」

「論証集の使い方講座」は、司法試験、司法試験予備試験(予備試験)、法科大学院入試の論文式試験対策を主体に、既に総合的な知識を習得した受験生向けに設計されています。全7科目の知識を約34.5時間で、論証という観点から徹底的に学習し、理論の結論や根拠など、論証の核となるキーワードを正確に頭に焼き付けることが目的です。

論証集の内容は、講師の工藤北斗氏自身が、数多くの基本書、判例解説、学術論文、法学雑誌を検討した上で、判例や通説の立場から執筆しています。そのため、「論証集の使い方講座」を通じてこれらの論証を知識として習得することで、答案において核心を外さず表現することが可能となります。

また、「論証集の使い方講座」では、工藤氏が重要なキーワードを随時指摘します。これにより、論証を適切にカスタマイズし、条件反射的に言語化するトレーニングが可能となります。

「論証集の使い方講座」を何度も繰り返し、論証のキーワードを正確かつ素早く記述する「論証」の手法を習得してください。

アガルートの最短合格カリキュラムの受講料、費用

アガルートの最短合格カリキュラムは非常に魅力的なカリキュラムです。予備試験受験生であれば是非、受講をしたいという考えているかと思います。しかし、ネックなのは受講料ですよね?

以下では、アガルートの最短合格カリキュラムの受講料、費用について解説させて頂きます。

カリキュラム名受講料(税込価格)
最短合格カリキュラム(ライト)82万2800円
最短合格カリキュラム93万2000円

100万円以下で予備試験合格に必要な環境が全て揃います。

カリキュラムには通常版とライト版がありますが、当サイトとしては、カリキュラムライトで十分ではないかと考えています。

再度、通常版とカリキュラムの講座のラインナップを掲載します。

講座名最短合格カリキュラム(ライト)最短合格カリキュラム講義時間
キックオフ司法試験予備試験約50時間
総合講義300約291.5時間
論文答案の「書き方」(オンライン添削付き)約30.5時間
重要問題習得講座(オンライン添削付き)約87.5時間
予備試験 論文過去問解析講座約37時間
旧司法試験 論文過去問解析講座×約46時間
短答絶対合格!スキル習得講座約4.5時間
短答知識完成講座約23時間
短答過去問解説講座Ⅰ(上3法) テキストのみ(講義動画なし)テキストのみ約109.5時間
短答過去問解説講座Ⅱ(下4法) テキストのみ(講義動画なし)テキストのみ約130時間
法律実務基礎科目対策講座約32時間
一般教養科目対策講座約9.5時間
選択科目対策講座※1
予備試験答練(オンライン添削付き)約13時間
法律実務基礎科目答練(オンライン添削付き)約3時間
論証集の「使い方」約34.5時間

ライトバージョンの場合、旧司法試験の過去問解析講座が含まれておらず、また、短答過去問解析講座1及び2の講義受講が付いてきません。

この点、旧司法試験の過去問解析講座は非常に有益な講座ではありますが、過去問の蓄積も多くなってきた昨今では、予備試験の過去問演習と答練で十分ではないかと思います。

より完璧なカリキュラムを受講したいのであれば、通常版が良いと思いますが、コスパを考えるのであれば、ライトバージョンで良いのではないかと考えます。

予備試験最短カリキュラムの評判

最後に、予備試験最短合格カリキュラムの評判をご紹介したいと思います。

以下は、公式サイトで公開されている予備試験合格者の声を整理したものになります。

社会人で限られた時間でもマネオプで合格!

合格者
  1. 当初は独学を計画していたが、法律書を扱う書店が近くになく、基本書選びが困難だったためアガルートを選択。
  2. 複数の予備校を比較した結果、テキストの信頼性、価格、そして受験生を1年で合格させるという意気込みを感じたアガルートを選択。
  3. 社会人として学習時間を確保するのは難しかったが、平日は最低3-5時間、休日は6-10時間学習していた。
  4. 集中力を維持するために、勉強時間が確保できなくても最低6時間は睡眠時間を確保していた。
  5. 週次のマネージメントオプションで1週間の課題を設定し、それを7日間に割り振ることで1日の学習内容を決定していた。
  6. 他の教材に寄り道することなく、指定された講座だけを反復することで知識を自分のものにした。これが合格の決め手となったと感じている。

重ね塗り学習、教材連携で確実にインプット!

合格者
  1. 講座が3周するという特徴的な形式であることが効率的だった。
  2. 例えば、民法の論点を理解するために、未習得の知識が必要になる場合でも、アガルートの講座は複数回に分けて進められるため便利だった。
合格者
  1. 総合講義で知識を蓄積し、早い段階で基本的な問題に触れることができた。
  2. 重問を解くことで総合講義の理解が深まり、これがセットになっている点が効率的だった。

市販書籍よりも効率よく勉強

  1. 受講が大変有益で、教科書や問題演習書を使うより効率的だった。
  2. ロースクールに既習で入学でき、授業も総合講義300に集約された情報で対応できた。
  3. 2回目の司法試験の勉強にも、受講した教材だけで十分だった。
  4. パッケージとして非常に完成度の高い講座だった。

緻密な自己計画でマネオプなしで合格!

合格者
  1. オンラインで講義が受けられること、1年合格カリキュラムの内容と価格帯が魅力的であったためアガルートを選択。
  2. マネージメントオプションをつけず、勉強計画の作成や進捗管理は自分で行っていた。
  3. テキストが届いてから試験までの全ての課題を洗い出し、1日単位のタスクに分解して勉強計画を立てた。
  4. 1日単位のタスクに分解することで、やらなければならないことが明確になり、勉強を継続することが可能だった。
  5. しかし、実際には「意外と時間がかかる」や「この分野が理解できないために予定以上の時間を使ってしまった」等の問題があった。したがって、最初は数週間程度のスケジュールを立て、自分の適切なペースを見つけてから長期的な計画を立てるべきだと考えている。

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回は、アガルートの本気が詰まった予備試験最短合格カリキュラムの特徴、評判、魅力などをご紹介させて頂きました。

予備試験に挑戦すると覚悟したのであれば、とことん勉強しましょう。予備試験合格の為に勉強をしたことは、あなたが法曹になったときに必ず役に立ちます。受講料の何倍も返ってきます。

まずは、無料体験をしてみてはいかがでしたでしょうか?

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【2023年】アガルートの短答知識完成講座の評判と受講レビュー https://hosyolog.com/shihoyobi/7798/ https://hosyolog.com/shihoyobi/7798/#respond Fri, 23 Jun 2023 13:58:00 +0000 https://hosyolog.com/?p=7798 【2023年】アガルートの短答知識完成講座の評判と受講レビュー もっと読む »

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「アガルートの短答知識完成講座が気になるけど、実際の評判や口コミが気になる」

「短答式試験で頻出の知識をしっかりと押さえたいけど、何をどれだけ覚えればいいのかわからない。」

「短答式試験に特化した学習教材が欲しい。何がいいかな?」

皆さん、こんにちは。今日は司法試験・予備試験の短答式試験対策として、択一式試験で問われる短答式試験特有の細かい知識を得るための特化講座をご紹介します。

かもっち

司法試験、予備試験の主戦場は「論文式試験」です。
論文式試験対策の時間を確保するために、
短答式試験は効率よく対策をしましょう!

あひるっぺ

短答式試験対策は、過去問演習が基本ですよね?

かもっち

あひるっぺ、過去問演習が基本だよ!
でも、短答式試験には、論文では問われないような細かな知識が問われるんだ。
この短答プロパー知識を効率よくインプットできるかどうかで、
最終的な合否が左右されるといっても過言ではないよ!

🚀アガルートはなぜ人気か知ってる?🚀

かもっち

現在、アガルート期間限定セール中です!

あひるっぺ

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短答知識完成講座の評判まとめ/

  • テキストの出来がよい
  • 短答に対する認識を根底から変えた
  • マイナーな条文でも趣旨から丁寧に解説
  • 短答知識の一元化教材として使える
  • コンパクトな講義で繰り返し受講できる
  • 司法試験・予備試験の短答式試験と基本戦略

    司法試験では、5日間の試験日程の最終日に短答式試験が行われます。

    短答式試験は、マークシート方式で出題がされます。

    短答式試験では 、論文式試験対策で学習した知識をそのまま生かせる出題も多いですが、短答式試験特有の知識(短答プロパー知識)が出題されます。短答プロパー知識は、論文では学習をしないような細かな条文知識や判例知識が問われたりします。

    司法試験の短答式試験対策としては、この短答プロパー知識を習得するの大切です。また、短答式試験の点数は最終合格を決するための基礎となる点数にもなります。したがって、できるだけ高得点を狙いたいとも思えます。

    しかし、司法試験や予備試験では、論文式試験の方が圧倒的に大事です。

    👑主戦場は論文式試験👑

    したがって、短答式試験で満点近い点数を狙うために対策に時間をかけてしまうと、論文対策が疎かになってしまいます。

    そこで、まずは、短答式試験がどの程度重要かを把握するために、司法試験の短答式試験の配点を確認してみましょう。

    憲法50点
    民法75点
    刑法50点
    配点

    上記の表のとおり、短答式試験の配点は憲法50点、民法75点、刑法50点の合計125点となります。

    論文式試験と短答式試験の配点割合は8対1と言われています。

    総合評価の算定方法=短答式試験の得点(175点)+(論文式試験の得点(800点)×1400/800)

    つまり、短答式試験3科目の合計得点は論文式試験1科目の合計得点と同じ点数となります。

    そうすると、結構、大事そうですね。

    🚀基本戦略🚀
    短答式試験合格者の平均点を狙う

    平成29年:125.4点
    平成30年:128.1点
    令和元年:129.3点
    令和2年:118.1点
    令和3年:126.4点
    令和4年:123.3点

    かもっち

    短答式試験の目標点は、ひとます短答式試験合格者の平均点にしよう!

    上記は、短答式試験合格者の平均点の推移を現したものです。この平均点の平均は、125.1になります(計算式:(125.4 + 128.1 + 129.3 + 118.1 + 126.4 + 123.3) = 750.6/6=125.1)

    よって、125点を狙う。

    明確な目標数値があった方が対策もやりやすく、モチベーションも維持しやすいです。

    ポイントは、何度受けても125点をとれるように対策をすることです。

    確実に125点が狙えるように対策をするということです。

    なお、125点を狙うためには、満点の71%に相当します。

    ✨125点=正答率7割✨

    以下の表にポイントを整理してみました。

    ポイント詳細
    試験日程司法試験は5日間で、最終日に短答式試験が行われます。
    短答式試験形式短答式試験はマークシート方式で出題されます。
    短答プロパー知識短答式試験では、短答プロパー知識が出題され、細かな条文知識や判例知識が問われることもあります。
    短答式試験の重要性短答式試験の点数は最終合格を決定するための基礎となる点数であるため、高得点を目指すべきです。
    しかし、主戦場は論文式試験で、短答式試験のための対策に時間をかけすぎると、論文対策が疎かになる可能性があります。
    短答式試験の配点短答式試験の配点は憲法50点、民法75点、刑法50点の合計125点で、論文式試験との配点割合は8対1とされています。
    短答式試験3科目の合計得点は論文式試験1科目の合計得点と同等となります。
    基本戦略短答式試験合格者の平均点を目指すべきです。過去の短答式試験合格者の平均点はおおよそ125点であるため、125点を目標に設定する
    125点の意味125点を狙うためには、満点の71%を取る必要があります。正答率7割は難しくない
    あひるっぺ

    7割の正答率って難しくないですか?

    かもっち

    正しい方向でインプットを行い、
    きちんと過去問演習を行えば決して難しくないよ!
    短答プロパー知識を効率よくマスターすることがポイント!

    アガルートの短答知識完成講座の評判

    短答知識完成講座」は、短答式試験のみで問われる知識の習得を目指す講座です。

    約23時間で、憲法・民法・刑法の短答式試験の知識を完全にカバーし、かゆいところに手が届くような詳細な解説が行われます。本講座では、論文式試験対策ではカバーしていない短答プロパー知識を習得することができます。

    🐥アガルート短答知識完成講座🐥
    短答プロパー知識のインプットに特化した講座

    短答知識完成講座のテキストがよい

    あひるっぺ

    テキストは講義オリジナルテキスト(非売品)だよ。
    入手するためには短答知識完成講座を受講する必要があるよ!

    かもっち

    「短答知識完成講座」を利用した合格者は
    どこがよかったと考えているのか整理したよ
    参考にしてみて!

    受講生

    憲・民・刑の短答知識のみに重点を置いた学習をすることができるテキストと講義から構成され,私は短答の過去問集を解いていくことと並行して受講していました。(合格者の声)

    受講生

    テキストも,総合講義と同様に使いやすく,短答知識の一元化教材としても使っていました。(合格者の声)

    ・オリジナルフルカラーテキスト

    短答知識完成講座のテキストは、学習の効率性と理解の深化を重視した設計が特徴的です。テキストは全ページフルカラーで、視覚的にわかりやすく、左右には十分な余白が設けられています。

    これにより、学習した知識のポイントを書き込みながら自分だけの一冊にすることが可能です。

    ・図表、アイコン

    講座のテキストにはさまざまな情報が整理されています。例えば、事案が複雑な判例については、図を用いて視覚的に理解を助ける工夫がなされています。

    ・総合講義テキストとのリンク

    総合講義テキストに関連する知識の場合には、該当ページ数がアイコンで表示されています。これによりスムーズに論文知識を参照することができます。

    ・過去問出題情報

    さらに、テキストには司法試験(サンプル問題・プレ問題を含む)・予備試験について、その出題肢の単位で短答式試験の出題状況が記載されています。

    ・目次、事項索引、判例索引、百選番号

    短答知識完成講座のテキストには、目次、事項索引、判例索引、百選番号ついているため、探したい情報をすぐに見つけることができます。

    ・短答知識を網羅的にカバー

    司法試験の短答式試験で高得点を狙うために必要な短答知識が本テキストに網羅されています。

    科目ページ数
    民法203頁
    刑法121頁

    ・デジタルブック

    オンライン上でデジタルテキストを使用することができます。

    以下の表にポイントを整理しています。

    項目詳細
    フルカラーテキスト全ページがカラフルで、アイコンや図表で知識を視覚的に整理
    総合講義リンクテキスト間の連携で知識を効率的に一元化
    一冊で完結憲法、民法、刑法の短答プロパー知識を各1冊で網羅
    過去問出題情報試験の出題状況を確認できるアイコンが付けられています
    索引目次、事項索引、判例索引で情報探しを容易に
    デジタルブック場所や時間を選ばずに学習を進めることが可能

    📌ここがポイント📌
    随所に工夫が凝らされた短答知識テキストの決定版

    \短答式試験を確実に突破する/

    講義時間がコンパクト

    受講生

    また、1トラック10分前後で聞けるので、勉強につかれた時にただ聞くということもでき、繰り返すことで知識定着が図れました。(合格者の声)

    受講生

    私は直前期に受講したのですが,短い時間で周回できるので,短答試験に対して不安があり,時間もないという方にはおすすめです。(合格者の声)

    短答知識完成講座の講義時間は以下のとおりです。

    科目講義時間
    憲法約5時間
    民法約11.5時間
    刑法約6.5時間
    約23時間

    📌ここがポイント📌
    わずか23時間で憲法、民法、刑法の短答知識を網羅的に学べる!

    工藤北講師の講義が良い

    受講生

    工藤北斗氏のわかりやすい映像授業を試聴しながら、短答に必要な知識が簡潔にまとめられている付属教材に授業で得た知識を書き込むという方法で進めました。(合格者の声)

    受講生

    工藤先生のテンポのよい丁寧な解説を聞いていくだけで学習できたので,非常に助かりました。

    受講生

    独学では,なかなか難しい短答プロパーの知識を工藤先生がわかりやすく解説してくださる非常に有益な講座でした。(合格者の声)

    2007年早稲田大学法学部卒業
    2009年慶應義塾大学法科大学院既修者コース修了
    2009年(新)司法試験合格(総合57位)

    平成21年度(新)司法試験を上位で合格した後, 大手資格予備校の司法試験講師として入門講座から中上級者向け対策講座までを幅広く担当。最短で予備試験・司法試験へ合格するための講義を展開し, 例年, 最年少合格者を輩出している。
    アガルートの公式サイトより引用
    合格者

    工藤先生のテキストは,他の予備校のものと比べて半分以下?の分量に収まっています。そのため,精神的に,「この程度なら俺でもやれそう」と思わせてくれます。そして,講座の内容についても,各科目3周ほど教科書を回すカリキュラムになっており,法律の円環的構造を理解するのに役立ちました。また,判例・通説の見解を前提として,講座を進めてくれるので,自然と判例の知識も身につきます。私は,判例百選を一度も読んだことがないのですが,同講座のおかげで,一般的な受験生が知っている判例についての知識も身につきました。とにかく,(少なくとも予備試験については)この講座で触れられている知識を身につければ足りますし,自分の法律の幹を形成してくれる講座でした。
    (アガルートの公式サイトより引用)

    工藤北斗講師の評判

    工藤北斗講師の評判はいうまでもないでしょう。講師をやりながら代表取締役を務め、確かな指導力で合格者を多数輩出し、令和4年度司法試験では合格者占有率45パーセント達成しています。

    評判は当然良いです。

    但し、中には聞き取りづらいや講義の内容が難しいという声もあります。

    また、工藤北斗講師はアガルートの司法試験講座のほとんどを担当されていますので、受講を検討される方は、無料講義を受講し、講師との相性を確認しておきましょう。

    👑講義音声の質が気になる?👑
    会員登録不要の無料講義受講をして自分の耳で確認しよう

    論文知識の解説はない

    アガルートの短答知識完成講座はあくまでも短答プロパー知識のインプット講座です。論文知識のインプット講座ではないため、論文知識を合わせて学習をしたい人からは不満があるかもしれません。

    📌ここがポイント📌
    短答知識に特化したテキストと講義

    講座の受講方法

    受講方法はシンプルで、まずは講義を聴いて短答プロパー知識をインプットします。その際、完璧を目指すのではなく、全体を1周させることが重要です。

    そして、講義を1周したら、短答過去問を解きます。ここでも、1回で全てを完璧に解き切ろうとするのではなく、2周、3周と徐々に解ける問題を増やすことを推奨します。

    ステップ方法
    1. 講義の聴講講義を通じて短答プロパー知識をインプットし、素早く全体を1周することを目指す
    2. 過去問の解答1周したら、短答過去問を解く。全てを完璧にするのではなく、徐々に問題を増やす

    受講を始める時期

    ⇩短答知識の学習のポイント⇩

    ポイント詳細
    試験の焦点司法試験の山場は論文式試験。短答式試験は論文式試験の答案を採点してもらうための試験とされています。
    勉強の焦点普段の勉強は論文式試験の対策のための勉強をするべきです。
    受講時期司法試験の1年前から受講ができれば、良い成績が狙えます。
    短答式試験の科目短答式試験の科目は憲法、民法、刑法の3科目だけ。短答式試験の5割弱の問題は論文対策をきちんと対策をしていれば回答が可能。
    過去問の演習短答式試験の過去問の演習を始めるべきです。
    受講可能時間司法試験まで1年を切っている方でも、残り3か月以上の時間があれば、今から受講をしても遅くはない。
    テキストの量本テキストのページ数自体は多くはなく、1週間程度あればすべての受講を完了することができる
    テキストの目的本番に向けて短答知識を一元化するテキストに仕上げる

    本記事の冒頭で説明をさせて頂いたように、司法試験の山場は論文式試験です。短答式試験は論文式試験の答案を採点してもらうための試験といえます。

    したがって、普段の勉強は論文式試験の対策のための勉強をするべきです。

    具体的な受講時期ですが、できれば司法試験論文式試験の1年前から受講ができれば、かなり良い成績が狙えるかと思います。

    司法試験の場合、短答式試験の科目は憲法、民法、刑法の3科目だけであり、かつ、短答式試験の5割弱の問題は論文対策をきちんと対策をしていれば回答が可能です。

    また、合わせて短答式試験の過去問の演習を始めてください。

    司法試験まで1年を切っている方であっても、残り3か月以上の時間があるのであれば、今から受講をしても遅くはないかと思います。

    本テキストのページ数自体は多くはなく、1週間程度あればすべての受講を完了することができるかと思います。本番に向けて短答知識を一元化するテキストに仕上げていきましょう。

    苦手な科目だけでもよい

    多くの受験生は、この講座を受講したいと考えるかと思いまずが、問題はコストかと思います。論文式試験にお金をかけているため、短答式試験対策にはできるだけお金をかけたくないと考えている方もいらっしゃるかと思います。

    また、繰り返しになりますが、司法試験の主戦場は論文式試験です。短答式試験では、短答式試験合格者平均点の125点を得点できれば十分です。

    したがって、短答式試験の3科目の中で、苦手な科目だけ受講をするというのでもよいでしょう。

    もちろん、3科目すべてを受講し万全の態勢で挑みたいところですが、コストの問題は仕方ないと思います。

    講座名税抜き価格
    短答知識完成講座
    憲法・民法・刑法
    5万4000円
    短答知識完成講座
    憲法
    1万5000円
    短答知識完成講座
    民法
    3万円
    短答知識完成講座
    刑法
    1万5000円

    3科目を受講しても税抜き5万4000円ですので、余裕がある方は3科目の受講がおすすめです。アガルート受講者でよくあるのが単品科目を購入したけど、講座が良すぎてほかの科目を後から購入してしまうケースです。そうであれば、初めから3科目セットを購入した方がお得ですので、単品科目講座だけを購入する場合には、よくよく慎重に考えるようにしてください。

    なお、アガルートは定期的にセールを開催をしています。セール情報はこちらで整理をしていますので、良かったら覗いてみてください。

    👑アガルートのセール情報👑

    論文知識と合わせて勉強はできない

    短答知識完成講座は、あくまでも短答知識に特化したインプット講座です。そのため、論文知識と合わせて短答知識を学習することを希望する人には向いていないです。

    しかし、司法試験の主戦場は論文式試験であり、個人的には、論文知識と短答知識を分けてインプットした方が効率は良いと思います。

    受講レビュー

    ここから先は法書ログ運営事務局が実際に短答知識完成講座を受講したレビューを紹介させて頂きます。

    ます、短答知識完成講座のテキストはかなり使いやすいですね。

    ①テキストが使いやすい

    司法試験の業界では「知識の一元化をせよ」ということがよく言われています。これは、知識を一つの教材やノートに司法試験対策上、必要な知識を一元化することを言います。一元化教材を作っておくことで試験前に効率よく見直すことが出来ます。

    この点、アガルートの短答知識完成講座のテキストは短答知識が網羅的に記載されつつ、ページに余白が残されていることから一元化教材として最適です。

    例えば、短答過去問を解いていてよく間違える知識については、テキストの余白に留意点を記載することで自分だけの一元化教材が出来上がります

    👑おすすめ勉強法👑
    ①講義音声をダウンロードしスマホで受講

    ②受講したテーマと同じ範囲の過去問を演習

    ③過去問でよく間違える知識はテキストの余白に書き込む

    ④①~③を繰り返す

    ⑤自分だけのオリジナルテキストが完成

    ⑥短答式試験直前期は自分だけのオリジナルテキストを隅々まで読み返す

    講義時間はコンパクトで繰り返し聞ける

    また、講義時間がコンパクトな設計も有り難いなと思いました。本記事でも紹介しているように講義時間がコンパクなため、繰り返し受講することができます。

    工藤講師の無駄のない講義はアガルート講座の魅力の一つです。

    いつでも受講できるのが何よりのメリット!

    講義23時間=非常に密度の濃い講義

    ③短答プロパー知識を理解して覚えることができる

    短答対策は「つまらない、おもしろくない、めんどくさい」と思っていませんか?

    それは、短答対策=暗記と考えているからだと思います。

    この講座を受講すれば、短答知識=論文知識と同様に理解の仕方、覚え方があることがわかります。

    つまり、短答対策=理解と暗記

    このことに気づければ、「短答対策」が面白くなります。

    かもっち

    工藤先生の講義では
    覚えるしかない知識はその旨説明してくれます!

    ④短答式試験での問われ方も学べる

    さらに、工藤先生の講義では、短答式試験での問われ方も教えてもらえます。

    例えば「この知識は学説と判例の対比が問わることが多いから、学説と判例の相違点を押さえるのがポイント」のような説明がなされます。

    📌短答知識完成講座のメリット📌
    短答知識一元化テキストが手に入る
    講義音声ダウンロードでいつでもとこでも短答知識のインプットが可能になる
    短答プロパー知識を理解して覚えることができる
    試験での問われ方に応じたインプットができる

    短答知識完成講座がおすすめな人とおすすめでない人

    短答知識完成講座がおすすめな人」は以下のような方々に特におすすめです:

    1. 上3法(憲法・民法・刑法)の短答式試験固有の知識を確実に習得したい方
    2. 通常の論文式試験対策学習では手が届きにくい、短答式試験特有の知識を集中的に学びたい方
    3. メリハリをつけながら情報を整理し、効率的に学習したい方
    4. 短答プロパー知識の中でも細かい範囲まで、網羅的にマスターしたい方

    短答式試験に特化した知識習得という特性上、基本的な法律知識をすでに習得している方向けの講座となります。

    短答知識の勉強は、率直に「めんどくさい、おもしろくない」と思っていませんか?

    短答プロパー知識にも論文知識と同じように理解して覚えることができます。

    「理解して覚えたい」という方は、アガルート看板講師で代表の工藤北斗講師の「短答知識完成講座」を受講しよう!

    \短答式試験を確実に突破する/

    👑短答知識完成講座👑
    →まずは会員登録不要の無料講義受講

    他方で、「短答知識完成講座」は短答式試験特有の知識を集中的に習得することを目指していますので、以下のような方には必ずしも適していないかもしれません

    おすすめでない人理由
    1. 短答試験対策に特化した学習を望まない人本講座は短答試験対策に特化しており、その他の形式の試験対策を深く掘り下げる内容ではありません。
    2. 自己学習が苦手な人本講座はテキストと講義を基に自己学習を進める形式で、講師と直接対話しながら学ぶ形式を望む人には向いていません。
    3. 単に概観を理解したいだけの人本講座は詳細な知識に基づく短答問題対策を行いますので、概観的な理解だけを求める方には詳細すぎる可能性があります。
    4. 既に該当分野に深い知識を持っている人すでに憲法・民法・刑法に関して深い知識を持っている人にとっては、本講座で学ぶ内容が既知の情報と重複する可能性があります。

    アガルートの短答知識完成講座の司法試験合格者の評判

    つづいて「短答知識完成講座」を受講して司法試験、予備試験に合格した方の体験記を要約の上ご紹介させて頂きます。

    Aさん

    短答が苦手で、講座を活用してポイントを押さえることに成功。

    ・講座は繰り返し聴くことで、大事なポイントを耳からも得られた

    ・講座は全体的にコンパクトにまとまっており、知識を体系的に見ることができる。

    Bさん

    ・短答知識が基本書に散りばめられていて重複が避けられないのに対し、講座では短答知識だけがピックアップされているため、効率的に学習できた。

    ・論文知識との重複がなく、インプットの時間が短縮できた。

    Cさん

    ・刑法の刑罰等、短答でしか聞かれない部分を確認するのに講座が役立った。

    ・講座の内容が端的に、分かりやすくまとまっていた。

    Dさん

    ・短答は予備試験、司法試験の両方で重要で、この講座で対策を学んだ。

    ・市販の過去問集のみを利用していたが、短答プロパー知識の理解が難しかった部分を、講座で理解できた

    ・理解しておくべき箇所や、それほど重要でない箇所も説明してくれるため、時間のない受験生でも安心して受講できた。

    (以上、公式サイト「合格者の声」を事務局より要約しています)

    最後に

    いかがでしたでしょうか。

    今回はアガルートの短答知識完成講座の評判と受講レビューを紹介をさせて頂きました。

    短答知識を一冊のテキストに一元化したい方や短答知識をさくっと勉強したい人にはかなりお勧めの講座です。まずは、公式サイトで無料体験講義を受講をしてみてください。

    ここまでお読み頂けた方は、まずは会員登録不要の無料講義受講を受講してみてください。

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    https://hosyolog.com/shihoyobi/7798/feed/ 0 7798
    アガルートの論文答案の書き方講座の評判と使い方を解説【2023年最新】 https://hosyolog.com/shihoyobi/7440/ https://hosyolog.com/shihoyobi/7440/#respond Sun, 11 Jun 2023 23:27:32 +0000 https://hosyolog.com/?p=7440 アガルートの論文答案の書き方講座の評判と使い方を解説【2023年最新】 もっと読む »

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    「工藤北斗先生の答案の書き方講座に興味があるけれど、
    法学の基礎知識が足りていない私でもついていけるのかな?」

    「未経験だから論文試験が心配…
    工藤先生の教授法で本当に書けるようになるのかな?」

    「どうしても一人での論文演習が心配..
    質問や悩みをどこに相談したらいいのかな?」

    法学の論文試験は困難であると感じていませんか?
    答案の作成方法が分からない、論証の組み立て方に悩んでいる、各科目の特性が把握できていない。これらは、現在あなたが直面している「現実」かもしれません。

    しかし、想像してみてください。
    「答案の作成方法が手につけられ、論証はスムーズに組み立てられる。各科目の特性を理解し、自信を持って試験に挑める。」これが、あなたが目指す「理想」の姿ではないでしょうか?

    その「現実」と「理想」のギャップを埋めるために、
    アガルートアカデミーの工藤北斗講師の論文答案の書き型講座があなたの力となります。

    かもっち

    まずは、現状を理解しよう!!

    『現状』

    「答案の作成方法が分からない、論証の組み立て方に悩んでいる、各科目の特性が把握できていない。」

    『理想』

    「答案の作成方法が手につけられ、論証はスムーズに組み立てられる。各科目の特性を理解し、自信を持って試験に挑める。」

    🚀アガルートはなぜ人気か知ってる?🚀

    かもっち

    現在、アガルート期間限定セール中です!

    あひるっぺ

    アガルートのSNS上の口コミも調査しているから参考にしてね!

    工藤北斗とは? – そのプロフィールと受験生への貢献

    工藤北斗先生について紹介します。

    早稲田大学法学部を卒業後、慶應義塾大学法科大学院既修者コースを修了し、その年の司法試験に総合57位で合格した著名な教師です。大手資格予備校の講師として活躍した後、現在はアガルートアカデミーで講師を務めています。アガルートアカデミーを創業したのも工藤北斗講師です。

    工藤講師の緻密な本試験分析、深い学問的知識、そして受験生が理解しやすいように配慮した講義力が多くの受験生から支持を集めています。

    特に「3倍速インプット講座」(現:総合講義100)は、学習経験者から大いに評価されました。ゼミでは数回の予備試験で最年少合格者を輩出し、その実績は確かなものです。

    あひるっぺ

    「3倍速インプット講座」も気になるなぁ❓

    アガルートアカデミーは今となってはテレビCMを放映したり、圧倒的な合格実績を残したり、人気投票でもとトップを獲得する等、司法試験受験生に非常に人気の高い司法試験予備校です。

    この飛躍は、工藤北斗講師の講義の口コミが広まったためです。

    【司法試験人気予備校ランキング】

    順位司法試験予備校獲得票数シェア率
    アガルートアカデミー54票32.7%
    伊藤塾51票30.1%
    BEXA29票17.6%
    辰巳法律研究所19票11.5%
    LEC17票10.3%
    加藤ゼミナール16票9.7%
    資格スクエア11票6.7%
    STUDYing10票6.1%
    TAC6票2.8%
    回答者数=165名投票数=213票

    【165名が回答】今利用されている司法試験予備校人気ランキング【全9校】1位はcmでお馴染みのあの予備校 – 法書ログ (hosyolog.com)

    【令和4年司法試験合格者シェア率】

    令和4年司法試験合格シャア率45パーセント

    【受講者数】

    7年で累計受講者数は脅威の17.6倍に。

    今利用されている司法試験予備校です。

    アガルートアカデミーの論文答案の書き方講座:そのコンセプトと特徴

    アガルートアカデミーの論文答案作成講座は、工藤北斗講師の導きにより法学の論文試験に対する独特なアプローチを学ぶことができます。

    この講座の最大の特長は、講師の思考過程を追体験することで、答案作成の技術を習得できる点にあります。

    あひるっぺ

    入門・基礎講座の受講をしているけど、
    答案の書き方が全くわかりません😂

    あひるっぺ

    初学者が答案の書き方が全く分からないというのは当然のことだから心配しなくていいぞ❗

    アガルートの「答案の書き方講座」は、基礎講座の受講中であったり、入門講座の受講を終えたばかりの方向けに、司法試験や予備試験の論文式試験で答案を書けるようにするための、基本的な思考過程や論述法を学ぶことができるんだ❗

    工藤北斗講師の答案作成の思考過程を追体験

    工藤北斗講師の答案作成の思考過程を追体験することで、法学の論文試験の対策が可能です。これにより、「できるかも」という自信を持ち始め、論文作成に対する抵抗感を克服することができます。

    講師の丁寧な説明を通じて、論文答案の作成過程を学び、論文作成に慣れることができます。

    あひるっぺ

    え、工藤先生の思考を追体験できるんですか❓

    予習不要:問題と答えの事前説明

    法学の論文式試験は特殊なものであり、対策には一定の時間が必要です。

    アガルートアカデミーは、この時間を有効に使うために、予習不要の講座を提供します。

    まず、講師が基礎的な論文問題5問を解説し、そのうち1問について、受講生が1時間で実際に答案を作成します。その後、講師が採点基準を示しながらその問題を解説します。

    知識がまだ定着していないという受講生でも安心して受講することができます。

    あひるっぺ

    予習不要、っていうのは続けやすそう。

    かもっち

    法律の勉強は挫折がつきものだ❗

    「答案の書き方講座」では、受講生が挫折をしないように特に予習を求めていないんだ❗

    オンライン添削でフィードバック

    オンライン添削により、受講生は自分が学んだことが実践できているかを確認できます。

    講師の指定した問題を解答した後、解説講義を受講し、採点基準に照らし合わせて自身の答案の出来を確認します。

    さらに、オンライン添削により、司法試験合格者からの評価とコメントを得ることができます。これにより、講義で学んだ思考方法や答案作成技術が実際に実践できているかを確認することができます。

    あひるっぺ

    添削、、❓まだ私には早いような、、。

    かもっち

    はやすぎるってことはないよ❗

    司法試験合格者から指導を受けることは刺激になるよ

    司法試験合格者の添削を基に、自分の答案を分析してみよう!!

    独学は難しい?

    法律の勉強は、誤った方向に進みやすいと言われています。合格者から適宜添削を受けるなどし、軌道修正の機会を確保するようにしましょう。独学が難しい理由については「司法試験に独学で合格することが難しい」を参照してみて。
    関連記事:独学での司法試験合格の難しさと入門講座・基礎講座のメリット – 法書ログ (hosyolog.com)

    論文式試験の科目特性を実感

    論文式試験の科目特性も本講座で解説します。

    法律の異なる領域でも答案作成方法はそれぞれに特性があります。

    例えば、憲法では判例と問題文との相違を見抜き、その問題に判例の考え方を適用する視点が必要です。商法では、多くの条文を理解し整理し、問題文から得られる情報に対して正確に適用すべき条文を示せる視点が必要です。

    本講座で🔖各科目の特性🔖を学ぶことで、その科目で何に注意すべきかが分かり、知識のインプットにも有益です。

    あひるっぺ

    科目特性、、、?なんだか難しそう。

    かもっち

    少し難しく感じるかもしれないけど、このタイミングで「科目特性」を押さえておくことで、この後の勉強がスムーズに進むよ❗

    デジタルブック:どこでも学習が可能

    アガルートアカデミーの講座はデジタルブックも提供しています。これは紙のテキストを持ち運ぶことなく、場所や時間を選ばずに学習を進めることができる便利なツールです。

    PCやスマホ等からいつでもどこでも見ることができます。また、講義動画を見ながら気になった箇所をすぐに確認することも可能です。これにより、学習効率をアップさせることができます。

    あひるっぺ

    デジタルブックは魅力的なツールだ❗ただし、閲覧は全く問題ないですが、まだまだ書き込み等の使い勝手はよくないかなという印象だ。

    基本的には、紙ベースで勉強をした方が良いと思うぞ❗

    あひるっぺ

    テキストを裁断してPDF化している人を見たことがあるよ

    タブレットなどで勉強したい人は試してみるといいよ❗

    受講レビュー

    法書ログ運営事務局にて、実際にアガルートアカデミーの論文答案の書き方講座を受講してみました。

    ここからは実際レビューになります。できるだけ詳しくレビューをしているので、受講を検討している方は是非参考にしてくみてください。

    決済後すぐに受講を始めることができる

    驚いたのは、決済後、マイページですぐに受講を始めることができること!

    さらに、決済後からのテキストの発送がめちゃくちゃ早かったです。営業時間後の夜に決済をしたところ、翌朝にはテキストを発送しましたとのメール連絡が入っていました。

    決済時が一番モチベーションが高いと思いますが、そのモチベーションを維持したままスムーズに受講を開始することができました

    また、テキストが到着するまでの間は「書き方の基礎編」を受講すると良いと思います。「書き方の基礎編」はテキストはなく、オンライン上でPDF配布となります。そのため、テキストがなくても受講を進めることができます。

    講義テキスト、解答用紙

    論文答案の書き方講座の講義時間

    論文答案の書き方講座の構成は以下のとおりです。

    • 書き方の基礎約3時間
    • 憲法約4.5時間
    • 行政法約2.5時間
    • 民法約5時間
    • 商法約4時間
    • 民事訴訟法約3.5時間
    • 刑法約4時間
    • 刑事訴訟法約4時間
    • 合計約30.5時間
    あひるっぺ

    「書き方の基礎編」という総論と「各科目」の各論から構成されているんだね❗

    あひるっぺ

    そのとおりだよ。

    書き方の基礎編」では、各科目に共通する論文答案の書き方を学ぶことができるんだ。これだけでも受講の価値があると思うよ

    「書き方の基礎編」で学べること

    ・論文答案作成における形式的な注意点(答案の訂正の仕方、項目立ての仕方)

    ・論文答案作成における内容陽的な注意点。

    ・書くべき内容からの思いつき方

    ・論点リストからのアプローチ方法

    ・未知の問題の対応方法

    ・答案構成の仕方

    ・論じるボリュームの決め方

    ・論証の構成について

    ・科目別の書き方

    法律初学者からすでに事例演習を積んでいる中級者以上の方にも是非、確認してほしい内容でした。

    あひるっぺ

    かなり盛りだくさんな内容だね❗

    かもっち

    全体的には初学者向けの内容だけど、中上級者の方でも受講すれば新しい発見があると思うぞ。

    答案の作成の仕方について普段はそこまで意識をしていないと思うけど、この機会にロジカルに学んでみると良いだろう

    実際の受講画面

    かもっち

    実際の受講画面はこんな感じだ!

    かもっち

    写真の右側に「ダウンロード可能ファイル」という箇所があるけど、ここで講義音声をダウンロードできるよ!

    音声講義をダウンロードできる凄さ

    アガルートアカデミーのすごさの一つが音声講義をダウンロードできることです。普通の司法試験予備校であれば、講義の受講は動画のストリーミングだけでダウンロードはできません

    音声講義をダウンロードできることは、資格予備校にとっては、複製品の販売のリスクがあるため、通常の予備校は、やっていません。

    しかし、アガルートアカデミーは、昔から受講生のことを第一に考えて「音声講義のダウンロード」機能を継続して提供しています。

    受講生としては、一度音声講義をダウンロードをしてしまえば、動画の視聴期限経過後も受講でき、さらに、オフラインでもスマホで受講できるなどメリットが非常に大きいです。アガルートアカデミーの講座料金はそもそも高い水準ではないですが、音声講義をダウンロードできることを考えればコストパフォーマンスは非常に高いのではないかと考えています。

    かもっち

    正直なところ、工藤先生の講義をオフラインでどこでも好きな時に受講することができることは、これから司法試験に向けて勉強をしていく上でアドバンテージになると思う。

    また、視聴期限切れのための再受講を回避することができるためお財布にも優しいね。

    再生速度の変更が可能

    アガルートアカデミーの講義では、再生速度を0.5倍から3倍までの8段階の再生速度を選択できるよ。おすすめは一週目は1倍速、2週目以降は1.5~2倍速がおすすめだよ。

    かもっち

    工藤先生の講義は無駄がなく、比較的早口のため、一週目の講義受講は1倍速で十分だと思った❗

    あひるっぺ

    え、2周、3周と受講した方がいいの?

    かもっち

    司法試験まで残された時間にもよるけど、基本的には2週、3週をした方が記憶に定着されると思うぞ❗

    また、講義時間はコンパクトな設計になっているため、繰り返し受講しても負担にならないはずだ。

    スマホの画面だとこんな感じ

    画面の上のほうに、講義画面で、下側にデジタルテキストが表示されています。

    また、iPhoneでバックグラウンド再生ができるか試してみたところ、無事にバックグラウンドで再生ができました。

    画面バックグラウンドで再生ができました。

    あひるっぺ

    アプリはないの?

    かもっち

    アガルートはアプリは出していないんだ。あくまでもWEBサイト上での受講になるよ。

    基本的には音声講義講義をDLして受講するのが何かと使い勝手が良いと思うぞ❗

    講義の構成

    講義

    チャプター数問題数
    書き方の基礎12
    民法30講義編25問、答練編5問
    商法24講義編20問、答練編4問
    民事訴訟法24講義編20問、答練編4問
    刑法30講義編25問、答練編5問
    刑事訴訟法24講義編20問、答練編4問
    憲法30講義編25問、答練編5問
    行政法24講義編20問、答練編4問
    合計186問
    あひるっぺ

    186問!?

    かもっち

    そうだ、あひるっぺ。

    答案の書き方講座をやり抜くだけでも、かなり力が付く設計になっている!

    これだけやり切れば、期末試験やロー入試も自信をもって挑めるだろうし、答案の軌道修正も可能だよ。

    講義の内容はかなり実践的だった

    法的三段論法答案の書き出し要件充足性が明らかな場合の処理など司法試験合格に向けて勉強している方なら誰しもが考えたことがあるポイントについては、論理明快に解説をしてもらえます。

    また「科目特性」に対する言及は、これから本格的な演習に入る方に非常におすすめです。言及自体はコンパクトですが、各科目特有の留意点について学ぶことができます。

    さらに、問題のレベル感は様々です。初学者向けの講座だと思っている方も侮っていはいけまんせよ。初見の問題でサクサクと答案を書ける人は少ないのではないでしょうか。

    解説のほかに短文答案構成、長文答案構成付き

    答案構成例は、長文パターンと短文パターンが掲載されているぞ。

    模範解答と解説も

    答案の書き方講座は、インプットとアウトプットの橋渡しになる講座です。司法試験や予備試験は論文が山場といわれるように、インプットよりもアウトプットが大事です。

    しかし、闇雲にアウトプットをすれば、実力が付くというわけではありません

    ポイントを押さえてアウトプットをする必要があります。

    まずは、論文答案の書き方をマスターしてから、大量にアウトプットをしましょう。

    いきなり「重要問題習得講座」などのアウトプット講座を受講したい人も、一旦、冷静に答案の書き方を理解できているか考えてみましょう。

    論文答案の書き方に不安を覚える方は、本講座でゼロから学ぶ直してみませんか?

    答案の書き方講座がおすすめな人

    (公式サイトより)

    アガルートの答案の書き方講座は以下の方におすすめです。

    ●司法試験対策の基礎講座や入門講座を受講している方、受講を終えた方

    ●司法試験対策を始めたが「答案の書き方」が分からない方

    ●答案の書き方をある程度分かっているつもりだけど、工藤先生の思考過程を追体験したい方

    ●より良い答案をかけるようになりたい方

    かもっち

    特に、これからロー入試対策を始める方ローに入学したばかりの人におすすめだ。

    できるだけ学習の初期の段階で受講しておくのが賢明だと思う!!

    答案の書き型講座のイマイチな点

    これは答案の書き型講座に限らない話ですが、スマホ受講という観点では、アプリがないという点で不便な点があるかもしれません。

    したがって、そのため、毎回アガルートのサイトにログインして受講するというのが少し面倒に感じる人もいるかもしれません。

    私の場合には、iPhoneのホーム画面にアガルートのマイページを設置して、アプリのようにアクセスができるように工夫をしています。

    また、アガルートの講義は、音声だけでも十分に受講ができますので、音声講義をすべてダウンロードをしてオフラインでも受講できるようにしておくと便利かと思います。

    司法試験合格者の「答案の書き方講座」のおすすめポイント、使い方

    つづいて「答案の書き型講座」を受講して司法試験、予備試験に合格した方の体験記を要約の上ご紹介させて頂きます。

    Aさん

    ・論文答案の書き方を徹底的に学べる。

    基本的な書き方を知ることで、どのような論点でも対応可能。

    ・基本的な書き方を学べる点で、必須の講座。

    Bさん

    ・法律知識ゼロからスタートしても論文答案の書き方講座を利用することでロースクールに既習で入学するまでの力をつけることができた

    ・総合講義300と並行して論文答案の書き方講座・重要問題習得講座の演習を開始した。

    Cさん

    ・インプットからアウトプットへの架け橋となる講座。

    「論文を書く」とは何かが理解できる

    ・内容理解よりも論文の雰囲気を掴むことに重きを置いた。

    Dさん

    ・総合講義受講後の最初のアウトプットとして有効。

    ・各科目ごとの基本的な書き方を体感し、どのように知識を選択・活用するかを具体的にイメージできた。

    ・添削があり、勉強の初期段階で正しい書き方のフォーマットを身につけられた

    (以上、公式サイト「合格者の声」を事務局より要約しています)

    工藤北斗講師の答案の書き方について

    法学の論文式試験に対応するためには、専門的な知識と技術が必要です。その両方を習得できるのが、アガルートアカデミーの工藤北斗の論文答案作成講座です。

    その丁寧な解説、予習不要のアプローチ、実践的な学習方法、科目ごとの特性の把握、そしてどこでも利用可能なデジタルブックの提供という5つの特長を持つこの講座は、あなたの法学の学習を次のレベルへと導くことでしょう。

    まずは、「できるかも。」と思うことが、論文に慣れるための第一歩です。本講座で論文答案を書くための思考過程を学び、論文を書くことに慣れてください。

    あひるっぺ

    なんだか、答案が書けるようになりそうだ!

    みんな頑張ろう❗❗

    かもっち

    答案が自力で書けるようになると、その後の勉強は面白くなる!!

    事例演習が楽しくなると思うよ❗

    あひるっぺ

    よっしゃ❗
    もう購入しよう❗

    かもっち

    焦って購入するのはよくないな。

    まずは、体験授業を受講してみよう❗

    あひるっぺ

    クアァ、あぶなかった。

    そうだね、まずは無料で体験講義を受講してみることにするよ❗

    かもっち

    アガルートは、無料講義が充実しているんだ。

    これ無料で受講していいのってレベルの講義が無料公開されている❗

    しかも、会員登録も不要で受講できちゃんだ!

    \今すぐ完全無料で体験講義を受講しよう/

    かもっち

    法書ログではアガルートアカデミーの講座レビュー記事を他にも公開しているぞ。

    あわせて確認してもらえばアガルートの講座の良さを分かってもらえると思う。

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    https://hosyolog.com/shihoyobi/7440/feed/ 0 7440
    予備試験ルート:法科大学院より低コストで法曹になるチャンスとリスク https://hosyolog.com/shihoyobi/7156/ https://hosyolog.com/shihoyobi/7156/#respond Sat, 20 May 2023 12:03:31 +0000 https://hosyolog.com/?p=7156 予備試験ルート:法科大学院より低コストで法曹になるチャンスとリスク もっと読む »

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    「予備ルートか法科大学院ルートか悩んでいる」

    「予備試験に合格することはどれだけメリットがあるのたろう」

    「在学受験が可能になったから予備試験のメリットは小さくなったのでは」

    あひるっぺ

    予備試験なんて無理だよー、難しすぎる

    かもっち

    ふん、そんなの当然のことだろう。

    それでも目指すだけの意味があるんだ。

    まったく、そんなことにも気づかないなんて。

    あひるっぺ

    クワァック!どんなメリットがあるのか教えてー

    この記事を読まれている方は予備試験にチャレンジするかどうか悩まれている方だと思います。予備試験は、旧司法試験の制度と似ており、その難易度も昔の旧司法試験相当と言われています。

    どうしてそんな難しい予備試験にチャンレンジする人が多いのでしょうか?

    それは、予備試験に合格することに多大なメリットがあるからです。

    本記事では、

    ①そもそも予備試験ルートで司法試験合格を目指すメリットとデメリット

    ②予備試験に合格した際のメリット

    についてそれぞれ解説させて頂きます。

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    予備試験ルートとは?

    司法試験を受験するためには、受験資格を取得する必要があります。

    現行の司法試験制度では、以下のいずれかを満たしていることが受験資格のために必要です。

    司法試験の受験資格

    ①法科大学院を修了すること
    or
    ②予備試験に合格すること

    予備試験ルートのメリット、デメリット

    「予備試験合格者は優秀」に見られるため、弁護士や検事など法曹を目指す際に魅力的な「予備試験ルート」。

    しかし、その選択をする前に、予備試験ルートのメリットとデメリットをきちんと理解することは非常に重要です。

    法科大学院経由(法科大学院ルート)で司法試験合格を目指すのか、予備ルートで目指すのかであなたの人生は大きく変わります。

    まずは、予備試験ルートのメリットとデメリットを詳しく解説させて頂きます。

    予備試験ルートのメリット

    1. 費用の負担が軽減される

    司法試験を目指す上で、予備試験ルートを選択する最大の利点の一つは、経済的費用の軽減です。法科大学院に通うための学費は、数百万円にも及びます。これに対し、予備試験ルートでは、学費を一切必要とせず、予備校の受講料や生活費など、最低限の費用のみが必要となります。

    これは特に、できるだけお金を節約したい方にとって大きな利点となります。

    もちろん、予備校の受講料は無視できない費用ですが、法科大学院の学費と比較すると、はるかに手頃な金額と言えるでしょう。

    特に、近年は、オンライン講義が主流となっており、低価格で予備校の講義を受講できるようになりました

    2. 短期間で司法試験受験のチャンスがある

    予備試験ルートは、時間的にもメリットがあります。例えば、予備試験に合格すれば、法科大学院ルートよりも早く司法試験を受けることが可能です。法科大学院に通うルートでは、大学4年間と大学院2年間、合計6年間の教育期間が必要です(なお、現在は法曹コースが新設されたため必要な教育機関は5年に短縮されています。しかし、予備試験ルートでは、最短で合格する人は1、2年の学習で予備試験に合格し、その翌年に司法試験を受けることが可能です。

    在学中受験、法曹コースの新設により時間的メリットは相対的に小さくなった

    (文部科学省「法曹コース」とは)

    法曹コースの新設と法科大学院在学中の受験が可能になったため、最短で大学入学から6年で法曹資格取得が可能になっています。

    したがって、時間的なメリットは、従来に比べて相対的に小さくなっています。

    3. 受験資格の制限がない

    予備試験ルートのもう一つの大きなメリットは、学歴や年齢などの制限が一切ないことです。予備試験は、どなたでも何度でも受験することができます(この意味で非常にフェアな試験です)。

    一方、法科大学院を受けるためには、大学の卒業資格が必要となります。このため、高校卒業や大学中退など、大学に進学しなかった人でも、予備試験を経由して司法試験に挑戦する機会があります。

    社会人におすすめの予備ルート

    例えば、既に社会人で会社に勤務をしている方は、なかなか法科大学院に通学することは難しいかと思います。社会人の方にとっても、仕事を辞めることなく司法試験を目指せるという点でメリットとなります。

    予備試験ルートのデメリット

    しかし、予備試験ルートにはデメリットも存在します。デメリットを理解することで、あなたがどのルートを選択するべきか、より明確な判断ができるかと思います。

    1. 高い難易度【日本1難しい?】

    予備試験は、その難易度の高さで知られています。

    以下は、予備試験の合格率を整理したグラフです。

    年度短答論文口述最終合格率
    令和4年度21.717.898.13.6
    令和3年度23.218.298.14.0
    令和2年度23.819.095.74.2
    令和元年度22.919.196.44.0

    予備試験の直近4年間の最終合格率はなんと4%前後です。非常に厳しい結果となっています。

    そのため、予備試験に短期間で合格することは、困難な挑戦と言えます。

    その結果、予備試験ルートを選んだとしても、司法試験までたどり着けない可能性もあります。これは非常に大きなデメリットと言えます。

    他方で、法科大学院経由の場合は、仮に司法試験に不合格となった場合であっても、法科大学院を卒業をしているため、民間就職をする際にこの点が就職活動で有利に働くことがあります。

    したがって、学生が挑戦するのはメリットがあるといえますが、社会人が仕事を辞めてまで予備試験ルートで司法試験合格を目指すことは、仮に駄目であった際のダメージが大きいかと思います。

    よって、社会人の方は、法科大学院に進学するか、社会人をしながら予備試験に挑戦するという選択が一般的に合理的かと思います。

    2. 学習環境の問題

    法科大学院に進学すると、専門的な知識を習得するための環境が整っています。学者教授や実務家教授との直接的なやりとりや、同じ目標を持つ学生との議論やゼミ活動など、学習の質を高める機会が多くあります。

    他方で、予備試験ルートでは、これらの環境は自分自身で作り出さなければならない場合がほとんどです。

    したがって、自己管理能力が低い方にとっては、予備試験ルートは過酷かもしれません。

    3. ネットワーキングの機会が限られる

    これもデメリットの一つかと思います。

    法科大学院では、将来の法曹や学者の先生方、実務家の先生方とのネットワーキングを構築する機会が豊富にあります。

    これらの関係は、法曹になってからのキャリア形成において重要な役割を果たすことがあります。多くの法科大学院では、同窓会が存在し、法科大学院修了後も定期的に修了者同士で集まる機会があります。しかし、予備試験ルートでは、そのような機会は限られています。

    他方で、法曹になってしまえば、法科大学院の同窓会に限られず、委員会活動や弁護士会の活動で他の法曹と知り合いになる機会はたくさん存在します。

    法科大学院においてネットワーキングを構築する機会があることは大きなメリットでありますが、決定的な理由にはならないかと思います。

    予備試験の合格で得られるもの

    続いて、予備試験合格のメリットを解説させていただきます。

    予備試験合格のメリットとして、①就職に有利、②司法試験合格率が高い、の二つは確実だと思います。一つずつ説明をさせていただきます。

    就職に有利

    予備試験は、法曹を目指す人々が合格する必要のある試験の一つであります。この試験に合格することは、将来の就職活動において大きなアドバンテージとなる場合があります。

    一般的に、予備試験は合格率が低く、合格者数が限られているため、合格者は優秀であると考えられます。したがって、中規模以上の法律事務所での就職活動において、予備試験に合格していることが有利に働くことがあります。

    4大事務所は予備合格だけでは不十分?

    ただし、4大法律事務所においては、予備試験に合格しているだけでは、必ずしも採用につながらない場合があります。これらの法律事務所は、優秀な人材を求めており、予備試験の合格だけでなく、他の要素も重視されることが多いためです。例えば、大学の成績や語学能力、研究経験など、多様な観点から評価されることがあります。

    それでも、予備試験合格が4大事務所の就職で大きなアドバンテージになることは間違いないです。4大事務所のような大手事務所に就職することを希望している方は、予備試験を目指されるのもアリかと思います。

    司法試験に合格するほどの知識と能力

    予備試験に合格した人々は、司法試験に合格する方が非常に多いというデータがあります。

    合格で得るというのではありませんが、合格時には司法試験に合格するほどの知識と能力を身に着けている人が多いです。

    予備試験に合格した人々の中から、司法試験に合格する方の割合は驚異的に高く、90%程度の合格率を出すことがあります。法科大学院からの受験者の司法試験合格率が30%代ですので、90%という合格率がいかに高い数字かが分かります。

    予備試験に合格する実力は、司法試験に合格する実力にかなり近いです。

    したがって、予備試験に合格することは、最終目標である司法試験に向けての勉強においても、大きな自信となるでしょう。

    しかし、予備試験に合格したからといって、司法試験に合格することが保証されるわけではありません。したがって、予備試験合格後もきちんと勉強を続けていく必要があります。

    最近では、法律業界でも多様性が求められるようになっており、女性やLGBTQ+の方々、外国籍の方々など、多様な人材が求められています。日本の法科大学院へ通った方々の中にもいらっしゃるかとは思いますが、より様々なバックグラウンドを持った予備試験合格者は、法曹の中で限られているため、そのような貴重な経験を持った人材として、法律業界での活躍が期待されています。

    予備合格は人生を変える

    つまり、予備試験に合格することは、司法試験合格に向けた大きな前進となり、さらにその後の就職活動で有利になります。予備試験の合格によりあなたの人生は大きく変わると言えます。

    それだけ、影響力のある試験であり、各法曹関係者が予備試験を高く評価しているからです。

    令和4年司法試験のデータ

    先ほど述べたように、予備試験合格者の司法試験合格率は非常に高いです。例えば、令和4年度の司法試験において、予備試験合格者の合格率は97.5%に達し、法科大学院卒業生と比較しても圧倒的な数字を示しています。

    他方、京都大学法科大学院の合格率は68.0%、東京大学法科大学院の合格率は60.9%、一橋大学法科大学院の合格率は60.0%、慶應義塾大学法科大学院の合格率は57.5%となっています。これらの数字と比べると、予備試験合格者の合格率が非常に高いことがわかります(上位ロースクールの合格率も非常に高いです)

    令和4年度の司法試験のデータからも、予備試験合格者が司法試験において高い合格率を誇っていることが明らかとなりました。これは、予備試験を通じて得た法律知識や試験対策のスキルが、司法試験においても大きな強みとなることを示しています。今後も、予備試験合格者が司法試験で優れた成績を収めることが期待されます。特に、法科大学院と比較して予備試験合格者の合格率が高いことから、これから司法試験を受験しようと考えている方々にとって、予備試験ルートを検討する価値があることがわかります。

    最後に

    以上、予備試験ルートのメリットとデメリットについて概観しました。

    最終的な選択はあなた自身の目指す目標、現状の状況、そして取り組みたい挑戦によって左右されるでしょう。ただし、どちらの道を選ぶにせよ、法律専門職になるためには、専門知識を習得し、厳しい試験に合格しなければなりません。

    そしてそれは、時間と労力をかけて取り組むべき課題であることを理解することが重要です。

    また、予備試験ルートでの成功は、個々の努力だけでなく、適切な指導や支援も必要です。

    予備校の講座を利用したり、専門家からのアドバイスを得たりすることで、効率的に学習を進めることが可能です。また、自学自習の場合でも、計画的に学習を進めることが重要となります。

    それぞれのルートには、それぞれのメリットとデメリットがあります。しかし、最終的には、各人の目標や置かれている環境等を踏まえてどの道を選択するかを決定する必要があります。

    そのためには、自身の目指す目標を明確にし、現在の状況を正確に把握し、どのルートが最適なのか慎重に検討しましょう

    予備試験ルートを選んだ場合でも、法科大学院を選んだ場合でも、最終的には司法試験に合格する必要があります。今回は、予備試験の難しさについて詳細に説明をさせて頂きましたが、法科大学院を終了するためにも当然、多大な労力や時間が必要となります。

    自分自身の選択を信じ、その道で全力を尽くすこと

    どちらの道を選んだとしても、大切なことは、自分自身の選択を信じ、その選択に向けて全力を尽くすことです。

    司法試験は、どのルートを選ぼうとも、困難な挑戦です。しかし、その困難を乗り越えた先には、あなたが目指す夢が待っています。その夢に向かって、一歩一歩進んでいくことを忘れないでください。そして、法書ログでは、情報提供という方法で法曹を目指す方々を支援できればと考えています。

    かもっち

    本気で目指すなら予備校の利用も検討したか?

    司法試験予備校は法学指導のプロ。効率よく利用しようという考えが大切だ。

    予備試験を本気で目指すのなら予備校の利用もおすすめです。予備試験や司法試験は、独学ではなかなか合格が難しいのが現実です。予備試験ルートで司法試験を目指すのなら予備校の利用を検討しても良いかと思います。

    法書ログでは、人気司法試験予備校の読者アンケートを実施しています。165名の回答に基づき人気司法試験予備校については、以下の記事をご確認ください。

    \165名が回答、人気司法試験予備校/

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    https://hosyolog.com/shihoyobi/7156/feed/ 0 7156
    【司法試験/予備試験】短答対策の「今」を知る【アプリ/講座/書籍etc】 https://hosyolog.com/shihoyobi/6857/ https://hosyolog.com/shihoyobi/6857/#respond Sat, 29 Apr 2023 07:15:19 +0000 https://hosyolog.com/?p=6857 【司法試験/予備試験】短答対策の「今」を知る【アプリ/講座/書籍etc】 もっと読む »

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    かもっち

    皆さん、お疲れ様です。

    司法試験や予備試験の短答対策として何をしていますか?

    昔と異なり短答対策」が多様化しています

    あひるっぺ

    私は過去問を解いています!!

    かもっち

    過去問対策はマストだね。この多様化により、隙間時間での勉強や効率的な知識の習得が可能になっているんだ。

    今回は、短答対策の定番の書籍短答対策の予備校講座短答アプリ、短答対策の方法をいろいろ紹介するよ。また、合わせてユーザーの口コミから短答対策に参考になるものをピックアップして紹介します!

    あひるっぺ

    司法試験や予備試験などを実際に勉強しているユーザーの口コミも参考にしているですね!

    自分の勉強法を最適化かつ効率化したいのでそのヒントを知りたいです

    年々各社から勉強のツールが公開され、数年前と比較し、短答対策の方法は多様化しています。

    まずはどのような勉強法があるのかを知り、ご自身のライフスタイルにあった最適な対策アプリや本、講座を取り入れて、有限の時間を効率的に使えるようにしていきましょう!では、紹介していきます。

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    かもっち

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    あひるっぺ

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    司法試験予備試験の短答対策の定番書籍

    まずは、定番の書籍をご紹介させて頂きます。昔から司法試験の勉強は「一元化」が大切と言われます。一元化することで、「自分に最適化した教科書」を作ることができます。

    一元化し、自分だけの教科書を作るメリットは二つです。

    ①自分に合った教材を作り、必要な情報にアクセスしやすくする

    複数の教材に手を付けてしまうと、情報が分散してしまい必要な情報へのアクセスに時間がかかります。また、教材ごとに情報の質や内容が異なることがあり、情報の選別が難しくなる場合があります。教材を一元化することで、自分が理解したいことや重要なポイントを抑えた情報だけを集めることができます。

    また、教材は他の人が書いた文章で構成されているため、理解にどうしても時間がかかる箇所も出てきます。そういう時に大切なのは、自分の理解したことを「文書化」して書き込んでいくことです。そうすることで、自分が理解できる必要な情報にアクセスすることができるようになります。

    自分の学習スタイルに合った、質の高い情報の収集していきましょう。

    ②自身の情報を整理し、理解を深めることができる

    司法試験では膨大な量の情報に出会うことになります。その中で、一元化教材を使用することで、整理や理解の整合性の確認を整理することができます。自分の知識の欠落を発見し、不足している部分を克服することに活かすことができるでしょう。

    問題集などと組み合わせると、理解度が深まりやすいです。間違えた箇所は、他の回答に惑わされた理由や十分に理解できていなかった部分を書き込み、正解した箇所でも、本当に根拠を理解して回答出来たかという情報を書き込むことで自分が理解しているポイントと苦手な箇所を明確化することができます。

    一元化教材に書き込んでいくことで、情報の整理や整合性の確認がしやすくなり、その教材を軸に自分の理解度を確認し深めていくことができます。

    あわせて読みたい

    本の紹介

    ただ、一元化する教材として、一度使い始めるとなかなか他の教材を使いにくくなります。今からご紹介する書籍は一元化するのに優れた書籍となります。是非使用者の口コミを参考に自身に合った本を見つけてみてください。

    判例六法

    判例付きの六法です。いわゆる、判例六法は短答対策に有用です。

    多くの受験生が判例六法に短答知識を一元化しています。条文と判例知識を合わせて確認ができるというメリットがあります。短答試験試験は足切り点を突破出来れば十分です。その意味で判例六法だけでも十分と言えるかと思います。

    他方で、余白が小さいため、情報を加筆していくのは工夫が必要です。

    権威ある教授陣が編集しているため判例知識の厳選とその要旨の正確性は間違いありません。

    択一六法

    択一六法は条文知識のみならず学生や判例など試験対策に必要な知識を科目ごとに集約している書籍になります。情報の網羅性は非常に高い反面、短答対策に必要な知識に絞られているわけではないというデメリットがあります。

    一冊ごとのボリュームは相当多いため、予備試験のように7法の対策としてはキャパオーバーにならないように留意が必要です。

    他方で、司法試験の短答対策は憲法、民法、刑法の3法のみのため、択一六法を利用するのはありだと思います。

    受験生の読者レビュー【短答対策】

    短答試験は、予備試験及び司法試験の合格するために必ず乗り越えなければならない試験です。とはいえ、司法試験と予備試験の山場は論文式試験のため、なかなか手が回らない受験生も多いでしょう。

    どの書籍を使えばよいのかも手探りの状態で、短答対策のための教材も決まっていない方も多いのではないでしょうか。

    法書ログに投稿された口コミの中から短答対策に対して言及のあったレビューをご紹介させて頂きます。短答対策として、市販の書籍の利用を検討している方には参考になるかと思います。

    民法(全) の書評・口コミ
    内容紹介
    内容紹介
    基本的な事柄を中心に内容を絞った叙述で,民法総則から親族・相続法まで民法全分野をわかりやすく説明する。最初の1冊としても,復習用としても最適。平成30年民法(相続関係)改正や成年年齢関係改 […]
    Pick Up 口コミ
    民法と言ったら潮見佳男
    民法改正の審議会委員でもある潮見教授が書いた入門書。判例、通説に沿った記述がなされておりこれ一冊をベースに図書館で各分野の体系書を調べながら一元化していけば民法は事足りると思う。まして、親族相続分野はこの本だけでも短答対策として十分だろう。 学部4年生
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    ひとりで学ぶ会社法の書評・口コミ
    内容紹介
    内容紹介
    Stage1からStage3まで段階的にレベルアップしていく仕立ての演習書。Stage1(25問)・Stage2(18問)・Stage3(6問)で49問を収録。基礎から応用まで,会社法事例の考え方を徹底的に学ぶ。頑張る […]
    Pick Up 口コミ
    短答対策から論文対策まで
    会社法は制度理解が非常に重要であるところ、この本は単純な条文問題を多く掲載することで、条文によって形成される会社法制度を演習形式で学ぶことができます。論文対策となる複雑な事案の問題から短答プロパー知識の問題も載っているので、まさに、かゆいところに手が届く本だと思います。 上位ロー合格者
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    司法試験・予備試験 逐条テキスト1憲法の書評・口コミ
    内容紹介
    内容紹介
    司法試験合格に必要な条文・判例・通説などの知識を条文順に整理しました。逐条別の構成と図表を多く用いた解説により、条文に関連した形で必要な知識を整理できます。 また本書は、近年の試験制度変更に […]
    Pick Up 口コミ
    条文がテキストに
    憲法の条文を網羅的に掲載し、それに関連付けた形で、判例、学説などが整理されています。予備校テキストのため、図表も豊富に掲載されているので、ビジュアルで理解が進みます。私の場合、短答知識はこの逐条テキストに集約しています。毎年、改訂もされており、最新の情報が掲載されている点も良いです。試験対策用のテキストとしておすすめします。
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    憲法( 芦部信喜)の書評・口コミ
    内容紹介
    内容紹介
    1993年の初版刊行以来、多くの読者の圧倒的な支持を受け、四半世紀にわたって読みつがれてきた憲法教科書の決定版を4年ぶりに改訂。法令の改廃、新たな立法、重要判例等、この間に生じた数々の憲法変動 […]
    Pick Up 口コミ
    短答では使うかな
    もちろん通読しています。この一冊での芦部憲法については色々な評価がされているところだとは思いますが、私としては論文対策では使わないかな、と思います。審査基準について、他の箇所との整合性が取れているのか、疑問のところもあります。ただ、やはり、この本の影響力は強く、判例ではなく学説が聞かれた場合の短答の問題については、解いた後、この本の記載を参照することは結構あります。 司法試験受験生
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    基本刑事訴訟法I 手続理解編の書評・口コミ
    内容紹介
    内容紹介
    基礎から予備・司法試験合格、実務まで。 法曹三者と研究者による徹底的にわかりやすいテキスト 4つの「基本事例」と具体的な「設問」、豊富な図表・書式・法廷場面のセリフ再現等で、訴訟実務のイメー […]
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    予備の短答・口述に最適では?
    今年の予備の短答前に購入し、短答答練や模試で出た部分については、逐一、本に印をつけました。 これまで理論面では秀逸な基本書がたくさん出版されていましたが、手続面に絞った本がなく、大変助かりました。 この本ととある予備校の条文本だけで、今年の短答は9割取れました。 また、口述に向けた勉強についても、この本は役に立つと思います。これから、口述過去問→本で知識の確認、というサイクルで回していきたいと思います。
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    過去問対策はマストです

    昔から過去問対策は短答対策の最も効果的な勉強法でした。今も変わらず、過去問に取り組むことは必須かと思います。

    繰り返しになりますが、短答試験も論文対策と同様に過去問対策はマストです。自信がある方も必ず取り組むようにしましょう。過去問の傾向や過去問で出題される知識のレベルを確認しましょう。

    何年分を取り組むかはその人の学習の進捗にもよりますが、司法試験であれば7年分は解いておきたいところです。

    過去問は法務省のホームページでも公表されており、正解も当然公表されています。しかし、解説はないため自力で対策するのは難しいです。そのため、多くの受験生は予備校が出版している過去問対策本を使い対策をしています。

    過去問対策としておすすめの予備校本は「過去問パーフェクト」になります。解説が充実しており、解説を読みながら短答知識をインプットすることが出来ます。他方で、丁寧すぎるところもあり、全ての解説を読み込もうとするとかなり時間がかかってしまう点がネックです。

    それでも受験生のシェア率も高い過去問本ですので、利用する価値は非常に高いです。

    表面が問題、裏面が解説という構成になっているため、裁断しても使いやすい教材の一つです。

    短答対策におすすめの法律書籍はこちらの記事で解説をしていますので合わせて参考にしてみてください。

    短答対策アプリは?

    最近は予備校が過去問対策用のアプリをリリースしています。その中でも資格スクエアの短答対策アプリがおすすめです。開校当初よりITツールを駆使した講座が強みでした。

    アプリはかなり作り込まれており、隙間時間にポチポチ勉強することが出来ます。但し、一部課金が必要です。使い倒すには課金が必要と思いますが、それなりの価格でもあるので、課金する際には他の対策方法と比較する等、慎重に検討しましょう。隙間時間に短答対策をしたい方には心強いツールですので、まずは無料の範囲で利用してみると良いかと思います。

    短答アプリ対策の登場は最近ですが、もはや知らないと損するツールといえるでしょう。

    \法曹志望必携アプリ、短答攻略クエスト/

    資格スクエアの短答対策アプリ「短答攻略クエスト」はこちらの記事で解説をしています。

    予備校の短答対策講座は?

    そもそも短答対策に予備校を利用するべきか悩まれている方も多いと思います。司法試験や予備試験の主戦場はあくまでも論文式試験のため、わざわざサブである短答式試験の対策にお金を使うべきではないと考えられている方も多いかと思います。

    そのような考え方もありますが、独学になるとやはり自分で基本書などを読み込む必要がありますが、時間がかかるかと思います。普段から基本書を通読しているような人はいいですが、慣れていない人が短答対策のために基本書を読み込むのは簡単ではありません

    また、試験の重要性からして論文対策に時間をかけたいところですが、細かい知識を一つずつ理解して潰して行くのは容易いことではありません

    🚀サクッと短答知識をマスターしませんか🚀

    そこで、予備校の講座を利用してサクッと勉強するのも一つかと思います。

    短答対策としておすすめの講座として、⚡アガルートの短答知識完成講座⚡をご紹介させて頂きます。

    アガルートのインプット講座は、総合講義と短答知識完成講座の2つがあります。短答知識完成講座のテキストには、短答知識がまとめられており、論文知識は論文対策の知識がまとめられてます。これは、他の予備校と異なります。

    他の予備校では、論文知識と短答知識が一体となったテキストを使用していますが、アガルートでは分けられています。

    これは、論文知識と短答知識の勉強法、到達目標が異なるためです。

    短答知識は足切り点を確実に突破できる程度の精度でよく、論文知識は論文式試験で上位30%を取るために精度を高める必要があります。

    アガルートの短答知識完成講座1は、短答プロパーの知識しか掲載されていないため、短答知識に注力した勉強ができます。

    短答知識だけをインプットしたいという方にはアガルートの短答知識完成講座1がおすすめです。

    気になる方は公式サイトでサンプル講義やテキストサンプルを確認してみてください。

    👑会員登録不要の無料講義受講👑

    概要:本講座は,既に総合講義等で,総合的な(論文式試験用の)知識の習得が完了した方を対象として,約20時間で,憲法・民法・刑法の短答式試験のみで問われる知識(短答プロパー知識)の習得を完成させる講座です。

    対象:一通り法律の学習経験があって,短答プロパー知識を短時間で押さえたい方

    レビュー記事はこちら

    最後に

    今回は、短答対策の「今」として様々な短答対策の方法についてご紹介をさせて頂きました。昔と比べて試験対策の方法が多様化しているため、より自分にあった勉強法を選べるようになりました。その反面、自分にあった勉強法を選べるかどうかで他の受験生と差が出てしまうこともあります。

    まずは、それぞれの対策方法を試してから自分にあった対策方法がどれか確認してみると良いかと思います。個別の対策法をより詳細に知りたい方は以下の記事をご覧ください

    資格スクエアの短答対策アプリの受講レビュー
    アガルートの短答知識完成講座の受講レビュー
    短答対策におすすめの書籍を厳選してみた

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    https://hosyolog.com/shihoyobi/6857/feed/ 0 6857
    【初学者向け】躓かない司法試験予備試験の論文対策の方法 https://hosyolog.com/shihoyobi/4979/ Sat, 12 Nov 2022 06:13:12 +0000 https://hosyolog.com/?p=4979 【初学者向け】躓かない司法試験予備試験の論文対策の方法 もっと読む »

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    あひるっぺ

    司法試験、予備試験の論文が書ける気がしない、、、。

    かもっち先生、何から論文対策を始めたら良いのでしょうか。

    かもっと

    あひるっぺさん、安心してください。論文対策に悩むのは、司法試験合格者が必ず経験することです。

    躓かないように論文を対策するためには、最も大切なことは、どうすれば「論文を書けるようになるのか」を理解することです。

    まずは、論文答案の構成要素を理解し、その構成要素ごとに対策を考えるようにしよう!

    あひるっぺ

    問題を細分化して考えるということですね!

    躓かない司法試験予備試験の論文対策の方法

    論文答案の構成要素を理解し、その構成要素ごとに対策を考える。

    \司法試験・予備試験の論文対策の方法/

    ・問題の所在を的確に示す
    ・問題の解決基準を理由と共に提示する。
    ・規範を事案に当てはめて自分の言葉で評価ができるようになる。
    ・問題提起に対する解答
    を明示する。

    司法試験、予備試験の論文が書けるようになるためには

    まずは、司法試験予備試験の論文が書けるようになるためには、何ができなければならないのかについて解説をさせて頂きます。漠然とした「論文が書けない」という課題から、細分化して課題を捉えることで何をすべきなのかが明らかになります。

    そこで、まず、論文の構成要素を理解しましょう。

    司法試験予備試験の論文の構成要素

    ①問題の所在の摘示し、問題提起をする

    ②解決基準を定立する

    ③解決基準を事案に適用する

    ④問題提起に対する回答を明示する

    ①問題の所在を摘示し、問題提起をする。

    論点抽出とも言われることもあるかと思います。合格答案を作成するためには、与えられた事案における問題点についてまず気づくことができなければなりません。

    問題の所在に気づけなければ、その論点に関する配点を全て落とすことになります。

    非常に細かい論点であれば、論点落ち=不合格とまではなりませんが、メジャーな論点で多くの受験生が気づく論点を落としてしまうと、かなり不利になってしまいます。

    ▽問題提起の例▽

    甲は、乙より自転車を占有改定を受けているが、占有改定は、「占有を始めた」(民法192条)に該当するかが問題となる。

    ②問題の解決基準(規範)を定立できるか。

     問題の所在に気づけたら、その問題の解決基準(規範と言われるものです)を提示する必要があります。規範定立と言われるものです。

     規範定立をする際には、出来るだけ理由付けをしましょう。規範があれば、その後のあてはめも可能ですが、なぜ、その規範を定立するのか、その理由についても論述するようにしましょう。

    規範定立は、かならず配点がされている点だと思いますが、その事案における問題の重要性に応じて、その規範の長さを調節する必要があります。

    些末な論点で長々と規範定立をしてしまうと、バランスの悪い答案になりますし、その他の配点事項を落とすことにつながります。

    なお、規範定立については、各予備校が出版している「論証集」と呼ばれるものを利用することをお勧めいたします。初学者の場合、規範定立と言われても、中々イメージが持てないかと思います。まずは、予備校の論証集を参考にして、規範定立のイメージを持つようにしましょう。

    ▽規範定立の例▽

    即時取得制度は、占有という動産に関する権利の外形を信頼し、所有者の支払領域を離れて流通するに至った動産に対して、支配を確立した者を保護する制度である。したがって、「占有を始めた」とは、一般外観上従来の占有状態に変更を生ずるがごと占有を取得するいうと解するのが相当である。

    ③規範を事案に当てはめて評価ができるか

    規範定立の後は、事案への当てはめが必要となります。この「あてはめ」部分で、差が出来ると言われています。

    規範定立の部分は、論証集を暗記していれば対応が出来てしまう点ですが、あてはめは、規範をきちんと理解していなければ、適切に当てはめることはできません。

    事案へのあてはめの例▽

    占有改定とは、代理人が事故の占有物を以後本人の為に意思を表示したことによって占有権を取得するものであるが、占有改定による占有の外観に変更が生じるわけではない。したがって、占有改定は、一般外観上従来の占有状態を変更するがごとき占有の取得とは言えないというべきである。

    ④問題提起に対する解答になっているか。

     問題提起→規範定立→あてはめで終わってはいけません。問題提起に対する結論を必ず明示するようにしましょう。

    ▽問題提起に対する回答を明示する▽

    よって、占有改定は、「占有を始めた」に該当しないというべきである。

    ①論点抽出の方法及び対策

    条文の解釈次第で結論が変わり得る点は、論点と考えてよいでしょう。逆に、解釈上、争いなく、適用が可能な場合には、わざわざ解釈論を展開する必要はありません。

    また、司法試験で出題される論点の多くは、既知の論点です。つまり、事前に準備可能です。そして、既知の論点を学習する際に有益なツールは論証集です。

    >>>司法試験受験生におすすめの論証集4選と利用するメリット – 法書ログ (hosyolog.com)

    ②規範定立の方法及び対策

    規範定立も非常に重要です。適切な規範を定立しなければ、問題文で与えられた事案に上手くあてはめをすることができます。あてはめが上手くできなければ、全体の評価もよくなりません。

    但し、後述の当てはめと異なり、規範定立の部分は、対策をすれば対応することができます。予備校が出版している論証集を使えば、実際の規範定立を確認することができます。

    規範定立は、丸暗記をしてしまうという受験生が一定数いますが、おすすめできません。理解に伴った記憶を心がけてください。丸暗記の場合、規範の意味を理解できていないことが多いです。

    ③あてはめの方法及び対策

    あてはめをするには、基準となる規範についてきちんと理解しておく必要があります。規範についてきちんと理解するためには、規範の元となる判例を勉強する必要があります。

    勉強するべき判例は山ほどあり、相当の労力がかかる点ですが、合格答案を書くためには、規範をきちんと理解することは必須だと考えてください。

    そして、この当てはめの対策として、とにかく演習を繰り返し、出来れば、司法試験合格者に添削を受けるようにしましょう。

    あてはめのポイントは、自分の言葉で評価することです。事実を摘示するだけでなく、その事実を自分の言葉で評価するようにしましょう。

    あてはめの参考例としては、司法試験合格者の再現答案を読んでみましょう。予備校の模範答案でも良いです。優秀とされる答案がどのように自身の言葉で評価をしているのか確認してみましょう。

    ④配点を意識したメリハリのある答案を目指す

    司法試験や予備試験の答案では、メリハリのある答案を作成する必要があります。論文答案を採点するのは、司法試験委員会ですが、短期間に多数の答案を採点します。

    そのため、一読して理解が伝わるような答案を心がける必要があります。司法試験委員会の嫌いな答案は、論証集の吐き出しです。

    当該論点の重要性に関係なく、論証を吐き出し答案が多いですが、司法試験委員会はこれをすごく嫌っています。

    理解を示すためにも、当該事案における各論点の重要性に応じて、分量を書き分けるようにしましょう。

    分量を書き分ける技術は、非常に高度であり、始めからできる必要はありませんが、後々、このような分量にも気を付ける必要があることを理解しておきましょう。

    論文対策には演習書がマスト

    論文対策には演習書が必須です。演習書を使った司法試験予備試験の論文対策の手順は以下のとおりです。

    演習書は、一回解いたら終わりではないぞ

    事例と解法パターンをセットで覚えるくらいまで繰り返す必要があるぞ!

    論文対策の手順

    ① ベースとなる演習書を決める

    ② 演習書は、「記憶の対象」


    ③ 何度も繰り返し演習し、問題文を読めば、答案構成が思い浮かぶように なるまで演習する。


    ④ 解説を見ないで、口頭で答案構成をしてみる。


    ⑤ 最終的には、1問15分程度で見直せるレベルまで追い込む

    ① ベースとなる演習書を決める

    まずは、問題演習のメイン教材を決めましょう。

    ベースの演習書は、以下の特徴を有する演習書にしましょう。

    ▽ベース問題集の選び方▽

    ・論点の網羅性の高い

    ・解説が充実している

    ・余白に書き込みができる

    ・参考文献も記載されていること

    ・難しすぎないこと 

    ・1科目40問以上の事例が掲載されていること

    ベース演習書が一冊に絞れない場合には、2冊用意をしてもよいかと思います。

    しかし、手を広げると挫折の原因ともなりますので、できるだけ1冊決めてそれをやりきるというスタンスが良いかと思います。

    あひるっぺ

    法書ログの口コミを参考にして選ぶのもおすすめですよ

    ② 演習書は、「記憶の対象」 

    演習書は、初見の場合は、実力試しになりますが、最終的な記憶の対象となります。こういう事案の類型では、こういう論点が問題となり、あてはめではここがポイントとなる等、事案と問題の解法をセットで記憶するようにしましょう。

    ③ 何度も繰り返し演習し、問題文を読めば、答案構成が思い浮かぶように なるまで演習する。

     ベースの演習書は、一回解いたら終わりではありません。繰り返し演習し、問題文を読めば、答案構成が思い浮かぶようになるまで演習をしましょう。

    ④ 解説を見ないで、口頭で答案構成をしてみる。

     ③の段階を減れば、事例を見て、口頭で答案構成をする等し、1問の復習に費やす時間を短くしていきましょう。口頭で答案構成をしてみて、詰まったところがあれば、解説を確認し、なぜ、分からなかったのか分析するようにしてみましょう。

    ⑤ 最終的には、1問15分程度で見直せるレベルまで追い込む

     最終的には、1問15分程度(ベースとなる演習書によりますので、目安です。)で見直せるレベルまで追い込みましょう。ここまで、追い込める受験生は非常に限られているかと思います。

    演習書選びは慎重に

     ベース演習書を選ぶ際は慎重になりましょう。最終的に記憶の対象として、繰り返し演習を行うことにもあります。司法試験受験生向けの演習書は、玉石混交ですので、事前にレビューを確認する等して、慎重に選ぶようにしましょう。

     当サイトでは、法律書籍のクチコミを掲載しておりますので、合わせてご確認ください。なお、無料会員登録をして頂ければ、どなたでも、クチコミの全文を閲覧することができます。是非、ご活用ください。

     また、司法試験予備校の講座にも関心がある方には、アガルートアカデミー の「重要問題習得講座」がおすすめです。以下の記事で、「重要問題習得講座」の詳細を解説しているから参考してみてください。

    アガルートの三種の神器

    当サイトが考えるアガルートの講座のベスト3。合格への寄与度が高い講座だと考えております。

    かもっち

    総合講義は、司法試験の基本7科目について
    合格に必要な知識をインプットする講座です。

    >>>>合格者占有率45.3%のアガルート総合講義の評判を徹底解説【インプット講座の新定番】 – 法書ログ (hosyolog.com)

    あひるっぺ

    論証集の使い方講座は、インプットした知識を答案として表現する方法を学ぶ講座。
    コストパフォーマンスに非常に優れており、イチオシの講座だよ!

    >>>>超おすすめ‼︎アガルートの論証集の使い方講座-論証のロジックとコアとなるキーワードを正確に理解できる – 法書ログ (hosyolog.com)

    かもっち

    重要問題習得講座は、アガルートの事例演習をするための講座。アウトプット講座だ。
    多数の問題演習を通じて、論述レベルを合格レベルに引き上げる。
    論述の基礎力を養うことができる。
    事例演習は、本講座と過去問で十分という声もあるぞ!!

    >>>>アガルートの重問は不要?合否を分ける勉強法【三種の神器】 – 法書ログ (hosyolog.com)

    \アガルートの三種の神器をお得に始める/

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    社会人が予備試験に合格するための勉強法と予備試験の現実】 https://hosyolog.com/shihoyobi/4528/ https://hosyolog.com/shihoyobi/4528/#comments Mon, 10 Oct 2022 08:36:03 +0000 https://hosyolog.com/?p=4528 社会人が予備試験に合格するための勉強法と予備試験の現実】 もっと読む »

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    「社会人で予備試験合格はやめといた方がいい?」

    「予備試験に社会人で合格した人の実体をしりたい」

    「社会人として予備試験に挑戦する上で知っておくべき情報は?」

    かもっち

    本記事では社会人合格者が知っておくべき情報を整理したぞ!

    あひるっぺ

    社会人受験生は少ないから不安になっちゃう!

    かもっち

    社会人受験生は学生受験生と異なり投下できる時間は限られているけど、
    限られた時間の中で合格している社会人は沢山いるよ!
    少しでも社会人受験生の参考になればうれしい!

    皆さん、こんにちは、司法試験受験生向けに法律書籍の口コミ検索サイトとロースクールの口コミサイトを運営している法書ログ運営事務局です。

    数ある記事の中から本記事をお選び頂きありがとうございます。

    社会人で働きながら予備試験(司法試験)の合格を目指している方を主な読者と想定し、予備試験に関するデータについてご紹介をしたいと思います。社会人が予備試験に合格することは本当に可能なのか合格する可能性はどの程度あるのか等、社会人受験生だからこその悩みも多いかと思います。今回は、社会人が予備試験に合格するための勉強法と、予備試験の現実をご紹介したいと思います。

    ざっくり、予備試験を目指す社会人受験生が知っておくべき真実は以下の2点です。

    ①短答式試験に合格すれば、2割の方が最終合格できる

    ②毎年60名以上の社会人予備試験合格者が誕生している

    この現実についてポジティブに考えるのか、ネガティブに考えるのかは各人次第ですが、十分希望のある現実ではないでしょうか。

    予備試験の現実を知って無謀だと思ってしまった方は、ロースクールに進学して時間をかけて受験資格を取得するのが良いかもしれません。

    🚀アガルートはなぜ人気か知ってる?🚀

    かもっち

    現在、アガルート期間限定セール中です!

    あひるっぺ

    アガルートのSNS上の口コミも調査しているから参考にしてね!

    本記事を読むべき人とは?

    本記事を読むべき方

    貴方が、以下のいずれかに当てはまるのであれば、本記事を最後まで読んだ頂きたいです。

    働きながら現に予備試験合格に向けて勉強をしている方

    社会人の方で予備試験にチャレンジするべきか悩んでいる方

    これから社会人になる方で将来的に予備試験にチャレンジしようと考えている方

    本記事では、社会人が予備試験に合格するための勉強法について、司法試験に関するデータを基に、【予備試験の現実】を解説をさせて頂きます。

    司法試験・予備試験とは?

    まずは、司法試験予備試験についてその試験の概要について簡単に説明をしておきたいと思います。

    予備試験は、ロースクールを修了せずに司法試験を受験できる唯一の試験です。予備試験は、「法科大学院修了者と同等の学識及びその応用能力並びに法律に関する実務の基礎的素養を有するかどうかを判定する」(司法試験法5条)とされており、予備試験に合格すると司法試験の受験資格を取得することができます

    ロースクール(法科大学院)は、法曹(弁護士、検事、裁判官)を目指す方には、非常に魅力的な教育機関です。法書ログでは、「#ロースクールはいいぞ」というロースクールの口コミサイトを運営しておりますので、ロースクールへの進学を検討している社会人の方は、以下のサイトの口コミを確認してみてください。

    法科大学院は、法曹を目指す社会人にとっても非常に魅力的な教育機関だとは思います。

    しかし、最大のネックは、法科大学院を修了するためには、既修者コースに進学したとしても、最低でも2年かかります。また、働きながらロースクールのカリキュラムを修了するのは非常に困難であり、事実上、退職をして専業受験生としてロースクール生になることになるかと思います。司法試験に合格し、法曹になることを決めた以上、時間も費用も覚悟しているという方は良いですが、現在の生活も維持する必要もある中で、現実に、ロースクールへの進学を決意できる方は非常に限られているように思います。

    本記事では、社会人が退職をして、ロースクールに進学し、司法試験の合格を目指す方法ではなく、社会人受験生が働きながら予備試験に合格するためにどうような戦略を立て、勉強をしていく必要があるのかについて焦点を当てて解説をしていきたいと思います。

    ↓【関連記事】司法試験は合格しやすくなった?令和4年司法試験合格者データから読み解く↓

    司法試験はなぜ合格しやすくなった?令和4年司法試験合格者データから読み解く【知らないと損するデータ】 – 法書ログ (hosyolog.com)https://hosyolog.com/magazine/4468/

    短答式試験、論文式試験、口述試験の全てに合格する

    予備試験に合格するとは、短答式試験、論文式試験、口述試験の全てに合格することを意味します。さらに、他の資格試験に認められているような科目合格制度や、一部試験の免除などの制度はありません。

    すなわち、短答式試験及び論文式試験に合格したとしても、口述試験に不合格となってしまった場合には、再度、短答式試験から受験をやり直す必要があります。この点で、司法試験予備試験は、非常に厳しい試験といえます。

    「今年は短答式試験に合格したから、来年は論文式試験から受験する」という戦略はとることはできません。

    かもっち

    予備試験は、一気に駆け抜けないといけない。

    短答式試験の対策をしながら、論文式試験の対策もしないといけないということ。

    予備試験に合格するためには、短答式試験から口述試験まで一気に駆け抜ける必要があります。この点で、働きながら予備試験に合格するということは、非常にハードルが高いことであることを理解する必要があります。

    予備試験の合格率の推移は、下記の通りです。【予備試験の合格率の推移】

    上記の表が示すように、最終合格率が約4パーセントで推移しており、極めて難しい試験といえます。これは事実です。

    しかし、予備試験は、誰でも受験ができる試験です。特に、受験制限はありません。法律の勉強の進捗などにかかわらず、予備試験の受験を出願すれば、誰でも受けることができる試験です。この点が非常に大切です。全体の受験者数に惑わされてはいけません。

    予備試験の合格率を、短答式試験合格者の視点から計算しなおすと、その合格率は、約2割まで上昇します。予備試験の短答式試験も非常に難しい試験ですが、マーク式試験です。コツコツと努力を積み重ねれば、合格することができる試験制度です。

    短答式試験にさえ合格すれば、予備試験の合格率は約2割です。ここまで理解すると、世間の評判よりも十分に合格可能性がある試験といえると思います。

    予備試験対策のポイント

    ・最大の難関は、論文式試験

    ・短答式試験は、コツコツと努力をすれば合格できる試験。

    ・実質的な競争率を分析すれば、合格は決して夢ではない。

    予備試験を合格した後の司法試験対策については、別の記事でご紹介をさせて頂きたいと思いますが、予備試験合格者の司法試験合格率は、下記グラフのとおり、極めて高いです。したがって、現時点では、予備試験合格=司法試験合格レベルと考えておいてよいかと思います。

    ↓予備試験合格者の司法試験の合格率↓

    司法試験はなぜ合格しやすくなった?令和4年司法試験合格者データから読み解く【知らないと損するデータ】 – 法書ログ (hosyolog.com)https://hosyolog.com/magazine/4468/

    社会人合格者の声

    実際に、働きながら予備試験に合格した方はたくさんいます。以下は、司法試験予備試験の予備校が公開している社会人合格者の声です。

    あひるっぺ

    受験生としては、合格者の声を読むだけも勇気を持てるね。

    最初の頃は、平日は最低3時間、休日は6時間は確保するようにしていました。

    朝起きて仕事に行くまでの間に1時間、帰ってきてから2時間、といった具合です

    朝時間が取れないときはその分夜で確保するようにしていました。それほど長い時間勉強していたわけではないので、特に苦もなく時間自体は確保できていました。

    アガルート:公務員をしながら見事合格!短答27位の勉強法とは

    「自分はこの教材で戦っていくんだ」と決めて、よそ見をしないこと

    資格スクエア:釈迦人の合格者の声

    また、令和3年予備試験の結果とみると、合格者467人のうち65人が社会人合格者というデータもあります。この数字は、合格者の役14パーセントに当たります。毎年、一定数の人数が社会人として予備試験に合格されています。

    以上のデータからして、社会人が予備試験に挑戦することは決して無謀ではなく、覚悟を決めて取り組めば十分に合格を目指すことができる試験といえます。

    ここからは、社会人が予備試験に合格するための勉強法などを解説させて頂きます。

    予備試験の出題傾向

    予備試験の最大の難関は、論文式試験です。論文式試験合格者の90パーセント以上が口述試験に合格していることから、予備試験の対策として最も重要なことは、論文式試験の対策です。

    ここでは、カンタンではありますが、予備試験の出題傾向について重要なポイントを解説させて頂きます。

    また、令和4年から予備試験に選択科目が導入されました。これまで、予備試験では、司法試験で出題される選択科目の出題はありませんでしたが、ついに導入されるようになりました。

    従って、今後は、基本7科目及び実務基礎科目に加えて、選択科目の対策をする必要があります。

    選択科目の選び方に関しては、別記事で解説をしたいかと思いますが、科目によって特徴がかなり異なりますので、選択科目は慎重に検討してから決定した方が良いかと思います。

    出題傾向①既知の論点からの出題

    論文式試験においては、法律上の論点の学習が非常に大切です。論点学習の際には、よく未知の論点と既知の論点という区分がされることがあります。既知の論点とは、予備校の論証集や判例百選に掲載されている論点で、予備試験受験生なら学習していることを想定して出題される論点です。この点は、事前に準備ができる論点のため、試験で出題された場合には、確実に加点が求められる論点となります。

    なお、論証集は、各予備校が出版していますが、メジャーな論証集の一つがアガルートの論証集です。アガルートの論証集については、下記の記事において解説をしていますの参考にしてください。

    予備試験の勉強では、既知の論点をいかに理解し記憶するかがポイントです。予備試験は非常に難しい試験ではありますが、出題される論点の大半は、既知の論点として整理できる論点の出題です。事前準備をしっかりしてきた方であれば、回答が可能なものとなっています。

    あひるっぺ

    既知の論点は、徹底的に繰り返して勉強しているよ。

    出題傾向②重要判例の事実関係を基にした出題

    続いて、予備試験の出題でよくみられる出題は、判例百選に掲載されているような重要判例を題材とした出題です。ただし、重要判例の事実関係をそのまあに出題されるのではなく、事実関係は、重要判例の事実関係とは異なる。異なる事実関係において、いかなる結論となるのかについては、重要判例を意識した論述をする必要があります。

    重要判例を題材とした出題の対策とは、判例の判旨と事実関係の両方を押さえることです。学習初期の段階では、どうしても「判旨」部分に気を取られがちですが、「判旨」と同じくらい事実関係も重要です。

    かもっち

    判例は、「判旨」と「事実」を押さえる。

    解説は、余裕があれば読むで良いと思うぞ。

    判例の学習といえば、判例百選が定番ですが、学習の初期の段階では、手を付けにくいかと思います。初学者には、以下の判例集がおすすめです。口コミも参考にしてみてください。

    あひるっぺ

    判例百選は、勉強が進んでから読み返すくらいがいいかも

    憲法判例50! 第2版 (START UP)の書評・口コミ – 法書ログ (hosyolog.com)

    出題傾向③未知の論点からの出題

    法律試験が難関とされる理由の一つが未知の論点が出題される点だと思います。論文式試験では、司法試験であれば、予備試験であれ、勉強したことがない、考えたこともない論点の論述が求められることがあります。受験生が勉強してこなかった論点があえて出題されるのです。未知の論点を検討する際には、問題となる条文の趣旨や、類似論点の考え方、反対利益の考慮などを想起することがポイントです。未知の論点は、法的素養が試されているともいえるため、原則から考えて、法的三段論法に則り論述をすれば、合格レベルの論述だといえます。

    かもっち

    未知の論点は、ある程度受け流す考えも時に有効なこともある。

    守りの姿勢で論述するのが良いと思うぞ。

    対策上としては、未知の論点が出題された場合には、慌てず原則論から検討し、法的三段論法を守ることを意識し、守りの論述を心がけましょう。大切なことは、未知の論点ではなく、既知の論点で確実に加点を狙うことです。

    社会人の予備試験合格の戦略

    以下では、働きながら予備試験の合格を目指す社会人受験生の基本的な戦略について解説をさせて頂きます。

    まずは、よく語られえる勉強時間について少しコメントをさせて頂きます。

    予備試験に合格するために必要な勉強時間

    予備試験合格に必要な勉強時間はどれくらいでしょうか。

    1万時間?

    6000時間くらい?

    この点については、様々に議論をされているところですが、個人差があるといわなければなりません。各人のバックグラウンドにもよるかと思います。各人の能力にもよるでしょう。また、「〇時間勉強すれば、必ず合格できる」という試験ではありません。勉強時間の多寡は、予備試験の合格要件ではありません。あくまでも目安として語られているにすぎません。

    予備試験の対策として大切なことは、効率よく勉強することです。どれだけの時間を投下したかも軽視できませんが、それよりも、どれだけ時間を効率よく活用できたかがより重要です。

    以下の記憶のメカニズムを理解した上で、平日は3時間以上、休日は6時間以上を勉強することを目指しましょう仕事の関係上、可処分時間は人それぞれだと思いますが、「今週は全く勉強しなかった」とはならないように、日々継続して勉強するように心がけましょう。

    また、何時間勉強するかも大切ですが、それよりも、いつ合格するのか決めることも大事です。何年の予備試験に合格するのか決めてしまいましょう。目標を決定することで対策も具体的に考えることができます。

    社会人の勉強スケジュール

    ・平日3時間以上、休日6時間を淡々と継続する→勉強の習慣化を行う

    ・直前期になれば、有給を活用し、丸一日勉強できる日も設定する

    ・具体的なスケジュールの立て方は、合格者インタビューを参考にする。

    ・いつ、合格するかを決める

    合わせて読みたい

    記憶のメカニズム

    本格的に予備試験の勉強を始める前に、「勉強法」の勉強をしてみると良いでしょう。ここでは、効率よく勉強をするためにも非常に重要な記憶のメカニズムについて簡単に触れておきます。

    まず、記憶には、短期記憶と長期記憶があります。司法試験や予備試験の対策では、学習した知識をいかに「長期記憶」にできるかがポイントとなります。

    この記憶の二分論は有名な話ではありますが、重要なことは記憶の容量の点です。短期記憶は、一時的に保有される記憶のことですが、記憶できる容量は、長期記憶と比較して小さいです。他方で、長期記憶は、長期間保持される記憶のことですが、記憶できる容量は、短期記憶よりも大きいです。司法試験や予備試験の出題範囲が膨大です。理解したことを記憶しようとする際には、記憶の対象となる知識をいかに「長期記憶」にできるかが、出題範囲の膨大な予備試験の対策上、重要です。

    あひるっぺ

    記憶の容量の話は知らなかったな~

    そして、短期記憶→長期記憶にするために最も簡単な方法は、時間を空けて想起する(思い出す)ことです。例えば、一週間前に勉強したことを思い出してみる。これだけも長期記憶化の一歩となります。

    記憶法のポイント

    短期記憶は、記憶を維持できる期間及び容量に限りがある。

    長期間、かつ、大容量を記憶可能な長期記憶に如何に移行させることがポイント

    社会人の予備試験合格者数

    次に、社会人の予備試験合格者数を理解しておきましょう。毎年、確実に社会人受験生が予備試験に最終合格を果たしています。

    また、年々社会人受験生の合格者数は増加しています。

    これが、社会人予備試験受験生の現実です。このデータを見て「毎年60名しか合格しないのか」と考えるのか「毎年60名も合格するのか」とポジティブに受け取るかは、各人次第ですが、最難関の予備試験に毎年60名も合格しているのは、かなり希望が持てる現実なのではないかと思います。

    社会人は限られた時間を効率よく使うことがポイント

    まずは、可処分時間を確保するためにどうすればよいのか考えてみましょう。残業時間を減らす、通期時間を減らす、趣味の時間を減らすなどです。いかに可処分時間を作り出し、勉強のための投下しましょう。

    また、隙間時間があれば勉強をする習慣を身につけましょう。

    また、隙間時間の長さによってどのような勉強をするのか予め決めておくとよいでしょう。

    例えば、10分の隙間時間の場合は、前回の勉強の復習。30分の隙間時間がある場合には、講義を受講するなどです。

    予め決めておくこと、迷うことなく、勉強に移行することができます。

    社会人にとって、時間が最も貴重なリソースです。

    かもっち

    普段より早く起きて勉強してから出勤する社会人受験生も多いらしいな。

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    社会人の予備試験受験生のメリット

    社会人受験生の場合、学生の受験生を比較すると、どうしてもデメリットが大きいように思います。しかし、社会人の場合、毎月一定の給与があり、また、職もあるため、万が一予備試験に合格ができなかった場合であっても、続けていく仕事があります。これらの点が、学生受験生にはないメリットだと思います。

    また、自分の給料を自己投資として、法律書籍や予備校に使えるのもメリットかと思います。自分で働いて稼いだお金だからこそ、そのお金で購入した法律書籍や予備校を頑張ろうと思えるものです。

    社会人の予備試験受験におすすめの予備校の特徴

    最後になりますが、社会人におすすめの予備校の特徴をご紹介させて頂きます。予備試験効力の第一歩は、あなたに適した予備校を選択することです。ロースクールに進学しない社会人にとって、予備校の利用はマストだと考えてください。社会人受験生で独学で合格できるのごくごく限られた人です。基本的な戦略は、予備校を使い倒すことだと考えてください。モチベーションを維持するためにも、予備校の活用は必須です。

    あひるっぺ

    予備校の選び方は本当に悩ましい。

    かもっち

    合格できるかどうかは、最終的には個人の努力次第だけど、どこの予備校を選び課は非常に大切だと思う。

    考慮要素を理解した上で検討し、後悔のない選択をすることが大切だと思うぞ。

    特徴①オンライン予備校

    司法試験予備試験の予備校は、大きく①通学中心の予備校と②オンライン中心の予備校があります。①通学中心の予備校としては、伊藤塾、辰巳、LECなどが有名だと思います。他方で、②オンライン中心の予備校としては、アガルートアカデミー、資格スクエアが有名だと思います。通学、オンラインはそれぞれ長所短所がありますが、時間が限られている社会人は、オンライン中心の予備校を選択される方が良いかと思います。なお、通学中心の予備校として、紹介した伊藤塾、アガルート、辰巳も現在は、オンライン講義の配信もしています。したがって、現時点は、どの予備校であってもオンライン講義を受けることができるかと思いますが、アガルートや資格スクエアは、当初よりオンライン中心の予備校として開校されていることから、オンライン講義のノウハウなどはアガルートや資格スクエアの方が豊富なようにも思います。

    どの予備校がご自身に合うかは、実際に各予備校の無料講座などの授業を受けてみたり、各予備校のスタッフと話してみたりして、実際に各予備校のサービスに触れてみると良いかと思います。

    検討のポイント

    ・オンラインで学習が完結しているか

    ・オンライン学習をサポートするサービスがあるか

    特徴②通勤しながら講義を受講できること

    これは、上記①の特徴と重なる点ですが、社会人は勉強できる時間が限られています。通勤時間や仕事の休憩時間があれば、勉強をする、という覚悟が必要であり、これを実現可能な環境を整える必要があります。したがって、オンライン上で講義を受講できる予備校を選択するべきだと思います。

    検討のポイント

    ・スマホ1台で受講できるか。

    ・ダウンロード視聴をすることができるか。

    ・倍速再生ができるか。

    ・1動画当たりの講義時間は、長すぎないか。

    特徴③デジタル上でテキストを閲覧できること

    これも上記①②と同趣旨ですが、通勤の電車の中でもテキストで学習ができるように、オンライン上でテキストを閲覧できる予備校をおすすめいたします。

    検討のポイント

    ・デジタルテキストが必要となる場面は多くなりそうか、使わなさそうか

    ・デジタルテキストは見やすい配置になっているか。

    ・デジタルテキストはメモ書きなどをすることはできるか。

    特徴④講師や合格者に質問ができること

    社会人受験生の場合に、身近に司法試験受験生がいないため、悩んでもなかなか相談ができる相手がいません。また、どれだけわかりやすい講義であっても、一度ではなかなか理解が難しいのが法学です。予備校のシステム上、講師や予備試験合格者などに相談ができる予備校を選ばれると良いと思います。

    検討のポイント

    ・講師や合格者に疑問点を聴けるシステムになっているか。

    ・講師や合格者のレスポンスは丁寧か。早いか。

    ・メールやチェットで簡単に質問できるシステムになっているか。

    最後に:社会人におすすめの予備試験予備校

    さて、最後に社会人におすすめの予備校をご紹介したいと思います。これは、あくまでも当サイトの推奨ですので、参考としてお読みいただければと思います。社会人にとって勉強しやすいサービスを提供している予備校をピックアップさせて頂きました。

    かもっち

    オンライン中心で勉強を検討しているのであれば、これから紹介する予備校がお勧め。

    但し、講師との相性は各人次第。お試し受講を通して相性を確認した方がいいぞ。

    おすすめの予備校①アガルートアカデミー

    テレビCMを放送する等今急成長している大注目の予備校です。合格実績もよく、講座やテキストのクオリティーも非常に高いと評判の予備校です。しかし、開校当初に比べて、受講料が増加しているのがネックでもあります。金銭的に余裕があるのであれば、是非、おすすめしたい予備校ですが、生活を維持しながら受講料を支払うことができるのかは慎重に検討する必要があります。

    また、数ある講座の中で本気で予備試験に合格したいのであれば、最短合格カリキュラムがおすすめです。

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    アガルートのおすすめ記事

    おすすめの予備校②資格スクエア

    資格スクエアは、アガルートに似た特徴を有したオンライン中心の予備校です。youtubeも人気であり、資格スクエアの受講生もかなりのシェアを有することになっているかと思います。お勧めのポイントとしては、アガルートアカデミーよりかは若干受講料が安いことが挙げられます。他方で、看板講師が他の予備校に移籍する等、サービスの安定感が相対的に低いかもしれません。オンライン受講に特化した予備校としてノウハウは十分であり、お試し受講してみて自分に合うのであれば、おすすめの予備校です。

    ↓資格スクエアの司法試験予備試験講座の最新講座は?急成長の教育ITベンチャーのノウハウが凝縮された人気講座を解説↓

    \急成長中の教育ITベンチャー/

    おすすめの予備校③スタディング

    スタディングは、近年じわじわとシェアを広げているオンライン特化型の予備校です。もともとは、中小企業診断士の対策を得意とする予備校でしたが、最近は、司法試験対策にも力を入れています。

    おすすめのポイントは、何よりも低価格である点です。他の予備校と比較して段違いに受講料が安いです。まずは、スタディングで勉強を開始して、必要に応じて、他の予備校の講座を単品で受講するということも合理的な選択だと思います。

    \低価格で安心して開始できる/

    かもっち

    ライバルには学生受験生が多いのも事実。
    社会人受験生は、時間とお金をうまく活用することが大切だ!

    アガルートの三種の神器

    当サイトが考えるアガルートの講座のベスト3。合格への寄与度が高い講座だと考えております。

    かもっち

    総合講義は、司法試験の基本7科目について
    合格に必要な知識をインプットする講座です。

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    あひるっぺ

    論証集の使い方講座は、インプットした知識を答案として表現する方法を学ぶ講座。
    コストパフォーマンスに非常に優れており、イチオシの講座だよ!

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    かもっち

    重要問題習得講座は、アガルートの事例演習をするための講座。アウトプット講座だ。
    多数の問題演習を通じて、論述レベルを合格レベルに引き上げる。
    論述の基礎力を養うことができる。
    事例演習は、本講座と過去問で十分という声もあるぞ!!

    >>>>アガルートの重問は不要?合否を分ける勉強法【三種の神器】 – 法書ログ (hosyolog.com)

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